カラーの色持ちが悪いのは、美容師のせいではありません

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カラーの色持ちが悪いのは、美容師のせいではありません

最近少し気になっているのですが、サロンにみえたお客様が言う「カラーがすぐに剥げてしまった。」という声。
この声に対して「では前回よりも少し濃いめ(暗め)に色を入れましょうか。」という対応をしますが、実際サロンではこのくらいの対応しか出来ないのは事実です。
明るめのカラーで特殊な色(最近ではグレージュのような)をされている場合、持たないのはある意味仕方のないことなのが現状です。
髪が傷んだ女性
私はパーソナルカラーの勉強もしていますが、カラーのカウンセリングにおいては基本お客様がしたい色でカラーをしてもらうスタンスでいます。
どうしてもその色を出すのが不可能な場合はきちんと説明をした上で強行するか別の色で対応するかの選択をしていただきますが、持たないであろう場合も持たないということはお話させていただくようにはしています。

 

色が持たない

中途半端な長さの髪の毛を引っ張る女性
これは全体に色が抜けてしまう場合と、白髪染めの白髪の部分が抜けてしまう(実際にはそうではないことが多いですが)とではまた原因が違ってきます。
ですが、勘違いしないでいただきたいのは、それは美容師のせいではない、ということ。
大半、おうちでの手入れが原因です。
私のサロンでも、2週間以内のクレームは対応させていただいていますが、ホームケアに問題がある場合は少し厳しいようですが、きちんとお手入れのアドバイスをさせていただいています。

まず、一つ言わせてください。
市販のシャンプーを使っている方はヘアスタイルは長持ちしません。
カラーが抜けてしまう原因のほとんどはシャンプー剤だと言えます。
これは、私も実際に自分の髪の毛で実験をしました。
市販の有名なシャンプーを使うと、カラーをした日からどのくらい色が持つのか。
簡潔に言います。
1週間です。

最近の市販のシャンプー剤は昔ほど粗悪な物は少なくはなりました。
でもまだ、美容院で扱っている専売品とは比較になりません。
洗浄力が強い市販のシャンプーでは、日々どんどんと色が流出していくのは防げません。
特にハイトーンのカラーはダメージも伴っているので髪の毛をいたわって洗えるようなシャンプーがお勧めです。

 

ファッションカラーでのカラーケア

350 髪 
先ほど書かせていただいた、シャンプー。
洗浄力は低くてもしっかりと髪の毛に栄養分が補充できるものがベストとなります。

まず、ヘアカラーはアルカリ性で出来ているのですが、残念なことにこのアルカリが髪の毛にダメージを与えます。
カラー自体の仕組みから考えても、カラー剤を酸性にするということは今のところ不可能です。
(酸性カラーというのはマニキュアなどの分類になるので)
ということから、サロンでもカラーを落とす際に酸リンスと呼ばれる髪の毛を酸性に戻すための処理を加えています。
でもだからと言ってそれだけで髪の毛がいい状態に戻るとは限りません。
最低1週間はおうちでも酸性の優しいシャンプーを使っていただくことが理想です。
髪の毛を洗う女性
また、カラーは髪の毛の内部に浸透するような作用を加えていますのでやはり強い力が加わっている分ダメージという部分でとても敏感な状態になっています。
補修するという面で、シャンプー剤にて栄養分を補給できるのがいいと思います。
この場合にアミノ酸という髪の毛に1番近い洗浄成分でたんぱく質を補いながら髪の毛を洗うということをお勧めします。

また、シャンプーの後はトリートメントを使ってください。
リンスやコンディショナーには補修効果はありません。
ダメージをケアするにはトリートメントが必須アイテムとなります。

 

白髪染めの場合

年配の女性
白髪というものは、顔周りに多く出ることがほとんどです。
1番良く見える場所に白髪が出てくるのは本当に嫌なものです。
大体、1回きちんと染めても1週間から2週間でもうまた白髪が目に入るようになるのが現実です。

なぜか?
それは髪の毛は1日に約0.3mmずつ伸びているから。

これを剥げたという方がいます。
剥げたのではありません。
伸びたのです。
それに、顔周りというのはシャンプーに加えてクレンジング剤、洗顔料というものがどうしても付着しやすい場所でもあります。
髪の毛に洗浄成分をつけないで下さいと言ったところで無理な話です。
なので他の場所よりも多く、生え際の毛を洗ってしまうことになります。
なので確かに剥げている部分もあるかもしれません。

でもこれに関しては、残念ながら防ぎようがないのです。
基本的なヘアケアはファッションカラーと同様にシャンプートリートメントで補うことが出来ます。
ですが、顔周りに関してはまた染めるということしか出来ません。
私のサロンには白髪のリタッチ、顔周りのみのメニューを用意させていただいていますが、2週間後頃に顔周りのみ染めていただくのが1番カラーを維持できる方法かと思います。
伸びた分剥げてしまった部分のみであれば髪の毛に負担がかかることは少ないですので、ダメージということに関しては心配されなくても大丈夫ですよ。

 

おわりに

風に髪をなびかせる女性
美容師のせいではないなんて、厳しい言い方をしましたが、カラーが持たない、白髪がすぐ出てきてしまうという悩み、もちろん相談に乗らせていただきます。
その場合に、その人の髪の毛に合った色味の紹介や、おうちでのケアの仕方、髪質にあったヘアケア商品のご紹介、またサロンでのカラーケアの周期予定なんかをアドバイスさせていただきます。
少しでも長く、綺麗なスタイルを維持していただくためのお手伝いは精一杯させていただきますので、安心してお気軽に相談してくださいね。

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。

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