まだまだあなたは成長する!自分を高めるための指導される力

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友達、チーム、大学

私は美容師になって15年、美容師は上下関係も厳しく、体育会系の世界です。
だいたい直属の先輩に全てのノウハウを学んで1人前になる。
免許を取れば美容師になれるという訳ではありません。

今では私もベテランという域に片足を突っ込んだ感じになりましたが、今までたくさんの後輩を面倒見てきました。
子供を産んでからは、パートで自由にさせていただいているので、ほとんど教育の場にも関わらない状態ではありますが、役職についてバリバリ仕事をしていた頃は、自分でも鬼かと思う程厳しく教育に携わってきました。

今は小さい頃から習っていた空手に復帰し、息子くらいの子から中学生までの子供たちと稽古をしています。
自分の稽古はまた別の時間にするので、もっぱらその時間は子供たちを見る立場にあります。
最近の子供は、本当に難しい。
私が子供の頃には考えられない世界を生きてるんだなと不思議に思うこともあります。

 

教育の違い

350 ? 考える

私の3つ下の学年から2002年にゆとり教育というものが始まり、つい最近、終わりを迎えましたね。
良いのか悪いのか、いろいろな意見がありますが、当初の目的である学力の向上については結局良くなったのか悪くなったのか、何とも言えないという結果に終わったそうです。
成果が出ず、むしろ社会的な問題になってしまったのも事実で、打ち切る他なかったというのが正直なところなんでしょうか。

この記事を読んでいる方の中にゆとり世代の方もたくさん見えると思いますが、社会で教育というものをしていくにあたり、それよりも上の年代の人間がゆとり世代にどう接して良いのか困惑しているのは本当の話です。
ですが、はっきり言いますが、ゆとり教育を受けてきた子供たちが悪いのではないんです。
そういう教育をさせた大人の責任。
自分たちが蒔いた種です。
これを終わらせたことで、こどう軌道修正していくのか、楽しみだなとも思います。

頭を抱える女性

さて、何故私がゆとり世代話を持ち出したかというと、私が今まで育ててきたこの中にこんな子がいたからです。
ある日、お客様への対応を失敗したその子を叱りました。
失敗したから叱ったのではなく、それを私に報告しなかったことで叱りました。
するとその子は不思議そうな顔をして私にこう言いました。
「僕は何で叱られているのかわかりません。教えてください。」
あぁ、これは難しい問題だなと思わず笑ってしまいました。
そんな人ばかりではないと思います。
でもこれがゆとり教育なんだなと痛感しました。

 

昔と今

勉強をする二人の男の子
Photo by White77

私たちの小さいころは、体罰なんて言葉も存在しませんでした。
親でない人や学校の先生、習い事の先生からも叱られる時は叱られるし、叩かれることなんて当たり前。
先生は木刀を持って廊下を歩いていましたし、注意された日にはその場でお尻を叩かれました。
叱られるのは怖いから、先生の言うことは聞こう。
そんな教育も良いのか悪いのかですが、上下関係というものがきっちり守られていたように思います。
目上の人は敬う、教えられたことは素直に聞く。
そんなことは言われなくて身体で覚えたものです。

今の若い子は叱られるということに慣れていません。
先生に叩かれるなんてありえない時代です。
私たちの先生から話を聞くと、本当に教育しにくい時代になったという話をよく聞きます。
ひどい話では先生をいじめる子供たちもいるそうで、精神的に病気を患ってしまったという先生も何人か知っています。

何かを考えている女性

私も美容師になって教育をするにあたり、本当に苦労をしました。
自分は厳しく育てられた、叱られながら、叩かれながら、悔し涙も流しながら一人前になりましたが、その教育は通用しません。
叱りつけて叩こうものなら次の日から来なくなる子なんてざらです。
しっかりと後輩たちと向き合うのには自分の考え方や経験を全てリセットする必要がありました。
そんなこんなで約10年、教育というものに携わらせていただき、私が面倒を見た子たちも今では立派なオーナーさんです。

 

指導力と指導される力

350

最近感じるのは、指する力より指導される力が大事だなということ。
人は1人では生きていけません。
いつも反発して先生や親のいうことを聞かない子も、極端な話お母さんの作ったご飯を食べなければ死んでしまいます。
美容師の世界も同じ、教えてもらえなければ美容師になることは不可能なんです。

私は先輩からよくこう言われました。
「高い受講料を払って習ったこともあなたがかわいいと思うからただで教えようと思う。でもいうことや話を聞かない子に私が手に入れた技術を教えようなんて思わない。」

その通りなんです。
やる気のない子に大事な技術を教えようなんて誰も思いません。
教えなくてもいいと思います。
現にそういう子もいました。
反発や口答えが多く、先輩が見放した子。
もちろんその子は今美容師ではありません。

若いうちはどうしても反発心というものが芽生えます。
人間ですから当たり前です。
でも、それをぐっと抑えることが出来るかどうか、この辛抱は非常に大切だと思います。
なぜなら、辛抱したことで自分には新しい知識や技術が手に入るから。
辛抱は成長に繋がるんです。

かといって横暴な指導に対して我慢する必要はありません。
正しい考えのもと、それは違うと思えば常識の範囲で意見を言うのは大切です。
そういう問題は指導力に関わってきます。
相手が素直に受け入られる指導を心がけることも必要です。
それが成り立っていれば、指導される側は素直な心を持って受け入れなければいけないと思います。

 

変なプライドは捨てる

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でも自分はこう思う、でも自分はこうしたい、なぜなら自分はこうだからだ!

こんなことを思っているうちは成長はしません。
相手が誰であろうと、どんな人の話も全て一旦自分の中に吸収する。
もし同じことについて違うことを言われ、疑問に思ったら質問する。
最後に自分が1番いいと思ったことを取り入れる。

いくら嫌いな上司の話であっても、聞き入れるという作業は大事です。
反面教師という言葉があるように、その人の考え方や行動を学ぶことで、あなたが上司になった時部下に嫌な思いをさせなくて済みます。
いくら嫌いなひとであってもいいところもあるんです。

素直に話を聞いてくれる子には惜しみなくたくさんのことを教えたくなるものです。
あなたが成長するにあたって、あなたのプライドは必要ありません。
全て、どんなことも勉強だと思えば、気づいた時にはあなたはすごく成長しているはずです。

 

おわりに

オフィスカジュアルの女性

指導される力=素直に受け入れること

私は自分経験からそう思っています。
空手の子供たちは本当にいい子ばかりでかわいいのですが、損をしているなと度々感じます。
話を聞けない、素直に受け入れない、これをしてしまっては指導する側は指導する意欲を失いますし、その子をかわいく思えなくなってしまうものです。
素直できちんと話を聞ける子はやっぱりみんなから愛されます。
子供であれば、一時的な反抗というもので片付きますが、大人になったらそうはいきません。

私もまだまだ学ぶことがたくさんあります。
人生死ぬまで成長し続けたいものです。
ぜひ、指導される力を身に着けて日々成長しましょう。

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。







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