女の子をサポート!ピルを上手に活用しよう!!

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みなさんはピルと聞いてどのようなイメージを持ちますか?
ピルというのは元々避妊薬として使われていたのが一般的で、卵巣から分泌される2つの女性ホルモンを化学的に合成したものです。

服用すると脳が排卵を抑制するため、避妊が出来るという仕組みになっています。
ピルは約20年前に経口避妊薬として日本に登場しました。

薬を飲んでまで避妊しなければならないような生活を送っているのかと色眼鏡で見られるようなイメージも当時は多々あったそうです。

ですが、ピルは避妊だけでなく、生理周期を整えるという働きもあるため、当時から生理不順の治療や不妊にならない為の予防として処方する医師もいたようです。

現に現在は避妊薬というよりはどちらかというとなんらかの子宮の不調をサポートする1つの治療として、ピルが処方されることの方が多いようで、10年ほど前からはピルによっては保険が適用されるものも出て来ています。

 

生理の悩みを解決する

お腹に手を添える女性

PMSという言葉、最近はよく耳にします。
PMS(Premenstrual Syndrome)とは月経前症候群のことです。
生理前だいたい2〜1週間くらいから、なんだか身体の調子が悪い、

気分が優れない、具体的には頭痛や腹痛、むくみ、イライラや不安などの気持ちの不安定など。
ひどい人は仕事や生活に支障が出るほどこのような症状が出るといいます。

これは女性特有の、排卵、月経、または妊娠という働きに伴うホルモンの変動がうまくいかないことが主な原因だとは言われていますが、はっきりとは分かっていないようです。

他にも同じような不調でも、全く別のものである月経困難症や更年期障害など、崩れた女性ホルモンのバランスが引き起こす不調というものがいくつかあります。

病院にてピルが処方されるのはPMSの治療目的がほとんどだそうです。

 

ピルってどんな薬?

医療器具とサプリ

具体的にピルというのは、エストロゲンとプロゲステロンという、わたし達の身体にある女性ホルモンに類似したホルモンを含んでいます。

ピルを服用すると、それらのホルモンの働きにより脳下垂体は錯覚を起こす為、身体を妊娠した状態と同じ状況にしてしまいます。
実際には妊娠はしていませんが、脳の錯覚によってわざとその状態を作り出します。

この結果、排卵を促す時に必ず分泌される黄体化ホルモンが抑制されます。
これによって、卵巣は排卵することをお休みしてしまうのです。

またピルの服用やめると、脳下垂体は妊娠が終了したと察知するので再び卵巣を刺激して排卵が始まるようになるのです。

様々なことがきっかけになり、ホルモンのバランスが崩れた事によって排卵がうまくいかなかったり、生理にかなりの苦痛を伴うようになるのですが、その状態が長く続くと将来妊娠しにくい身体になってしまうというリスクが出てきます。

それを回避するために、ある一定期間、ピルの力をかりてホルモン周期やバランスを安定させ、子宮を療養させ、リセットするという目的でピルが処方されるのです。

 

避妊以外のピルの主な効果

・生理が軽くなり生理周期が安定する
・生理前のPMSがなくなる
・肌荒れ、ニキビが軽くなる
・子宮体がん、卵巣がんになりにくくなる
・子宮内膜症の治療に効果がある
・乳房の良性腫瘍の発生率が下がる
など。

ピルを使用することによって、ホルモンによる不調が緩和されます。

 

ピルの副作用

ピルを飲み始めると初期に、不正出血、頭痛、乳房の張り、軽度の吐き気、むくみなどが出る場合もあります。

これらの副作用は通常飲み慣れていけば1、2ヶ月でおさまるようですが、副作用がキツかったり何ヶ月も続くようであれば、自己判断で服用を止めるのではなく医師に相談するようにしましょう。

また、ピルは太るということが言われているので嫌煙する人も少なくないようです。

従来のピル、開発された約40年前くらいのものは、ピルに含まれるホルモン量が多かったため、副作用を引き起こす事例が多かったようです。
また女性ホルモンは身体に脂肪を蓄えるという働きがあるために、体重増加も多々見られたとされています。

ですが、現在日本で認可されている低用量ピル、超低容量ピルというピルは、ホルモン量が低めに抑えられているため副作用などの発生率もかなり低くなっています。

体重増加に関しても、ピル自体の作用によっての体重増加は調べによると1.5kg前後だと言われています。
副作用のむくみによって太ったように感じる場合もあります。

むくみに関しては、利尿剤などと併用して飲むという方もいらっしゃるようです。

ただ、身体の調子が良くなったことによって、食欲が増し今まで以上に食べるようになったのでは?という指摘もあるので、食べる量や適度な運動をするという対策などをしていく必要はありそうです。

 

ピルの種類

先程書いた低容量、超低容量に加えて、ピルは中容量とホルモン量によって分類されています。

低容量、超低容量は副作用軽減の為に使われることが多いようですが、基本的な効き目が弱かったり、稀に不正出血が出るというケースもあるため様子を見ながら医師の指示に従って決められます。

やはりホルモン量が多くなれば、その分副作用も出やすくなるようです。
ピルが身体に合わないという方もいらっしゃるようなので、飲んで体調を崩すのであれば他の治療法を取らなければならない可能性があります。

ピルの副作用の中でも、より気をつける必要があるのが血栓です。
低用量ピルは避妊に加え月経の不快な症状改善などの目的で使用する女性は増え続けています。

副作用に関しても、なるべく発生の確率を下げるため、低容量、超低容量と改善されてはいるものの、頻度は低いですが静脈血栓症になるリスクもあります。
調査によると、静脈血栓症発症率はピル服用のない女性1万人に対して1〜5人であるのに対し、低用量ピル服用女性では3〜9人もあったと報告されています。

ピル服用後にひどい頭痛や吐き気、激しい腹痛、激しい胸痛、息苦しい、押しつぶされるような痛みや、目が見えにくい所がある、視野が狭い、舌のもつれ、失神、けいれん、意識障害、ふくらはぎの痛み・むくみ、握ると痛い、腫れて痛い、などの気になる症状があれば速やかにかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

今はピル服用の患者さんには服用していることを示すカードが渡される場合もあります。

緊急のケースやかかりつけの病院に行けなくても、そのカードがあればすぐに対応してもらえるようになっていますので、保険証などと一緒にし無くさないようにしましょう。

とはいえ、軽い副作用であれば、1、2か月様子を見つつ、治ってくるようなら身体にはメリットがたくさんあります。

望まない妊娠を自分の意思で防ぐことが出来るだけでなく、つらいPMSから解放されること、不快な生理が短期間で済むこと、生理周期が整うことに加え、肌の調子が良くなる、身体が女性らしくなる、体調がよくなるなど。

今まで悩んでいたことが解決する可能性は高くなります。

 

近年は不妊に悩む方がかなり多くなってきています。

その背景には、食べるものや運動不足、睡眠不足などの生活習慣の乱れ。
身体を壊す程の重労働やストレス。

様々なことが原因となり、ホルモンのバランスが崩れてしまうことも関係ないとは言い切れません。

その状態を放置してしまうと、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮ガンなどのリスクが高まるだけでなく、将来妊娠がしにくい身体になってしまうのです。
女性の身体は約28周期で規則正しい生活を送るように出来ています。

ただの生理不順だと放置せず、生理がおかしい、様子がおかしいという場合はすぐに婦人科で診てもらいましょう。

 

実際に使ってみて

サプリを飲む女性

わたしも一時的にピルを使用したことがあります。

わたしは避妊目的ではなく、PMSの治療のためだったので短期間の服用になりましたが、やはり生理前という時期がなくなるため、すごく身体は楽でした。
イライラや体調不良もなく、毎日穏やかに過ごしました。

ですが、わたしの場合は少し副作用がきつかったです。
本当に初期の間だけでしたが、頭痛と吐き気、むくみがキツいなと感じる程度起こりました。

でもPMSの症状を思えば全然マシです。

食欲が出てつい食べ過ぎるというのは副作用より体調が良くなったからだと思い、食事に気をつけながら毎日運動は続けていましたので、体重も1、2キロ増えたくらいでそのあとキチンと戻りました。

 

1番気になったのは乳房のはりです。

350 バスト 胸
最初の1ヶ月くらいは胸が痛いなというのが続きました。

わたしはストレスなどによってホルモンバランスを崩し、PMSが酷くなったため、ピルを使用することになりましたが、やはり生理が正常でないという状態が続く行先には、不妊という大変な事態が待ち受けている可能性は高いそうです。

わたしもまだ息子1人ですので、もう1人は欲しいなという思いで治療をすることにしました。
簡単に言うと、子宮休めのような感覚で数ヶ月ピルに頼りましたが、そういう使い方をされている方もたくさんいらっしゃるそうです。

女性の身体はデリケートですし、普段受ける疲労やストレスもてきめん生理に表れたりします。
女性特有の病気や将来不妊に悩まない為にも、身体を立て直す治療の1つとして、ピルを選択するのもありじゃないかなと思います。

 

おわりに

経口避妊薬として日本に到来して以降、現代のストレスなどによる月経の不調を良い方向に導くという働きから、メジャーに使用されるようになったピル。
しかし今尚20年前から続く副作用という悪いイメージが先行して、なかなかピルには踏み切れないという方もまだまだいるということが分かりました。

ですが、実際に現在処方されている低容量、超低容量ピルに提示されている副作用の発生頻度というのは5%前後。
ほとんどのものは5%以下とされています。

ただ、そのピルが身体に合うかどうかという、相性の問題もあり、敏感に反応してなんらかの副作用が出てしまうというケースもあります。

ピルはたくさんの種類があり、最も身体に合うものがより良い効果を発揮しますので、ピルと付き合っていくにあたっては、主治医と相談しながら無理せずに使用していくということは非常に大切です。

女性の身体は大変デリケートです。
出来るだけ不調は回避し、将来的にも健やかに過ごせるような毎日を送っていきたいですね。

 

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著者:joy

著者の記事一覧

ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。







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