ゆとり教育からのスパルタ教育?子どもの勉強にどう付き合っていくべきか

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ゆとり教育からのスパルタ教育?子どもの勉強にどう付き合っていくべきか。

ゆとり世代、失敗だったなんて声をよく聞きます。
まさにゆとり世代に育った人たちからするとそんな迷惑なことはありません。
自分の意に反して国が掲げた方針に従っただけなんですもの。

今を生きる私たちの中には〇〇世代という名前で括られた人たちがたくさんいますが、その時代の教育というものは本当に恐ろしいもので、〇〇世代を生きた人って、本当にそう言われるままに育っているものだなと関心すらしてしまいます。
私は1982年生まれですが、バブル崩壊後からゆとり教育が始まるまでのちょうど間に位置しています。
“板挟み世代”という名前がつけられているのを前にテレビで見かけました。
 × バツ
私たちは何かと我慢をすることが多かったという話を同級生たちとすることがありますが、深刻な水不足を経験したのが小学生のころ。
プールに入れなかった年を経験しました。
そして1993年米不足。
5年生のころです。
記録的な冷夏によってお米の収穫がほとんど出来ず、日本から国産米が姿を消しました。
そして食卓に上がったのが輸入米。
タイ米と呼ばれる細長いお米を食べたのは今ではいい思い出です。
他にも阪神大震災、地下鉄サリン事件、毒物カレー事件など様々な社会的問題が巻き起こったのもこの世代の特徴でした。

自分たちの兄姉世代はバブル世代と呼ばれ、日本に伝説の好景気がやってきたさなかに大きくなった世代であります。
その為まさに上下関係というか、上が言いだしたら聞かないというのを承知していますから、争いを避けるためにも自分が我慢すべきなんて心得を持っている子も多かったりします。
その私たちを産み育てた親というのは団塊の世代に厳しく育て上げられた団塊ジュニア世代で、躾や教育に関しては家庭でも苦労したという人も多いのではないでしょうか。
そのたくさんの辛抱を乗り越えてやってくるのがゆとり世代の教育係。という訳です。
ピースサイン 女性
私たちにとっては宇宙人のような、目から鱗が何枚も落ちてしまうようなのびのびッ子が多いゆとり世代。
ある意味本当にうらやましいと感じることは多々あります。
少しメンタルが弱いな(私たちは打たれ強いので。笑)とは思いますが、いい方を良くすれば前向きなポジティブな子供が多く育ったのではないでしょうか。

そのゆとり世代とは、1988年から2004年生まれ、2002年に行われた学習指導要領によるゆとり教育を受けた世代で学校が週5日になり、週休2日になったのもこのゆとり教育から。
円周率は3、授業に電卓やパソコンを取り入れ、考える、追及するという力をやめさせてしまったという反省点が挙げられています。
この時代はインターネットの急激な普及に伴いクリック1つでたくさんの情報を得ることが出来るというまさに進化を遂げた時代でもあることから、教育という面では思考力を伸ばすということが停滞期となってしまったのかもしれません。

とはいえ、ゆとり世代の人たちが悪いという訳ではありませんし、実際にゆとり教育を受けてきた人の4割はその見方に不快感を感じると回答しています。
ですが、他の世代とは違った教育を受けたというのはある意味強みであるような気もします。
あと20年もすれば彼らが世界の中心となってきますが、また情報社会として飛躍的な進化を遂げる時代が到来するかもしれませんね。

 

さとり世代

350 貯金箱 お金 貯金
2005年生まれから現在にいたるまでの子供たちはさとり世代と呼ぶそうです。
物心ついた時から不景気だったということを受け、浪費を抑えるということを身をもって感じているためか、本当に必要なものだけにお金を使うという傾向が強いと言われています。
今現在の学習については、私の感覚で、ちょっと厳しすぎるのかなという印象があるのは確かです。
週休2日は変わりありませんが時間割は1年生から5時間授業。
国語と算数が占める割合がかなり多くなっています。
小学校1年生の宿題、うちの息子の場合はプリントが大体2枚。
プラス、出来なかったものを完璧に出来るまでやり直しさせる、という方針なのか苦手な科目は嫌というほどやり直すので1日の宿題がかなり多くなる日もあります。
テストに関しても、計算式の答えはマルでも数字の書き順が違っているとバツにされてしまうこともしばしば。
ゆとりの焦りからか、かなり厳しいものがあるなと感じることは多くあります。

その宿題に関して、パパママの間では下手に教えない方が無難という意見も多く聞かれます。
問題を見ていても、計算の答えを導き出すというほかに、その答えを出す計算式を考える、文章題も描いてある絵を見て問題を考える、といった全く違う視点からの学習に変わっています。
ただ答えだけを導き出してきた私たちには不思議な学習法に感じるかもしれません。
今は、親が勉強を教えるという考え方はもう古いのかもしれませんね。
授業を受ける子供
今は一緒に考える、一緒に取り組むというスタンスで子供の勉強と向き合うことが課題になっています。
現代は共働きが当たり前の世の中になっています。
学校が終わった後の学童は定員割れというほど子供を預ける家庭は多いのです。
基本学童で宿題はさせてくれますが、親が見なければいけない宿題が毎日出されていますので帰ってきてからも宿題があるというのが普通です。
息子の学校は本読みと計算のタイムを計るという宿題が出されていますが、他にも読書からの感想文だったり各学校や各地の方針によって様々な宿題が出されているようです。
子供に勉強の仕方を教えるというより、子供と関わる時間を大切にするという考え方だそうで、忙しく働く親でも宿題を通して子供の様子を確認出来るとともにコミュニケーションをもつということが現代の教育のねらいでもあるのではないでしょうか。

 

勉強は楽しく見る

虫眼鏡を持った子供
私はまさに団塊ジュニア世代の両親に育てられましたから、テストの点数や宿題の分からないことに関して良く叱られたという思い出しかありません。
私の両親は完全な理数系でしたので、算数が大の苦手だった私はたたかれるのが嫌で分からないことを聞くまでにかなりの勇気がいったのを覚えています。
でもまだ、当時は学校でも先生たちが木刀をもって歩いているような時代でしたから、叩かれるということにも仕方ないという解釈が出来たように思います。
出来ない自分が悪い、叱られて当然。
でも決して勉強が好きだと思ったことはありませんでした。
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今は学校でも昔のように厳しく叱って教え込むようなことはしません。
いいところは伸ばす、苦手なところは楽しみみ持たせるといった勉強わ好きになるということを重視して取り組んでいるようです。
なので、出来ないからといって、またテストの出来が悪いからといって、それを問いただしたり、責めたり、叱ったりなんてしないでください。
勉強ができるということより、まず好きにさせるが先です。
好きなものはほかっていてもやり込むものですし、好きなことには自分から時間を投資するものです。
やりなさい、やりなさいでは子どもは億劫になってしまいます。
まずは一緒にやろう!一緒に考えてみよう!と声をかけてあげることが大切です。

 

テストの点数で評価しない

子供を叱る母親
その子が何を得意としているのか、何が苦手なのかはテストの点数を見れば一目瞭然です。
うちの息子は、算数はパーフェクトに100点を取ってきます。
でも、国語はせいぜい30点から50点。
私はテストというものにあまり興味がないので、何を見せられても、おー!すごいね!がんばったじゃない!としか言いません。
それはテストは今の彼が精一杯頑張った結果でしかないからです。
もちろん、どこが苦手なのか、どんな問題が得意なのかはチェックしますが、大切なのはテストに対して意欲を持つことではないでしょうか。
テストの点数が悪いということで問いただしたり、叱ってしまうのはほとんどの場合が逆効果になってしまいます。
もしまた次に、同じような点数を取ってしまった場合に、お子さんはテストを見せることを躊躇するようになってしまいます。
点数が悪かったときに、それが何故なのか、これからどうして行くべきかなんて事は本人が一番分かっています。
笑い合う母親と娘
例え少し点数が低かったとしても、よく頑張ったね!次はもっとたくさん点数取れたらいいね、楽しみだなぁ。なんて前向きな言葉をかけてあげることで、子どもはまた頑張ろうと思うものです。
何より褒められることが大好きですから。

 

興味がない子は少しお手伝い

勉強をする二人の男の子
Photo by White77
かといって、叱られても褒められても、勉強やテストに全く興味を示さない子もいます。
そもそも勉強なんて楽しいものではないですから、よっぽど何かのきっかけがない限りはのめり込む事なんてないのが普通でしょう。
特に低学年の頃は、ただ決められた時間に決められた事をこなすという事で精一杯。
勉強大好き!楽しい!なんて思う子は少ないのではないでしょうか。
出来る出来ないやテストの点数に対して、褒めたとしても叱ったとしても、一向に興味を持たないような子はまず学ぶということ、勉強というものに興味が出るようにお手伝いしましょう。

その一つに、親が勉強を楽しそうにやる、という方法があります。
子供がやるような教材でも構いませんし、仕事でもいいかもしれません。
ただ、机に向かう(普段子供が勉強をしているスタイルで)、紙に向かって鉛筆で何かをする、それを楽しそうにして見せる。
1日10分でも構いません。
そんなことをしているうちに、僕もやる!私もやる!といったように、勉強をするという行為にまず興味が湧くかもしれません。
子供は親のすることを真似したがる傾向にあります。
最初はお絵かきでもいいです。徐々に宿題や教材へ移行すればいいと思います。
ちょっとした自作のテストなんかを作って競争するのもいいでしょう。
さあ、パパとどっちがいい点数とれるかな??
なんて具合に競争やゲーム感覚で興味を持たせるのも1つの方法です。
出来たものにはかわいいスタンプを押してあげたり、お気に入りのキャラクターのシールを貼ってあげたりするだけでも子供は喜びますし、次はもっといい点数取るぞ!なんて意欲も湧くものです。

子供を叱る父親
興味がない子には特に、マイナスの言葉はかけてはいけません。
なぜできないの?なぜやらないの?勉強しなさい!もっといい点数取りなさい!
そんなことを言われてしまっては一向にやる気など起きませんし、勉強はめんどくさいものなどと嫌々やるようになってしまいます。
大手の通信教育システムでは子供が興味をそそるようなキャラクターや遊び感覚の教材などを用いて子供の学習のお手伝いをしていますよね。
広告やCMをみて、楽しそう、やってみたいとまず興味を持たせることで学習をさせることに成功しています。
それをヒントにおうちでも少し工夫してみると、案外お金もかけずに自分から机に向かうようになるかもしれません。

 

おわりに

笑顔の子供
さとり世代はこれまでの教育とは違い、すこし厳しさがある分、いかに親が学習に関わるかがカギになってきています。
昔のように叱って伸ばすというのはなかなか通用しません。
今の子は楽しく学び、褒めて伸ばすというスタイルが1番いいのではないでしょうか。
パパもママも、日ごろ何かと忙しいとは思いますが、少し生活のスタイルを変えて、子供と一緒に勉強に向き合うという時間を作ってみてください。
そういった習慣が、後に進んでやるということにつながってくると思います。
一緒に楽しく勉強しましょう。

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著者: joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。

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