イヤイヤ、癇癪…困ったその場を乗り切る方法

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イヤイヤ、癇癪…困ったその場を乗り切る方法

良く街で、奇声をあげて泣いている子供、火が付いたように泣き続ける子供、駄々をこねて大声をあげる子供・・・見かけたりしますよね。

この間テレビで、新幹線の中で泣き続ける赤ちゃんを許せるか、許せないか、という議論がなされていました。
意見は賛否両論、様々でしたが、子供には何の罪もありません。
ではそこにいる親が悪いのではないか、私は全てがそうだとも思いません。
特に2歳頃までは、自分の思いや訴えたいことを言葉にして伝えることはなかなか出来ないのが普通です。
小さな子供がぐずる、泣くのは自然なこと。
けれどやはり、公共の場や人がたくさん集まる場所では長い時間、大きな声で泣かれるのは正直キツイと思う方も多いはず。

泣いてぐずる赤ちゃん

世の中にはいろんな人がいます。
最近では子供の足音がウルサイというご近所トラブルから、殺人事件に発展したケースもあり、子供がいない人、子供が苦手という人にとっては、子供の存在自体がストレスに感じるということも実際にはあるのです。

私自身は、息子におしゃぶりを与えていましたので、恵まれた事に外出先で泣きわめくような状況は1度もありませんでした。
おしゃぶりは、歯が悪くなる、顎に悪いなどと嫌煙する方も多くいるようですが、泣き始めにスッとおしゃぶりをくわえさせてしまえば泣かずに済むどころか、そのまま寝てしまうことも多く、結婚式やお葬式などの静粛な場でも、周りに迷惑はかけず、重宝しました。

ですが、ひどい癇癪持ちの子なんかは、一旦泣き始めると、何をしても泣き止んでくれないのが現状。
そんな状況で、周りから浴びせられるのは親に対する嫌悪の目です。

産後うつ、育児鬱

何とかしなさいよ。
あんなに泣かせてかわいそう。
親は何してるんだ。
虐待じゃないか。

そんな冷たい目線やため息、時には文句を言われてしまう。

1番辛くて、1番泣きたいのは、親なんです。

なんとか出来るものならなんとかします。
それができないから辛くて仕方ない。
泣きやますことが出来ないのは、ママだって心苦しいんです。

 

癇癪持ちの子供

悲しい顔で窓を見つめる少年
先ほども書いたように、小さな子供には泣くことで意思を伝えるしか術がありません。
特に2歳頃は、脳もしっかり発達を始め、いろいろなことを記憶し始めます。

これが楽しかった、だからしたい。
これは美味しかった、食べたい。
など、理由はとても単純なもの。

この頃に起こす癇癪は、泣けば思い通りになると言った少しずる賢い意味合いも含まれてきます。
大人でも癇癪持ちは存在します。
思い通りにいかない、どうしても気に入らないといった時に、すごい剣幕で相手を責めたり、泣き落としのような行動を取る人もいます。
でも、それは、そうすれば思い通りになるという、いわゆる味をしめた経験から出来上がった状態なのです。
いつも、どんな時も、泣いたり拗ねたりぐずったりすれば、最後は結局それが叶うという記憶が、癇癪を起こさせる原因となることが多いようです。

 

世の中そんなに甘くない。

不機嫌な子供
…ということを、幼いうちから教えていくことが必要です。
泣けばすぐ抱っこする。
泣けばすぐおもちゃを与える。
ワガママは結局聞いてしまう。
何でもしてあげる。
普段、泣かれるのが嫌で子供を甘やかしている方は要注意です。
この積み重ねが、外で癇癪を起こす原因となります。
普段は怒られないのに、外で泣いた時だけ、焦りから叱ってしまえばそれはさらに癇癪を加速させることになります。
子供にとっては理不尽だからです。
普段から、家での生活の中で、ワガママから泣いたり暴れたりしても、全てが全てを叶える必要はありません。
いつでもいうことを聞いてもらえると頭にインプットされてしまえば、素直な子供たちは同じ手を2度も3度も使います。
これを繰り返す事で、癇癪持ちの子供が完成するのです。

かわいいから、と甘やかし続けるのは、子供の為だとは決して言えません。
そしてそれは、ママやパパ自身を悩ませる結果にもなり兼ねません。
癇癪持ちを治したいのであれば、癇癪を起こす度に、泣いても通用しないということを教えていかなければなりません。
癇癪を起こした時は、泣いてもそれはしない。
泣いてもそれはあげない。
その代わり、泣き止むことが出来て、いい子に出来る時にはしたいことをさせる、食べたいものをあげる、この時に大事なのは、今日は〇〇ちゃんは本当にいい子に出来たから、公園へ行こう!
〇〇ちゃんはこれを我慢出来たね、えらいね、だから今日はこれを食べに行こう!
という具合に、子供がいい状態の時に楽しみを共有してあげることで、あ、いい子に出来たらご褒美がもらえるんだ!ということを覚えてもらいましょう。

たかいたかいをする父親

癇癪を起こさせない為には、そういった日々の習慣の積み重ねが大切です。
癇癪は病気ではありませんから、必ずなくなります。
少し関わり方を工夫するだけです。

子供は本当に素直ですので、関わり方1つですぐに変化が現れます。
それに、パパやママに褒められたり、パパやママが喜んでくれることがだいすきです。
我慢出来た、泣くのをこらえた、じっと待っていられた、少しでも進歩が見られたら大袈裟な位に褒めてください。
そして必ず、嬉しいな!と笑顔で抱きしめてあげましょう。
その繰り返しで、だんだんと癇癪はなくなっていきます。

 

秘密兵器を作っておく

私の場合はおしゃぶりでしたが、いざという時にこれがあったら何とか治まる!という秘密兵器を常に持ち歩くのはいいと思います。
泣かれては困るという時にそれを使ってしのぐという技を用意しておくといいですね!
なるべく時間が稼げるものがいいかもしれません。
おしゃぶりやおやつ、夢中になるおもちゃ、たまに見かけるのはスマホを渡して動画を見せる。
ただ、動画などの音が出るものは、その音が逆に迷惑になってしまうケースもありますのでイヤフォンを使うなど工夫が必要です。
ここでのポイントは、その秘密兵器を日常で頻繁に使わないこと。
おしゃぶりに関しては別ですが、普段から同じことをしていてもいざという時には役に立ちません。
あくまでも特別な秘密兵器として温めておきましょう。

 

無視はしない

よく癇癪を起こした子供に対して無視をする場面を見かけたりもしますが、無視は逆効果になってしまいます。
無視をされた子供は無視をされたことでヒートアップするのです。
また、無視という行為はその先の子供の表現という点に傷をつけてしまう可能性もあります。
癇癪も一種の感情表現ですから、毎回毎回無視をするというのはいつかは癇癪をやめさせることは出来ても、感情表現をしても反応してもらえないことでそれ自体をしなくなる傾向があるようです。

 

怒鳴らない

怒鳴らないというか、感情に任せて怒るということはしてはいけません。
親が普段から感情に任せて怒鳴ったり怒ったりしていると子供も感情をコントロール出来ないような傾向が出てきてしまいます。
常日頃から怒る、怒鳴る、ではなく落ち着いて冷静に叱るという習慣をパパやママがつけていくということも大切です。
子供というのは親の心理状態に左右されるものです。
危険を回避する場合を除いてはなるべく冷静に向き合っていきたいものです。

 

抱きしめて、ゆっくり話してみましょう

癇癪を起こしているうちは静かになだめたところで泣き止んではくれないかもしれません。
でも、しっかりと抱きしめる行為は少なからず子供に安心感を与えます。
抱きしめて、背中をたたきながらゆっくりと話しかけるようにしてみましょう。
何が嫌なのか、どうしたいのか、泣いても分からないよ、ママにお話して、なんて言葉を優しくかけてあげるようにしてみてください。
そのうえで話が聞けるようになったら、外では大きな声は出してはいけない、泣いてもママは言うことは聞けないな、などとルールを決めて約束が出来るといいですね。

 

癇癪は一種の成長の過程です

自己主張をするようになるというのは本来大切なことなのです。
中には癇癪なんて起こさずに大きくなっていく子もいますが、上手に他で主張が出来ているケースと小さなうちから我慢してしまっているケースとあります。
我慢をさせて自分の主張が出来ないくらいなら癇癪を起こした方がまだマシかもしれません。
そのくらい自己主張や感情の表現は大切なものです。
大人になってから癇癪を起こすようになった人は、子供のころにうまく感情表現が出来なかったのかもしれません。
我慢するクセがついてしまうと、思わぬところで爆発してしまいます。
大きくなるにつれて、様々な経験をしながら自分の感情や自己主張をコントロール出来るようになっていくものです。
子供の癇癪はその通過点に過ぎません。
周りに迷惑はかけるかもしれないし、心無い人から文句を言われてしまったり冷たい目を向けられてしまったりもするかもしれませんが、その都度子供としっかり向き合っていれば、何も悩むことはありません。
正しい判断で、正しい対応をする。何より大きな愛情をもって向き合えば何も間違いはないのです。

癇癪持ちの子供を抱えるパパやママは心身ともに疲れてしまいますし、時には子供を憎く感じてしまったりもしてしまうと思います。
きっとそんな風に思ってしまう自分を責めたりもしてしまったりもしているかもしれませんね。
でも、そんなことは気にしなくていいと思います。
そんな時期はすぐ過ぎてしまうのですから。
なので、その短くても大切な時期を全力で向き合って行きましょう。
それだけで十分です。

私の息子も学校で多々癇癪を起こします。
気に入らない、納得できない、どうしてもそうしたい、そんなときに気が狂ったように泣くそうです。
おうちでの対応が悪いのではないか、たくさん我慢しているんじゃないか、そんな指摘を受けて、自分の育て方に自信がなくなった日もありました。
息子の場合は少しだけ発達障害があるので、癇癪も他のことは意味合いが少し違ってきますが、後日そのことに関して言ってもらったのは、外では癇癪が出てしまっても、家では癇癪を起さないのはきちんと意思疎通が出来ているからですよ。ということ。
癇癪スイッチが入らないということは上手に環境を整えてあげられているからです。と。
とはいえ学校で毎度毎度泣けてしまうのは何とか治していかないといけませんが、悩んでいた私にとって本当に救われた言葉でした。
親が自信を失ってはいけません。
失敗は何度だってしてもいい、間違ったらやり直せばいい。
大切なのは本人を受け入れて、認めてあげること。
そのうえで向きあっていけたらいつか必ず笑い話に出来る日が来ると思います。

少し気持ちを楽にしましょう。
肩の力を抜いて、慌てず焦らず付き合っていきましょう。

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。

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