この夏使いたい硝子の食器

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この夏使いたい硝子の食器

見ているだけで涼しげな硝子の食器。
冷たいものはより涼やかに、夏のスタミナ食も盛りつけ次第で食べやすく見せてくれます。

一年中使える食器もいいですが、夏だからこそ出回る涼しげで色鮮やかな硝子食器で「粋」な食卓を演出してみましょう!

 

硝子で涼を感じるのは日本人の条件反射?

かき氷
夏に硝子の食器を使うと、どうして涼しげだと感じるのでしょう?
それはどうやら硝子食器を使って涼をとるのは日本独特の文化に秘密があるようです。

暑い夏に冷たいと感じた氷や川の記憶

夏の暑い日、私たちはコップにたっぶり氷を入れてジュースを注ぎ、暑さで少しづつ氷が溶けてカラリという音を立てながら冷たくて美味しいなぁと飲みます。
また夏の風物詩であるかき氷も、スプーンでつつくたびシャリシャリと音を立て、冷たくなった器の雫で手が冷たい。
氷は冷たいと記憶されます。
そして夏になると大人も子供も夢中になる川遊びの思い出は、冷たい川の水の記憶になります。

このように日本人は夏になると氷や川の水の冷たさ、音、風情を感じ、涼をとり、何回も夏を過ごし、繰り返すことで記憶になっていきます。

涼を思い出させる夏の硝子食器

一年中使うワイングラスや豪華な飾り用の器は硝子で作られたものでも、なぜか涼しさは感じませんよね。
どちらかというとクリスマスやパーティーの多い冬を連想する方のほうが多いかと思います。
ところが夏に出回るガラスの食器には、溶けかけの氷をイメージした凸凹、川のせせらぎを思い出すような模様や色使いなど様々な工夫がされています。
私たち日本人がつめたい、涼しいと感じた記憶を思い出し、条件反射で涼を感じるために夏には夏の硝子食器を使うというのはとても大切なことなのです。

 

藍色でキリっと。和モダンな江戸切子

パンプキンスープ
夏の海を感じさせるならきっと青、水色に近いブルーでしょう。
きっと夏につけるアクセサリーにピッタリな色だと思います。
しかし今回は食卓のお話。
暑いと感じる中、冷たいものを欲する日本人の心を上手にくすぐりながら料理を美味しく見せるなら、選ぶ色は夏の浴衣にも使われる日本の伝統的な「藍色」で決まりです。

 

主役から小鉢まで、和食におすすめ

お刺身の盛り合わせ
もともと江戸切子と言えば贈り物というイメージだったそうですが、最近は実用性のあるものにもよく取り入れられる傾向があります。
かしこまったイメージは捨てて、どんどん食卓に取り入れてみましょう。

キリっとした印象の江戸切子のガラス食器。
お刺身盛り、醤油皿も合わせて江戸切子なんていうのもちょっと粋ですよね。
他にも酢の物、ぬた、煮こごり、食後のアイスクリームにも。
主役の一品からぼやけがちな副菜からデザートまで江戸切子の模様と藍色はキリっと料理を特別なものに引き立たせてくれます。

 

江戸切子の模様

江戸切子
江戸切子というのは硝子の表面にカットを入れる技術そのものを言います。
つるりとした硝子の表面に江戸切子の細工をすることでカットされた面がキラキラと光を反射していろんな模様に見えるのが特長です。
江戸切子とひと口に言ってもカットの技法や模様はたくさんの種類があります。

魚子-ななこ

細かく切子細工をすることで、光が細やかに反射してまるで魚の卵が連なっているように見えるということから魚の子、ななこと呼ばれています。

六角籠目-ろっかくかごめ

切子のラインを見ると、六角形に見え、それが竹で作られた籠の網目によく似ていることから六角の籠の網目、ろっかくかごめと呼ばれています。

菊つなぎ-きくつなぎ

細かく交差した連続の模様が、まるで菊の花が連なっているように見えることから菊つなぎと呼ばれています。

麻の葉-あさのは

切り口の交差が麻の葉のような形になることからそのまま麻の葉と呼ばれています。
この模様は江戸時代から伝わる伝統的な江戸切子の模様の一つです。

七宝-しっぽう

端っこのとがった楕円形をつないだ連続模様。
七宝つなぎという日本の伝統模様から呼ばれています。

 

朝摘みの雫を食卓に。Ittala-カステヘルミ

この夏使いたい硝子の食器
カステヘルミというのは太陽に照らされて輝く朝露の雫の意味だそう。
雫そのものが食器に落ちたような丸い小さな凸凹は、朝の澄んだ涼しさと爽やかさを感じることができ暑い夏の朝にはぴったりの硝子食器です。

さてこのツブツブ食器、雑貨屋さんなどで良く似たデザインのグラスを見かけたことはありませんか?
このカステヘルミは、もともとはフィンランドのittala(イッタラ)というブランドメーカーの商品の一つなのだそうです。

Ittala 公式サイト

 

朝食におすすめ

食事をする女性
都会に住み、時間に追われる人々の朝には朝露の雫を眺める余裕はちょっとないですよね。
けれどカステヘルミの食器に盛り付ければ、ALLコンビニで調達!
な朝の食卓にも自然豊かなフィンランドの涼やかな朝の空気が吹き込むことでしょう。

ビタミンたっぷりの野菜ジュースやフルーツジュースをグラスに注ぎ、パンとサラダ、カットフルーツをカステヘルミのお皿にワンプレートで盛り付ければまさに今庭で収穫してきたかのようなフレッシュな朝食に。
野菜や果物を新鮮に見せたい時や冷たいものをより涼しげに見せたいときにぜひ使ってみてください。

 

お皿に宝石を散りばめた!DANSK-バブルコンフェティ

この夏使いたい硝子の食器
ちょっと色味の足りない食卓や、ちょっとしたおもてなしに使いたい食器はお持ちですか?
コトリとテーブルに置いた瞬間、わぁっ♪とテンションを上げてくれるのがデンマーク王室御用達のブランドメーカーDANSKのバブルコンフェティシリーズです。

カラフルでパワフルな陶器とはまた一味違った硝子のカラフルさ。
キラキラと透明感な一枚のお皿に色鮮やかに散らばる硝子の粒は、涼しさと華やかさ両方を叶え、たくさんの女性の心をつかむ人気の硝子食器です。

バブルコンフェティシリーズを見る

 

カラフル、キラキラ!エスニック料理がおすすめ

350 食べ物
キラキラの宝石感と透明感が一つになったバブルコンフェティの食器と、ピリっと香辛料のきらめきを素朴なフォーやご飯を一緒に味わうエスニック料理。
なんとなく似てると思いませんか?
とっても可愛いくてきれいだけれど、食事に使うには子供っぽくなりがちでデザートにしか使い道のないようなカラフルな硝子食器には、個性的で透明感のあるエスニック料理がよく似合います。
生春巻きや、パッタイ、チリソースを使ったタイ料理を盛り付ければ、思いのほかエスニックな気分を味わうことができます。

 

気分は高級レストランNachitmann-ナハトマン

この夏使いたい硝子の食器
夏の夜はお酒がすすみ、夜ごはんもゆっくり時間をかけて楽しみたくなりますよね。
そこでメインのお皿にふさわしい硝子食器として紹介するのがドイツのブランドメーカーNachitmann(ナハトマン)。

確かに涼しげだけど、ちょっと軽くなりがちな硝子食器。
お肉やお魚のメイン料理にガツンと使うのはいつもと同じ陶器のお皿になってしまいますよね。
そこでナハトマンが提案するのは動きがあってカッコイイ、主役になれる硝子食器。硝子食器の模様や色味はいろいろなデザインがあるものの、食器の形自体に遊びのあるものは意外と少ないものです。
さらに大人っぽくてモダンでおしゃれで主役になれるもの!と言ったらまずナハトマンがおすすめです。

Nachitmann公式サイト

ボリュームのある肉料理におすすめ

ボリュームのある肉料理
ラムチョップやローストビーフ、焼き鳥の盛り合わせなど食卓のメインになる肉料理にぜひ使いましょう。
お肉という立派な料理には、ナハトマンのモダンで程よい重厚感のある硝子食器がぴったりです。
夏バテで食欲が落ちてしまいがちな時期も、ベビーリーフをお肉に添えてナハトマンの器に盛れば、お酒のおつまみのような雰囲気も出て自然とお箸を伸ばしやすくなるはずです。

硝子食器のお手入れの仕方

ガラスのポット
硝子食器を料理皿に使う上で汚れはつきものです。
買いたてのままの美しい硝子の透明感をキープする簡単なお手入れ方法をいくつか覚えておきましょう。

硝子食器のくもりの落とし方

ちゃんと洗剤で洗ってもなかなか落ちないくもり。
硝子のくもりの原因は油分、たんぱく質、水道水に含まれるカルシウムです。

用意するもの

  • 台所用漂白剤
  • 食器をつけておく桶

くもりの落とし方

  1. 1リットルの水を入れた桶の中に台所用漂白剤10mlを入れ、うすめ液を作る。
  2. その中に約30分食器をつけ置きする。
  3. お湯でよく漂白液をすすぎ、乾燥させる。

ケバのつかない硝子食器の拭き方

用意するもの

  • 麻混紡のふきん

拭き方

食器のデザインで細くなっている部分や、ワイングラスの足などは、とにかく安定して太い方を持って拭きましょう。
硝子はひねる力を加えると割れやすいため気をつけましょう。
麻混紡のふきんは硝子の表面にケバがつきにくく、ピカピカに拭きあげることができます。

また食器棚にしまう時に伏せてしまうと食器の中に湿気がたまりせっかくきれいに洗って拭いてもまたくもってしまいますので、コップやボウルなどは伏せずにしまいましょう。

買う時に食器に貼られているシールの剥がし方

買ったばかりの食器には必ずと言っていいほどシールが貼られています。
無理に爪でカリカリ剥がそうとしても粘着面が残ってしまったり、傷がついてしまいますよね。

食器についたシールを剥がす時は、硝子を少しドライヤーで温めるか、お湯につけてやさしく擦りましょう。
糊だけのこった場合は消しゴムで軽く擦るとすぐに取れます。

 

こ硝子食器を割らないために気をつけたいこと

シャンパングラス
なんで硝子は割れるのか。
プラスチックはなかなか割れないのにいつか割れてしまうもの、と思われている硝子。
割れてしまう原因は、表面に傷がつくことです。
長く使えば使うほど、傷はたくさんついていき強度が低下します。
するとちょっとした衝撃でもかけてしまったり、割れてしまいます。
大切なグラスやお気に入りの食器など、ずっと使い続けるためにはとにかく傷をつけないことが大切です。

 

ていねいに食べようと思える硝子食器の魅力

お豆腐 オシャレな食事
いつも食卓に並ぶマグロのお刺身や、きゅうりの酢の物。
どちらもよく家庭の食卓に出てくる一品ですが、料亭や旅館ではとっても特別な一品に見えませんか?

使われている食材の質がいいのはもちろんですが、使われている器も味のあるステキなものだったりしますよね。
夏が旬の食材の魅力を引き立て、美味しそうに見せてくれるのは、夏らしい涼やかな硝子の食器なのです♪

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著者:まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
イラストとライティングのお仕事をしながらのんびり田舎暮らし。
料理好きの食いしん坊で「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
8年間のエステティシャンの経験で学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







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