自律神経失調症による不調、病院と上手に付き合っていく方法

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自律神経失調症による不調、病院と上手に付き合っていく方法

体調がどうも悪くて、病院へ行っても原因が分からない、もらった薬も効かない。
出た診断は自律神経失調症。
今これを読み始めたあなたはこんな状況に置かれているのではないでしょうか。
現代のストレス社会において、自律神経失調症という病気はさほど珍しいものではありません。

ある人はこう呼びました。
“ごみ溜め病”と。
この病気の辛さを知らない人はそう感じるのでしょうか。
第3者からすると、些細なストレスをため込んで自分を追い込む馬鹿者だとでも言いたいのでしょう。
確かに、この病気の根本はストレスにあります。
ですが、時間をかけて、様々な不調が折り重なって身体のいたるところがSOSを出す。
この診断がついた時にはこれはもう立派な疾患なんです。
原因が目に見えないということで、病院へ行っても出た症状を抑える処置しか出来ません。
病院では元を取り去るという治療が出来ないのです。

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薬をもらってから、一旦症状が軽くなっても、根本のストレスが消え去らないうちは同じことの繰り返しです。
なので最終的には気持ちを落ち着かせる精神安定剤のようなもので治療が施されるのですが、これを飲み始めると長期戦になることもしばしばです。
薬があれば通常の生活が送れるようになる。
そうすれば、薬を飲まないと不安だという気持ちが生まれてしまうのです。
薬の種類によっては様々な副作用もあります。
よく聞くのは体重の増加。
自律神経失調症の薬は意欲を向上させるものがほとんどですが、胃の調子を良くする、食欲を向上させる効果もあるので体重がかなり増えるという話をお医者さんから聞いたことがあります。

 

専門家に診てもらうということ

診察する医者
自律神経失調症は主に心療内科での受診になりますが、精神科や心療内科に行くということに関して不安や行きたくないという気持ちになってしまう人も多くいるようです。

私も以前産後鬱を患ってから、薬を断ち切るまでに6年という時間を費やしました。
今も月に1回は精神科から頓服という形で精神安定剤を処方されています。

私が思うに、ストレスが身体に出てしまうという方は、そういう体質、もしくはそういう性格なのだと思います。
私もどちらかというと完璧主義の真面目な性格なのでストレスが溜まりやすい上、人にあまり頼ることが出来ません。
些細なストレスを地道に溜め込んでしまって体調を崩すことがしばしばあります。
細かいことを気にしないという人ほどストレスは存在していてもそれが身体に出るまでは至らない、そういう体質、性格なのだと思います。
薬を飲む手
何が言いたいのかというと、心療内科にかかることも、精神安定剤を服用することも何も悪いことではないということです。
内科や耳鼻科や婦人科、出た症状に応じて専門医というのは変わってきます。
複数の症状がある場合には、言い方が悪いかもしれませんがたらいまわしにされてしまうこともあります。
でも最終的には原因は分からないという診断しかつかないのが現実です。
お医者さんによっては、それが精神的なものだということを追い打ちをかけるような言葉で言い放つ場合もあったりします。
ですが、専門家からすれば専門外なことは分からないというのが正直なところなのでしょう。
なので、いま抱えている不調は心療内科で診てもらうことが正しいのです。

 

精神科と心療内科

カルテと聴診器
私が通っているのは精神科です。
精神科は心療内科とはまた少し違って、心の治療が専門になります。
なので、精神科の診察で先生にお腹が痛いといってもその薬は出してはもらえません。
体調よりも大きく心に問題が生じている場合は精神科で診てもらうことが必要になってきます。
ですが、日々のストレス、その積み重ねによって少し心が疲れてしまっている、それによって体調が悪いというのは心療内科が適切だと思います。

では具体的に心療内科ではどのような診察がされているのでしょうか。
病院自体は他の医療機関と何も変わりません。
受付で問診票をもらい、今の状態を記入してから順番を待ちます。
その間に体重、身長、血圧などを計測されます。
診察では特に具体的なことは聞かれません。
どんな不調があるのか、今まではその不調はどうしていたのか、どんな薬を飲んでいるのか、大まかにどんなことがストレスになっているか、その位です。
心療というくらいですから、根掘り葉掘りいろいろなことを聞かれるのではないかとドキドキするかもしれませんが、意外と何も聞かれないのです。
話を聞くのは体調を崩すほどの環境なのか、とか、体調によって仕事や生活に支障があるのか、そんなことでしょうか。
基本ストレスによって生じた疾患を薬で治療するというのが目的になるので気軽に足を運んで大丈夫ですよ。
あくまでも身体の不調を直してもらうという気持ちで楽に診察に望みましょう。

補足ですが、精神科もほとんど変わりません。
ただ、内科的要素がないというだけです。
不調に合わせたお薬が出ません。
精神科は心の安定が第一という感じかもしれないです。
350
精神科では、普通の診察と、カウンセリング療法というものがあります。
診察は精神科医と呼ばれる先生によって心療内科とほぼ変わりのない診察が行われます。
ここでもほとんどが詳しい立ち入った話はしません。
その後体調はどうなのか、何か変わったことはなかったか、薬の効果はどうか、など5分から10分ほどで済んでしまうような内容のものです。
心療内科と違うのは、心の治療を行うのに、また専門のカウンセラーと呼ばれる先生がいるということです。
カウンセリング療法が必要であると医師が判断した場合に、カウンセリングによる心のケアが行われています。
ここで初めて自分の体験や、苦になっているということ、辛いという気持ちを話すことで治療をしていく方法が取られるのです。

私も月に1度、この心理カウンセリングに通っていますが核心に触れた話をする場合もあるし、なんだか雑談で終わってしまうという日もあります。
基本、少しずつカウンセラーの先生と信頼関係を築きながら、信頼できる人に話をすることで自分の心と向き合うというのが目的なようです。
言いたくないこと、話したくないことは無理には聞かれたりしません。
話を聞きながら一緒に考えて、簡単なアドバイスをくれるという感じです。

これは心療内科にはない特別な治療になるかもしれませんね。

 

気が済むまで、病院や先生は選んでいいと思います

350 考える 女性
いくら専門医だとはいえ、医者も人間です。
全てのドクターがあなたに合うとは限りません。
女性の場合は女性特有の症状が出てしまうこともありますので、出来れば女の先生がいいかもしれませんね。
同じ病院内であっても担当の先生を変更するのも大丈夫です。
先生を変更したからと言って気に病む必要はありませんよ。
私の担当医も、カウンセラーの先生も女性の方です。
私は子供もいますので、育児のことなんかもよく相談したりもしています。
焦らずじっくりと、口コミサイトなんかを見ながら評判の良い病院や先生を見つけることが出来るといいですね。

 

病院を探すにあたって

350 スマホ
これは心療内科や精神科に限ったことではありませんが、どこかへ初めて行くというのは電話をかけることでさえも緊張や不安に感じたりするものです。
どんな雰囲気なのか、スタッフは感じがいいのか、先生は優しいだろうか、などなかなか電話がかけれなかったりする人もいるのではないでしょうか。
最近は病院であっても最低限の“接客”というものが求められるそうです。
確かに、体調が悪くて病院に行く訳ですし、ただの風邪ひきさんであっても精神的に敏感になってしまうものですから、やはり気づかい、心遣いというものが求められるのではないでしょうか。

私もいろいろな病院へかかったことがありますが、結構お医者さんというのは専門外のことについては良い対応はしてくれないことが多いです。
それが気持ちの問題だとなった場合は淡々と冷たくあしらわれてしまうことさえあるというのも事実です。
自律神経を病んでいるというのは心が病気なんだということであって、心の病気は寄り添ってあげなければ治療になりません。
病院に行って余計心が傷つけられたり、病院へ行くことが嫌になってしまうなんてあってはいけないことだと思います。
精神科によっても、あまり感情を出さずに淡々としか診察をしない先生もいますし、受付や看護師さんの対応が冷たく感じる場合もあります。
それはそれでその病院の方針であるかもしれませんし、その機械的な感じの方があっているという方も中にはいらっしゃいます。
でも、もし少しでも嫌だなとか行くのが億劫だなとかそんなことを感じるようなら病院は変えましょう。
あくまでも心が治療できなければ意味がないので、心に余計な我慢や負担は取り除かなければなりません。

安心して話せる、安心して任せられる、そんな先生は必ず見つかります。
焦らずに、気負いせずに、ゆっくり探せばいいと思います。
自分に合った病院、先生に出会えることが病気を治す近道になるはずです。
誰か信頼出来る方についてきてもらうのもいいと思います。
心の病気は家族や周りの支えも必要です。
1人で悩まずに病院へ行きたい旨を伝えてみましょう。

 

おわりに

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ひと昔前は、精神科という場所に少し怖いイメージが定着していました。
古くからある病院なんかは、窓に鉄格子がされたりしていて外から見ても近づきにくそうな雰囲気もありました。
でも、悲しいことに近年心の病気を持つ人が増え、心療内科や精神科も安心して相談出来る場所へと変わってきています。
身体に支障をきたすことは、決して見て見ぬふりは出来ません。
ですが、心身症というのは心の治療をしなければ良くならないのが現状です。
少しだけ、勇気がいるかもしれませんが、また元気で明るいあなたを取り戻す為にも、通いやすい病院を探してみてはいかがでしょうか。
少しでも、心の負担が軽くなると明日はまた笑えるかもしれません。
時間はかかるかもしれない、けれど自律神経失調症というものは必ず治ります。

600様々な症状を解決!自律神経を整えるということ

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。







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