COOLに虫除け?ミントのススメ

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COOLに虫除け?ミントのススメ

ミント(和名ハッカ)はシソ科ハッカ属の植物です。
ミントを食べたり肌につけるとスースーしてとっても涼やかな気分になりますよね。
ミントのスースーする独特な香りには「メントール」という虫除け効果のある成分が含まれています。

今回はなるべく自然のものを使って虫の季節を乗り切りたい!という方におすすめのミントをはじめとするハーブ使ったナチュラルな虫除け方法をご紹介します。

 

ミントの苗と精油でECOな虫除け対策

ミントを育てる女性
ちょっとベランダで洗濯物を干しているうちに蚊に食われてしまったり、玄関から自分と一緒に虫も家に入ってきてしまったり家の周りの虫対策には毎年悩まされますよね。
初夏から秋にかけて欠かせない便利な虫除けグッズですが、ベットや小さいお子様のいる方は安全性が気になったり、スプレーを肌につけることに抵抗があるという方は多いのではないでしょうか。
また、使い終わったスプレー缶を捨てるのが面倒だったり、そもそも過度な防虫、殺虫成分は環境にとってあまり良いものではないのでは?という疑問も年々増えているそうです。

そこで今回のミントを使ったご提案。
虫よけグッズはミントの「メントール」という成分を利用して作られていますので、ミントそのものを今年は上手に利用してみましょう。

 

1.予算1,000円ベランダや玄関にミントの苗を置く

ミントの苗
最初におすすめしたいのが、虫を寄せ付けたくないベランダや玄関周りにミントの苗を置くだけというとっても簡単な方法です。
お花屋さんやスーパー、ホームセンターなどでミントの苗をひと株、ふた株買ってきてポットやプランターに植え替えたら虫の入って来やすいベランダや玄関周りに置きましょう。

おすすめのミントは見た目もかわいく香りの良いスペアミント、ペパーミント、アップルミント。
買ってきたミントの苗からちょっと一部を切って、ちょこんと小さなポットに挿し木で植えれば虫除けながらもお部屋のインテリアにもなりとってもおすすめです。

初心者も安心!ミントの育てかた

ミントの苗
植物を育てるなんてやったこともないし、枯らしてしまったり水やりが面倒という方もミントならばまず大丈夫です。

ミントはとても生命力の強いたくましいハーブで、どのくらいたくましいかというと地面にポイっと間引きしたミントの枝を放っただけで何お世話もしていないのにどんどん増えて庭がミントだらけ・・・ということもよくあるほど。
増える心配はあっても、枯れる心配はまずありません。
アパートやマンションで庭がない、土がない、日当たりが悪いという方もどうぞご安心ください。

ミントの水やりのタイミングは、土の表面が乾いていたりミントの葉っぱがしょぼんとしている時くらいでOKです。
葉にはかけず、根元にたっぷり。
ポットやプランターの底の穴から水が流れてくるくらい、じゃぶじゃぶ水をあげましょう。

 

2.ハッカ油で手作り虫除け消臭スプレー

スプレーボトル
ミントの虫よけ成分「メントール」には虫除け効果だけでなく、消臭殺菌効果もあります。
ベランダに出て洗濯物を干す時、部屋の換気で窓を開けるときなど周りにシュシュっとしておけば一定時間虫が寄ってきません。
また拭き掃除に使うのも効果的で、玄関周り、台所、エアコン周りの拭き掃除に使えば気になる臭いやカビ防止、小バエやゴキブリ対策にも効果的です。

夏場の外出やアウトドアでは小分けにできるミスト容器で持ち歩き、虫よけとして洋服などに吹きかけるのもアリ。
虫除けと消臭殺菌効果がバッチリなスプレーの材料はすべてドラッグストアと100均で揃えることができます。

虫除け消臭スプレーの作り方

材料を揃えれば作り方はとっても簡単です。
虫よけ成分の「メントール」の効果を十分に生かすためにも冷蔵庫で保管し3日以内には使い切りましょう。

<材料>

  • ハッカ油
  • 無水エタノール
  • 精製水(肌につけない場合は水道水でOK)
  • スプレー容器

※かかる予算は4点すべて揃えて3,000円ほど。
こまめに使う場合でも1か月分の量は十分に作れます。

<作り方>

まず無水エタノール10mlをスプレー容器に入れます。
そこにハッカ油20滴を混ぜ、最後に精製水もしくは水道水90mlを加えてよくふります。
作るたびに材料の分量を計るのは面倒ですので、最初に作る時にエタノールを容器に入れた時と最後に精製水を入れた時の2つの目盛りを容器にペンで書いてしまうと後でとっても楽ちんです。

精製水と水道水の違い

ハーブとお花 オーガニック 植物
精製水とは不純物を一切取り除かれた状態の水のこと。
コンタクトレンズを使う方には馴染みのあるものかと思います。
こちらで紹介したルームスプレーを作るにあたり精製水をすすめる理由なのですが、水道水には塩素をはじめとするアレルギーの原因や肌を痛める成分が含まれています。
シュシュっとスプレーすればある程度自分にもかかりますし、赤ちゃんや小さなお子様の肌にも水道水の塩素は夏の紫外線を浴びている肌には刺激になってしまいます。
塩素にアレルギーのある方も多いですし、ある程度肌に付くことを気にされる方は精製水を使って作ることをおすすめします。

 

観葉植物にもおすすめの虫除け植物

観葉植物とウェルカムプレート
ミントの他にも虫除け効果のある植物は一見どれも繊細で、とても可愛らしい花を咲かせ、アロマ精油として使われるほど香りのよいものばかりです。
そんなんで本当に効果はあるの?と思いますが虫を寄せ付けず、他の植物や私たち人間とペットをしっかり虫から守ってくれます。
また虫よけ効果のある植物を家や庭に置くことで過剰に薬品を使う必要がなくなりナチュラルな虫よけ対策をすることができます。
どれも庭がなくてもベランダでポットやプランターで簡単に育てることができますのでぜひ育ててみてください。

 

魔女よけの花?蚊除けにはゼラニウム

ヨーロッパの窓辺の花
ヨーロッパで古くから窓辺に飾られるピンク、赤、白の花、ゼラニウム。
言い伝えでは「ゼラニウムの花は魔女よけになる」と今でもヨーロッパの窓辺にはよくゼラニウムの鉢が置かれています。
魔女よけと聞いても私たちはピンときませんが、ゼラニウムの花の香りには「シトロネール」という蚊除け効果のある成分が含まれていて、私たち日本人が蚊取り線香を使うのと同じ感覚のようです。
ゼラニウムの花の香りは甘いバラを思わせる香りにハーブ独特の青々しさも感じるとても良い香りですが、虫にとってはシトロネールをたっぷり含むいやな香り。
色鮮やかな可愛らしい花を咲かせるゼラニウムは観賞用としても愛されています。
女性に好まれる花の香りはアロマテラビーでも使われていたり、バスソルトやバスミルク、ボディースクラブなどバスグッズにも見つけることができます。

ゼラニウムのエース蚊連草

ゼラニウムの種類は280種類以上あり、その中でも蚊よけに交配されたのが「蚊連草」(かれんそう)という品種です。
ゼラニウムの虫よけ成分「シトロネール」を特に多く含み、人間や動物の吐き出す二酸化炭素を察知する蚊の能力を低下させます。
ペットのいる方や、お酒をよく飲む方は蚊の入って来やすい窓辺や庭先に置いてみましょう。

ゼラニウムの育てかた

ゼラニウムのは花
虫よけ効果のあるゼラニウムの開花の時期は4月から11月ですが、気温が7℃くらいあれば一年中咲くことができます。
たくさん品種はありますが、どれも丈夫で育てやすく、庭に地植えしてもベランダや部屋に鉢植えで置いてもよく育ちます。

 

ゴキブリその他害虫にはニーム

ニームの葉
ニームはあまり聞きなれない名前ですよね。
ニームという植物は別名インド・センダンと呼ばれ、東南アジアによく見られる樹木です。
アロマ精油を始めアーユルヴェーダでは薬効の高い神秘のハーブとして使われ、たいてい鉢植えで売られていることが多く、少し大きめではありますがジャスミンによく似た甘い香りのする白い可愛らしい花を咲かせる癒し系な植物です。
気になる甘い香りはローズマリーのようで、どこか懐かしさも感じるアジアらしい香りです。

さて、馴染みのないニームをなぜここで紹介するのか・・・。
それはあのゴキブリに効果があるからです。
ニームの「アザティラクチン」という成分には虫よけ効果はもちろん虫の卵の孵化と成長を阻害する効果があり、ゴキブリを寄せ付けないだけでなく増殖を防ぐ効果もあります。
そんな効果があるのなら部屋中にニームを置かなければと大量買いしたくなりますが、なんせ樹木。
とりあえずニームを置くのはキッチンのある部屋や庭にしておいて、虫除けしたい場所にニームの精油やお香を焚いたり、害虫から守りたい植物があればニームの枯葉を土に混ぜるだけでも十分効果的です。

アーユルヴェーダとニームの効果

虫にはなかなか激しい効果のあるニームですが、私たち人間には優しい効果があります。
ニームには私たちの皮膚を清潔に保ち、保湿する効果がありニームの実を原材料としたニームオイルやニームパウダーという商品もあります。
アーユルヴェーダではニームには抗アレルギー、抗バクテリア、殺菌消毒作用、湿疹、炎症、フケ、シラミの症状に効果的と言われています。

ニームの育てかた

ニームは暑さにも乾燥にも強く、氷点下まで下がらない気温であれば定期的な水やりで十分元気に育ちます。
急激な寒暖差には弱く季節の変わり目や屋内から外に出すときには気をつけましょう。
ニームは樹木ですので家の中で観賞用として置くために大きくなりすぎるのは困る、という場合は大きくなりすぎる前にこまめに枝や葉を切りましょう。

 

殺虫ではなくあくまで虫除け

花の蜜を吸うミツバチ
アリやアブラムシ、蚊やアブ、ゴキブリなど出てからはもう遅い・・・と私たちは仕方なく殺虫剤を撒きます。
何も殺さなくても、殺虫剤の成分は人にとっても強すぎないか?
殺虫剤の付着した植物の葉を赤ちゃんが食べてしまわないか。
心のどこかで虫に悪いなぁと思いながら自分たちの健康に不安を覚えながら虫よけグッッズを使っています。
虫と住み分けること、虫除けで済むことはなるべくナチュラルな方法を取っていきたいですよね。
虫除け効果のある植物を取り入れた生活はどれも手がかからず、そればかりか植物とふれあう癒しの時間を私たちに与えてくれるはずです♪

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著者: まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
イラストとライティングのお仕事をしながらのんびり田舎暮らし。
料理好きの食いしん坊で「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
8年間のエステティシャンの経験で学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。

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