天体観測!見上げてごらん、夜空に輝く冬の星座のお話し

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見上げてごらん〜♪夜空の星〜を♪
ということで、今回は肉眼でもバッチリ楽しめる冬の星座のお話です。

冬の夜って寒いし暗いしで、一人で歩いている時なんてつらくてたまりませんよね。
ところがそんな「すごく寒い冬の夜」だから見られる美しい星空があるんです☆

☆「冬の大三角」をつくる3つの一等星☆


気温の低い真冬の夜空は一年でもっとも空気が澄んでいます。
そのため普段はぼんやりと浮かんでいた星たちがいっせいに眩しく大きな瞬きを放ち、なんと望遠鏡を使わずに肉眼ではっきり見ることができるんです!

とくに冬の大三角と呼ばれる「おおいぬ座のシリウス」「こいぬ座のプロキオン」「オリオン座のベテルギウス」の3つの一等星は、冬の夜空に浮かぶダイヤモンドと喩えられるほど美しく、それはまるで暗くて寒い冬の夜をぶるぶると震えながら歩く「迷える子羊状態」の私たちを、明るく美しい聖なる光で導くかのようにも見えるのです。

星座探しというと望遠鏡が必要だったり星座表が必要なイメージがありますが、とにかく寒くて心も体も凍えそうな夜なら肉眼でも十分天体観測できちゃいます!というわけです。

とりあえず、まずは一番大きくて明るい星「おおいぬ座のシリウス」から見つけてみましょう!

おおいぬ座のシリウス

おおいぬ座は狩人であった勇者オリオンの猟犬と言われています。

犬の形を描くおおいぬ座の鼻先に位置する一等星シリウスは、ギリシャ語で「光り輝く者」や「焼き焦がす者」という意味を持ちます。
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冬の夜空の南側を見上げると、そこには周りの星たちに比べてひときわ目立つ大きくて明るい星があります。
それが、おおいぬ座の一等星「シリウス」です。

シリウスはなんと太陽の26倍もの明るさと、太陽の2.5倍もの大きさを持っているそうで、地球から太陽の次に明るく見える恒星です。

とにかく大きく、とにかく明るい!冬の夜空でもっとも目立つため、冬の星座探しの目印になる星と言われています。

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▲「冬の大三角」でのシリウスの位置は、逆三角形▽を描くように並ぶ「冬の大三角」の下の部分にあたります。
そしてシリウスの右上にある大きなオレンジ色の星がオリオン座のベテルギウスで、左上にある大きな白い星がこいぬ座のプロキオンというわけです。

こいぬ座のプロキオン

こいぬ座はおおいぬ座につづいて勇者オリオンの第二の猟犬と言われています。

ギリシャ語で「犬の前に」という意味を持ち、こいぬ座がおおいぬ座の前に夜空に上がることが由来と言われています。
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わんわん!とまさに子犬のように元気に吠える子犬を描くこいぬ座。
シリウスの左上に位置する一等星プロキオンは、ちょうど子犬のお腹をあらわしています。

大きなシリウスの左上に輝くプロキオンは、さほど大きな星ではありませんが、小さい星には珍しくとっても明るい光を放っています。

天体では小さい星座はあまり注目されることはないのですが、こいぬ座のプロキオンは小さい星でありながら強く明るい輝きがとても珍しく、小さい星座でありながらもとても有名になっています。

オリオン座のベテルギウス

オリオン座はギリシャ神話の海の神ポセンドンの息子オリオンのこと。
あまりにも強いその力を誇示した罰として夜空に上げられたと言われています。
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南の空に浮かぶ大きな星座オリオン座は、真っ白な三つ星がぴったりと仲良く並び、それを4つの大きな星が囲んでいます。
まるで大きな砂時計のような形をしたとても見つけやすい星座です。

オリオン座の三ツ星を囲む4つの星のうち、左上のオレンジっぽい赤い星が冬の大三角の一つ「ベテルギウス」です。
「巨人のわきの下」と「巨人の足」といった意味があり、青年オリオンの体の位置を表します。

オリオン大星雲
▲ちなみにオリオン座の真ん中にある三つ星付近を肉眼や双眼鏡でよく観察してみると、天気が良い日には「オリオン大星雲」が見えることがあります。

オリオン座大星雲は巨大なガスの塊で、実は新しい星たちが次々と生まれてくる場所なんです。
たくさんの星の赤ちゃんが生まれてくる大星雲を肉眼で見られるなんてちょっと感動ですよね。

☆東京デートにおすすめのプラネタリウム☆

冬の美しい星空をきっかけに「天体にハマった!」という方や、冬のデートで行くところがマンネリ化してしまったカップルに是非オススメしたい星空スポットがこちら!
(ちなみに筆者はいつもふらっと一人で観に行きます・・・。)

世界一のプラネタリウム「多摩六都科学館」

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画像:多摩六都科学館公式サイト
東京エリアでおすすめの世界最大級のドーム「多摩六都科学館」サイエンスエッグ。
ギネスで世界一に認定された投影機・ケイロンⅡが限りなく本物に近い星空を織りなす超リアル系のプラネタリウムです。

「アトラクション的なド派手な映像演出も悪くない。でもせっかくなら南の島で見るみたいな本物の星空が見たい!」
そんなオトナ女子たちの気持ちを満たしてくれるのが、このプラネタリウムなんです。

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画像:多摩六都科学館公式サイト
普通のプラネタリウムだと、ちょっと大ざっぱ気味に表現されてしまいがちな天の川や恒星星団。
本物の夜空で観られないところほどリアルに再現してほしいんだけどなぁ〜と思うのがオトナの女子ゴコロではありませんでしょうか?
どんなに演出が良くても、ナレーションがイケメンボイスであろうとも、本当に胸を熱くしてくれるのはやはり本物の星空なはず・・・。

ここのプラネタリウムではギネス世界一に認定された投影機ケイロンIIによって、ぼやけがちな大きい星から、客席からは見えないであろう小さな星一つまで全て妥協なく!1億4000万個を超える小さな星一つ一つで天の川から恒星星団がリアルに表現されているんです!

この投影機がどれほどすごいかというと、星そのものを再現する光源に、23m以上の大きいドームで世界史上初めて高輝度LED光源が使用することで、通常ぼやけてしまいがちな小さな小さな一つの星さえもピンボケせず、全ての星が美しく重なり合うことで立体感と奥行きが見事に再現されるのです。

「本当に星が浮いてるみたい!」と思わず息をのむほどリアルな星たちが、果てのない本物の星空となって大きく広がり、またスタッフさんによる録音でない生解説がより一層リアル感を高めてくれます♪

公式サイト♡

☆東京アクティビティおすすめの星空スポット☆

天体観測しに行ってみたい!と肉眼で見る本物の星の美しさに目覚めた方は是非こちらがおすすめです!
大切な人に「星を見に行こうよ!」なんて誘ったらとってもロマンティックですよね。

星空日本一にも選ばれた「世界遺産コペペ海岸」

天体観測!見上げてごらん、夜空に輝く冬の星座のお話し
画像:小笠原村観光局
コペペ海岸は東京・小笠原諸島「父島」にある海岸です。2011年に美しい自然環境が認められ、世界遺産登録されました。

冬に海岸で天体観測ですか?と思われるかもしれませんが、このコペペ海岸は世界遺産登録のほか「星空日本一」に2度も選出された経歴を持つ有名な天体観測スポットなんです。

小笠原諸島=夏の海というイメージがあるだけに「冬になんて行ったら静かすぎて困るのでは?」と思いますよね。

ところが!コペペ海岸のある父島の海開きはなんと日本一早い1月1日の元旦。
しかも水着になって初泳ぎされる方もいるそうです。

夏の観光地というイメージがある場所かもしれませんが、小笠原諸島の冬はなかなか賑やか。

がじゅまるの木のイルミネーション、鼓舞ライブ、ウミガメ観察など観光客も地元民も、みんなが大いに盛り上がれるイベントが盛大に行われているんです♪

公式サイト♡

☆天体観測で使う双眼鏡の選び方☆

冬の夜空は肉眼でも十分キレイな星を観ることができますが、もっともっと「色々見たい!!」という時は双眼鏡を使ってみましょう。
望遠鏡を買うとなるとウン十万とかかってしまいますし、組み立てや操作も女性にはちょっと難しいですよね。

その点双眼鏡は一万円台でかなり高性能、そして首にかけるだけで移動も楽々、特別な組み立ても不要と、女性の天体観測にかなりおすすめなんです!

Point.1双眼鏡の形

ひとことに双眼鏡とはいっても、ガリレオ式、ポリプリズム式、ダハプリズム式と3つのタイプの形があります。

天体観測におすすめするのは最も一般的なポリプリズム式という形の双眼鏡で、機能と価格とバランスのとれた使いやすいタイプです。

Point.2口径と倍率

まず口径というのは、双眼鏡前面のレンズの大きさのことです。大きければ大きいほど光を多く集めて明るく見えます。

倍率は高倍率になる程、対象物(像)が暗くなったり手ブレも起きやすくなるので気をつけましょう。
天体観測用の双眼鏡を買うときは口径50mm、倍率7~10倍くらいのものがおすすめです。

ほかにも「実視界」といって、双眼鏡そのものの視界の広さですとか使い勝手の良し悪しがありますので、一度双眼鏡を取り扱っているお店に行って、店員さんに相談してから通販で安く買うと良いですね。

☆オリオン座の神話☆


せっかく星座を眺めるならギリシャ神話と合わせてロマンティックに眺めていただきたい!ということで、星座のお話で有名なオリオン座の神話をご紹介しますね。

オリオン座にはなぜか2つの神話説があるんです。

青年オリオンと毒サソリ説

さそり座
海の神様ポセイドンの息子であったオリオンは、父親譲りの強い心と力を持っていました。
ところが、「この世に自分に倒せない獲物はいない!」と調子にのって自慢し始めたが運の尽き・・・。

全知全能の神ゼウスの奥さん女神ヘラが「ちょっと、オリオンっていう子生意気じゃない?」と、猛毒をもつサソリをオリオンの元へと遣わせ、オリオンは足のかかとを刺されて命を落としてしまいます。

星座表を見てみるとサソリ座とオリオン座は180°離れた空の位置に上がっていて、その位置関係はまるでオリオン座がサソリ座に追いかけられているように見えます。

調子に乗りすぎて天に上げられた挙句、それでもサソリに追いかけ続けられるだなんて、調子に乗るのもほどほどにということでしょうか・・・。

青年オリオンと女神アルテミス説

女神アルテミス
青年オリオンは月の女神アルテミスと恋に落ちました。
海の神ポセイドンの息子オリオンはギリシャ神話一番の狩人で、そして月の女神アルテミスは弓の名手でした。

二人はそろそろ結婚か?と周りの人たちに思われほどの仲良しカップルでしたが、アルテミスの兄アポロンはちょっぴり気性の荒いオリオンの性格をあまり良くは思っていませんでした。

そしてある日、とんでもない悲劇が起こってしまうのです。
アルテミスの兄アポロンは、いつものように海で漁をするオリオンを、アルテミスに「弓の腕試しだ!」と言って撃たせてしまうのです。

アルテミスは海から遠く離れたところにある光が、まさか恋人オリオンだと思わずにその矢を放ち、オリオンを撃ち落としてしまいました。

二人をかわいそうに思った全知全能の神ゼウスは、「二人がまた会えるように」とオリオンを月の通り道となる位置に上げてあげました。
なんとも切ない恋物語です。

毎年冬の夜は寒くて暗くていやだなぁ・・・と思っている方はぜひ、星空デビューをしてみてはいかがでしょうか♪

なんだか上手くいかない!水星の逆行を知っていれば心配いりません♪なんだか上手くいかない!水星の逆行を知っていれば心配いりません♪
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著者:まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
イラストとライティングのお仕事をしながらのんびり田舎暮らし。
料理好きの食いしん坊で「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
8年間のエステティシャンの経験で学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







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