リボンで繋がる助け合い、知ってほしいリボン運動

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リボンで繋がる助け合い、知ってほしいリボン運動

ピンクリボンという言葉を聞いたことはありませんか?
正式名称はアウェアネス・リボンといいますが、このリボンはピンクだけではありません。
アウェアネスというのは意識、気づきという意味。
それを身に着けたり様々な方法で表示をすることによって自分がその問題に理解と支援をしているということを示すものです。

350 バスト 胸
この運動において世界的に有名なのはピンクリボンやレッドリボンです。
ピンクリボンは乳がんの予防や啓発。
年々乳がん患者が増えているということを受け、乳がんの早期発見や乳がん検診を促す、乳がんの正しい知識を知って適切な治療を受けるということの大切さを多くの人に知ってもらおうという運動になります。
レッドリボンはリボン運動の先駆けとなったものですが、エイズを撲滅しよう、また飲酒運転の撲滅に関してもこのレッドリボンが用いられています。
エイズ患者においても男性を中心に増加傾向が続いています。
日本でも12月1日のWHO世界エイズデーにたくさんの催しが行われています。

このリボン運動、他にもたくさんの色が存在するということを知っていましたか??
そしてそのリボンにはたくさんの意味や願いが込められています。
今日はそのリボン運動について少しでも知っていただきたいのと、理解や支援をしようという気持ちが少しでも多く生まれてくれたらいいなという願いも込めて、お話をしていこうと思います。

 

たくさんのリボン

リボンをつけた少女がブランコをこいでいる
たくさんあります。
調べてみるとかなりの種類があります。
そして、1つのリボンにたくさんの意味を持つものもあります。
ざっと紹介させてもらいますね。

ホワイトリボン

350 リボン運動 ホワイトリボン

  • 平和、飢餓
  • 母体保護、母子への健康
  • 阪神大震災への追悼、復興への願い
  • 思春期の性的少数者(性のあり方が非典型的)の自殺を予防
  • ブラック企業撲滅

ブルーリボン

リボン運動 ブルーリボン

  • インターネットでの言論の自由を指示、擁護
  • 北朝鮮による拉致被害者生存を信じ救出を願う

シルバーリボン

リボン運動 シルバーリボン

  • 脳に起因する病気、障害を持つ人(精神障害、知的障害、発達障害、、神経難病、認知症、高次脳機能障害)への偏見を払拭、理解促進

グリーンリボン

リボン運動 グリーンリボン

  • 環境保護活動
  • 臓器移植の普及
  • 臍帯血の有用性と臍帯血を用いた再生医療の促進

パープルリボン

リボン運動 パープルリボン

  • アーノルドキアリ奇形
  • 潰瘍性大腸炎
  • 化膿性汗腺症
  • 加齢黄斑変性
  • クローン病
  • 計算障害
  • 甲状腺癌
  • サルコイドーシス
  • 小児脳梗塞
  • 膵癌
  • 摂食障害
  • 線維筋痛症
  • 全身性エリテマトーデス
  • 大腸癌
  • 注意欠陥、多動性障害
  • てんかん
  • 嚢胞性線維症
  • 肺高血症
  • ハンチントン病
  • 薬物過剰投与
  • アメリカ同時多発テロの犠牲者
  • 外国人差別
  • 荒野の消防士
  • 宗教的不寛容
  • 動物愛護
  • 比例代表制導入(英国)
  • ホームレス支援
  • 性的思考
  • 養子縁組
  • 女性への暴力防止運動、ドメスティックバイオレンス根絶

バイオレットリボン

リボン運動 バイオレットリボン

  • ホジキン病患者の生活の改善

そらいろリボン

リボン運動 そらいろリボン

  • 性同一性障害(GID)への理解

イエローリボン

リボン運動 イエローリボン

  • 平和の支持
  • 障害者支援、障害者自立支援法に対する警告
  • 反精神医学運動への賛同、連帯
  • アメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、スウェーデンなどにおける戦地の自国兵への連帯表明
  • 2014年香港反政府デモ
  • 自衛官の海外派遣の際の現地での安全と活動の成功、無事帰還への祈念
  • ティーンの自殺防止
  • HP上の全ての情報に対して法的な著作権を主張しない
  • 脱原発を希望する

レインボーリボン

  • LGBTや性的少数者への理解

ブラックリボン

  • 9・11への祈り
  • 政治によるインターネット上への自由への介入に反対

ゴールドリボン

  • 小児癌経験者へのQOL向上支援

ティールアンドホワイトリボン

  • 子宮頸癌患者支援と子宮癌検診のよびかけのシンボル

サポートリボン

  • 朝鮮学校の児童や生徒に対する連帯

うぐいすリボン

  • 表現規制反対運動への賛同、連帯、表現の自由を守る意思表示

透明リボン

  • 外見からでは分からない目に見えない障害や病気の表明、またこれらの病気や障害を持つ人への支援、協力、連帯

キミドリリボン

  • 離婚や別居における子供の連れ去り、引き離しを防止する啓発運動のシンボルマーク
    君との絆を取り戻す、守るという意味が込められている。

 

こんな感じです。
見ていくと、少し意味が分かりにくいものも多くありますが、その国独自のものや各団体が定めているものも多くあるので1つの色に様々な意味が存在することがあるようですが、どの意味があってもそれを支援しようという意思表示であるのは間違いありません。
自分には直接関係ないものであっても、そういった困難を抱えている人やそれにおいて支援を必要としている人が身近にいたり、その思想に共感できるなどといったことが1つでもあるのなら、リボンを手にしてみてほしいなと思います。

こうしてたくさんの人が、誰かのために何かをしたいという事から始まったリボン運動はこういった運動があるんだよと周りに伝えるボランティア活動でもあります。

あのリボンは何を意味しているんだろうというちょっとした疑問からもその問題に対しての認知度が上がるということになります。
この一覧の中にも、実際私たちが知らない、聞いたこともない病気や活動が多く含まれています。
これを書き始めた私でも、恥ずかしながら知らないリボン運動がたくさんありました。

 

リボン運動とは

カラフルなリボンを持った女性
そもそも、基本的にリボン運動とは、病気や様々な理由で支援や協力を必要とする人達を救おう、またそういった人が増えることを防止しようといった考え方から市民団体や行政、企業などがイベントや募金などの運動を行うことが一般的です。
また、各色のリボンをあしらったグッズなどの売り上げの1部を財団や研究団体へ寄付されたりもしています。

これらの運動は1980年代からスタートしていますが、まだまだ認知度や実際に参加している人は少ないように感じます。

先ほどの一覧に載せていなかったリボンを3つ、具体的にご紹介させてもらいます。

ピンクリボン

リボン運動 ピンクリボン
まず、日本では1番認知度が高いと言えるピンクリボン。
ピンクリボンには乳がんについての正しい知識をたくさんの人に知ってもらい、乳がんによって引き起こされる悲しみから1人でも多くの人を救いたいという願いが込められています。
今もなお、乳がん患者は増加の傾向にあります。
最近では芸能人や有名人の中にも乳がんであることを公表した人がたくさんいます。
女性にとって、胸をなくすということがどれだけの苦しみや覚悟が必要か・・・はかり知れません。
350 胸 バスト
私も毎年、乳がん検診は受けるようにしていますが、乳がんは早期に発見できる病気だと聞きました。
毎日自分の胸を触って変化に気づくことも本当に大切だそうです。
早期に発見できれば乳がんは治せます。
検診に行きましょう。

ピンクリボングッズを身に着けることも様々な支援となります。
ピンクリボンで検索するとたくさんの支援グッズが販売されています。
女性が使いやすいかわいいグッズが多いので是非のぞいてみてください。

オレンジリボン

リボン運動 オレンジリボン
オレンジは何の意味を持っているのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。
オレンジリボンは虐待から子供を守る支援活動の象徴になります。
現代は虐待といってもただ暴力を振るうだけのことではありません。
モラルハラスメント、言葉の暴力や、ネグレスト、育児放棄なども大変な問題になっています。
日本では虐待で死亡する子供が1週間に1人と言われています。
悲しいニュースが増える中、その不幸を根絶しようという運動が各都市、各地域で増大しています。

今年、小学校の入学式でも、オレンジ運動の呼びかけとしてクリアファイルが配られました。
私も母親になって、自分の至らなさにイライラしてしまうこともあります。
特に子供が小さいうちは1日中泣かれてしまったりすると、頭がおかしくなりそうにもなりますし、子供に当たってしまう衝動に駆られてしまうこと、誰にだってあると思います。
正直、虐待をしてしまう親の気持ちが分からなくもないと感じたこともありました。
でも、子供に罪はありません。
ましてや小さないのちを殺めてしまうなど、そんなことがあっていいはずありません。
ではなぜ自分を産んだのか、虐待を受けた子供はそこに行きつきます。
そして一生、自分のいのちに量りをかけてしまうのです。
暴力でなくても、些細な一言に子供は傷つくものです。
そしてその傷は癒えないまま大人になっていくことだってあります。
特にいのちを否定することは絶対に言ってはいけません。
ネグレストについても、育児をしない、例えば食事を与えない、風呂に入れないなど人間として最低限の生活をさせないということも社会的な問題になっています。
長期間食事を与えてもらえなかった子供、待っているのは死です。
なぜそんなことが出来るのか、ではなぜいのちを産むのか、理解に苦しみますが、そう言った子供を地獄に陥れる親もまた、虐待を受けて育っていたり、心に深刻な問題を抱えていたりというケースが多いのも事実です。
ママ友
オレンジリボンは2004年に起きた栃木県の児童殺害事件を受けて開始された運動ですが、当時父子家庭の3歳と4歳の兄弟に暴力を日常的に行い、川に投げ込んで殺害した犯人は父親ではなく、同居人でした。
度々ニュースで取り沙汰される虐待は親ではなくその交際相手だというケースも少なくありません。
父子家庭、母子家庭が多い現代、いかに子供を守っていくかは周りの大人が気づき行動していくかにかかっています。
我が子だけではなく、近所や周りの子供たち、異変に気づいたら直接何かをしなくても児童相談所や警察に相談するのも立派な運動の一環ではないかなと思います。

オレンジリボンはNPO法人児童虐待防止全国ネットワークによって商標登録されています。
これは商用目的で使用されることのないよう、誰もが安心して身に着けられるよう、信頼の証として登録されているそうです。
1人でも多くの人がこのオレンジリボンを身に着けることによって児童虐待に対しての認知度が上がり、それが1人でも多くの子供のいのちや心を守ることに繋がります。

パープルリボン

リボン運動 パープルリボン
最後に、女性には知っておいてほしいリボンがあります。
女性への暴力の根絶を願う、パープルリボンです。
これはアメリカで1994年に女性への性的暴行や虐待をなくそうということで医療専門家、セラピスト法律関係者やレイプ、虐待に関するサバイバー、そしてそれに関心のある市民の手によって結成されたインターナショナル・パープルリボン・プロジェクトが発端で現在は世界40か国以上の国際的な運動となっています。

日本でもNPO法人女性シェルターネットが中心となりパープルリボン運動を展開していますが、2009年11月25日の女性に対する暴力撤廃国際日の夜に東京タワーを紫のライトで点灯し被害者に対して、あなたは一人じゃない。という想いを込めて開催されたそうです。
この活動は内閣府、厚生労働省も後援をしておりたくさんの人からの賛同と支援を呼びかけています。
悩み ストレス
特に、DVと呼ばれる男性からの女性への暴力はあとを絶ちません。
日常的に繰り返される恐怖をどうすることも出来ずに我慢している女性はたくさんいるのです。
これは周りが気づき、保護をする必要があります。
ですがこの問題はかなりデリケートなもので、あなたが1人で立ち向かって何とかなるものではありません。

まずは女性センターというDVに対する相談体制が整っている施設へ連絡をしましょう。
緊急時は配偶者暴力相談支援センターというシェルターにて被害者を早急に保護できる施設も各都道府県に設置されています。
そして、警察への通報。
DVは立派な犯罪です。
警察署では生活安全課というところを訪ねてください。
女性警察官が配備されていますので安心して相談が出来るようになっています。
そのほかにも各地域の役所や保健所、法律事務所などでもDVに対しての対応はしてくれます。
とにかく大きな支援団体に助けを求めることが先決です。

そして性的な暴力。
これにはレイプなどの性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメント、ストーカー行為等、女性を侵害する行為全てが含まれます。
性的な暴行は、女性が受ける心身ともに大きなダメージのある許されない犯罪です。
この犯罪は殺人と同じだとも言われています。
心と体に傷をつけられた女性は、一生それを癒すこともなくたくさんの後遺症を背負って生きていくことになります。
ただの欲求、一時的な欲望から同意なしに女性を襲うことは劣悪非道としか言いようがありません。
例えば、性的な暴行を受けた場合、暴力による傷に加え、妊娠中絶を経験しなければいけないケースも実際に多くあります。
それによるトラウマから恋愛すらできなくなってしまう人もいます。
女性としての幸せな人生をダメにしてしまうのです。
そのトラウマは一生繰り返し襲い掛かってくるのです。
その場の出来事で済まされる問題では決してありません。

まずは性暴力を根絶させなければいけません。
絶対にそんなことはさせてはいけません。

私自身もこの性犯罪の被害者の1人です。
これを受ける女性が、どれだけの恐怖を味わうのか、どれだけの苦しみを背負うのか、そしてどれだけ惨めな思いをさせられるのか、理解が出来ます。
1人では解決しません。
カウンセリングや投薬治療で完治するものでもありません。
周りの理解と、協力、そして彼女たちを守る力が必要です。
その為にもこのパープルリボン運動にたくさんの方たちが協力をしてくれることが大きな救いになります。

そうなんです、私たちは1人じゃない。
私を守ってくれる人たちもいる。
それを被害者に訴えかけること、そしてこの犯罪を未然に防ぐ方法を考えていかないといけないと思います。
手をつなぐカップル
TVでは、女性や子供を狙った暴力事件、殺人事件が連日のように報道されています。
そのたびに被害者は自分のことのようにまた心を傷めるのです。
子供や女性だけに限らず、人と人が傷つけあう、命や人権、その人の人生や家族の人生を奪うなんてあってはいけないことなのです。

 

おわりに

友達、チーム、大学
リボン1つ1つに込められた意味。
もしかしたら身近に支援や理解を必要としている人がいるかもしれません。
世界各国で見たことも聞いたこともない病気や、想像を絶するような事件、心をえぐられるような悲しい出来事はたくさんあります。
これからもリボンの色が増えていくのは間違いないでしょう。
でも、その問題に関心を持つことだけでも、大きな力になるということを知ってください。
人は助け合って生きる為に存在します。
人が人を傷つける世の中は終わりにしなければいけません。

病気に関してはそのリボンを買うお金が病気の研究や治療に役立つ資金となります。
リボンは300円程度から購入できるものがほとんどですので、そのリボン運動を行っている団体のサイトをチェックしてみてください。
1つリボンを身に着ける、その1歩を踏み出してくれる人がどんどん増えて、いつか色とりどりのリボンが街中、国中、世界中を飾ることが出来たらこんな素敵なことはありません。
これを最後まで読んでくださったあなたから、リボンに少しでも興味を持ってくれたら本当に嬉しいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者:joy

著者の記事一覧

ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。







関連記事











ページ上部へ戻る