コラーゲン、ビタミンC誘導体、セラミド…?今さら聞けない美容成分まとめ

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コラーゲン、ビタミンC誘導体、セラミド…?今さら聞けない美容成分まとめ

年齢を重ねるほどに肌を大切にしたい気持ちは高まるものです♡
いつまでもきれいでいたい気持ちから高価なスキンケアにシフトする時、自分の肌に必要な美容成分を知っておきたいですよね!
とはいえ美容成分はたくさんの種類がある上に、肌との相性によって効果のあるないは人によって本当に様々です。
コスメカウンターやコスメ売り場でオロオロしないためにも基本的な美容成分がどんなものかを知っておきましょう!

 

肌水分をキープする保湿成分

水面

年齢を重ねて体内の水分量が少なくなるにつれ、小じわ・ほうれい線・たるみ・毛穴などエイジングサインが現れたり紫外線ダメージを受けやすくなります。
みなさまご存知かと思いますが、とにかくお肌の調子がよろしくない時の原因はほとんどが乾燥によるものです。
いつまでも健やかで若々しい肌でいるために、いろんな保湿成分を知っておくことで自分に足りない肌力をカバーしたり、お肌のコンディションに合わせた丁寧なスキンケアができるのです。

 

セラミド1・3・3B・6

保湿効果:アンチエイジング

セラミドはもともと肌の角質層に存在する水分と油分を抱えこんだ成分です。
若くて健康な肌にはセラミドたっぷりと含まれているので潤いとハリがあり、肌のバリア機能が正常に働くため紫外線やバイ菌など外的刺激からきちんと皮膚が守られています。
化粧品に使われている保湿成分はたくさんありますが、セラミドは肌細胞の間に入り込み肌の奥から潤いを取り戻すことができるとっても貴重な成分です。
きちんと保湿効果のあるセラミドにはセラミド1・3・3B・6などセラミドの後にいずれかの数字が入っているはずです。
化粧品を買う時は必ず成分表をチェックしましょう!

 

ヒアルロン酸

保湿効果:肌の水分量アップ

ヒアルロン酸はもともと人の体内に存在する水分を抱えこんだ成分です。
肌の角質層に水分を補給させるのであれば、ヒアルロン酸自体は水を蓄えるゼリーのようなものですので肌への浸透性は高く、ぐんぐんお肌に浸透します。
しかしセラミドに比べるとヒアルロン酸は油分を含んでいないので肌に入れても蒸発しやすいため乳液やオイルなど油分で水分を逃さない保湿をプラスすることが必要不可欠です。
ヒアルロン酸は化粧品で肌につけるよりもヒアルロン酸自体を食品から補給して体内の水分保持力をアップさせることの方が美容にも健康にも効果的と言えます。
ヒアルロン酸は山芋や納豆にも含まれていますが、「低分子化ヒアルロン酸」もしくは「ナノ化ヒアルロン酸」のサプリメントが最も効率よく吸収できると言われています。

 

コラーゲン

保湿効果:肌のハリ

コラーゲンは人体を構成するタンパク質のうち、およそ3分の1を占める成分で、肌のうるおいのもとになったり、肌の水分蒸発を防いで肌をすこやかに保つために欠かせないものです。
一般的なコラーゲンは分子が大きく肌表面の角質層には浸透しにくいのですが、その代わりに肌の表面の膜となってうるおいキープの助けになります。
また、最近開発の進んでいる分子の小さいナノコラーゲンは肌の角層まで浸透しやすいため肌の膜になるだけでなく、うるおいそのものを与えるのことができます。
乾燥肌で肌がすぐにカサカサになってしまう方や、年齢を重ねたお肌のしぼみの改善にとても効果的で保湿成分コラーゲンに加えてプラセンタ・セラミド・ヒアルロン酸など肌の奥にうるおいを与える成分と組み合わせて使えば乾燥や小じわの進行を予防することができます。

 

エラスチン

保湿効果:コラーゲン成分の結合と肌水分のキープ

よく見かけるしお肌に良いらしいけど効果についてはあまり知られていないエラスチン。
新しい美容成分なのかな?と思われていますが、エラスチンはもともと私たちの体内の血管や靭帯や肌を構成するとっても重要な成分です。
エラスチンはゴムのように伸び縮みする性質があり真皮にあるコラーゲン同士をくっつけてハリのある丈夫な肌を作ったり、肌の表面から取り入れることで肌の持つ水分同士をくっつけて肌の水分量を保つ働きがあります。
保湿効果のある化粧水を使っても肌そのものの水分量がアップしない・・・という保水力の弱った肌にとても効果的な水分です。

 

グリセリン

保湿効果:保湿サポート

化粧水や乳液、保湿ローションなどスキンケア商品にほとんどと言っていいほど使われているグリセリンは動物油脂や植物油脂からできたアルコールの一種です。
グリセリンはとてもよく水に溶ける成分で、コラーゲンのように分子が大きく肌に浸透しにくい成分もグリセリンと組み合わせることで肌にすぅっと馴染んで美容成分を角質層に運ぶ効果があります。
アルコールや油脂と聞くと肌によくないものでは?というイメージを持つかもしれませんがグリセリン自体が石油系成分のように肌に膜を張る力は持っていませんので毛穴をふさいだり肌酸化の原因になる心配はありません。
グリセリンに保湿力があるかと言うよりも、本来肌につけても浸透しないはずの美容成分を肌の奥に届けてくれるスキンケア商品には欠かせない大切な保湿成分なのです。

 

スクワランオイル

保湿効果:保湿サポート

化粧水の浸透力がグンと上がる!とプレ化粧水として人気のスクワラン(スクワレン)は哺乳類や植物から抽出される成分に水素が加えられた成分です。
スクワランには酸素を行き渡らせる効果があり、新陳代謝の悪くなった肌につけることで酸素のめぐりが良くなり新陳代謝を正常に保つことができます。
肌のターンオーバーが乱れて角質層が厚くなってしまった肌にもスクワランをあらかじめつけることで、その後に使用する化粧水の美容成分が肌にきちんと浸透して肌の隅々まで成分を行き渡らせることができます。
美容成分を肌の奥に運んでくれるグリセリンに似た働きに加えて新陳代謝を活発にしてくれるスクワランはいつもの化粧水の保湿効果をアップさせてくれる優れものです。

 

鉱物油(ミネラルオイル)

保湿効果:角質保護

いつからか肌によくないと言われるようになってしまった鉱物油。
ことの発端は1970年代、口紅やファンデーションには古くなった石油が原料として使われている!ということから始まったそうです。
当時は高純度鉱物油が高価で貴重なものだったらしく、確かに肌に刺激になる不純物が含まれていたようですが、現在では皮膚科のお医者さんが鉱物油でできたワセリンを処方するくらい安全な成分として使われています。
花粉症という植物アレルギーが存在するように植物アレルギーを持つ人でも安心して使うことができ、肌の表面を優しく覆うものですので美白コスメの強すぎる美容成分で肌荒れしてしまった時にも肌休めとしても愛用されています。

 

植物油(ホホバ・オリーブ・アボカドetc)

保湿効果:角質軟化

お料理だけでなくスキンケアのほかにもボディーケアやヘアケアまで幅広く使われている植物油は酸化しにくく肌の角質を柔らかくする特徴があります。
まず酸化しないことで商品そのものの品質が劣化することを防ぐことができ、ある程度長期間の保存が可能になります。
植物油は人の皮膚を柔らかくしてさらに皮脂とよく馴染むため、肌につけて軽くマッサージすることで毛穴を柔らかくして角栓をポロポロ落としたり、皮下脂肪に溜め込まれた油と混じり合って老廃物を揉みだすこともできます。
また植物油の種類によって効果は様々ですが、スキンケアに使われる植物油に含まれるビタミンやミネラル成分は傷跡などの分厚くてガサガサになった皮膚をなめらかにする効果も期待できます。

 

肌のトーンUPとシミに効果的な美白成分

女性の目元

シミをはじめとする色素沈着のない肌はみんなの憧れです。
まるで陶器のようになめらかで透明感のある肌作りに欠かせない美白系コスメはなかなかいいお値段の商品が多く、化粧水一つ買う時でもちょっとドキドキしますよね。
美白成分それぞれが持つ特徴や効果を知って賢く無駄なく透明美白肌をゲットしましょう!

 

ビタミンC誘導体

美白効果:健康な肌細胞の生成

肌細胞の原料になるビタミンCそのものはとても不安定な成分のため、他の美容成分と混ぜてしまうとビタミンCの効果を十分に発揮することができません。
そこでビタミンCを水または油と結合させて安定化することでビタミンCの成分を壊すことなく肌に浸透させることができます。

 

水溶性ビタミンC誘導体

  • リン酸型ビタミンC
  • アスコルビン酸グルコシド
  • アスコルビルエチル

皮膚に浸透する性質があり化粧水や美容液に配合することで、真皮にあるメラニンを還元してシミを予防したり活性酸素を抑える効果があります。

 

油溶性ビタミンC誘導体

  • テトラヘキシルデカン酸アスコビル
  • ステアリン酸アスコビル

本来水溶性のビタミンCには皮脂をコントロールする効果があり、乾燥肌を悪化させるデメリットがあるのですが、油と結合させてクリームに配合することで肌の乾燥を補いながら新しい肌細胞の生成を促進してもっちり美白肌を作る効果があります。

 

水溶性・油溶性の性質を持つビタミンC誘導体

  • アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS)

水溶性、油溶性の両方の性質を持つタイプはエマルジョン(乳液)に配合することでシミの予防、肌のターンオーバーの促進、皮脂コントロールの効果があります。
美白コスメにありがちな乾燥による肌のピリピリ感やかゆみが起きにくく、長期的に使用することでシワを目立たなくする効果もあります。

 

プラセンタ

美白効果:インナーケアでシミ予防

サプリメントやドリンクなど飲むプラセンタは更年期障害や生理痛の軽減など女性の体のインナーケアでとても高い効果を発揮する動物の胎盤から抽出された成分です。

プラセンタはスキンケアよりもサプリメント摂取や注射で体内に取り込むのがおすすめです。
アミノ酸やビタミンなどコラーゲン生成に欠かせない成分を豊富に含み、メラニン生成を抑制してシミを予防したり、ターンオーバーが促進されて色素沈着のある肌細胞が正常に剝がれ落ちて自分本来の持つくすみのない肌色を取り戻す効果があります。
特に豚プラセンタには皮脂の分泌量を2〜2.5倍に増やす効果もあり、サプリメントやドリンクを飲み続けることで肌の潤いをアップさせる効果も期待できます。

 

トラネキサム酸

美白効果:インナーケアで肝斑・そばかすの改善

トラネキサム酸は内服薬として肝斑の治療薬などにも配合されている美白成分です。
肝斑は女性ホルモンの影響もあると考えられていますが、トラネキサム酸そのものに女性ホルモンを整える効果はありません。
シミやそばかすの元になるメラニンが作られる前の段階でメラノサイトの活性化を抑制して肌の表面的な美白ケアではなかなか改善できない肝斑の発症も予防する効果があります。
ちなみにトラネキサム酸含有の飲み薬の副作用はほとんどないと言われてはいますが、まれに食欲不振、胸やけ、嘔吐、眠気、発疹などがありますので服用する際は必ずお医者さんか薬剤師さんに相談しましょうね。

 

ハイドロキノン

美白効果:シミ

ハイドロキノンはイチゴやブルーベリー、コーヒーなどにも含まれる成分です。
もともとは皮膚科などでしか扱われていなかった肌を漂白する成分なのですが、最近は市販の美白コスメにも2%までの配合が厚生労働省で許可されています。
市販のハイドロキノンクリームは肌の表皮の一番深いところにある基底層にあるメラニンを作るメラノサイト細胞の活性を抑制する効果があり新しくシミが作られないようにする効果があります。
病院で処方されるハイドロキノンは強い漂白作用を持ちますが正しく使用すれば安全性は高く、サングラスや日焼け止めなどで紫外線から肌を守りながらケアすることで濃くなってしまったシミも改善することができます。

 

肌をいたわるニキビ肌に効果的な成分

フルーツ

長時間メイクをする女性の大人ニキビは肌の健康を保つ常在菌のバランスの崩れが原因というケースが多いそう。
敏感で乾燥しがちな大人のニキビ肌には、炎症をやさしく静めながら保湿できる成分をベースに使ったスキンケアがおすすめです!

 

アロエベラ葉エキス

整肌効果:炎症の鎮静と肌の再生

火傷や日焼けしたヒリヒリ肌の熱を落ち着かせる効果があることで有名なアロエ。
スキンケアに使われるものはキダチアロエ、ケープアロエ、アロエベラの3種類が有名です。その中でもアロエベラはニキビの炎症を落ち着かせながらコラーゲンの生成を促す効果があるため肌荒れで傷ついた肌の再生力をアップさせることができます。
さらに、アロエベラ葉エキス配合のスキンケアと一緒にビタミンCを積極的に摂ることでニキビの原因になる過剰な皮脂分泌が抑制されて悪化を防ぐことができたり、肌細胞の再生がより一層活性化されて顔全体の肌を健康な肌に生まれ変わらせるサポートにもなります。

 

カミツレエキス

整肌効果:炎症の鎮静と保湿

カミツレ(華密恋)はハーブの女王カモミール・ローマンの和名です。
抗炎症、抗アレルギー作用のあるα-ビサボロールや抗酸化作用のあるポリフェノールの一種であるフラボノイド成分も多く含まれていて、ニキビで荒れてしまった肌の炎症を鎮めたり、何を使ってもピリピリしてしまうような乾燥&敏感肌もやさしく保湿することができます。
またスキンケア意外にもカミツレ(カモミール)には全身の筋肉をリラックスさせる効果があり、イライラや不眠、PMSや更年期など心の緊張が原因で起こる体の不調を和らげることができるのでアロマテラピーやハーブティーを飲むのもおすすめです。

 

甘草エキス

整肌効果:炎症の鎮静、抗アレルギー

甘草から抽出された成分は天草エキスまたはグリチルリシン酸ジカリウムという成分名で石鹸やシャンプーにもよく配合されています。
天草、グリチルリシン酸直ニウムはニキビケアの化粧品にもよく登場するものでニキビの炎症の悪化を防いだり抗アレルギー作用があり敏感肌にも安心して使うことができます。
また、スキンケアの他に漢方薬でも処方されることもあり、ニキビ肌独特の硬くなった肌をふわふわにする嬉しい効果も期待できます。
天草エキスはグリチルリシン酸ジカリウムの他にもグリチルリチン酸2kという成分がありますがどちらも同じ成分になります。

 

知ってるようで知らないスキンケア用語

悩む女性

最近よく聞く「化粧液」というものがありますが、化粧液と化粧水は違うものでしょうか?
それとも本当は同じもので、ただおしゃれな感じに言い直しただけなのか?
知ってるようで意外と知らないスキンケア用語を3つほどご紹介します!

 

化粧液

化粧液とは化粧水と美容液の機能を合わせた中間のもののこと。
肌に水分を与える成分だけでなく、美白成分やアンチエイジングに効果的なリッチな美容成分がたっぷりと配合されています。
ここで気をつけたいのが化粧水=化粧液ではないということ。
実際に筆者が化粧液を初めて使った時は肌のきめが乱れていたこともあり、なかなか肌に浸透してくれませんでした。
なのでやはり化粧水は必須ですね。美容成分のたっぷり配合された美容液はあらかじめ化粧水で肌に通り道を作ってあげることでぐんぐん肌に浸透し、分子の大きいリッチな美容成分をきちんと肌の奥まで届けることができます。

 

エマルジョン

エマルジョンというのは水分と油分を混ぜたもののこと。
化粧水=ローション、乳液=エマルジョンという意味で使われることがほとんどです。
乳液がとろ〜っとしていて白く濁っているのは、水と油が混ざり合った液体だからなんですね。
エマルジョンは化粧水で肌の奥まで浸透させた水分の蒸発を防いだり、肌に栄養を与える役割もあります。
またファンデーションや化粧下地など化粧ノリをよくすることができるので、化粧浮きが気になる部分にはエマルジョン乳液を重ねてつけるのもおすすめです。

 

ティント乳液

ティントというのは色という意味で、ティント乳液は色のついた乳液のこと。
ファンデーションの粉っぽさがなく肌にピタッと馴染むのでナチュラルメイクに大活躍なアイテムです。
そして乳液・化粧下地・UV・くすみカバーなど4つの機能の併せ持つ特徴もあります。
筆者はファンデーションが苦手なのでいつもノーファンデのティント乳液オンリーです。
ちなみに使用感はこんな感じです。

  • 保湿乳液に比べると保湿力は弱いので乳液は必須。
  • SPF30くらいのUV効果がありながら敏感肌にも優しい。
  • くすみやシミはカバーできるけど色づきはファンデに劣る。
  • 顔料などパウダー成分が少ないので肌が塞がれる不快感がない。

いつもノーメイクに見せかけて、ちゃっかりくすみとシミをカバー♡お出かけでメイクをする時はほんのりパウダーを重ねたりしています。

 

肌質と美容成分のベストな相性を見つけよう!

花と女性

本来、肌に塗るだけでは効果のないと言われてきた成分も美容業界の技術の進歩でお肌の奥に届けることができるようになった今日この頃。
シミが消える!肌が雪のように白くなる!シワがなくなる!などまるで魔法のような効果を持つ美容成分が続々と市販のスキンケア商品に導入されてきています。
自分のなりたい理想の肌になるために、今の自分の肌質とこれから使いたい美容成分の相性がぴったり合えば毎日の努力は必ず実を結ぶのです♪

 

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著者:まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
イラストとライティングのお仕事をしながらのんびり田舎暮らし。
料理好きの食いしん坊で「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
8年間のエステティシャンの経験で学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







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