あなたは正しく選べている?風邪薬の選び方と注意点

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急に寒くなり、鼻水・鼻詰まり・くしゃみ・寒気・のどの痛みなどが出やすくなる時期でもあります。
できることならドラックストアなどで、まずは薬を購入してセルフケアという方も多いのではないでしょうか?

ですが薬は、体に作用するものなので誤った使用方法によって、かえって健康を害することもあります。
インフルエンザワクチンを受けていない方はインフルエンザにかかってしまわれるかもしれません。

そこで、今回は登録販売者試験合格者の筆者が、インフルエンザと風邪の違いや薬を選ぶ上での注意点や選び方などをご紹介していきたいと思います。

1.風邪とインフルエンザの違いは?


のどの痛みや鼻水などが出るといった症状が見られるときは、『風邪かな?』と思いがちですが、これらはハウスダストなどによるアレルギー、まれに冷気・乾燥などでもみられる症状です。
またインフルエンザと風邪の区別がつきにくいということもあるかと思います。

風邪は、空気の通り道である気道の上のほうが、ウィルスによって急性の炎症を起こした状態をいいます。
ウィルスは、アデノウイルス・コロナウイルスなどが代表的ですが、じつに200種類以上とも言われているので驚きですよね。
こう聞くと怖くなる風邪ではありますが、通常4日~1週間程度で、症状は落ち着いていき予後も良好であるという特徴があります。

インフルエンザは、感染力がとても強く重症化しやすいことから、風邪と同じく、呼吸器系の感染症ではあるものの区別されています。

2.風邪?インフルエンザ?こんな時、絶対してはいけないこと


突然ですが、急な発熱で、家に大人用の薬しかない時、皆様はどのように対処されていますでしょうか?
正解は、子供は体調の変化が著しいので出来るだけ、病院にいくことです。 (子供とは、乳児・幼児・そして7歳~15歳未満の小児のことを指します。)
『大人の薬の分量を少なくして飲ませてしまう』というお話も耳にすることがありますが これは絶対にしてはいけないことの1つです。

また15歳未満には飲ませては、いけない成分もあります。
例えば、胃腸障害を起こしやすいとされているアスピリン。
抗炎症作用強いイブプロフェン。
胃への負担は少ないとされているものの注意が必要なロキソプロフェンナトリウム水和物などが、15歳未満の小児と出産予定日12日以内の妊婦が飲んではいけない成分です。
インフルエンザや水疱瘡の疑いのある15歳未満の子供に飲ませてはいけない薬の成分として、エテンザミド・サリチルアミドがありますので、注意しましょう。

子供とともに注意が必要なのが高齢者です。
高齢者とは、65歳以上をさします。
身体能力の衰えなどには個人差があることから、一概にはいいきれないものの、むやみに市販の薬を飲まず、かかりつけの医師に相談することをオススメいたします。

また持病がある方も、薬を服用することによって症状を悪化させてしまう恐れがあることから、かかりつけの医師、または薬剤師・登録販売者などに相談されるとよいでしょう。

風邪薬は、風邪を治すものというイメージですが、風邪薬は風邪による諸症状の緩和が目的とされている対処療法であるということも、重要なポイントとなります。

3.あれこれ飲まない!

かごの中の薬
意外としてしまいがちなのが、症状がなかなか治まらないからといって、様々な薬を飲んでしまうことです。
例えば、熱さまし(解熱鎮痛剤)と一緒に別の風邪薬を飲んだり、漢方と薬を一緒に服用すると成分の過剰摂取になることもあり、とても危険です。

過剰摂取になりやすい成分として、甘草由来のグリチルリチン酸があります。
このグリチルリチン酸は、1日の最大服用量が40mg以上になる場合は医師に相談する必要があります。
また症状がはっきりしている場合は、むやみに薬をいろいろ飲まず、薬剤師・または登録販売者に相談の上、症状にあわせた薬を選びます。

総合感冒薬は、熱にも鼻にも、のどにも・・・などというように風邪のあらゆる症状の緩和を目的としているため、実際にはその症状はない状態なのに意図せず、飲んでしまうといった場合があるかもしれません。
そうしたことを避けるために、一番気になる症状を薬剤師・または登録販売者に相談し、薬を選ぶとよいでしょう。
その際に持病で薬を服用している場合なども合わせて伝えましょう。

4.添付文章は、必ず読みましょう。


風邪薬などの市販の薬を服用する際、分量と飲み方は、ざっと目を通すと思いますが、『してはいけないこと・注意すること・相談すること(かかりつけの医師に相談すること、または65歳以上の高齢者、薬などによってアレルギー症状を起こしたことのある人、妊娠または妊娠していると思われる人。持病のある人)』には、とても大切なことが沢山書いてありますので、服用前にしっかりと読むことで薬によるリスク低減にも役立つとされています。

5.意外と知らない漢方薬の世界


風邪のひきはじめには、葛根湯というイメージはありませんか?
この葛根湯ですが、風邪のひきはじめの段階で汗をかいていない状態・体力が中度以上の人向けとされています。
汗をかいていない状態というと『???』となってしまうかもしれませんが、汗がだらだらと流れている状態は、汗を止めることが出来るほどの体力もない状態であると考えることから、このようにされているそうです。
同様に『麻黄湯』も風邪の初期症状に用いる漢方薬ではありますが体力が充実している人向けで、発刊傾向の強い人・体の弱い人には向きませんのでご注意下さい。

おわりに

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今では、ドラックストア以外で、ホームセンターやショッピングモールにも薬のコーナーが設置されるようになっている為、以前よりもずいぶんと身近になりましたよね。
手軽に購入しやすくなった分、正しい使い方が、なされていることが最も重要となります。
このコラムが薬選びの参考になりましたら幸いです。

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著者:ビューティアドバイザーLIZ.A

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コスメ好きがこうじて、コスメコンシェルジュをはじめとする様々な美容系資格や漢方スタイリスト資格などを保有。
コスメだけではなく、サプリメント、肌の治療薬や漢方を用いたケア・治療方法などを提案しているビューティアドバイザーです。
医薬品販売の専門資格である登録販売者試験合格者でもあります。
Lierでは、美容・セルフメディケーションの増進に加え、キャットケアスペシャリスト/キャットシッターとしての知識を活かし『コラムを通して多方面からの幸せサポート』コラムをお届けいたします。

運営ブログ:Beauty Advisor LIZ.Aのコスメ図鑑etc...







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