月のめぐり『生理周期』が乱れてしまったら

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月のめぐり『生理周期』が乱れてしまったら

おや?そろそろなのに、生理が来ない。
毎月生理は順調!という人でも、年に1、2回「あれ?生理が来ない」なんて月がありますよね。
30代女性の正常な生理の周期というのは25日〜38日周期といわれています。

生理周期が38日より長い場合

スケジュールを考える女性
前回の生理開始日から38日経っても来ない、つまり10日以上遅れている場合。
生理周期が38日より長い場合を「稀発月経(きはつげっけい)」といい、稀(まれ)に発生する月経、定期的に来ていないという意味です。

稀発月経はいつも安定して生理が来る人が急になってしまう場合もありますし、また毎月の生理が3日、5日、7日、10日…と少しずつ遅れて(あれ、私生理周期長くない?)といつのまにか稀発月経になってしまう場合もあります。

毎月生理が順調な人が、ある月とつぜん稀発月経になり、けれど翌月からはまた正常な周期で生理が来るのならいいですが、一年間に生理が10回以下という場合は「妊娠のチャンスが少なくなる」という大きなリスクを抱えてしまうことになります。

生理周期が25日より短い場合

腹痛をおこす女性
生理周期が25日より短い場合はどうでしょう?
生理周期が25日より短い場合を「頻発月経」といい、頻繁に発生している月経、ひと月の前半と後半でちょっと生理がかぶるどころか、毎月2回生理が来てしまう場合がこの症状にあたります。

頻発月経は初潮から間もない10代の女の子、また閉経前の女性なら誰でもなるものです。
しかし、注意しなければならないのは、子宮が成熟し生理が安定する20代半ばから30代半ばの女性が一年間に生理が15回以上来る場合は子宮になんらかのトラブルが起きていて、また貧血を患うリスクを抱えてしまうことになります。

また妊娠を望む人場合、稀発月経は妊娠のチャンスが少ない、つまり妊娠可能なわけですが頻発月経の場合は妊娠が難しく、出産に至るまで難しいと言われています。

正常な周期で安定して生理が来ない原因

顔をしかめる女性
稀発月経、頻発月経のほかにも90日以上、3ヶ月以上生理が来ない「無排卵月経」や生理が全く来ない「無月経」などもあります。
安定した生理周期は女性本人が心身ともに妊娠可能な健康体である証拠・・・。
生理周期が乱れてしまったときは、心と体に大きな変化が起こったときなんです。

妊娠

妊婦のお腹 マタニティー
生理予定日から一週間経っても生理が来ないとき、真っ先に頭をよぎるのは妊娠の可能性ではないでしょうか。
妊娠すれば生理が来ない無月経になることはもはやみなさまご存知かと思いますが、生理予定日頃に少量の出血「着床出血」が見られる場合があります。
生理周期が乱れがちな人は(あ、生理きた?あれ、終わっちゃった?)と妊娠に気づかないことがとても多いそう。
日頃から基礎体温をつけるなど、妊娠したらちゃんと気がつけるようにしておきましょうね。

急な体重の減少

体重計に乗る女性
ダイエットのしすぎで生理が止まってしまったり、また体重を少し増やしたら生理周期が安定した!なんていう経験はありませんか?
体重の増減、正確には皮下脂肪の増減は生理ととても深く関係しています。
女性のバストやヒップ、太ももや二の腕についている「女性を女性らしい体つきに見せる」皮下脂肪は、セックスアピールや体温を保持する役割のほかにも、女性ホルモンを正常に分泌させる働きがあります。

スポーツ選手などに多く見られるのですが、競技で勝つために体脂肪が一桁になるまで絞る女性選手などは生理がないそうです。
彼女たちは「体調の変化が競技の成績にさし障るから、むしろ生理はなくていい」と言いますが、私たち一般人がする美容を目的としたダイエットではここまでする必要ありませんよね。
たとえ今の体重が美容体重でなくても、生理周期が乱れてしまうようなダイエットは、かえって美容にはよくありません。方法を見直しましょうね。

急な体重の増加

体型に驚く女性
失恋や職場の人間関係などで大きなストレスを受けたとき、とにかく不安な気持ちをどうにか埋めたくて、食べて食べて食べまくった結果、1ヶ月で激太りしてしまった・・・というのも生理周期を乱す原因になります。

ジャンクな食べ物から作られた不健康な皮下脂肪と内臓脂肪は、体を冷やしたり重だるくさせたり、さらに食欲を暴走させるなど悪さをします。
健康な体についた適正な皮下脂肪は女性ホルモンを正常に保つ働きをしてくれますが、不健康な体についた大量の皮下脂肪は女性ホルモンを過剰分泌させます。
女性ホルモンが過剰分泌されると、卵子が排出されなくなってしまう「無排卵月経」を引き起こす原因になります。

薬の副作用

薬を飲む手
病院で処方される薬の中には、ホルモンに影響する薬があり、代表的なものにステロイド薬があります。
疾患や薬の量、また服用期間によって影響は異なりますが、ステロイド薬の副作用で生理不順が見られることがあります。
婦人科に生理について相談に行くときは、市販薬でも処方薬でも、服用している薬や常飲しているサプリメント、健康食品などがあれば必ず伝えましょう。

生理周期を整えたいときはこう過ごす

腕を上げる女性
とくに子宮にトラブルがあるわけでもなく、健康診断はいたって正常。
それなのに、生理周期がなかなか安定しない時期ってありますよね。
筆者は若かりし20代の頃、毎日毎日、気力も体力も限界ギリギリまで働いていました。
この頃、超健康体のはずの筆者はなんと生理が2ヶ月に一回、しかも3日ほどしか出血しないという状態・・・。

そして時が流れること10年。
30代半ばになる筆者の生理周期は、ほぼ毎月ぴったり28日周期と安定しています。
これからご紹介する生理周期を整えたいときの過ごし方は実際に筆者が試してみた方法になりますので、よければ参考にしてみてくださいね。

体の表面を冷やさない

部屋で温まる女性
体の表面が冷えていることにちゃんと気づきましょう。
体が冷えていることに気がつかない人というのは、皮下脂肪が多くついている人です。
皮下脂肪も筋肉もどちらもたっぷりついているお相撲さんって暑がりですよね?
これは皮下脂肪の保温効果が効きすぎているためで、体の深部が温まりすぎることで体温調節の汗をたくさんかき、体の表面が冷たくなります。
ヒップや太もも、お腹、肩など肌を触った時に表面が冷たい部分は、とにかく素肌を晒さないようにしましょう。

不安に取り憑かれない


死後の世界について・・・などの哲学的な不安はまぁ良いとして、具体的な不安についてはあまり考えないことです。
具体的にはお金とか人間関係とか結婚とか体重とか。

現実の不安って、たとえば「どうしよう、カードで買い物しすぎちゃった!来月の引き落としまでにお金用意できるかな〜」とか「来週の会社の研修旅行、私仲良い人いないよ・・・はぁ・・・」とか「もうこんな歳だし結婚は諦め・・・られない!」とか「どうしよう!こんな太った自分じゃ誰からも愛されない!」などなど。

今自分が生きている現実世界での不安は、まず切り抜けられないものはありません。
言い換えれば解決するという手段一択しかないんです。避けて通る、というのも解決手段のうちの一つです。

「ど、どうしよう!」と困ったら、まず誰でも良いので困ってしまったことを話すこと。
知り合いに話せないことなら、ふらりと入ったマッサージ屋さんのお姉さんでも良いですし、ネットの掲示板なんかも良いですね。
困った状態が長引けば長引くほど不安になって、精神の大きな負担になります。現実世界での不安はできるだけ早めに解決しちゃいましょう。

これからのために知っておきたい「閉経」と「プレ更年期」

頭を抱える女性
「閉経」というのは、ある時からとつぜんピタッと生理が来なくなるわけではありせん。
日本人女性の多くは50代で閉経を迎え、だいたい40代に入った頃からなんとなく生理周期に乱れを感じるようになります。
この時期がいわゆる更年期と呼ばれるもので、閉経前後の10年間、女性ホルモンが大きく変化する時期のことをいいます。

そして、今30代の私たちは更年期を迎える前の「プレ更年期」を迎えようとしています。
30代後半から40代にかけてのプレ更年期と呼ばれる期間はこんなことが起こります。

・原因不明の不調
・ほてり、のぼせやすくなる
・イライラしやすくなる

(あ・・・)と、最近の自分の体調に当てはまる方は多いのではないでしょうか?

プレ更年期と更年期は、どちらも卵巣機能の低下と自律神経の乱れが原因ではありますがプレ更年期は自律神経の乱れが大きな原因であること。
それに対して更年期は卵巣機能の低下が大きな原因となります。

漢方薬のダイエット効果
プレ更年期は自律神経を整えることである程度症状を緩和することができます。
すでにほてりやのぼせ、イライラがどうしようもならないい状態の場合は低用量ピルや漢方薬を服用することで落ち着きます。

また、たまにプレ更年期っぽい症状を感じることがある程度という場合は、症状を予防するためにたっぷり睡眠をとる、バランスの良い食事をする、規則正しい生活をして自律神経のバランスがいつも良い状態であるように整えておきましょう。

ちなみに、頻繁に症状が出る場合でも時々の場合でも、その症状がつらいと感じた時はまず内科に相談することをおすすめします。
まず婦人科では?と思うかもしれませんが、プレ更年期に起こるほてりやのぼせの症状は実は甲状腺疾患であることもあるからです。

内科に相談しても婦人科に相談しても症状が改善しない時

診察する医者
最近、婦人科にプレ更年期外来が設けられているクリニックもあります。
つらい症状の根本的な原因を、精神面、肉体面から診てくれますので、本当は心の問題だって分かってるけど精神科や心療内科に相談しに行きづらい・・・という人は、ピンポイントにプレ更年期の相談ができる外来診療がおすすめです。

プレ更年期を迎える年齢にある女性は、自分のこと、子供のこと、旦那さんのこと、両親のこと、仕事のことと、とにかく抱え込むことがいっぱいです。
まだまだ体力も精神的なスタミナもある年齢ですし、何かと頼りにされるポジションかと思いますが、自分にとっては赤ちゃんと同じで毎日新しいことが起きていることに変わりありませんよね。

プレ更年期のつらい症状の大きな原因は自律神経の乱れですが、治療するに当たって何より大切なのは「自律神経がなぜこんなに乱れた状態になってしまったのか?」という根本的な部分なんですよ。

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著者:まつもとなみ

著者の記事一覧

1984年生まれ。
神奈川県の田舎町にてリラクゼーション&エステ「Holistic Spa LUCIA」を経営。
楽しむことを一番に、ゆったりマイペースにやってます。
また「食」への深い興味から薬膳コーディネーターを取得。
日々学び、感じたことを生かして女性のキレイを応援し続けたいと思っています。







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