あなたのお子さんは大丈夫ですか?過保護が引き起こす成長障害

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赤ちゃんと母親の時間

我が子は目に入れても痛くないと言いますが、本当に自分が産んだ子はかわいくて仕方ないものですよね。
我が子の為なら何でもしてしまう、心配や不安からすぐに手を出してしまう。
ついつい口うるさくあれこれ言ってしまう。
私も子供持つ親ですから、その気持ちは良くわかります。
朝の身支1つ取っても、自分がやってしまった方が早い、待っているのがイライラしてしまう。
危ないことはなるべくさせたくない、子供の気持ちはすぐにくみ取あげたい。
そんな思いから我が子の為に手を尽くす・・・子供さんを大事にする気持ちは立派です。
ですが、それって本当にその子の為になるんでしょうか。

私から言わせてもらえば、それは“過保護”です。
厳しいことを言えば、お子さんはたいした大人にはならないでしょう。
そして何より、子育ての終わりはやってきません。
なぜなら子供が成長しないからです。
ついつい、という親心が子供の成長を妨げてしまいます。

今回は過保護というものが引き起こす成長障害についてお話ししていこうと思います。

 

まず過保護って?

産後うつ、育児鬱

ご自分で、私は親ばかなんです、つい過保護にしてしまうんです、そんな事を言われる方がみえます。
また、傍から見たら完全に過保護でもそれに全く気付いていない方もいます。
どっちにせよ過保護は過保護ですから、それを正す必要があります。
大まかに過保護とは、

  • 子供の心配ばかりしている
  • 欲しいもの、食べたいものをすぐ買い与える
  • 友達や好きな人のことについてあれこれ言う
  • 何でも手を出してやってあげる
  • 子供に自由を与えない
  • プライベートを干渉する
  • 言わなければいけないことは全て代弁してあげる

などなど・・・

近年反抗期のない子供が増えているそうです。
また自立が出来な子供も多いのだとか。
これは子供に問題があるのではありません。
全て親がそうさせてしまった結果なのです。

勉強をする子供とママ
Photo by Vive La Palestina

この子の為だから、この子が心配だから、この子を愛しているから、そう思ってしたことで子供はいい歳になっても子供のままで成長しません。
親だから身の回りのことはしてあげて当然だ、という考え方は愛情でも何でもありません。
それは、ただの自己満足です。

実際に20歳をすぎてからも、何かの決断をしなければいけない場で「お母さんに聞いてみないとわかりません」と答える人がいるそうです。
この一言で、この人は大変な恥をかきます。
最悪の場合信頼も失うでしょうし、嫌な噂も立つでしょう。
でもこの人は悪くない。
決断する力を身につけさせなかった親が悪いんです。
まさに親の顔が見てみたいというのはこういうことです。
では実際に、過保護がどんな大人を育てていくのか見ていきましょう。

 

過保護が引き起こす成長障害

子供
Photo by Tiago Rïbeiro

まずは子供が口に出して言う前に要望を叶えてしまうこと。
俗に言う気の利く人、周りの空気を読んでてきぱきと何でもこなしてしまう人、会社や異性には間違いなくウケがいい人。
そんな人はきっと子供の言いたいことやしたいこと、欲しいものもすぐに気づいてあげられるのだと思います。
でもそれを気づいたからといって実際にしてあげてしまっては子供にとってはなんの意味もありません。
~したい、○○が欲しい、~してください、など自分の意思を伝えるという力が育ちません。
黙っていれば誰かがしてくれるだろう、黙っていても欲しいものは手に入る、など受け身の姿勢で自分で行動を起こすこともしなくなってしまいます。
自分の意思は自分の口で言えるようにしなければいけません。
そのためにはどうしたの?何が言いたいの?自分のお口でいってごらん。などと、言いたいことが分かっていたとしても本人が意思を発するまで待ってあげることが大切です。

ご飯を食べる女の子

身の回りのことを全てしてあげることも同じです。
食事から全ての身支度、学校や保育園の準備、何から何までしてあげては、子供は何も出来ない子になってしまいます。
下手すれば食事すら上手に食べられない、歯磨きすら出来ない、忘れ物が多い、片付けもろくに出来ないといったダメ人間になってしまいます。
これもいずれ自立する上で大変な足かせとなってしまうでしょう。

子供
Photo by adriandankowiakowski

心配だからという理由で何も経験させない。
危ないから、心配だから、それはやめなさい、これはだめ、なんてそれは心配ではなく、子供を信用してあげられていないだけのこと。
心配でも不安でも、子供を信じていろんなことにチャレンジさせてあげるのが親の愛です。

本当に危ないと思ったり、本当に気になってしまうことがあれば、それをするうえでのお約束を決めてあげれば十分です。
いろんな経験をして、痛い思いをしても、何かに失敗しても、涙が出てしまっても、それは大きくなるための貴重な財産になります。
その経験を摘み取ってしまうなんてもってのほかです。
そういう子供が自分では何も決められない、お母さんに聞かなけれ何も出来ない大人になってしまうんです。
それは決断する力を奪うことになってしまいます。
不安でも心配でも、子供を信じてあげること、これは子供にとっても大きな喜びになるはずです。

子供
Photo by Dustin J McClure

信用してあげる、これは本当に大切です。
親に信用されていないと感じる子供は自分を否定するようになってしまいます。
信用していないがゆえに子供のノートや引き出し、携帯なんかを見てしまうなんて絶対にだめです。
子供にもプライバシーというものがあります。
大人と同じように、それを侵害されることは大きなストレスとなりますし、その子供も人を信用しなくなってしまいます。
そういうことが引き金となりイジメや非行、引きこもりなどの問題が起こることだって考えられます。
年々、子供による犯罪や不登校、イジメや自殺、悲しい事件が多くなってきています。
心に影を持った子供が多くなっているのは、育った環境が大きく関係しているのも事実です。

まず本当に大切なのは、子供を尊重し、信じてあげること。
そんなつもりはないと言われるかもしれませんが、過保護や過干渉はまさにその子を信じてあげられていないということになると思います。
良かれと思ってしていたことが、子供にとって本当にいいことなのか、もう1度考えてみることが必要かもしれませんね。

 

おわりに

女の子の頬にキスをするママ

手のかかる乳児のころは、手をかけて育てるのは当たり前の事です。
でも少しずつ大きくなるにつれ少しずつ繋いだ手は離して行かなければなりません。
手や口を出すのは簡単。
でもその子が自分の考えや意思を持って行動をする、いろんな挫折を繰り返しながらもたくさんの事を学んで大きくなっていく。
これを暖かく見守ってあげることが本当の愛情なのではないでしょうか。
手は離しても、目と心は離さなければ、子供は安心して成長していけるはずです。
少しでも心当たりのある方は1度子育てを見直してみましょう。

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著者: joy

著者の記事一覧

ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。

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