季節のかわり目に起きやすい体調不良に積極的に摂ると良い食材

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日本には一年を通して四季があり、天気や温度環境が変わるので、その都度体を気温に合わせて生活しなければなりません。
季節の変わり目は、何かと体調を崩しやすいものです。
中医学には、自分の体調を知るための様々な方法があります。
中でも、基本的でわかりやすい、気・血・水というワードから体調を調べる方法がありますので、チェック表をみて体質を調べてみてください。
自分の体調を知っておくことで、季節の変わり目に、体調不良になる前に、何を補い注意すれば良いのかのヒントになりますよ。

 

体質チェック

チェックがより多くついたカテゴリー部分が貴方の体質です。

気のカテゴリー

瞑想をする女性

A:気が不足する体質

基礎代謝を行うエネルギー不足で、元気がなく疲れやすい。
□冷え性
□汗をかきやすい
□顔にハリ・つやがない
□風邪をひきやすい
□息切れがしやすい
□慢性的な病気がある
□胃腸が弱い
□疲れやすい

B:気の流れが滞る体質

気の巡りが滞って自律神経のバランスが乱れる

□ストレスをうけやすい
□片頭痛がおこる
□不安や憂鬱がある
□胸やわき腹が張りやすい
□緊張しやすい
□ゲップ・おならが出やすい
□ため息をよくつく
□眠れない

水のカテゴリー

水面

C:体液が不足する体質

体液が不足して潤いがなくなり乾燥しやすい。

□のぼせたり、微熱をだしやすい
□便秘がちである
□尿の量が少ない
□喉が渇く
□寝汗をよくかく
□めまいやもしくは耳鳴りがしやすい
□肌のきめがアライ
□目が乾く

D:余分な水分が滞る体質

脂肪分が体内に溜まりやすい。

□めまい吐き気や嘔吐しやすい
□口の中がネバついていることが多い
□体が怠い・体が重い
□下痢をおこしやすく食欲があまりない
□むくみやすい
□胸やけしやすく、痰が多くでる
□尿が黄色い
□舌が黄色っぽくなる・表面にべとべとした苔がある

血のカテゴリー

ハートを持つ手

E:血が不足する体質

血液の量が不足している。

□手足のしびれがある
□抜け毛・白髪が多い
□めまい・貧血がある
□唇に血色があまりない
□生理不順である
□顔色が青白い
□動悸がすることがある
□よく物忘れをする

F:血の流れが滞る体質

体の隅々に栄養が運ばれず、新陳代謝が低下。

□舌が青紫色
□肩こりがひどい
□便秘
□冷え性
□頭痛がよくする
□生理痛がある
□顔色が暗い
□動悸がしたり不整脈がある


A・Bにチェックが多い人

鼻をかむ女性
気は生命を維持するために不可欠なエネルギーの源が気で、気が充実することで、体力や免疫力や抵抗力が増すと考えられています。
AもしくはBの方は気が不足していますので、季節の変わり目には、風邪をひきやすく、体力が落ちやすいので、それを補う食材を摂取しましょう。

A・・・気が不足する体質に良い食べ物

山芋・じゃがいも・かぼちゃ・豆類・米・イワシ・カツオ・はちみつなど

B・・・気の流れが滞る体質に良い食べ物

そば・オレンジなどの柑橘類・ラッキョウ・ジャスミン茶など

C・Dにチェックが多い人

汗を拭く女性
水は、涙や唾液、胃液、汗、リンパ液など全ての水分が不足したり、滞ったり。
それを防ぐための食材を摂って、体質を改善しましょう。

C・・・体液が不足する体質に良い食べ物

卵・豚肉・鶏肉・豆腐・牛乳・ほたて・牡蠣・きゅうりなど

D・・・余分な水分が滞る体質に良い食べ物

大豆・ショウガ・ネギ・ハト麦・とうもろこし・小豆など

E・Fにチェックが多い人

頭痛がしている女性
血は、酸素や栄養素を運び体内を巡ります
血が不足したり、滞っていると、栄養や酸素が全身にまわらなくなります。

E・・・血が不足する体質に良い食べ物

ほうれん草・レバー・小松菜・山芋・いか・たこなど

F・・・血の流れが滞る体質に良い食べ物

チンゲン菜・空心菜・うこん・酢・甜菜・紅花など

自分の体質がわかったところで、自分に足りない部分を補う食材を食べて、体質改善をすることで、季節の変わり目に体調を崩しずらくなってきます。
体に良いものをしっかりと食べて、自然治癒力を高めましょう。
*チェックして頂いた体質は常に同じというわけではなく、季節や環境、体調により体質も変化していきます。

 

季節に合わせて摂りたい食材

緑黄野菜

そしてもう一つ、体を温める作用がある食べ物と、体を冷やす作用がある食べ物があります。
季節の変わり目には体温が変化しますので、上手に体温調節するためにも、どういう食べ物が温める作用があるのか、冷やす作用があるのかを覚えておくと便利です。

寒い時期からだんだんと暖かくなり、そして夏がくると本格的に暑くなり体温が上昇しすぎて体調を崩しがちです。
そんな暑い季節に旬を迎える食材は、体の熱をとり、冷やし、水分を与える食材です。
体の熱を下げて水分を補ってくれる食材を簡単にご紹介します。

熱をとってくれて水分を補給してくれる食材

トマト

真っ赤なトマト
トマトには水を補ってくれる作用、そして体を冷やしてくれる作用があります。
夏の暑い時期に旬を迎えるトマトを、食べる事で、体に不足がちな水分を補え、ほってた体をクールダウンしてくれます。
消化吸収も高めてくれます。
女性に嬉しい、紫外線による肌のダメージを防ぎ、老化防止や、美肌の効果もあるそうです。

きゅうり

キュウリ
代表的な夏の野菜です。
体の熱をとり、水毒を改善する作用があり、夏バテを改善します。
利尿作用にも優れ、むくみ解消によいです。

ゴーヤ(にがうり)

ゴーヤ
体の熱を冷ます働きがあり、のぼせに良いとされています。
にがみ成分は体内の水分バランスを整えてむくみの解消になります。
夏でも冷え性の人は、食べ過ぎないようにしてください。

レタス

レタス
体内の熱をとり、ほてりやのぼせに良く、利尿作用があるので、むくみや尿の出を良くします。
暑さによる食欲減退を予防します。

そば

蕎麦
涼の性質をもち、体の熱を冷まします。
ほてりや、のぼせ、頭痛、めまい、イライラや怒りによる興奮を鎮めます。
消化促進の効果もあり、胃がもたれ気味で食事がとれないときに良いです。

ほうれん草

ほうれん草
造血作用のある鉄分が豊富で、血を補い貧血を改善してくれます。
水を補ってくれるので、体に水分が足りなくなる暑い時期に食べると良いです。
ほてりやのぼせめまいに良いです。

スイカ

スイカとうちわ
体の熱を冷まし、熱中症予防に。
喉の渇きを潤す作用にすぐれ、汗をかいたあと、なかなか水を飲んでも渇きが収まらないときなどに、最適です。
利尿作用が強いので、むくみによいです。
倦怠感の解消。
冷え性の人は、真夏でも食べ過ぎないように。

マンゴー

マンゴー
体の熱をとり、口の渇きを改善、水分代謝を整える。
暑い地域で採れる野菜や果物は、体を冷やしてくれる作用があるものが多いです。
胃の働きをよくします。
食欲減退を予防します。

梨
体の熱を冷まし、体を潤す作用があります。
喉の渇きをいやしてくれます。

パイナップル

パイナップル
体の熱をとり、喉の渇きを鎮めます。
熱中症の緩和にもよいです。
タンパク質分解酵素の働きにより、肉などの消化を助け、胃もたれを予防します。
アルコール解毒作用もあるので、飲み過ぎた場合にも良いです。

ウーロン茶

烏龍茶
体の熱を冷まし、心を穏やかにする作用があります。

いちご

苺
胃腸の働きを整えてくれます。
ほてりの改善、熱を冷まして、ストレス性の不眠や頭痛、目の充血にも良い働きをします。

ビール

ビールで乾杯
麦芽やビール酵母には美肌をつくる効果があります。
胃腸の働きを活発にし食欲増進に役立ちます。
特に利尿作用にすぐれています。
飲み過ぎは、体内に余計な湿気をためてしまうのと、下半身が冷えている人には余計冷えてしまうので注意が必要です。

まだまだ、他にも体の熱を冷ましてくれる食材はありますが、代表的なものをいくつか挙げさせていただきました。
暑い時期は、クーラーをかけすぎたりして、かえって体を冷やし過ぎてしまいがちです。
クーラーの温度を普段よりも少し上げて、体の中から、火照りや熱を冷ます作用がある食べ物をとることで、クーラー病を防げたりします。
クーラーで体を冷やし過ぎてしまった場合は、体を温める作用のある食べ物をとってください。
そして、暑い時期には、体の熱をとる食材をとることで、からだのしんどさがぐっと楽になりますよ。

 

秋から冬にかけて、寒くて体が冷えきってしまう時期に摂ると良い食材

水炊き
続いては、暑い時期から涼しくなる、秋から冬にかけて摂ると良い食材をご紹介していきますね。
体の中から温めることで、冷えの改善ができてきます。
ストーブやこたつにあたって体を温めても、飲むものが冷たかったり、食べる食材が体を冷やすものだと、すぐに体調がおかしくなってしまいます。
寒い時期になってきたら摂りたい体を温める作用の食材を積極的に摂っていきましょう。

体を温める効果のある食材

ネギ

長ネギ
気血の巡りをよくして、体を温めてくれます。
殺菌作用もあるため、乾燥して蔓延する風邪の対策や、風邪による発熱、頭痛、悪寒によいですよ。
汗っかきのひとや、寝汗の酷いひとはあまり食べ過ぎない方が良いです。

にら

韮
冷えで弱っている胃を活発にしてくれます。
血の巡りを良くしてくれます。

かぼちゃ

かぼちゃ
体を温める作用があります。
血行促進効果があり、冷え症におすすめの食材です。

ショウガ


体を強力に温め、発汗作用があります。
ショウガを乾燥させた乾姜(かんきょう)は、生薬として用いられています。
冷えに伴う様々な症状の改善に役立ちます。
下痢や吐き気にも良いとされています。
殺菌作用や解毒作用があり、魚介類の食中毒予防に役立ちます。

まぐろ

まぐろの刺身
気力や体力の衰えに冷えを伴う虚弱体質の改善に良い食材だそうです。
滋養強壮の効果があります。
体を温め血行を良くします。

アナゴ

穴子丼
胃腸を温めて全身の血行を良くします。
生理痛の改善にもよいそうですよ。

ぶり

ブリ 
冬は脂がのって美味しくなるぶりですが、疲労回復作用があり、全身のだるさを解消してくれます。
老化防止にも良いですよ。

ニンニク

にんにく
体を温める性質が強く、冷えが原因の不調に良いとされています。
血行不良の改善に効果があります。
殺菌作用も強く、食中毒予防にも良いです。

 

おわりに

ほんの一部ですが、代表的な体を温める食材や体を冷ます食材を紹介してきましたが、薬膳では、その人の体調を整えるためには、食材の持つ重要な特性をしり、冷えて体調が良くないときには温める効果のある食材を、熱があるときには、冷ます食材をとバランスをとっていくことが重要だと考えられています。
それには、普段から自分の体調そして、食べている食材の特性を知っておく必要があります。
薬膳とは、特別な材料を使った特別なものではなく、日ごろ身近にある食材が考え方ひとつで体に作用する、一番の薬になるのです。
生き物が本来持っている回復機能、自然治癒力を最大限に生かせるようにという考えで、病気を未然に防ぐ、未病のうちに不調を改善する事が重要なため、自分のその日の体調にあった食事をより効果的な料理法で作ることが大切です。
毎日の健康のために、美味しく体調にあったお食事を摂ってくださいね。

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著者:ERIKA

著者の記事一覧

リフレクソロジーサロンの経営・美容機器の販売に携わり、
その後芸能プロダクション・タレントスクールの経営に11年携わりながら、アロマインストラクターの資格を取得しアロマテラピーを用いたタレント・モデルのスタイル維持・美容と健康・気持ちの向上をテーマにレッスンも担当。
季節や心の状態に合わせ、気分を明るく朗らかに保つアロマオイルのレシピ作りや、
体調に合わせて組み合わせるハーブティーレシピ、 肌のお手入れ美容法などをお届け予定です。

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