こんなはずじゃなかった!産後鬱とは?その実態と乗り越えるための方法

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産後うつ、育児鬱

昔に比べて、現代はストレスなどにより精神的な病が数多く存在するようになりました。
その中でも、鬱病は8人に1人が患っていると言われている程、ポピュラーな病気になってきています。
鬱病の1つに、産後鬱と呼ばれる病がありますが、出産を経て幸せな毎日が訪れると思い描いていたのもつかの間、子育てや家事に追われているうちに、精神を病んでしまうといったママがかなり多くいるようです。

実は、私も6年前に産後鬱を患いました。
私の場合、発症したのは息子を産んで2週間後。
それから6年間、抗鬱剤を服用し副作用と闘いながらも今年の夏に見事完治する事が出来ました。
とても苦しい日々でした。
鬱だという事で、仕事も生活も身体の調子も本当に上手く行かず、大変な6年間でした。

でも、鬱は必ず治ります。
私のように長い時間を要するかもしれません。
でも、絶対治ります。
今現在、産後鬱で苦しんでいる方、子育てが上手く行かずもがいている方、少しでも私の経験が役に立てばなと、今日は産後鬱についてお話しすることにしました。

 

産後鬱ってどんな症状?

悲しそうに泣く女性

  1. 寝つきが悪くなる、朝起きられなくなる
  2. だるさ、疲労感が増す
  3. 常に不安になる
  4. イライラして落ち着きがなくなる
  5. 食欲低下、または増進
  6. 胃腸のトラブルが起きる
  7. 自分がダメな母親だと思える
  8. 悲観的になってしまう
  9. 集中力が低下、物忘れが激しくなる
  10. 身だしなみや身の回りのことがおろそかになる
  11. 子供や旦那に愛情を感じられなくなる

他にも様々な症状はあると思います。
ですが、とりあえずこのような症状が出たら、要注意です。
私の場合、10はなかったですが、他は全て当てはまりました。
1番酷かったのは5と6。
身体的な症状が酷く、産後1ヶ月で20キロ体重が減りました。
つわりが後から来たような状態で、全く食べれず点滴のみでなんとか暮らしていましたが、息子を抱っこする事も出来なくなってしまいました。
胃腸は特に、ストレスは真っ向から受けてしまいますので、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などてき面でトラブルを起こします。
私もそのつわりのような症状は、息子が2歳になるまで続きました。
外出先で激しい吐き気に襲われ、子供を連れてトイレに駆け込むことはしょっちゅうでしたし、次第に外出が恐ろしくなり仕事以外で息子と2人の時はほとんど外にも出れない程でした。
それでも出産後3ヶ月で職場に復帰し、育児と家事と仕事と、自分に構う暇もなく生活してきましたが、抗鬱剤のおかげでなんとかごまかしながらやってきた状態でした。

涙をハンカチで拭う女性

産後鬱はそう長く続くものではありません。
放置すればそれはやがて鬱病へと進化してしまいます。
私の場合はそのケースだったんだと思います。
さて、もしあなたが産後鬱に陥ってしまったとしたら、どのように乗り越えていく必要があるのか、どのように子育てをしていくべきなのか、お話していこうと思います。

 

子育てが本当に辛いと感じるのははじめだけです

泣いている赤ちゃん

10ヶ月もの長い時間、お腹のなかで赤ちゃんを育て、言葉では言い表わせない程の大変な出産を経験し、はじめて愛おしい我が子を胸に抱くわけですが、身も心もクタクタになったその日から育児というものがスタートします。
妊娠からお産、育児というものは本当にその人その赤ちゃんによって様々です。
つわりがあるないから軽い重いも違いますし、出産だってかかる時間も生まれ方も人それぞれです。
出産後は健康に生活に戻れる人もいますが、肥立ちが悪く身体を壊してしまう人だっています。

生まれた赤ちゃんも、その子によって本当にいろいろですが、だいたいまずぶつかる壁は寝不足です。
夜泣き、2時間おき、3時間おき、赤ちゃんが泣けば起きておっぱいを与え、おむつを替えて寝かしつける。
これは夜に限らず24時間続きます。
これだけでも本当に気持ちも体も限界を感じてしまうものです。
寝不足で、疲れきっていても容赦なく泣き続ける事だってあります。

赤ちゃんは泣くことしか出来ません。
機嫌が悪ければ1日泣き続ける日だってあります。
どうでしょう、3ヶ月くらいまではこんな毎日が続きます。
私の場合は体調が良くなかったので、本当に辛かったなという思い出しかありません。
子供が泣きやまない日は布団に潜って大泣きした日もありましたし、旦那さんに八つ当たりはしょっちゅうでした。

ハイハイする男の子

ですが、1つ覚えておいて欲しいのは、それはいつか終わるということ。
その時間は子どもの人生のほんの僅かな時間でしかないこと。
今思えば、あんなに小さくて可愛い時期はもう二度と戻ってきません。
はじめは本当に辛く感じてしまうものですが、子供の成長につれてだんだんと手はかからなくなってくるものです。
まだまだたくさんの壁にぶち当たるのも確かですが、その分たくさんの喜びや発見を返してくれるようになります。

 

心の持ち方と助けてくれる人

落ち込む女友達を慰める

一昔前までは、産後鬱なんて病気は存在しないものでした。
なぜ最近になって子育てに心を病んでしまうのか、少し疑問に感じたのですが、周りとの関わり方が今と昔では違ってきているのは1つの要因ではないかなと思います。

昔、かなり昔ですが、私達世代の母親というのは基本専業主婦で朝から晩まで家にいるものでした。
私は父親の会社の社宅で生まれたのですが、近所はほとんどが同じ位の年齢の子供ばかりで親たちも同世代だった覚えがあります。
昼間お父さんは会社に行くというあたりまえの環境で残された母子はみんなが助けあって生活していたそうです。

私は同じ日に生まれた友達とお乳を分け合った仲だという話を聞いたこともあります。
昔は今で言うママ友の協力体制が整っていたんだと思います。
困ったら助け合うのは当たり前、みんなで子供を育てていくといった考え方。
悩みも辛さも分かち合う仲間がいたんですね。

勉強をする子供とママ
Photo by Vive La Palestina

今はそんな環境はほとんどないのではないでしょうか。
実際私もママ友はいるものの、仕事もしているので保育園や遊ぶ約束をしなければ関わらないことが多いです。
会えば子供の話やいろんな悩みを話し合ったりもしますが、常に密な連携を取っているわけではないので、困ったときは大抵1人です。
わざわざ誰かに助けを求めなければ助けを得られない環境なんです。

働くママが増えた事も原因なのかもしれません。
育児に家事に、それに仕事のストレスや疲れまでを背負うのは本当に大変なことです。
いかに自分の心にゆとりが持てるかが大切になってきますし、周りというよりは共働きをすることに対していかに旦那さんが協力してくれるのかは大変重要です。
産後鬱にかかる人の多くはそういった協力が得られない環境で1人でいろんなことを抱え込むケースがほとんどだと思います。

パパママと手をつないだ赤ちゃん
Photo by Anna Langova

旦那さんは育児に協力的ですか?
共働きでなくても子育ては協力してするものです。
またママの心のフォローはパパの役割だと思います。
子供のことだけでなく家でのこと、外でのこと、仕事のこと、何でも話をする環境を作りましょう。
もし、パパが協力的ではなかったら、誰でもいいので話を聞いてくれる人を作ることが大切です。話すことでいくらか心の負担が軽くなるかもしれません。

服を選ぶ女性

それとは別に、自分人の時間を作ることも本当に大切です。
パパがお休みの日、思い切って預けてみましょう。
半日や1時間でもいいので育児から離れる時間を持ってみてください。
買い物やカフェ、美容院でもいいでしょう。
自分のために時間を使いましょう。
誰も預かってくれる人がいない場合でも、民営の託児所などでは1時間単位で預かってくれる場所もあります。
小さな赤ちゃんを預けるなんて・・・と抵抗を感じることなんか全くありません。
少し離れてみることはママの心のゆとりにも繋がるので、子供にとってもいいことなんですよ。

 

いつか必ず育児は終わってしまいます

女の子の頬にキスをするママ

長くても大学生まで。
早いと中学卒業で子育ては終わりを迎えます。
我が子はまだ6歳、来年小学生に進学しますが、6年しか経っていなくても手のかかった乳児の頃は懐かしく、恋しくもなったりします。
子供の成長は早いので、悩んだり塞ぎこんでいる間にもどんどん手を離れていくんです。

今、という時間は辛くて苦しいかもしれません。
でも考え方を変えてみれば、今という時間は自分の人生の本の僅かな時間です。
いつかは自分の元を離れていってしまう。
そう思うと、今この瞬間はかけがえのないものに感じるはずです。
辛いかもしれませんが、目の前にいるかわいいお子さんとの時間は楽しまなければ後悔しますよ。

 

おわりに

緑に囲まれて笑う子供
Photo by Philippe Put

私も産後鬱を患ってから6年という時間、たくさん悩んでたくさん苦しんで、たくさん泣いてきました。
1つ、私が断薬に成功し、鬱の症状がほとんど出ないまでに回復したきっかけになったのは、病院を変えたこともあります。
5年間通い続けた病院をやめ、違い病院で診察を受けたのですが、「ひどい鬱ではありませんよ、大丈夫です」と先生が言ってくれたことが気持ちを救ってくれたように思います。
それまで飲み続けていた抗鬱剤は半年かけて徐々に減らしていき、今では全く飲んでいません。
不安になった時に飲む安定剤はとんぷくとしてもらっていますがそうそう飲むこともありません。
イライラやヒステリーを起こしたこともありましたが、今は穏やかに子どもと向き合えるようになっています。

鬱になって、病院へかかったり薬を飲むことは大切な治療の一環だと思います。
でもなかなか改善されなかったり長引いてしまうようであればまた違う病院で診てもらうことをおすすめします。
鬱を改善するには環境を整えることやなにかいいきっかけが大きな治療になったりもします。
もちろん周りの理解や協力も必要なんですが、私のようになかなか自分のことを相談できずにいると改善が難しくなってしまいます。

母にプレゼントをわたす子供

育児に悩むことも、うまく子育てができないことも、産後鬱を患ってしまったことも、決して恥ずかしいことではありません。
一生懸命我が子と向き合った証だと思いますし、ママを頑張っているからこその結果です。
だから勇気をだして誰かに助けを求めてください。
子供はママだけが育てるわけではありません。
周りのたくさんの人たちと関わっていくことも子供の成長によい効果をもたらします。

1人じゃないです。
少なからず私は、がんばっているあなたを応援しています。

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著者:joy

著者の記事一覧

ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。

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