魚へんの漢字、あなたは分かりますか?知っておかないと恥ずかしい、魚へんの漢字と覚え方

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魚

はじめに

あなたは魚へんの漢字、いくつ分かりますか?
「鮪、鮎、鮭、鱈、鰻」くらいは分かるかもしれませんね。
では、「鰤、鱧、鰈、 鮗、鰒」はどうでしょうか?
お寿司屋さんに行った時や、日本料理屋さんに行った時など、注文しようとして字が読めなくて恥をかいた、なんて経験は誰でもあると思います。
学生までは分からなくても許される事もあるかもしれませんが、社会人になり、会社の飲み会や仕事の接待などで漢字が読めないと、かなり恥ずかしいですよね。
魚へんの漢字は難しいと思いがちですが、その漢字が出来た由来、エピソードなどを知れば、簡単に覚える事ができるんです。
色々な魚の名前を読む事ができれば、一目置かれる存在になれること、間違いなしですよ♪

 

①鰤(ぶり)

秋から冬にかけて美味しいブリは、「鰤」と書きます。
鰤大根、鰤鍋など、お店で見かける頻度もしばしばですよね。
ブリは、魚へんに、「師」と書きます。
これは、ブリが出世魚だという事に由来しているからです。出世魚とは、魚の成長に応じて名前が異なる魚のこと。
ブリは、「ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ」と名前が変化していきます。
出世の一番最後だからという事で、「師」という漢字がつけられたのが一説です。
また、大晦日の一番最後の年取り魚として、関西ではブリが食べられるので、師走の師をとったとも言われています。
ちなみに関東の年取り魚は塩鮭ですよ。

 

②鱧(ハモ)

家庭では滅多に食べる事の無い魚であるハモは、京料理ではおなじみの魚です。
柔らかく、甘みのあるフワッとした身は、お吸い物や土瓶蒸しにぴったり。
ハモは魚へんに「豊」と書きますが、これは、生命力が強かったり、卵の栄養が豊富、料理のバリエーションが多いなどの理由からこの字が宛がわれるようになりました。
京料理の高級食材とされていますが、ハモは生命力が強い為、海から上がって陸地である京都に着くまで新鮮であり、生きたままの身を食べる事ができるんですよ。
水深が深い所に住んでいるため、水圧でつぶされないように小骨をたくさん持っています。
そのため、家庭での調理は向かず、小骨を取る技術を必要とされるので、高級料理として食べられるようになりました。

 

③鰈(カレイ)

「左ヒラメに右カレイ」とよく言うもの。
カレイとヒラメは似ていますが、カレイは「鰈」、ヒラメは「鮃」と書きます。(平目、とも)
目を上向きにして置いた時、頭が左側を向いている方がヒラメで、右を向いている方がカレイです。
どっちがどっちか分からなくなる事の多いこの魚ですが、覚えるポイントは顔の向きだけではありません。
一般的に、ヒラメは高級魚とされていますが、カレイは大衆向けの魚です。
その理由は、カレイは海の中でめったに動かず、ヒラメはイワシなどの餌を追いかけるために俊敏になり、身がカレイより引き締まるからです。
そのため、お刺身にした時に歯ごたえがあって美味しいのです。
逆にカレイは、身が濃厚で柔らかいので、煮付けなどにすると美味です。
さて、肝心の漢字の覚え方については、「鰈」という字のつくりは、「葉」「蝶」にも見られるように、薄くて平べったいというイメージがあるというのがポイントです。

 

④鮗(コノシロ)

コノシロという魚、ご存知でしょうか。
お正月に酢漬けにして保存食にして食べられた事から、「冬」に魚へんで、「コノシロ」と呼びます。
保存食として冬に食べられるので、旬は秋ですよ。
コノシロも大きさによって名前が変わる出世魚で、5cm以下だとシンコ(新子)、7~10cmだとコハダ(小鰭)になります。
江戸前寿司でも人気のネタです。
一般的に魚は大きい方が値段や価値があがりますが、コノシロの場合、一番小さなシンコが一番高級です。
鯖(サバ)と同じように、背中が青く、お腹が白いのが特徴ですよ。

 

⑤鰒(フグ)

お腹のようにふっくらしていることから、フグは「鰒」と書かれるようになりました。
これは覚えるのが簡単だと思います。
またこの他に河豚とも書きます。これは、釣り上げた際に発する音が、豚の鳴き声に似ているからです。
ちなみに、海の豚で、海豚(イルカ)ですので、間違えないようにしてくださいね。
フグも海にいるのに、なぜ「河」が付くのか?それは、漢字の起源である中国では、河に住むフグのほうが身近だったためです。
ですから、河豚がフグと呼ばれるようになったんですよ。
また、フグは青酸カリの500倍もの強い毒を持っています。
食あたりを引き起こし、当たると死ぬことから、フグは別名「てっぽう」とも言います。
フグの刺身を「てっさ」、ちり鍋を「てっちり」と呼ぶのは、このような由来があるんですね。

 

ちなみに・・・「鮪、鮎、鮭、鱈、鰻」は?

冒頭で紹介した、これくらいは分かりますよね?と紹介した漢字の読み方です。
順に、「マグロ、アユ、サケ、タラ、ウナギ」となります。
これらの漢字が分からなかったら、さすがに恥ずかしいかも!
由来を簡単に紹介しますね。

 

鮪(マグロ)

鮪はもともとマグロを現す言葉ではなく、ヘラチョウザメを指す言葉でした。
ヘラチョウザメは冬眠して春になると突然現れることから、「無い物が有る」ということで、鮪という字になりました。
ヘラチョウザメは日本にいなかったので、特徴が似ているカジキマグロにこの字を当て、やがてマグロとして浸透していきました。

 

鮎(アユ)

アユは魚へんに「占う」と書きます。
これは、昔々、神武天皇が神に祀る酒壷を川に沈めて占いをした際、アユが浮き上がってきたので、この字が宛がわれるようになりました。
ちなみに、水質の良い川では、アユはスイカの香がし、水質の悪い川ではキュウリの香がすると言われています。

 

鮭(サケ)

元々は魚へんに「生」と書いてサケでした。
サケは大変生臭かったためです。
このイメージを良くするために「圭」の字にしたと言われています。
ちなみにサケは、美肌効果の高い「アスタキサンチン」が豊富に含まれているので、女性には必須の魚ですよ。

 

鱈(タラ)

タラは北の大地で吹雪が吹く頃に取れるため、「雪」の字が付けられました。
また、身が雪のように白いから、というのも理由の一つだそうです。
雪が降る季節以外は、ふだん私たちが目にしないような深海の奥底でひっそりと生活しているようです。

 

鰻(ウナギ)

ウナギはずるずる長いという見た目から、「曼」がつけられました。
蔓(つる)、漫談、怠慢からも分かるように、曼はダラダラ長く続くイメージを持っていますよね。
なんと昔はヤマイモが変じてウナギに成長するといわれていたようですよ。

 

おわりに

魚へんの付く漢字、いかがでしたか?
漢字が出来た背景やエピソードが分かるだけで、簡単に覚える事が出来るんです。
お寿司屋さんや日本料理屋、居酒屋などに行った時、スラスラ読めたり雑学を披露すれば、みんなに注目される事間違いなしですよ♪
さて、あなたは何個分かりましたか?

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著者:千里

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はじめまして。
主に海外のサイトの翻訳をして記事を載せています。
美味しい物を食べながら健康的に過ごす、をモットーにして日々を過ごしています。
記事も食や美容、ダイエット関連の物を多く扱っていきます。
海外の流行を日本の女性にも多く知ってもらえれば嬉しいです。

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