なぜ余興なしの結婚式が増えるのか? 余興をなくすメリット・デメリット

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結婚式会場

かつて披露宴には余興がつきものだった

披露宴といえば余興!というイメージがある方はけっこうたくさんいるのではないでしょうか。
それもそのはず、今までの披露宴ではほぼ100%余興の時間があったのですから。
ところが近年になってから、披露宴から余興をなくしてしまう「余興なしの結婚式」が増えてきています。
そこで今回は、この変化の理由と余興なしのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

 

余興の意味合い

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そもそも披露宴で余興をするのにはこんな意味合いがあります。

結婚式を盛り上げるため・印象づけるため

余興の役割として最も大きいのが、結婚式をよりいっそう楽しいものにすることでしょう。
余興をする人によってその出し物はさまざま。
歌やダンス、コント、そしてクイズやゲームなど……。
思わず笑えたり、笑えたかと思うと今度は感動したり、何組かの余興があることによって2、3時間におよぶ披露宴を間延びさせません。
むしろ、良い余興は披露宴を楽しく印象深いものにしてくれます。

新郎側・新婦側、それぞれの親族や知人を紹介するため

以前の結婚式は新郎新婦個人の結びつきというより、両家が結びつくことをあらわす儀式でした。
結婚の場で新郎側と新婦側の交友関係を披露したり引き合わせたりするためにも、余興が催されていたのです。

 

余興なしの披露宴、理由は薄れゆく余興の意味合い

350 結婚

ここまでに余興におけるおもな意味合いをご紹介しましたが、近頃になってそれが薄れつつあります。
というのも、内輪ウケになりがちな余興を避ける風潮や、みんなでワイワイとさわぐより新郎新婦との語らいの時間を持ちたいというニーズが高まっていることによります。
結婚式が両家の儀式や宴ではなく、おもに新郎新婦個人のパーティーになったことも理由のひとつです。

こうした流れを受けて披露宴から余興をなくしてしまう新郎新婦が増えています。
どのくらい増えているのかというと、全体の半分近くが友人に余興を頼んでいないほど!
余興なしにする場合、代わりにフォトサービス(テーブルごとの写真撮影)やデザートビュッフェなどトレンドの演出をいくつか取り入れることが多いです。
あえて演出も増やさず、ゆったりとしたお食事会のようにするケースも。

 

余興なしのメリット

結婚式/披露宴

新郎新婦が全ゲストテーブルをゆっくりとまわれる

余興をなくすとそれだけ時間に余裕が生まれますよね。
その時間をテーブルラウンド(ゲストテーブルをまわること)にあてることによって、ゲストと話す時間を十分に作れます。
たくさん話せるだけでも新郎新婦とゲストの両方にとってうれしいことですが、それだけではありません。
キャンドルサービスやフォトサービス、プチギフトの手渡しなどをすれば、ひとつの演出としても楽しんでもらえますよ♪

余興よりも演出のほうが、多くのゲストが楽しめる可能性が高い

余興は頼まれた友人・知人が独自に考えるのに対して、演出は新郎新婦がウエディングプランナーと一緒に考えることが多いです。
たくさんの結婚式をサポートしてきたウエディングプランナーは、どんな演出がはやっていて、どんな演出がゲストに楽しんでもらいやすいか、またゲストからの評判が良いのかを知っています。
そういったアドバイスを取り入れながら演出を決めていけば、ゲストが興ざめしてしまうリスクを回避でき、同時に楽しんでもらえる可能性が高まります。

披露宴を落ち着いた雰囲気にできる

350 結婚

必ずしもワイワイと盛り上がることが全員にとって楽しいとは限りません。
ゲストのタイプや年齢層によっては、大人で落ち着いた雰囲気の結婚式にしたい新郎新婦もいると思います。
その場合、余興をなくすことは大きなメリット。
披露宴全体の流れや雰囲気に統一感を持たせることが容易になります。
生い立ちフォトやムービー、プロの生演奏など鑑賞系の演出を中心に取り入れて、落ち着きつつも楽しんでもらうも良し。心地よいBGMをバックにおいしい料理に舌つづみを打ってもらうも良し、です。

ゲストに余興準備の負担をかけずにすむ

余興をお願いされたゲストは、結婚式に向けて準備をしたり練習をしたりしなければなりません。
みんなが楽しめる余興に仕上げるためには準備や練習に相応の時間を確保する必要があり、生活スタイルがさまざまな今日、複数人で予定を合わせることは大変です。
当日は緊張してしまって結婚式を楽しめないことも……。
そもそも余興自体をなくしてしまえば、これらの負担をかけずにすみますね。

 

余興なしのデメリット

結婚式

静かになりすぎる・ゲストが退屈してしまう

余興なしの披露宴では落ち着いた空間を演出できる反面、度が過ぎると静かになりすぎてしまいます。
あまりに静かだと華やかさに欠けた印象を与えかねないばかりか、話し声が目立ってゲストどうしが話しづらくなりがちです。
話に花を咲かせることすらかなわぬ雰囲気ではさすがに窮屈ですし、退屈ですよね。
度が過ぎた静けさにならないよう、落ち着きを大切にしたい場合もゲスト参加型の演出を1つ取り入れてみることをおすすめします。
お食事会テイストの披露宴でも、途中で演出を組み込むことによってメリハリがつきますよ♪

余興なしの結婚式を知らない層はとまどってしまう

結婚世代の間では余興なしの結婚式が広まりつつありますが、年配の方だとまだまだ知らない方がほとんど。
親世代の親戚や上司のなかには、余興がないことにとまどってしまう方もいるかもしれません。
その場合クイズやゲーム形式の演出を取り入れると、余興に近い盛り上がった雰囲気を出せるので、余興がないことを感じさせずにすむでしょう。

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著者:Y. NISHIKAWA

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結婚式の空間が何より大好き!な、元ブライダルプランナー・現ライター。
趣味は散歩となわとび、ウィンドウショッピング。ミッフィーが好き。
全米ブライダルコンサルタント協会認定ブライダルプランナー検定1級を取得しています。

ライターの魅力は結婚式場でのプランナーの頃よりも、はるかに多くの女性に情報発信できるところ!
ウエディングの正しい知識やトレンドはもちろん、ブライダル情報誌には載っていないような元プランナーならではの情報をご提供します☆
また、ウエディングに限らず、女性のキレイに役立つ話題も積極的にピックアップしていきます。







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