疲れを癒すバスタイムを入浴剤でランクアップ!

なにかと忙しい女性にとって1日の終わりのバスタイムは、体の疲れを癒してくれる至福の時です。
どうせなら入浴の効果を引き上げて、最大限に癒されたいですよね。
そんな時一役買ってくれるのが、入浴剤です。
世の中にはたくさんの入浴剤がありますが、そもそも入浴剤の効果って詳しくご存知ですか?
効果なんて本当にあるの?と思っている方すらいるかもしれません。
実は入浴剤には、きちんと種類別に効果効能があるのです。
入浴剤の効果は?
入浴剤なんかより、天然温泉の方が良いに決まってる!と思う方も居るかもしれませんが、そんな事はありませんよ。
天然温泉はもちろん気持ち良いですし、成分によっては腰痛や肩凝りなどに効くと言いますよね。
ですが、天然由来なだけに、成分は日々変わるのです。
それに比べて入浴剤は、温泉に相当する成分を科学的に作り出している物なので、いつも成分は一定です。 いつでも同じ効果を得られることが入浴剤の強みです。
入浴剤は大きく3つに分ける事ができます。
それは「医薬部外品」「浴用化粧品」「雑貨」です。
雑貨はさておき、医薬部外品、浴用化粧品に関しては薬事法で規制されており、きちんとした医学的な効能のある物がこれに分類されます。
医薬部外品は、温浴効果を高め、肩凝り、腰痛、打ち身などに効能があると厚生労働省に認められたもの、 浴用化粧品は、化粧品の仲間で、肌に潤いを与えたり、清潔に美しくするためのものです。
入浴剤の種類
一口に入浴剤と言っても、その種類によって効果は様々です。
入浴剤の6つの種類をご紹介します。
①無機塩類系
無機塩類に保湿剤、色素、香料などを添加したものです。
無機塩類系の入浴剤が最も一般的な入浴剤と言えます。
無機塩類が皮膚のたんぱく質と結合して膜を作り、体の熱の放散を防ぐので保温効果が高く、冷え性の方など体を温めたい方にオススメです。
②炭酸ガス系
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩と有機酸類を組み合わせ、保湿剤、色素、香料などを添加したものです。
お湯に溶けた炭酸ガスは皮膚呼吸によって皮下内へ入り、血管の筋肉に働きかけて血管を拡げます。
血管が拡がると血圧が下がり血流が増え、血の巡りが良くなります。
これにより、肩凝りや腰痛改善が期待できます。
③生薬系
生薬類をそのまま刻んだもの。
また、生薬エキスを取り出して無機塩類等と組み合わせたものがあります。
種類は様々ですが、生薬に含まれる化学成分と独特な香りによって寝付きを良くしたり、ストレス緩和などに効果があります。
気分転換したい方にはこのタイプがオススメです。
④酵素系
酵素を配合したもの。
無機塩類と組み合わせることが多いようです。
消化や洗浄を助ける効果を持っています。
皮膚に無理な刺激を与えず、他の成分と一緒に入浴効果を高めてくれます。
背中ニキビや、かかとのがさつきなどにお悩みの方にオススメです。
⑤清涼系
無機塩類系や炭酸ガス系を主体に、清涼成分等により冷感を付与させたものです。
メントールを配合して冷感を持たせたものなどがあり、夏の入浴を快適にしてくれます。
⑥スキンケア系
保湿成分を含むもの、白濁するものや無機塩類に保湿成分を含ませたものです。
保湿成分が入浴中に皮膚に浸透し、スキンケアを行います。
潤いが欲しい方や肌が敏感な方はこのタイプを。
オススメの入浴剤
オススメの入浴剤
きき湯
(医薬部外品)
肩凝り、腰痛、疲労回復の為のボディケアラインから、肌荒れやにきびに効くスキンケアラインまで、幅広い効果の入浴剤があるので、香りや効果によってお好きな物を選ぶと良いですね。
オススメの入浴剤
薬用ソフレ
(医薬部外品)
乳液に溶け込んだ生薬有効成分とうるおい保護成分の2つのスキンケア成分を配合して、お肌をしっとりさせてくれます。
低刺激なので、赤ちゃんと一緒に使う事も出来るのが嬉しいですね。
オススメの入浴剤
ヴェレダ
(浴用化粧品)
ローズマリーやモミ、ラベンダーなど植物のエキスが配合されており、癒されたい時やスッキリしたい時など気分によって選ぶ事が出来ます。
植物の豊かな香りが1日の疲れを癒してくれます。
オススメの入浴剤
爆汗湯
(浴用化粧品)
脂肪分解酵素が配合されている物やひきしめプラス成分が配合されている物など。
炭酸ガスがはじけてパチパチと音が鳴ります。
大量に汗をかくので、ダイエット中の方やデトックス目的で使用してみてはいかがでしょうか?
おわりに
自分の目的に合った入浴剤、好きな香りの入浴剤など、お気に入りを見つけてリラックスタイムを是非味わって下さい。
今日の疲れを癒す事が出来れば、また明日も1日頑張れますね!
