DINKsってそんなにいけないこと?結婚しても子供を持たないという選択

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
DINKsってそんなにいけないこと?結婚しても子供を持たないという選択

少子化問題が騒がれている近年ですが、その背景にはいろいろな理由が潜んでいます。
一昔前までは結婚したら女性は仕事をやめて家庭に入って子供を産んで育てるのが一般的と言われていましたよね。
ですが現代は大きくライフスタイルが変わり、人々の考え方も変わりつつあります。
今回は結婚しても子供を持たない夫婦について深く掘り下げていきたいと思います。

DINKsとは

タブレットを見るカップル

子供がいない夫婦、子無し夫婦などと検索すると、DINKs(ディンクス)というワードを目にします。
DINKsとは、Double Income No Kidsの頭文字の略語であり、2収入子供無しという意味になります。
つまりは共働きで子供がいない夫婦のことをさすようです。
共働きでそこそこの収入があり、仕事も趣味も充実している夫婦・・・一見優雅でゆとりある理想的な夫婦関係に見られますが、調べてみるとDINKsに対して割と否定的なものが多いようです。
DINKsだと老後はどうなるのか?子供がいないから孤独死する人が多いのでは?何で結婚したのかわからない・・・そんなマイナスイメージがネット上では多いと個人的には感じました。
確かに子供がいないということは、老後のお世話をしてくれる存在が最初からいないということになりますね。
ですが、子供がいたとしてもその子供が必ずしもお世話をしてくれるとは限らないというのが事実です。
また、子供は持たないのに結婚した意味はあるのか?という意見ですが結婚=子供という考えの方が今の時代ではナンセンス
昔は結婚をしない、できない人=変人と思われていることも多かったようですが、今は個人の自由というのがだいぶ尊重される時代になってきました。
そのため結婚をしないという選択をする人も増えています

結婚はこの人と生涯一緒にいるということを周りに知らしめるけじめのようなものであり、それを実感するために契約を結ぶというものです。
その契約の中には将来子供を相手との間に絶対に作らないといけないという内容は含まれていません。
子供を作らないなんて生物としての義務を果たしていないといった意見もチラホラ聞きますが、人間は理性的動物であり日々進化しています。
子供を持たない=本能に逆らっているということではなく、理性的に考えて自分たちには必要ないという選択をしたと考えれば、それもまた人間らしい決定なのではないかと個人的には思います。

子供を持たない理由は人それぞれの理由がある

子供を持たないと選択した夫婦にはそれぞれ理由があります。
否定的な気持ちになる前に、いくつかの理由を知ることも大切です。

不妊症

薬を処方する医師

不妊症の場合、子供が欲しいけれどできないという理由になります。
この場合は持たないと最終的には決定したとしても、ニュアンス的には「持てなかった」といった方が正しいのかもしれません。
女性が社会に進出するようになってから、社会での女性の地位は上がりましたが一方で女性ホルモンが乱れなどから不妊症になる人が増えています。
以前女性お笑い芸人の人が産休ではなく妊活(妊娠活動)でテレビの仕事を1年間休むといったことに賛否両論の意見が飛び交いましたが、妊娠するのもそこまでしないと出来ない状況の女性がいるということを知る良いきっかけになったと思います。
バリバリ働いている女性はホルモンバランスが乱れ食事も不規則だったり寝不足で心身共にボロボロな人が多いといえます。
ストレス社会と言われる日本では、普通に生活していてもストレスなどから体調を崩す人もいます。
こういったマイナスの要因が重なり不妊症になってしまう女性は増えつつある状態といえるのです。

経済的な理由

財布が空の男性

産んでしまえば何とかなる!といった意見が多くみられますが、個人的な意見としては本当にそうなのだろうかと疑問に思う点が多々あります。
確かに産んでしまえば後は一生懸命育てるだけなのかもしれません。
ですが、現代で子供一人を育て上げるには約1000万円以上かかると言われているのです。
乳幼児の頃はそこまでお金はかからないかもしれませんが、学校、習い事、受験など様々なところで出費はかさみます。
昭和の時代は大学に進学する人は少なかったため、たくさん子供がいる家でも何とか高校までは全員を進学させられたかもしれません。
ですが今は不景気なのに高学歴社会
大学を出ていないとなれば就職難になることも否定できません。
不況なのに求めるものはハイレベルになっている今、いくらあってもお金が足りない・・・自分たちが毎日生活するだけで精一杯・・・という理由から子供を諦める人も少なからずいるのです。

幼少期のトラウマ

児童虐待

先日、某雑誌で女優さんが自分の幼少期はあまり良いものではなかったから、子供は持たないと決めていると言われていました。
こういった意見はマイノリティかと思われがちですが、意外と多いのです。
幼少期に虐待にあったり、両親の離婚などで肩身の狭い思いをした人は結婚はできても子供が自分と同じ経験をしないかどうかという不安を抱いています。
また、虐待にあったことのある人は自分が同じように子供を虐待してしまわないかと悩み苦しんでいます。
知人は父親がお酒を飲むと暴れる人だったので、お酒は大人になっても一滴も飲めないと言っていました。
もしお酒を飲んで父親のような酒乱になってしまったら怖いからという理由でお酒が飲めないのだそうです。
その知人は子供は持たないと決めているわけではないけれど、子供ができた時に備えてという意味でもお酒を避けているといっていました。
虐待レベルのトラウマではなかったとしても、両親の不仲や離婚、不倫などから結婚そのものに対して嫌悪感を持っている人もいます。
不妊症と同じく、トラウマを抱えている人は絶対に子供はいらないと考えているわけではなく欲しいけれど持たないといった選択をしている人が多いといえるでしょう。

持病や障害

体育座りをして落ち込む女性

持病や身体的に障害があり子供が産めない、または子供にその病気が遺伝する可能性が高いため子供を持たないといった人もいます。
この場合も、いらないと選択したというよりは諦めているといった気持ちが強いのではないかと思います。
自分が辛い思いをしたから子供には同じ思いをしてほしくない。
子供は最初から諦めているから、子供のいる生活がわからない。
そういった気持ちで子供を持たないと選択している人が多いといえます。
他の人には理解できない辛く悲しい気持ちを抱えている人はたくさんいるのです。

夫婦2人の時間が大切

寝転がって手をつなぐカップル

心身的にも経済的にも問題がないけれど子供を持たないという場合によく挙げられる理由は、夫婦仲が良すぎるからといったものです。
夫婦2人でいる時間が何より大切なため、子供がいる空間が考えられないという人もいます。
また、「産後クライシス」なんて言葉があるように仲の良い夫婦が子供が生まれた途端に仲が悪くなり離婚をしてしまうケースもあります。
そういったことを防ぐためにも子供は持たないと考えている夫婦もいるようです。

ずっとこの人と一緒にいたい。
夫(妻)が恋人であり友人であり家族であるから他の人は必要ない。

お互いがソウルメイトであると、子供は二人の世界を壊す存在となるため必要ないという結論に至ることもあるのでしょう。

夫婦の時間を大切にしたいといった理由を挙げると批判的な意見を言う人がいますが、仮にこういった夫婦が子供を持って夫婦仲が悪くなり離婚・・・といった状態になった時に悲しい思いをするのは本人達です。
また、その子供も深く傷つくことでしょう。
お金もあって健康なのになぜ産まないの?と疑問を投げかけるのは自由ですが、その夫婦の人生がどうなったとしても責任をとれないのであればとやかく言う権利は誰にもないのです。

子供はいらない・持たないと言ってはいけないの?

暗い表情の女性

少子化少子化と騒がれている日本では、子供は持たないというと非難されることもあると思います。
ネットでは「子供を持たないなんて人生損してる」、「自分の子は別物。最高にカワイイ」、「子供を産まない人は未熟」なんて意見が多く、やっぱり子供は持てるなら多少無理をしても持つべきなのかもしれないと思わされたりもします。
ですが、実際のところ子供をいらないと思っている夫婦は多いといえます。
私の周りだけかもしれませんが、そこまで子供が欲しいと必死になっている夫婦はほとんどいません。
いらない・持たないと公言している夫婦が多いという訳ではありませんが、「どちらでも」と答える夫婦がほとんどで自分達のライフスタイルを楽しんでいる人が多いと感じます。
子供は持たないと断言するとまだまだ批判的な意見を浴びることが多いと言えますが、それでも本当の気持ちを隠す必要なないのではないかと私は思っています。
また、欲しかったけれど出来なかった、事情があって持てなかったという夫婦もいるので、子供がいない夫婦=自分達の生活を優先したとひとくくりにまとめて考えるのはいけないことだと感じました。

おわりに

子供のいる家庭、子供のいない家庭、どちらが良いかは比べることができません。
それぞれに幸せな出来事があり辛いことや悲しいことが必ずあるといえるからです。
かくゆう私も結婚していますが今は子供がいません。
今後子供が欲しいと思う時期がくるかもしれませんが、その時になって子供を持てるかは神のみぞ知るところです。
どちらでも良いといった気持ちでいますが、最終的に子供がいてもいなくても幸せだと思える人生を送れることが一番大切なことなのではないかと思っています。
マイノリティの人達を偏見などで批判するのではなく、いろいろな背景があってマイノリティに至ったことを理解できるような易しい人間になりたいですね。

揉めてからでは遅い!同棲を始める前に決めておきたい4つのこと家賃・費用・結婚…揉めてからでは遅い!同棲を始める前に決めておきたい4つのこと
恋に落ちない、恋をする女たち恋に落ちない、恋をする女たち

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者: Yuki

著者の記事一覧

祖母、母、私と三代続いて同じ服飾大学に進んだというファッション一家に生まれた、生粋のファッション大好き人間。
25歳を過ぎてから石鹸でゴシゴシ洗顔をしていても荒れることのなかった肌が荒れだし、美容にも興味を持ち始めました。
主に美容・ファッション関連の記事を書いていこうと思っています。
スピリチュアルなことも興味があるので、時々占いや不思議系記事をアップすることも・・・?
趣味は料理・読書・アートフラワー・茶道・アニメ鑑賞・美術館巡りと多岐に渡る好奇心旺盛なアラサーです。

関連記事



ページ上部へ戻る