毛染めのかゆみを放置していたら、真夜中に起きた恐怖のジアミンアレルギー

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毛染めのかゆみを放置していたら、真夜中に起きた恐怖のジアミンアレルギー

毛染めをするといつも頭が痒くなってしまう方はいませんか?私もその一人でしたが今回カラー剤成分のジアミンでアレルギーの発作を起こし、救急車で病院に運ばれてしてしまったんです。
ある日突然花粉症になるように何の前触れもなく発症してしまうジアミンアレルギーがどれだけ危険なものかを知っておいて欲しいと思い今回あったことをまとめてみました。

 

48時間後にピークを迎える遅延性アレルギー

頭をかく女性

まずはどんな経緯でアレルギーの症状が出たのか書き出してみました。

1日目

夜の23時、実家の美容室でカラーをする。
頭皮にややかゆみを感じるもいつものことなので特に気にせず。
薬剤を洗い流しドライヤーで髪を乾かしている最中いつもより強いかゆみを感じますが湿疹や赤みはありませんでしたのでそのまま就寝しました。

 

2日目

頭皮がむず痒くなり無意識にボリボリかいていました。
夕方に顔のむくみを感じましたが、この時はまだ自分でしかわからない程度で特に気にせず。

 

3日目の朝

頭皮に湿疹ができ、耳や髪の生え際まで広がって一日中痒くてたまりません。
朝から顔がむくんで頭がボワボワ重たく感じ風邪を引いてしまったかも?と日中は静かに過ごします。

そして訪れた恐怖の夜・・・

体がだるくて頭が重たい。そしてとっても顔が熱い。
おかしいなと思いながらお風呂に入りシャンプーをします。
そしてパッと鏡を見るとそこには見慣れない顔が写っていました。
何と頭がパンパンに腫れて頭の形と顔つきがすっかり変わっていたんです。

写真ですとちょっとショッキングなものになるのでイラスト描いてみました。
目から上が腫れ上がり卵型の輪郭が見事に宇宙人のような逆三角形に・・・

毛染めのかゆみを放置していたら、真夜中に起きた恐怖のジアミンアレルギー

まるで別人のようですが、これは決して大げさではありません。
原因を考えまさかと思い恐る恐る毛染め・顔・腫れのキーワードでネット検索したところ
私と同じような宇宙人頭に腫れてしまった人の画像が出てきました。

これは間違いなく毛染めが原因だ!!と確信しさらに調べると大変なことが分かりました。

毛染めによるアレルギーは突発性と遅発性の2種類に分かれ、遅発性の場合は毛染めをした時から48時間後に症状のピークを迎える。
その後は頭部の腫れは徐々に顔へと降りてきて最終的には目が開かなくなってしまうほど顔全体がパンパンに膨むためすぐさま皮膚科に行って処置を受けるようにと書かれていました。
これは大変!ともう一度鏡を見るといつもぺたんこなおでこが前髪が浮くほど大きく膨らんでいました。

この時点で真夜中の2時。大急ぎで親を起こします・・・が

声が出ない!!!

恐ろしいことにこの時すでにアレルギーで喉の粘膜がただれてしまっていたんです。
幸いすぐに受け入れ先の病院が見つかり救急車で病院に運ばれました。

 

救急病院での応急処置

医療器具

病院で診察を受けるとやはり毛染めによる遅延性のアレルギーでした。
夜間診療で受けた応急処置は

  • アレルギー症状を一時的に抑える点滴
  • 花粉症の薬としても処方されるアレグラという錠剤

入院は必要ないと言われたので不安な気持ちのまま一旦帰宅しました。

 

皮膚科診療で発覚したジアミンアレルギー

診察する医者

翌日も相変わらず頭と顔は腫れたまま。それに体もだるくて喉も苦しいです。
皮膚科では頭皮の状態、腫れ、耳や首まわりの湿疹とただれを診てもらった結果、
遅延性のジアミンアレルギーでした。

ジアミンとは髪の毛に色味を入れるために必要なカラー剤の成分で体に蓄積されるものです。
花粉症になる人とならない人がいるのと同じ様にたくさん毛染めをしたからといって必ずアレルギーになるわけではありません。
けれどジアミンは確実に体に蓄積され、最近はジアミンアレルギーを起こす人がとても増えているそうです。

お医者さんから言われたのは

  • もしも突発性だったらアナフィキラシーショックを起こして呼吸困難になり、命が危なかったかもしれない。
  • 遅延性の症状には風船のように腫れてしまうタイプと、頭皮から大量に顔に垂れてきてしまうほどの膿が吹き出す二種類のタイプがある。
  • そしてもし次にジアミンアレルギーを起こしたら突発性の症状を起こす可能性がかなり高いので今後一切ジアミンの入った毛染め液は使わないこと!と念を押して言われました。
  • 最近はジアミンアレルギーの人でも使えるカラー剤が出ているので使いたい場合は病院に相談してくださいとアドバイスもいただきました。

 

2週間のステロイド治療

血液検査と尿検査の結果問題なしということでステロイドを使い2週間かけて治療することになりました。
今回処方されたお薬はこちら。
毛染めのかゆみを放置していたら、真夜中に起きた恐怖のジアミンアレルギー

  • 頭皮やかぶれに塗るステロイドのローション
  • アレルギー反応を抑え込むステロイドの錠剤
  • 胃薬
  • かゆみ止めのアレグラ

飲んだらすぐに眠くなる強めのお薬だったので仕事はお休みすることに・・・。
お医者さん曰く通常の抗アレルギー剤では腫れが引くまで数ヶ月かかるそうで、患者さんが健康体でなおかつ短期間で直したい場合は今回のようにステロイドを使うそうです。
頭と顔の腫れは5日ほどで収まりわーい治った♪と喜んでいたのですが、それは薬でアレルギーの症状を抑さえ込んでいるだけでジアミンの染み込んだ髪の毛が伸びて地肌から離れるまでアレルギー症状は残るため完治するには最低でも2週間から長くて半年かかることもあるそうです。

 

おかしいなと思ったらすぐ病院へ!

救急車

「ちょっとかゆいけどいつもそうだから」という方は、もう一度パッチテストをすることをおすすめします。
本来パッチテストは毛染めをするたび毎回するべきだそうですが恐らく誰もやってないと思います。
また生理中や疲れている時は免疫力が落ちていますのでアレルギーが出やすいそう。
髪を染める時は体調のいい時にしましょうね♪
もし今回と似た状況になって救急車を呼ぶか迷ったら、恥ずかしいなんて思わずに迷わず救急車を呼びましょう!!

 

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著者:まつもとなみ

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1984年生まれ。
イラストとライティングのお仕事をしながらのんびり田舎暮らし。
料理好きの食いしん坊で「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
8年間のエステティシャンの経験で学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







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