花のある生活・初夏の花「紫陽花」を飾ってみよう♪

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花のある生活・初夏の花「紫陽花」を飾ってみよう♪

梅雨の時期を美しく見せてくれる紫陽花。
とってもキレイな花ですよね。
涼やかな色、幻想的な色、鮮やかな色・・・品種それぞれ個性的で美しい花を咲かせ、見る人の心を落ち着けてくれます。
紫陽花は数ある花の中でも特に女性に好まれる花で、その理由はなんとも言えない繊細な花の色にあります。
女性は男性に比べてより細かく色を見分け、認識し、そして色から受けるイメージによって気分が明るくなったり、リラックスしたり、情熱的になるといった感受性の強さを持っています。
「口ではうまく言えないけれど、紫陽花ってなんか好き」
梅雨の時期のアンニュイな気持ちをより素敵に演出してくれる紫陽花を、今年はお部屋に飾ってみませんか?

紫陽花の種類

日本に咲いている紫陽花もともと日本に自生する原種の「ガクアジサイ」、ガクアジサイを品種改良した「アジサイ」、そして海外で品種改良された「西洋アジサイ」の3種類があります。

ガクアジサイ

額紫陽花
ガクアジサイは漢字で「額紫陽花」と書きます。
その名の通り、額縁のように花を囲むように咲く額咲きの紫陽花で、もともと日本に自生する紫陽花というのがこの種類になります。
どこか線香花火に似たシンプルな紫陽花は、とても涼しげ。
梅雨の訪れを知らせてくれる「昔ながらの紫陽花」です。

アジサイ

紫陽花の花
ガクアジサイに対して、こんもりとまるで手毬のように咲くてまり咲きの紫陽花があります。
この種類は「アジサイ」または「ホンアジサイ」という名前で呼ばれいるのですが、実はガクアジサイを品種改良したものです。
ホンアジサイなんて名前なのでとっても紛らわしいのですが、本家本元の紫陽花はガクアジサイなんですよ。

西洋アジサイ

西洋アジサイ
西洋アジサイとはその名の通りヨーロッパで咲く紫陽花のこと。
1788年イギリスの博物学者ジョセフ・バンクスは、日本のてまり咲きの紫陽花をイギリスの植物園に寄贈しました。
その後、植物園で大切に栽培されたてまり咲きの紫陽花は品種改良され、そして目にも鮮やかな西洋アジサイ「ハイドランジア」が誕生しました。
ここ最近お花屋さんでよく見かけるようになったちょっと珍しい紫陽花は、もともと日本の紫陽花が海を渡り、ヨーロッパで品種改良され、再び日本に戻ってきたものなんです。

人気の品種

私たちが小学生の頃は、紫陽花といえばガクアジサイかてまり型のアジサイしかなかったような・・・。
今ではずいぶん品種も増え、中でもとくに可愛く人気が高いのがこちら!

てまりてまり

花のある生活・初夏の花「紫陽花」を飾ってみよう♪
なんとも可愛い「てまりてまり」という名前そのままに、てまり型にまとまった小花をよく見て見ると、小花の中にさらに小さな花が咲いています。(紫陽花の花びらのような部分は実際は花ではなくガクの部分になります)
てまりてまりは西洋アジサイと日本の品種ヤマアジサイを交配させた加茂花菖蒲園オリジナルの品種で、花色はピンクとブルーの二種類があり、育つ土壌がアルカリ気味ならピンク、酸性ならブルーとなります。
西洋アジサイならではの大きな花のまりをつけながらも、そこに咲くのは日本のヤマアジサイの繊細な小花!
ヨーロッパと日本の紫陽花の両方のいいところが楽しめる品種です。

シュガーホワイト

花のある生活・初夏の花「紫陽花」を飾ってみよう♪
小花のふちにまるでフリルレースみたいに細かい切り込みが入ったこの紫陽花は「シュガーホワイト」という西洋アジサイの品種です。
咲き始めは淡いグリーンから始まり、時間が経つとともにやがて真っ白になります。
育つ土壌が酸性でもアルカリ性でも、どんな状態の土でも真っ白な花を咲かせるのが特徴です。
結婚式でのブーケにもよく使われるほど人気のある紫陽花なんですよ♡

万華鏡

花のある生活・初夏の花「紫陽花」を飾ってみよう♪
風車のように先の細い八重咲きの花をつける紫陽花「万華鏡」。
花をよ〜く見て見ると、小さな花びらそれぞれに白いふちが・・・。
とっても繊細な色合いや美しい咲き方をすることから、鉢植え一つで一万円するものもある大変貴重な品種です。
育つ土壌によってブルーもしくはピンクに花の色が変わるのですが、ほとんどの場合ブルーの花が咲くそう。
もしピンク色の万華鏡を見つけたら、それはとってもレアな紫陽花です。

アナベル

花のある生活・初夏の花「紫陽花」を飾ってみよう♪
とっても大きなてまり型の紫陽花「アナベル」は、北アメリカ原産の紫陽花です。
ブーゲンビリアみたいに鮮やかなピンクの花を咲かせるものと、ユキヤナギに似た純白の花を咲かせる2種類があります。
他の品種に比べてとにかく丈夫で持ちが良く、苗を買って庭に植える方もとても多いそう。
とにかく大きな花のまりをつけるアナベルは、たった一輪飾るだけでもパッと周りが華やぎます。

クリムゾン

アジサイの花 秋色の紫陽花
夏色の紫陽花がそろそろ終わりかな?という頃に咲く秋色の紫陽花があります。
秋を感じるシックな色が特徴の「クリムゾン」という品種は、秋の花モクレンやアケビの実のようなこっくりとした紫の花色で、その中心は鮮やかな青。
ビビットな花色が飾っているうちに、淡く色あせていく様もまた味があってキレイです。
大人の客人を迎える時など、和モダンなインテリアとして飾ると「あら素敵ね!」と、とっても喜ばれます。

紫陽花を切り花で長持ちさせるコツ

花瓶に飾られたアジサイの花
紫陽花は一輪でも十分ボリュームがあるので、切り花として単品で飾るだけで十分素敵です。
ただ、一つ難点があるとすればそれは少々花持ちがわるいということ。
お花屋さんで買ってきてから2、3日はキレイな色をしているものの、あとはお花が茶色くしなびてしまったり、くたっと元気がなくなってしまいます。

紫陽花のように茎の中に白い綿のようなものが入った「枝モノ」は、普通に生けただけでは水の吸い上げが弱いので、すぐに枯れてしまうといった特徴があります。
ですが、庭や道路沿いなど地面に咲く紫陽花はちゃんと咲いていますよね。
色鮮やかな紫陽花を切り花でも生き生きと長く咲いてもらうにはちょっとしたコツがあるんです♪

紫陽花を切り花で長持ちさせるコツ

  1. 茎の根元を斜めにカットする
  2. 茎の中の白い綿を掻き出す
  3. 鉛筆を削る要領で根元の厚い皮を削ぐ
  4. 緑色の柔らかい茎が出てきたらたっぷりの水にすぐ浸ける

花瓶に生ける前に1〜4の工程をするとお花の持ちが全然違います。
お花屋さんで買ってきたときや、お庭に咲く紫陽花を切って活けるときはぜひやってみてくださいね。

紫陽花を素敵に飾る♡おしゃれな花瓶

今回はリーズナブルなお値段なのに、デザイン、材質、大きさなどとにかく品揃えが良く「コレだ!」と思える花瓶に出会えるHitoHanaさんから紫陽花を飾るのにピッタリな花瓶をいくつか選んでみました。

HitoHana(ひとはな)

BOBCRAFT ペイルポット

Mサイズ ¥2,800
外径 12cm、内径 9cm、高さ 12.5cm
ソーダガラスで作られた花瓶です。
炭酸水の泡のような繊細な丸模様に、爽やかな薄い水色と丸みを帯びたフォルムは「夢で見るような水たまり」や「雨上がりの空」など初夏のファンタジックなイメージそのもの。
ふわっとした色を引き締めるように散りばめられた光沢のある石粒が入っているところも大人可愛いポイントです。

HitoHana(ひとはな)

clay ポット・ア・エピス

Sサイズ ¥1,600
外径 9cm、内径 5cm、高さ 10cm
ミルクポットのような可愛らしいこの花瓶は「ストーンウェア」といって石のように硬い陶器で作られたもの(陶器といっても水は漏れませんのでどうぞご安心を)
アイボリーの釉薬に茶色が透けたナチュラルな雰囲気は、心が落ち着く優しいデザイン。
お庭で摘んできた野花をさらりと飾るのにピッタリなこのポットは、紫陽花も気取らずそのままラフに飾るだけでとってもとっても可愛いです。

HitoHana(ひとはな)

BOBCRAFT きのこベース

Mサイズ ¥1,900
外径 10cm、内径 3cm、高さ 15.5cm
ソーダガラスで作られた、名前の通りの「きのこ」みたいに口が広がった形の遊び心のある花瓶です。
クリアなガラスの素材感となめらかな曲線のデザインは、どんな花とも相性が良く、また飾る場所もオールマイティ。
儚げな淡い色の花も、飾り方が難しそうな個性的な花も「キレイな花」として日常にマッチさせてくれます。

HitoHana(ひとはな)

Hammershoi ベース ミニ ローズ

ミニサイズ ¥3,000
外径 8cm、内径 3cm、高さ 10.5cm
つるんとなめらかな陶器で作られた花瓶です。
見るだけで優しい気持ちになれるローズ色に、丸みを帯びた縦長のフォルムに縦溝が入ったとってもエレガントな雰囲気です。
ミニブーケはもちろん、紫陽花などの大輪の花を一輪挿しするにもにぴったりのデザインで、玄関や寝室、窓辺になどにインテリアとして飾るのがおすすめです。

HitoHana(ひとはな)

Omaggio グラスベース(スチールブルー)

Sサイズ ¥7,500
外径 15cm、内径 10.5cm、高さ 17.5
なんとも言えないガラスの透け感がとっても素敵なこの花瓶は、一点一点すべて職人さんが吹きガラスで作ったハンドメイド製品です。
ボーダーの部分も職人によるハンドメイドレーザーカットで施されているというこだわりよう。
ボリュームのある紫陽花をゴージャスに生けても圧迫感なく涼しげに飾ることができます。

HitoHana(ひとはな)

unico ベース H170 (イエロー)

¥11,000
外径 14.5cm、内径 3.5cm、高さ 17.5cm
コロンとまぁるい果物のような陶器の花瓶です。こちらも一点一点職人さんが作ったハンドメイド製品で、つるん!としたなめらかなフォルムの中に、どこか温かみを感じるのは人の手で作られたからこそ。
サイズ感は見た目そのまま、ちょうどグレープフルーツくらいの大きさで両手にコロンと包めるほどの可愛らしい大きさです。
じめじめした初夏だからこそ爽やかな黄色が映える素敵な花瓶です。

HitoHana(ひとはな)

Omaggio ベース( グラナイト グレー)

Lサイズ ¥11,000
外径 18.5cm、内径 10cm、高さ 31.5cm
清潔感のある白磁の陶器で作られた花瓶です。パッと目を引くボーダー模様は職人さんによる手描きで色付けされています。手描きならではの味のある濃淡がどこか懐かしを感じるモダンな雰囲気ですよね。
花瓶自体はかなりワイドな感じですが、口元がすぼまっているので紫陽花などの大輪の花をシンプルに一輪挿しするのも大アリです!

紫陽花は江戸時代見向きもされない花だった


梅雨の時期、濡れた道路の道端に咲く紫陽花って本当にキレイですよね。
今でこそ人気の紫陽花ですが、実はこの紫陽花ブームは西洋アジサイが輸入されるようになってからのことなんです。
江戸時代の頃なんかはほとんど見向きもされず「あ〜紫陽花ね、ふ〜ん」くらいの扱いでした。
こんなにファンタジックで素敵な花なのに不思議ですよね。

花言葉がちょっと微妙だった

みなさんは紫陽花の花言葉を知っていますか?
紫陽花は育つ土壌のPHによって色が変わるもので、酸性の土壌では青、アルカリ性の土壌なら赤(ピンク)の花を咲かせます。
この土壌によって色が変化する性質を、昔の人々は「まるですぐ気が移る浮気者のようだ」とユニークに捉え、「移り気・浮気」といった花言葉になったようです。
ちょっと見方を変えれば相手の色に染まる健気な女性のようにも思えますが、ネガティブな花言葉をつけられちゃったんですね。
ちなみに最近では、小さな花がたくさん集まって大きな花に見えることから「一家団欒」なんて素敵な花言葉を新しくもらえたようです♪

植木屋さんから嫌われていた

江戸時代は園芸が盛んな時代でした。
つまり今と変わらず、みんなガーデニングに夢中だったんですね。
園芸植物の品種改良も世界に誇れるほどハイレベルなものでしたが、なぜか紫陽花だけはポツン・・・と置き去りにされていたんです。
というのも、紫陽花はとても繁殖しやすい花で、ボキッと茎を折ってそのまま土に植えておくだけでどんどん株を増やせます。
植木屋さんとしては、自分で簡単に増やせてしまう紫陽花は商売にならない、利益にならないと嫌われていたのだとか。

江戸時代では何の利益にもならなかった紫陽花ですが、のちに訪れる第二次世界大戦後、地域復興の観光資源として大活躍を果たします。園芸として美しく植えられた紫陽花はたちまち人々の注目を集め、鎌倉の明月院や長谷寺などは今では紫陽花の観光名所としてたくさんの人々が訪れる人気スポットになっています。

おまけ・金運UP?!紫陽花の不思議なおまじない


今回のテーマは「紫陽花を飾ろう!」というもの。
ここまでインテリアとしての飾り方に注目してきましたが、最後におまけで金運が上がる(らしい?)紫陽花の飾り方をご紹介しちゃいます。

紫陽花は別名「金運の花」と呼ばれている

昔から商人たちの間では商売繁盛を願う縁担ぎとして「蜂の巣」を吊るすといいとされてきました。
とはいえ、蜂の巣なんてそう簡単に手に入るものではありませんよね。
そこで蜂の巣の代用品として使われたのが紫陽花です。
紫陽花の小さな花が集まった集合体的な見た目が、蜂の巣によく似ていることからきっと縁起物に違いないといつからか言われるようになり、「金運の花」と呼ばれるようになりました。

6月の夏至の日に紫陽花を吊るすと一年間小銭に困らない

がま口の財布
紫陽花を6月の夏至の日に吊るすと「一年間小銭に困らない」といったご利益があるのはご存知ですか?
小銭に困らないなんて、実際のところちょっと助かる実用的なおまじないですよね(笑)
今年2018年の夏至は6月21日(木)忘れないように手帳やカレンダーに書き込んでおきましょう。

おまじないのやり方

一年間小銭に困らないといったご利益をより確かなものにするために、できるだけ大地のパワーをしっかり頂いた紫陽花を使います。
お花屋さんの切り花ではなく、できれば地面から生えているものが良いそうです。

  1. 夏至の前日、紫陽花を生け花に使うように切り、頭上より高い外の場所に置いておく。
  2. 夏至の当日、夜露を浴びた紫陽花を和紙を使って花束のように包む。
  3. 和紙で包んだら、リボンの代わりに金と白の水引で結ぶ。
  4. 神棚、リビング、玄関まわりなどに花を下に向けて目線より高い位置に吊るす。
  5. お守りのように一年間吊るしておく。
  6. 一年間吊るした後は感謝の気持ちを込めて、咲いていたもとの場所に還す。

花のある生活


みなさんは「自分のために花を買う時」ってどんな時ですか?
私は金曜日の夜は一週間頑張った自分へのご褒美にかならずお花を買って帰ります。
花を買って生けるといっても、ほとんど一輪挿しです。
あらかじめお花屋さんが活けやすいようにカットしてくれたものをお気に入りの花瓶にちょこんと挿すだけの単純作業なのですが、形のある自分へのご褒美としては一番心が満たされます。

花器(花瓶)はご褒美を飾る大切な場所です。
お部屋に花が生けられているというだけで、その周りを綺麗に掃除したくなり、さらに家中をキレイにしたくなり・・・と花を飾ると掃除をしたくなる!という話はよく聞きますよね。

花を部屋に飾れる生活ができる、というのは自分が順調である証。
花を飾ると恋愛運が上がる!金運が上がる!というのも、花を飾ることをきっかけにきちんとした生活を送れるからです。

飾るのが億劫な時って大抵お部屋が散らかっていて、少し心が疲れていて、窮屈な状態だったりします。
ほんのささやかな習慣ですが、花を飾れるか、飾れないかは心の健康を測る一つのバロメーターみたいなものだと思いませんか?

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著者:まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
神奈川県の田舎町にてリラクゼーション&エステ「Holistic Spa LUCIA」を経営。
楽しむことを一番に、ゆったりマイペースにやってます。
また「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
日々学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







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