スタイルが決まらない!髪の静電気の原因と対策方法

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静電気に悩む女性/髪のくせ毛

空気が乾燥してくると、人も水分を奪われて、あちこち乾燥し始めます。
本来顔から身体、髪の毛や爪に至るまで、年中保湿は欠かせないのですが、この季節は特に念入りに保湿に励んでほしいと思います。

冬になって、美容院にみえるお客様の悩みの中には“静電気”というワードがちらほら出始めます。
静電気がひどくて髪がまとまらない。
広がってしまう。
そしてうっとおしい。
だから何とかしてください。
という悩みです。

残念ながら、カットで何とかなるような問題ではありません。
静電気が起きにくくなる髪型なんて存在しないですし、静電気が起きるというのは恐らく髪質や体質の問題になってきますので、美容師が何とかできるような分野ではないことは確かです。

ですが、ある程度何とか静電気が抑えられる方法やアイテムなんかはあるはずです。
今日は静電気とその対策方法について一緒に勉強していきましょう。

 

静電気が起こる仕組み

350 髪
世の中にあるもの、電気を通しにくいもの以外はほとんどが電気を持っています。
衣服などの布やプラスティック、金属や水、そして人間も電気を蓄えて生きています。

電気というのはプラスとマイナスが同じくらいの量で釣り合っている時は静かに存在するものなのですが、プラスとマイナス、どちらかの電気が移動してしまい不安定な状態になった時にその量が減ってしまった方の電気に触れるとバチっと電気が走るそうです。
人間はプラスの電気を多く持っているそうで、マイナスの電気を帯びた金属や繊維などに触れてしまうことであの嫌な静電気が発生してしまうんだとか。

静電気は摩擦によって発生します。
ただ電気を溜め込んでいる状態ではバチッとはきません。
ですが電気を溜め込み過ぎた場合に摩擦が起こると電気が上手く放電出来ずに衝撃が発生してしまう。
これが静電気の原理なのです。

 

静電気が起きやすい人

髪がまとまらずに落ち込む女性
では静電気が起きやすい人とそうでない人・・・人は誰でもが電気を持っているはずなのに差が出るのは何の違いなのでしょうか。

よく言われているのはやはり乾燥です。
湿度20%以下、温度20度以下の環境では静電気が起きやすいんだとか。
他にも、人自身が乾燥をしている場合でも静電気は発生しやすいようです。
皮膚や髪などが乾燥していて潤い不足であったり、化学繊維の衣類を身に着けることが多い、水分をあまり摂取しないとか、食事のバランスが崩れている人なんかは、プラスの電気を帯びやすく、また乾燥もしやすいので、静電気が発生しやすくなってしまいます。

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また、静電気が起きやすい人は健康的にも良くないことが言われています。
血流が悪く冷え性だったり、風邪などの病気にかかりやすい、肩こり腰痛や、ストレスを溜め込みやすくなるなど、あまり良いことはなさそうです。

逆に言えば、食生活の改善、水分をこまめに取る、肌などの保湿をしっかりするなどの対策で、静電気が起こりやすい体質を改善できることになります。
どれも当たり前のことでとても大切なことです。
まずは体質を改善する努力をしてみましょう。

 

では髪の毛はどうすればいい?

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髪の毛の静電気、昔下敷きを使って髪を逆立てて遊んだりしましたね。
まさにあの状態です。
あんなに逆立つほどではなくても、フワフワパチパチなんだか不愉快な感じだと思います。
常にあの状態では、髪の毛はまとまるどころか広がる一方で収集がつかなくなってしまいます。

ですが、先ほども書いたように大元の原因はやはり乾燥です。
髪が乾燥した状態に服やマフラーなどが接触して摩擦が加わり、静電気が発生してしまっているのですから、乾燥をなくすことが1番の対策ではないかなと思います。

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まずは髪の毛もしっかり保湿しましょう。
シャンプーの後はトリートメントをして髪に栄養や潤いを補給しましょう。
トリートメントは毎日してもらって大丈夫です。
コンディショナーやリンスはトリートメントの後にしてもらえるとコーティング効果が出ますのでよりいいと思います。

髪の毛をドライヤーで乾かす女性

それから重要なのは、ドライヤー前の洗い流さないトリートメントです。
ドライヤーの熱は1番乾燥してしまうので必ず保護してあげてください。
静電気が起きやすいような人は、ミストタイプではあまり効果はありません。
水分は蒸発しやすいので、なるべくクリームや乳液状のものかオイルタイプのものを使いましょう。

部屋の湿度を50~60%位に保つことも効果があるようです。
肌や髪も潤いますし、風邪などの予防にもなる他、ある程度湿度がある状態だと身体に溜め込んだ電気が自然に放出されるそうなので静電気が起きる予防にもなります。
加湿器などを使って常にお部屋の湿度を保つようにしましょう。

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あとはブラッシングが効果があるようですが、ここで注意なのはプラスティックやナイロンなどのブラシではなく、豚やイノシシなどから作られている獣毛のブラシを使うということ。
静電気がひどい方はきっとブラッシングをすると更に静電気が発生してしまうといった経験をお持ちだとは思いますが、それはブラシが原因です。
電気を帯びているもので摩擦を加えてしまえば静電気は起こってしまいます。
ですが、獣毛はその毛自体に油分が含まれていますので安心して使っていただけます。
ブラッシングで髪にのついたホコリや汚れを落とすことも静電気の予防になりますし、獣毛の油分で髪の毛も潤います。
外から帰ったら、手洗いうがいとブラッシングの習慣をつけましょう。

 

おわりに

髪がキレイな外国人女性
参考になったでしょうか。
よく毛が細いと静電気が起きやすいなんて話も聞きますが、細くても太くても体質や乾燥度合いによって起きやすい人は起きてしまうのだと思います。
実際私は本当に猫のようなねこっ毛ですが、静電気が起きたことはありません。
一応、美容師ですので髪の保湿は欠かさずしているからかなとは思います。
静電気の有無に関わらず、かみや肌の保湿は大切です。
全身潤いをキープして静電気知らずの冬を迎えてくださいね。

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。

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