だいぶ涼しくなってきてカーディガンを羽織って出かけることが多くなりました。
空気が秋の匂いになってきて、夏が過ぎ去ることに少し寂しさを感じつつ、早く寒くならないかな、早くジャケットやコートを着たいな、と秋冬に向けてわくわくしていたりもします。
季節の変わり目は心機一転、身も心も新しくリフレッシュしたくなりますね。
夏の間くたびれたものを一掃したくなるのですが、そこで気になるのは臭いです。
オールシーズン活躍するパンプスや革靴、汗の臭いをたっぷり吸っているかと思います。
また去年のブーツもヤバそうですよね。
洋服や靴に一度臭いが移ってしまうとなかなか取れません。
そんな厄介な悪臭をキレイに取り去ってくれる心強いアイテムがあります。
重層です!
この裏ワザ、もはや裏でも何でもなく常識のようなものみたいなのですが、著者はつい最近まで知りませんでした。
なので著者と同じようにご存知ない方もいらっしゃるかと思いまして、今回ご紹介しようと思いました。
この重曹、ビックリするくらいに消臭効果があるんですね。
洋服や靴の消臭以外にも色々と応用できてとっても簡単ですので、まだ試したことが無い方は是非お試しください。
重曹を使った消臭の仕方
靴・ブーツの消臭
用意するもの
・重層
・いらない靴下(巾着など小袋でも可)
- 重層を靴下の中に入れて縛ります。
- そのまま靴の中へ入れて一晩置くだけ!
衣類の消臭
用意するもの
- 重曹
- 服を入れるスーパーの袋
- 臭いの気になる服をスーパーの袋へ入れて重曹をまぶします。
- 半日~1日おいたら、袋から取り出して洗濯機へ!
重層は軽くはたく程度で付着したままで構いません。 - いつも通りに洗濯洗剤を入れて洗濯し終ったら干します。
なぜ臭いが消えるの?
重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウムというナトリウム化合物でアルカリ性の性質を持っています。
アルカリ性のものは酸性のものを中和してくれる働きがあると理科で習った記憶があるかと思います。
汗の臭いは酸性の臭いですよね。
そうなんです、重層のアルカリ性が汗の酸性を上手い事中和してくれているんです。
重層は皮膚に付着しても害のないものです。
真夏はもちろんスポーツをする時などにも、汗の匂いの気になる足先やワキに直接はたきかけておくだけでも消臭効果があります。
自宅で簡単に作れる重曹スプレー
粉のまま直接肌にかけることに抵抗がある人には重曹水を作ってスプレーすることをおススメします。
用意するもの
- 重曹10~15g
- 水200ml スプレーボトル
100円ショップなどで売られているスプレーのボトルに重曹10~15gと水を入れて混ぜ合わせるだけで完成です。
これを気になる部分へひと吹きするだけでOK!
ミニボトルに入れれば持ち運びも出来て、外出先でもシュッと消臭可能です。
体に使う時の注意
重曹は上記でご紹介した汗の消臭以外にも色々な使い方があります。
お風呂に入れて入浴剤にしたり、食器洗い、浴室やキッチンの掃除、胃薬やお菓子にも使われていますし、パンケーキを作るときなどに使用しているベーキングパウダーも重曹が含まれています。
このように、体内に入れたり触れたりしても本来は害のない物ですが、これは適度な量である場合です。
重曹で消臭した衣類を身に着けたり、水で薄めたスプレーをしたり、臭いの気になる体の一部に振りかける程度なら平気ですが、極端な話お茶碗いっぱいの重曹を食べたり飲んだりすれば体に悪い影響を与えかねません。
肌が極端に弱い人も念のため注意が必要です。
とくに赤ちゃんのお肌はデリケートなので、使用する際は食用か薬用のものを使用した方が良いでしょう。
小さいお子さんが居るお家では誤飲誤食に気をつけでください。
また、目に入った時はすぐにきれいな水で洗い流し、念のため眼科を受診しましょう。
おわりに
どうでしょうか。
とても簡単ですよね!
臭いって、香水などで上からカモフラージュしてもなかなか消えないもの。
重曹は臭いの根元を中和してくれるので本当に頼りになるんですよ。
みなさんもこの夏是非重曹の消臭力を体感してみて下さいね。
Photo by Amy Loves Yah