猫のワクチン接種時期と接種後の注意点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
猫のワクチン接種時期と接種後の注意点

ペットショップから、猫を迎えられた方は、すでにショップで、初年度のワクチン接種が終わっているかもしれませんが、保護猫の場合いつ接種するのか?
またはじめて猫を飼う方の場合、注意点なども気になることの1つだと思います。
今回のコラムでは、このワクチン接種について触れていこうと思います。

1.ワクチン接種はなぜ必要?

室内にいる猫
自然の中で生きる猫はワクチンなどしていなくても生きているのに何故、飼い猫にはワクチンが必要なのか?
それは、ワクチン接種をすることで、感染症の予防になるからです。
『うちは、室内飼いだから大丈夫。』と思う方もいらっしゃるかと思いますが、室内飼いの猫であっても、飼い主が外出した際、衣類や持ち物などに付着したウイルスを知らず知らずのうちに持ち込んでしまう場合が考えられます。
持病がある場合や高齢によって弱った状態などではない限り、ワクチン接種は行なったほうがよいとされています。

2.ワクチンとは?

猫
ワクチンは、動物の免疫システムの働きをもとに作られています。
体の免疫システムは、一度体内に入り込んだ病原体を記憶するという作用があります。
記憶することによって、同じ病原体が侵入してしまった際、迅速に対処し症状を悪化させることなく回復に導いていくことから、病原体の病原性を弱めたウィルスや細菌を接種し、この体内の免疫システムの働きで、感染症を予防しようという目的で使われています。

3.接種時期

二匹の子猫
接種は、生後6週齢からと言われていますが、動物病院によって異なります。
(我が家の場合は、生後2ヶ月からと担当獣医師に言われました。)
できるだけワクチン接種は、早く行なったほうがよいのでは?と思われるかもしれませんが、母乳には、お母さんが持っている様々な病原体に対抗するための抗体が含まれているため、仔猫は母乳を飲むことで一時的に免疫を得ているといわれています。
また、早すぎると免疫機能が未発達なので、ワクチン接種しても充分に有効な抗体を作ることができません。
生後6週齢以下の仔猫の場合、ワクチン接種してもその抗体を病気のウィルスだとみなし、排除してしまうので、予防の為の抗体が作られないとされています。
この為接種時期にも注意が必要です。
かかりつけの獣医師に相談してみましょう。

4.種類

350
ワクチン接種は、副作用など伴う場合もありますが、

  • 猫伝染性腸炎(猫汎白血球減少症)
  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫白血病ウイルス感染症
  • 猫クラミジア感染症
  • 猫免疫不全ウイルス感染症

これらの感染症の予防に役立つと言われています。
単独のワクチンもありますが、殆どの場合3種、4種、5種、7種とワクチンを組み合わせた混合タイプが多いと思います。

  • 単独:猫白血病ウイルス感染症
  • 3種:猫伝染性腸炎、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症
  • 4種:猫伝染性腸炎、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症
  • 5種:猫伝染性腸炎、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症
  • 7種は、何通りかある猫カリシウイルス感染症に対抗するために3種類、プラス猫伝染性腸炎、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症の混合ワクチンです。

5.接種前の注意、接種するのによい時間帯は?

猫
接種前の注意点は、便の様子(柔らかさ)、食欲元気があるかなどを観察し、接種前の準備として検便や検査などを動物病院でしてもらいます。
健康状態が優れないときは接種を見送り、健康状態がよい時に接種しましょう。
ワクチンは、病原性を弱めたものとはいえ、一時的に体に負担になることには変わりません。

ワクチンの副作用がでないとも限りませんので、接種は午前中がおススメです。
午前中に済ませておけば、万が一副作用が出てしまった場合、午後に再度病院に相談したり、必要であれば処置をしてもらうことができます。
また接種後数日は、注意深く猫ちゃんの様子をみることも大切。

6.接種後こんな症状が出ることがあります

猫
体内に病原体をいれる為、接種後に副作用が出ることもあります。
これらはアレルギー反応によるものだと考えられており、アナフィラキシーショックは けいれん、貧血、呼吸困難、血圧低下などが接種後10分から20分で起こるとされています。
心配な方は、接種後30分ほど病院で待たせてもらうなどするとよいと思います。

また顔が腫れる、蕁麻疹、体を触ると痛がる、ぐったりして食欲が一時的になくなる場合などがあります。
これらの場合も午前中にワクチン接種をしていれば、午後再度病院に状態を話し、処置が必要かなどをその日のうちに獣医師に相談することができます。

7.来年のワクチンに備えて状態を観察する

350 スケジュール 手帳 AC
仔猫の時は、2回ワクチン接種をします。
以降は、初年度2回目のワクチンから1年後、1年に1回になります。
動物病院によっては、ワクチンのお知らせのはがきを送ってくださいますが、手帳やカレンダーなどに記録して、飼い主もワクチンの時期を把握するようにしましょう。

また、ワクチン接種後の様子などを簡単にでもよいので記録しておくことで次回のワクチン接種の種類を変更するなど副作用軽減に役立ちます。
例えば、5種や7種を接種後にグッタリとしてしまった場合は、室内飼いであれば3種に変更する
など、獣医師と相談する際にもこの記録が役立ちます。

おわりに

雑誌を読む猫と飼い主
稀に重篤なアレルギー症状を引き起こす可能性もあるワクチンですが、接種することで感染症の予防(猫ちゃんの健康維持)に役立つのは事実です。
接種時は、万全の状態で、できるだけ体への負担がないように考慮しながらかかりつけの獣医師とワクチンの種類についてもしっかりとご相談の上、接種するようにしてください。
※接種をするか否かは、副作用の心配などを考慮し、猫ちゃんの状態などを確認しながら獣医師と相談の上、飼い主の判断、責任において行ないましょう。

胸キュン♡猫コスメ・雑貨胸キュン♡猫コスメ・雑貨特集
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者:コスメコンシェルジュLIZ

著者の記事一覧

コスメと猫が大好きなコスメコンシェルジュLIZ(リズ)です。
美容好きがこうじて、第一期生としてコスメコンシェルジュ資格、漢方スタイリスト・サプリメントマイスター資格を取得。
美容ライターとして活動しています。
野良猫だった現、愛猫と出会って以来、猫の可愛さに目覚めてしまい・・・猫のことをもっと知る為、一般社団法人 日本ペット技能検定協会キャットケアスペシャリスト/キャットシッターを取得いたしました。
Lierでは、美容や漢方のコラムだけでなく『コラムを通して猫と人の幸せな生活のサポート』を目指し、猫コラムもお届けしています♪

主な保有資格は、下記の運営ブログに記載しております。
コスメコンシェルジュLIZのWORLDコスメ図鑑etc...

関連記事






ページ上部へ戻る