茶ぐまにも効果的!自宅で簡単ホームピーリング

シミやくすみ、茶ぐまなどに悩んでいませんか?
年齢を重ねると、お肌の悩みも増えてきますよね。
ピーリングはシミやくすみ、茶ぐまなどあらゆる肌老化の改善に効果的な美容法です。
ピーリングの効果ややり方のポイント、自宅で簡単にできるピーリング剤の作り方などをご状介していきます。
今日からピーリングを取り入れて、肌老化を改善していきましょう。
肌老化とは?
私たちは歳を取って老化していきますが、お肌や細胞なども老化していきます。
年齢とともにお肌が老化してしまうとお肌のターンオーバーが遅くなりますが、このターンオーバーが遅くなると、表皮は薄くなって、死んだ角質細胞の層がどんどん分厚くなっていき、お肌のくすみとなっていきます。
さらにシミの原因になるメラニンを排出する作用も低下してしまうので、シミやくすみが出やすくなってしまうのです。
これだけでも肌老化は女性にとって、恐ろしいものということがわかりますね。
肌老化を予防・改善するピーリング
この肌老化を予防・改善するのに効果的なのがピーリングです。
ピーリングとは英語の「peel(皮をむく」という意味で、酸などの薬剤を使い、古くなった角質を除去してお肌の再生を促すという美容法です。
酸や角質を除去と聞くと怖いイメージを抱く人もいるかもしれませんが、市販されているピーリング剤は比較的お肌にやさしいものも多く、皮膚科ではニキビやニキビ跡、シミやシワなどの治療にピーリングが取り入れられています。
ピーリングの効果
ピーリングを行うことによりお肌の代謝がアップしてターンオーバーが促されるため、お肌の若返り効果が期待できます。
また、ピーリングには真皮のコラーゲンを増やして、できてしまったメラニン色素の排出を促進させる効果もあります。
そのため、シミやシワ、くすみ、たるみ、毛穴の開きなど、様々な肌老化の改善に効果的です。
シミやシワなどトラブルが起こる前にピーリングを取り入れておくことで、肌老化のトラブルを予防することができます。
ピーリングは茶ぐまにも効果的!
茶ぐまってなに?
茶ぐまという言葉はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、シミやくすみなどが目の下にできてくまのように見えるものが茶ぐまです。
茶ぐまを改善するには、ピーリングやビタミンC誘導体やカモミラETなどの美白成分が入っている美白化粧品でケアするのが効果的です。
目をこするクセがある人は要注意!
目の周りをよくこするクセがあると、その刺激により目元がくすんでしまうこともあるため、今すぐクセをなおしていきましょう。
また、洗顔やクレンジングなどの際も、強くこすりすぎていないか確認しましょう。
茶ぐまもピーリングでケアしよう
ピーリングは茶ぐまの原因でもあるメラニンの排出を促進させる効果があるため、茶ぐまの改善に効果的です。
また、目やまぶたをこするクセがある人はまぶたの皮膚が厚く硬くなってしまいますが、この分厚く硬くなったまぶたにもピーリングは効果があると言われています。
ピーリングはきちんと行えば、余分な角質を除去してお肌を柔らかくしてくれるという大きな効果を得ることができます。
ピーリング剤の選び方のポイント
ピーリング剤と聞くと「クルクルこするとポロポロと消しゴムのようなカスが出るアレでしょ?」と思う人も多いかもしれません。
しかし市販のピーリング剤にはいくつか種類があります。
この角質をこすってポロポロと落としていくようなゴマージュタイプ、その他スクラブタイプや拭き取りタイプのものは、お肌を摩擦して傷めてしまう可能性が高いのであまりおすすめしません。
おすすめはお肌にやさしい洗い流すタイプのものです。
市販されているピーリング剤は皮膚科などの専門機関で使われているものよりも濃度が低いため、そこまで危険性はないので手軽に使えます。
しかし敏感肌や乾燥肌などの人は刺激を強く感じることもあるため、赤みが出たりしたら使用を控えたほうがいいでしょう。
ピーリングのやり方
基本的なピーリングのやり方を説明します。
- ピーリング剤をTゾーンにのせる
基本的にはピーリングは洗顔後、顔や手が塗れていない状態で行います。
適量のピーリング剤を手に取り、はじめに皮脂が多い部分であるTゾーン、額や頬にものせてなじませます。 - 肌が弱いUゾーンにピーリング剤をのせていく
つぎに目元から顎にかけてピーリング剤をなじませていきます。
Uゾーンはお肌が弱い部分なので、中指と薬指をくっつけて小さな円を描くようにして、ピーリング剤をやさしくなじませていきます。 - ぬるま湯でよくすすぐ
ぬるま湯でしっかりとすすいでいきます。
流し残しがないようによく洗い流しましょう。 - すばやく保湿する
ピーリング後はお肌が乾燥しないうちに、すばやく保湿しましょう。
ピーリング後は乾燥しやすい状態になっているので、セラミドが配合されている乳液や美容液などを使うのがおすすめです。
ピーリングをする際の注意点
ピーリングは間違った方法で行ってしまうと、逆にお肌を傷めて赤みやかゆみなどのトラブルの原因になることもあります。
はじめにUゾーンにのせない
Uゾーンはお肌が薄くて弱い部分のため、いきなりピーリング剤をUゾーンにのせておくとお肌を傷める原因になってしまいます。
Uゾーンにピーリング剤をのせておく時間を短くするために、Uゾーンは最後にのせるようにしましょう。
時間をかけすぎない
「しっかり時間を置いてピーリングしたほうが、お肌が若返るのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、ピーリング剤は時間を置けば置くほどいいというわけではありません。
丁寧に塗りすぎて時間をかけすぎないように注意しましょう。
こすりすぎない
ピーリングをするときにただ塗るだけでは効果が弱い気がして、ついつ指でクルクルとマッサージをしてしまう人も多いでしょう。
ピーリング剤はただ塗っておくだけで、目には見えなくてもちゃんと効果を発揮しています。
こするとお肌に刺激となってしまうので、こすってしまわないように注意しましょう。
おすすめのピーリング剤
おすすめのピーリング剤をご紹介していきます。
自分に合ったものを見つけていきましょう。
カントリー&ストリーム
フェイシャルピーリング2
内容量:180ml
参考価格 ¥1,728
古い角質や余分な皮脂をやわらかくして除去してくれるAHA(フルーツ酸) 配合のピーリング剤です。
オーガニックオレンジオイル配合でツルツルのお肌に♪
さわやかな柑橘系の香りです。
サンソリット
スキンピールバー ティートゥリー
内容量:135g
参考価格 ¥2,700(税込)
ニキビに有効なティーツリーオイルが配合された「脂性肌」や「ニキビ肌」の人におすすめのピーリング石鹸です。
あくまでもピーリング剤なので、毎日使うのではなく定期的にピーリング剤として使用することをおすすめします。
敏感肌や乾燥肌の人におすすめのピーリングのコツ
敏感肌や乾燥肌など刺激を感じやすい人は、普通にピーリングを行うと刺激となってしまうこともあります。
ピーリングは無理に行っても逆効果になるので、赤みなどが出た場合は使用をストップしましょう。
刺激を感じやすい人は、できるだけピーリングの刺激を減らして行うといいでしょう。
濡れた状態でピーリングする
通常は乾いた肌にピーリング剤を塗りますが、あえて肌を濡らしてピーリングすることで刺激を減らすことができます。
ピーリング剤を水で少し薄めて使うのもいいでしょう。
ピーリング時間を短くする
ピーリングを使用する時間を短くすることでも、刺激を減らすことができます。
やさしくすばやく塗って洗い流しましょう。
ピーリング剤は自分でも簡単に作れる
ピーリング剤は色々な種類のものがたくさん売られていますが、お肌を傷める可能性が高いゴマージュやスクラブタイプが多い傾向にあります。
できれば「お肌に負担が少ないものがいい」と思っても、どれにしたらいいのか迷ってしまいますよね。
実はピーリング剤の材料は、薬局で手軽に買えるんです。
次のものを用意しましょう。
- クエン酸:10g
- 精製水:100ml
- 空き容器
空き容器は煮沸消毒ができるビンなどを選びましょう。
100円ショップなどで売られているものでも、煮沸消毒ができるものならOKです。
容器を煮沸消毒し、その後材料を入れてクエン酸が溶けるまでシェイクするだけです!
煮沸消毒は少し手間かもしれませんが、作り方はとても簡単です!
使い方は基本的には通常のピーリング剤と変わりません。
これを洗顔後に顔全体になじませ、まずは30秒ほど時間を置きましょう。
その後ぬるま湯でよく洗い流します。
30秒でも刺激が強い場合は、無理せず15秒くらいでやめても大丈夫です。
慣れてきたら1分くらいに伸ばすなど、自分のお肌と相談して調整しましょう。
クエン酸は弱い酸なので、敏感肌や乾燥肌の人におすすめです。
しかし、酸としては弱いので初期の小さめのニキビや薄いシミなどには効果的ですが、シワやニキビ跡まで改善は難しいかもしれません。
ピーリング後にはしっかりと保湿・紫外線対策を!
ピーリングは古い角質を取り除くことで、お肌のターンオーバーが活性化し、コラーゲンの生成を増やす効果があると言われています。
その反面直後は乾燥しやすく、刺激を受けやすい状態になるので、ピーリングをした後はすぐに保湿してあげましょう。
ピーリング後は紫外線の影響を受けやすくなってしまうので、外出する際などは紫外線対策をしっかりと行いましょう。
また、ピーリング後はマッサージやフェイスパックなどはお肌に刺激となってしまうことがあるので、ピーリング後2~3日は控えましょう。
ピーリングの使用頻度は?
ピーリングはお肌の角質を取り除く行為なので、頻繁に行ってしまうと逆効果になってしまいます。
週に1~2回がいいと言われていますが、やりすぎは逆効果です。
お肌のターンオーバーが遅れていると思っても、本当は早まっているということもあります。
個人差があるので自分の肌の調子を見ながら、月に1回くらいから試してみましょう。
おわりに
ピーリングはシミやシワ、茶ぐま、くすみなどのトラブルの改善や肌老化の予防・改善に効果的な美容法ですが、こすったりその後のケアを怠ったりすると逆効果になることもあります。
正しいピーリングのやり方を知り、肌老化やトラブルを予防・改善していきましょう。
