腸を汚さないためのちょっとしたコツ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
腸を汚さないためのちょっとしたコツ

腸を汚す原因となる悪玉菌は年齢とともにその数自体が増えてしまう菌!
大人の皆さんはつねに(解毒・・・)と頭の隅っこに置いておくことが必要です。
とはいえ、さすがに毎月もしくは毎週末クレンズやデトックスをするのって結構大変ですよね。
腸をなるべく汚さないためにはちょっとしたコツがあるんです!

腸が汚れるってどういうこと?

鼻を隠す女性
おならがくさい、便秘がち、口がくさい、疲れやすい、肩こりがひどい、吹き出物ができやすい、肌がくすむ。
こんな人は腸内に腐敗した便と腐敗ガスが充満したいわゆる「汚腸」な状態です。
自分の腸内で発生した毒素が自分の全身をぐるぐる巡ってしまっているんです。

デトックスは本当に必要なのか?

消化器系
ダイエットや美肌になるために欠かせないデトックス。
デトックス(detox)の意味は「解毒」。
体内に溜まった不要なもの、毒物を排出させることです。

私たちヒトの体内に溜まると毒になってしまう「毒素」には、体外から入ってくるものと、体内で作られるものとの2種類があります。

体外から入ってくる毒素

  • 病原菌、ウイルス
  • 花粉など自分の体に合わないアレルギー源
  • 食品添加物
  • 過度な農薬
  • 紫外線
  • タバコの煙
  • 排気ガス

体内で作られる毒素

  • 外的ストレスで過剰発生した活性酸素
  • 腸内の悪玉菌から発生する腐敗ガス(くさいおなら)
  • 筋肉に蓄積した乳酸などの疲労物質

こんな風に、体外から入ってくる毒素、体内で作られる毒素はたくさんあります。
ちょっと気をつければ避けられる毒素はアレルギー源、食品添加物、過度な農薬、タバコの煙、排気ガス。これらは自分の心がけ次第で体内に取り込まないようにすることができますね。

ところが、紫外線、活性酸素、腸内の腐敗ガス、乳酸などの疲労物質については、まず普通に生活する以上、どうしても避けられないものです。
そしてもっともヒトの体調とメンタルに影響を与える毒素が腸内の腐敗ガスです。
お腹が張ったり、うんちが出ないと体がどうもスッキリしませんよね。
あとメンタルもモヤモヤ・・・。

腸をキレイにしておかなければならない理由


美容と健康にストイックな人ほど、腸内をキレイな状態に保つことに余念がありません。
「美腸」「乳酸菌」「便秘解消」「下腹ぽっこり」「善玉菌を増やす」「腸内フローラ」などのワードを目にすると、反射的にクリックしまう人も多いのではないでしょうか?

腸をキレイにすることに関して、なぜこんなにもヒトを惹きつけるのか・・・。
それは私たちには腸をキレイにしておかなければならない理由があるからなんです。

免疫細胞の7割が腸にあるから

体外から入ってくる毒素から身を守ってくれる「免疫細胞」の7割は、じつは腸内に集中して存在しているんです。
腸内にいるたくさんの免疫細胞たちが元気に働いてくれると、体外毒素の病原菌やウイルスなど感染症に対する免疫が活性化し、一方栄養成分を摂取するために食べ物に対する免疫は抑制されます。
つまり病気にかかりにくく、食べ物アレルギーが改善されるってことです。

腸内で発生した腐敗ガスは全身に回るから

花の香りをかぐ女性
ヒト一人の腸内には、100兆個、300種類もの腸内細菌が住みついています。
この様子がまるでお花畑みたい!ということで腸内細菌がわさわさっと連なる様子は腸内フローラとも呼ばれています。

腸内フローラに住む善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の細菌が特に「腸のキレイ」と深く関わっています。

  1. 善玉菌
    糖類を分解する「発酵」の作業を行う菌。
    代表的なものは乳酸菌、ビフィズス菌など。
    腸内を健全な弱酸性に保ち、悪玉菌が増えすぎないように繁殖を抑制します。
  2. 悪玉菌
    タンパク質を分解する「腐敗」の作業を行う菌。
    代表的なものはウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌など。
    腐敗臭のするガスを発生させ、ときどき発がん物質を作り出すこともあります。
  3. 日和見菌
    健康な時はとくに何もせず大人しくしているけれど、体が弱ったり、悪玉菌が優勢になってくると悪玉菌に加勢する菌。
    代表的なものはバクテロイデス、大腸菌(無毒株)、連鎖球菌など。

何も悪玉菌が「悪の存在」というわけではなく、タンパク質の分解=腐敗というだけのことです。
ヒトが生きる上で、必要で当たり前のことをしていくれているだけです。

ただし、自分の不摂生によってタンパク質を摂りすぎたり、さらに便秘を放っておくと腸内に留まる腐敗物と発がん性物質を含む腐敗ガスが大量発生し、腸内に充満します。
腸内に大量発生した腐敗ガスは腸壁から吸収されて、血液に取り込まれ、全身に回り、解毒されるべき毒素が再び全身へと運ばれてしまいます。

セロトニンの9割が腸で作られているから

喜び目がハートになる女性
不安や悲しみ、怒りの感情が生まれてしまった時、そのまま奈落の底まで落ち込まずに済むのはハッピーホルモン「セロトニン」のおかげです。
セロトニンは脳から分泌される脳内物質であるとも言われていますが、少なくともその9割は紛れもなく腸内で作られています。

腸は第二の脳だから

腸は第二の脳とも呼ばれ、たとえ脳が死んでしまっても、内臓の働きを司る腸は体を生かせようとギリギリまで内臓を働かせ続けます。
また、脳はいろんなものにすぐごまかされたり、また本当は睡眠不足なだけなのに、栄養不足(ニセの食欲)など度々ウソをつきます。

その点第二の脳と呼ばれる腸はウソをつきません。
ストレスを感じれば腸が弱って下痢になったり、便秘になったり、そして胃などにもストレスを受けたことが伝達されます。
「私、あんまりストレスとか意識しないようにしてるんだよね、考えすぎちゃうからさ」
なんてストレスだらけの過酷な状況で無理をしていても、実際は慢性的な便秘や胃もたれを抱えてしまっていることはよくあります。

腸を汚さないためのちょっとしたコツ

便秘を放置しない

年齢や筋肉量によって個人差はありますが、ヒトの体内の温度は37℃くらいに保たれています。
夏の暑い日に、スーパーで買ってきた野菜や果物、魚、肉などをリビングに置きっ放しにしたらどうなると思いますか?
まず腐りますよね。
3日以上うんちが出ないことを「便秘」という症状が名付けられたのは、夏の気温と同じくらい温暖な腸内で消化物が腐敗して体に悪影響があるからです。
毎日出なくて当たり前〜♪なんて人は、まず何よりも便秘改善に全力を尽くしてみることをオススメします。

健康食品の摂り方に気をつける

サラダを食べる女性
食べ物で便秘を改善しようとすると、ヨーグルトやキムチ、そのほかスーパーフードなどを積極的に摂ろうとしますよね。
一つ気をつけたいのが、食べ物を摂取する方法で健康になろう!という時は、必ず無添加であることと、お砂糖が使われていないものを選びましょう。
食品添加物とお砂糖の摂りすぎは大腸がんリスクを高めますので、良かれと思って毎日摂っていた食品が発がんの原因になってしまったケースが飽食の今時代とても多いいんです。
あと、体にいいもの食べてるからパンとかケーキとかスナック食べても大丈夫♡というのも、週に一回くらいにしておきましょうね。

おすすめ

・青菜のおひたし
・無添加味噌で作ったお味噌汁+もち麦ご飯

毎日軽くでいいから動く

エクササイズをする女性
毎日軽い運動をしましょうとすすめられると(めんどくさい、無理)と思いますが、大切なのは「一日中ベッドから出なかった」という日をなくすことです。
ちょっとコンビニまで散歩するもよし、スーパーに買い出しに行くもよし、家の中でテレビを見ながらラジオ体操するもよし。

一歩も動きたくない休日でも、一日でトータル30分ぶん何かしら運動的なことをして体内に酸素をたっぷり入れてあげましょう。
立って歩いて動いて、自然にお腹を動かしてあげることが血流アップ=内臓機能の正常化につながります。
また、結果的にストレス解消にも◎

ストレスを無視しない

頭痛がする女性
怒りや悲しみの感情にいつまでもとらわれない強さは確かに必要ですが、自分のメンタルをいつもよくない方向に傾けるストレス源を無視してはいけません。

(私、実家に帰るたびいつもちょっと嫌な気持ちになる)
(私の部屋ってぐちゃぐちゃだけど、駄目な自分でいいんだって思える)
(旦那のタバコの匂いがくさい)

感受性の豊かな女性の感じるストレスは、なかなか根が深いものから、ライトだけれど地味につらいものまで様々です。ストレスを感じて苛まれた感情は長引かせる必要はありませんが、ストレス源はなくせるものはなるべくなくして行くのがいいでしょう。

最近すごくキレイになった?ある女性の秘密


ストレスを感じて直にダメージを受けるのは腸です。
弱って汚れた腸は肌を老けさせ、体を重だるくし、体重を増加させます。

実際に今筆者が担当しているエステのお客様にこんな女性がいました。
その女性の年齢は50代。
早朝パートをしつつ、午後からはスポーツクラブや買い物などを楽しむ兼業主婦。
一般的な家庭のストレスはあるにしろ、本人は深刻な悩みごとは無いとおっしゃいます。
エステで改善したいのは肌のくすみと便秘、皮下脂肪、重度の肩こり。

私はまず彼女に腸内環境を整えるようアドバイスしました。
しかし、彼女は甘いものが好き、パン屋さん巡りが好き、お取り寄せが好き。
健康的な食事+嗜好品を食べることが好き!という方でしたので+の部分をどうにか無くせないかな?と考えていました。

ところがある日、1ヶ月ぶりに来店したその女性はまるで別人のように肌が白く、スリムに、そして肩こりがいくらか改善されていました。
あまりにも若々しく、40代前半?と思うくらい見た目も仕草も若返っていました。
何か特別なケアをされたんですか?と聞くと、何もしてない。とおっしゃるのです。

ですが、エステをしながらお話をしていると「そういえばね、先月主人が大風邪ひいて寝込んじゃって、なかなか治らなかったからここ1ヶ月寝室を別にして一人で寝てるの。そうしたらね、すっごくよく眠れるの〜!」
(な、なるほど!)

旦那様のいびきに毎晩毎晩悩まされ、夜は寝不足が当たり前だった彼女ですが、寝不足のストレスから解放され、以前ほど甘いものが欲しくなくなり、便秘が解消したのだそうです。

もともと健康的な食生活と、適度な運動習慣のある彼女だからこその効果とは分かっていても、どんよりした中年女性からお肌ツルツルの素敵な奥様に大変身した姿を見て、(これが健康体というものなのね・・・)と前髪で隠したおでこの吹き出物が恥ずかしくなった筆者でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者:まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
神奈川県の田舎町にてリラクゼーション&エステ「Holistic Spa LUCIA」を経営。
楽しむことを一番に、ゆったりマイペースにやってます。
また「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
日々学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







関連記事

ページ上部へ戻る