発表会の差し入れに喜ばれる おすすめのプレゼントと選び方

友人からピアノやダンスなどの習い事の発表会に招待された時、何か差し入れをしようと考えますよね。
どんなものを贈ったら喜ばれるのか、またどんなものは迷惑になりやすいのか。
今回は、発表会の差し入れ(プレゼント)を選ぶポイントや注意点などをお話しします。

もくじ

1. 友人に当日の動きを確認しておくと安心
2. 発表会の差し入れ（プレゼント）の仕方とタイミング
3. 差し入れに避けるべきもの
   香りが強いものや特殊な味のもの
   手や衣装が汚れやすいもの
   大きすぎるもの・かさばるもの
   生菓子など賞味期限が短いものや溶けるもの
   高すぎるもの
4. 発表会の差し入れの相場
5. 差し入れは花束やお菓子、飲み物などが人気
   適度な大きさの花束
   賞味期限が長く、個包装のお菓子
   ゼリーやドリンク
   入浴剤やシートマスクなど
   子供なら文房具も喜ばれる
6. おわりに

 

友人に当日の動きを確認しておくと安心

発表会といっても、規模によってスタッフや出演者の動きが大きく変わります。
大きな舞台なら、舞台の設定やアナウンスなどに専属のスタッフ居て、出演者は舞台で発表するだけという事が多いと思います。
しかし小さな舞台だと、出演者もスタッフと一緒に仕事を分担していて、当日はバタバタしていたりします。
前者なら出演時間外に会う事が出来て直接差し入れを渡せるかもしれませんが、後者なら開演前や終演後は忙しくて会うことが出来ないかもしれません。
当日、差し入れを渡すことが出来なかった…という事が無いよう、まずは招待してくれた友人に当日の予定を聞いておくと安心です。

 

発表会の差し入れ（プレゼント）の仕方とタイミング

ピアノ、ダンス、演劇など、発表会の差し入れは規模によって渡し方が異なります。
大きな発表会だと、受付でプレゼントを預かってくれたりします。
出演者や来場者が多いと、プレゼントの受け渡しが大変になったり、会場でお花などのラッピングの音かカサカサうるさくなるのを防ぐ為です。
小規模の発表会なら、空き時間に出演者に会って直接渡す時間や、舞台上に居る友人に直接渡せたりもします。

一般的な習い事の発表会なら、直接渡せる確率は高いと思います。
開演前はリハーサルをしていたり、お化粧や着替えで忙しかったりしますので、空き時間や休憩時間、終演後にロビーや楽屋で渡すと良いでしょう。

舞台上で渡すならば、花束を渡すことが多いです。
ピアノの発表会などでは演奏者が演奏を終えて舞台袖に戻る際に舞台下からお花渡すことができたりします。
ダンスやバレエなどは、全てのプログラムが終了した後、出演者が総出で最後の挨拶に舞台に出てくるので、その時に舞台下からお花が渡せる時間になっていたりします。
ただ、最近はお花が貰える人と貰えない人が出てしまうのを配慮して、舞台上での花束の受け渡しは禁止というのも増えています。
自分より先輩の人や先生、主役の人を差し置いて自分だけ舞台上でお花を貰ってしまうと、友人は気まずい思いをし、迷惑が掛かってしまいます。
プレゼントを渡すタイミングはその発表会ごとに異なりますので、事前に友人や会場スタッフに確認をとりましょう。

 

差し入れに避けるべきもの

以下に挙げたものは迷惑になってしまう可能性が高いので、どうしてもという理由が無ければ避けた方が良いです。

香りが強いものや特殊な味のもの

好みが別れる香りや味。
とくに香りが強いものは楽屋で匂いが広がり不快になってしまう人が居るかもしれません。
観客席に持っていく場合も、お隣さんに迷惑になってしまいます。

また、食べ物系は楽屋で仲間で分けて食べる事もあります。
ちょっと変わった味のお菓子や軽食は、口に合わなかった場合無駄になってしまいます。
口に入れるものは新鮮さよりオーソドックスなものを選ぶ方が良いでしょう。

手や衣装が汚れやすいもの

発表会ではお化粧をしてキレイな衣装を着ます。
差し入れが原因で万が一服を汚したり、メイクのし直しが必要になってしまうと大変です。
生クリームや食べにくいチョコレート、かぶりつかなければならないものなど、手が汚れるものやこぼしやすいものは避けましょう。

大きすぎるもの・かさばるもの

あまり大きなプレゼントは、終演後に渡すとしたら観客席に持ち込まなくてはなりません。
後ろや隣の席の人に迷惑となってしまうかもしれません。
受け取った側が持ち帰る際も大変です。
ダンスなど衣装が何着もある場合は、衣装やメイク道具だけでも大荷物です。
もし持ち帰ることになった場合の事を考えて、大きな箱や潰れやすいものは避けましょう。

生菓子など賞味期限が短いものや溶けるもの

冷蔵庫に入れておかなければならない物や、その日中に食べなくてはならない生菓子などは差し入れに向きません。
当日は忙しくて食べる時間が無いかもしれませんし、楽屋が暑かった場合腐ってしまうかもしれません。
差し入れは常温で数日保管が可能なものがおすすめです。

高すぎるもの

あまり高価な差し入れは相手に気を使わせてしまいます。
3,000円くらいを目安に、あまり高すぎないものを贈りましょう。

 

発表会の差し入れの相場

お友達への発表会の差し入れの相場は、大体3,000円～5,000円くらいです。
大きな発表会でも1万以内が良いです。
有料の会に招待された場合は、チケット代と同額か、それより少し多めの金額でプレゼントを用意すると良いでしょう。

 

差し入れは花束やお菓子、飲み物などが人気

適度な大きさの花束

発表会はお友達の晴れ舞台ですから、とくに禁止されていなければ是非花束を贈りましょう。
あなた以外にもお花を貰う可能性がありますから、腕に抱えて溢れるくらいの大きい花束は持ち帰る時に大変になってしまいます。
適度な大きさで、友人の好きな色や種類のお花を贈りましょう。
舞台下から手渡しする場合は、遠目にも映える鮮やかな色合いのお花を選ぶのもおすすめです。

バスケットのアレンジメントもおすすめです。
持ち帰りやすいですし、何よりお部屋に帰ってから花瓶を用意しなくても飾ることが出来ます。

また、お花にはメッセージカードを添えましょう。
お花を沢山もらうと、どれを誰からもらったかわからなくなってしまう事があります。
メッセージカードを添える事で、あなたの気持ちがお友達に伝わり喜ばれますし、あなたからのお花だとわかりやすいです。

賞味期限が長く、個包装のお菓子

賞味期限が長めで、ひとつひとつ包装されたお菓子はとてもおすすめです。
楽屋で出演者で分けて食べてもらえるでしょう。
もし食べきれず余った場合も、関係者で分けて持ち帰ることが出来ます。

お煎餅や焼き菓子など、食器が不要で、手が汚れにくく、万が一潰れてもグチャグチャにならないものを選びましょう。
出演者が多いときは数が多いものがおすすめです。

ゼリーやドリンク

夏場はゼリーやドリンク系が嬉しかったという声も聞きます。
自分の出演時間まで時間があったり、楽屋がしっかり用意されているなら、飲み物やゼリーを差し入れるのも良いと思います。
ゼリーはパウチに入っているものならスプーンもお皿も不要で、万が一こぼして衣装を汚してしまったりメイクが落ちてしまう心配もありません。

入浴剤やシートマスクなど

軽く、かさばらず、持ち帰りやすいという理由から、入浴剤やシートマスクなどもおすすめです。
発表会は舞台用のメイクや、普段より厚化粧になることが多くお肌に負担がかかるので、スキンケアグッズは喜ばれると思います。
楽屋で食べてもらえなかったら・・・帰りにお花いっぱい貰ってたら大変かな・・・という心配もいりません。
相場に合わせて何千円分も買う必要もありません。
お友達が好きなキャラクターやあなたのおすすめなど、使いやすい物を渡しましょう。
そして、「お疲れさま。今日は素敵な発表会に招待してくれてありがとう。これで疲れをとってね。」などメッセージカードや手紙を添えて、お疲れ様と招待してくれてありがとうの気持ちとしてわたしましょう。

 

子供なら文房具も喜ばれる

幼稚園～小学生くらいのお友達の発表会にお呼ばれしたなら、幼稚園や学校で使えるものを差し入れするのもおすすめです。
ノートやハンカチなど、「とても素敵だったよ！」「呼んでくれてありがとう！」の気持ちをプレゼントに贈りましょう。
ピアノの発表会ならピアノや音符のデザインされた文具、バレエの発表会ならバレリーナが描かれたハンカチなど喜んでもらえるでしょう。
実際私も子供の頃、ピアノの発表会後にお友達とそのママから「今日は呼んでくれてありがとう」と、鍵盤がデザインされたレッスンバッグをもらったことがあります。
とても嬉しくて、レッスンに行く時はそのバッグに楽譜を入れて通っていました。
子供でも抱えられる小さめのお花と一緒にわたせると良いですね。

 

おわりに

いかがでしたか？
お友達への差し入れは決まりそうでしょうか。

私も発表会はピアノとダンスで経験しました。
定番ですが、はやりお花は貰った時とても嬉しかったです。
控室では差し入れのお菓子を広げる用のテーブルが用意されていたので、出演者は好きな物をとって食べていました。
ケーキやシュークリームの箱が置いてあったりもしましたが、やはり人気だったのは手が汚れず食べやすい個包装のお菓子です。
あとは、おすすめでも紹介した入浴剤です。
持ち帰る際邪魔にならず、お手紙も入っていてとても嬉しかったです。

また、発表会に招かれたこともありますが、空き時間があると聞いていたのでその時渡そうと思いつつ、結局終演まで差し入れをわたす時間がありませんでした。
その時は、一口サイズのしっとり系クッキーを用意していたので、よかったら皆で食べてねといって渡しました。
やはり当日の動きは予定通りにいかないこともありますので、食べ物の場合は日持ちするものがおすすめです。

と、あれこれ書いてきましたが、発表する側の子はみんな、見に来てくれるだけで嬉しいと思います。
ですから、迷惑になったらどうしよう・・・気に入ってもらえなかったらどうしよう・・・とあまり神経質にならず、差し入れを選んでください。