『30までにはなんとかお嫁に行きなさい。』
何故かは分かりませんが、30代というのは女性にとっては大きなターニングポイントになると思います。
わたし自身も、仕事仕事の20代を過ごしていたので、結婚したのは30手前。
ですがアラフォーである今はシングルマザーになってしまいましたので、やんちゃボーイ付きの独身生活です。
結婚していた時は、もっと自由がほしい、なんてよく思っていました。
独身を謳歌する友達を見ては、羨ましいなと感じたものです。
もちろん女ですから、1度は子どもを生み育てたいという希望もあると思います。
それを考えると、これでいいのかなと焦ってしまうかもしれませんが、最近は40歳前後でも安心してお産が出来る時代になりました。
息子の同級生のママも、わたしより結構年が上という方も多くいます。
そう考えると、女性の描く人生設計も、大きく変わってきているのではないでしょうか。
1人で居ることで心配な事とは
独身でいる事、シングルでいる事。
良い事も沢山ありますが、やはり不安な事も色々あります。
生活する中でどんな心配や不安があるでしょうか。
1.病気になったとき
女性も30代を過ぎると、得体の知れない体調不良に見舞われたりするものです。
ホルモンのバランスを崩して寝込んだり、その上に風邪をひいて高熱を出したり、なんだかよくわからないけどずーっと体調が悪かったり、気分が良くなくて鬱になったり…。
自分が体調不良だとしても、1人暮らしは自分の世話をしてくれる人はいません。
わたしは1度熱中症になり、家の中で激しく嘔吐したまま動けなくなりました。
運良く、だいぶ前に息子に救急車の呼び方を教えたことがあり、パニックになりながらも小学校1年生だった子が泣きながら救急車を呼んでくれた為に大事に至らずに済みました。
息子がもしいなかったら、息子がもっと小さかったら、そう考えるとゾッとします。
インフルエンザや胃腸風邪などの動けなくなるような体調不良の時や、緊急を要するような病気の時は不便というか不安です。
常日頃から家族や友人と連絡がすぐ取れるようにしておく事が大切ですね。
2.力仕事は不便
これはたまに遭遇しますが、大きな家具を動かしたい時や、何か大きな家具などを作りたい時。
力仕事というのとは違いますが、高いところで作業をしなければならない時、慣れてしまえば出来るようになるのでしょうが、どうしても男性の力が必要な場合があります。
わたしは洗濯機がどうしても動かせず、兄弟に来てもらいました。
二進も三進もという状況に遭遇すると、あー誰かいたらなぁ。
なんてボヤいてしまうのです。
3.長期連休の虚しさ
最近よく感じるのですが、30代も半ばに入ると結婚していない友達が少なくなってきます。
盆や正月のような長期連休は、みんなそれぞれに帰省したり、家族で旅行へ行くなどで忙しい。
そうなると遊んだりする人がいないので、やる事がなくいつもと変わらない毎日を過ごす羽目になったりします。
わたしも長期連休は息子がパパの実家に行ってしまうので、基本的には1人です。
どこかへ出かけてみても、周りは家族連れでなんだか虚しくなったり、余計にお金を使ってしまうのであまり外へは出たくないなと思います。
かといって1人でテレビを見ていたりするのもなんだか悲しいなと感じます。
4.外食ができない
これは周りに多いので書かせてもらいました。
いわゆる、『お一人様が出来ない』という方は結構いるようです。
どこどこのアレが食べたい!となっても、一緒に食事をする相手がいない。
かといって1人では行きたくない。
帰って自分だけの食事を作るのも今日は無理だ、となるとつい、コンビニやファーストフードで済ませてしまう。
健康にも良くないですね。
わたしは割と1人でも食事は平気なので、好きな時に好きなものを食べに行くこともありますが、それでもやはり、外食は誰かと一緒にするのが楽しいし美味しいですね。
それでも、ひとりで居ることは良い事も沢山
色々マイナスな事を書きましたが、ひとりで居る事で良い事もあります。
ひとりで居ると、どんなメリットがあるでしょうか。
1.自分のペースで全てが動く
たとえ家族であっても、自分のペースと相手のペースが同じというわけではありません。
些細なことでイライラしたり、つい文句を言ってしまうという場面はあります。
自分を生み育てた親でさえ、自分とは違うことがたくさんあるので、結婚したと言っても正直合わないなということは当然あります。
1人だとそんな煩わしい事が一切ありません。
食事の時間を気にする必要もないですし、カレーが何日続こうが、自分がよければそれでいいのです。
お風呂だって好きな時間に好きなだけ入っても文句を言う人はいません。
生活を送る上での周りに合わせなければいけないストレスというのはゼロ。
家での時間はストレスフリーなわけです。
夫婦でも、やはり育った環境や価値観、考え方の違いから衝突することは多くあります。
それでも理解して合わせて行くというのは結構ストレスにもなります。
多少の我慢は必要なのが結婚生活ですが、それが原因でダメになるカップルもたくさん居ます。
2.お金は自分だけのために使える
結婚した途端、また子どもが出来た途端、自由に使えるお金はほとんどなくなります。
自分だけの生活ではありませんし、自分以外の家族が使う家賃や光熱費、食費などたくさんのかかる費用を賄っていかなければなりません。
わたしも独身時代に貯めたお金は、結婚式や引っ越し、出産準備に全て消えました。
その後も自分が働いた分は託児所代にほとんど使うような状況でしたので、好きなものを買ったり贅沢なことは一切出来なくなったのを覚えています。
自分が稼いだお金を自分の為に使えるのは結婚するまで。
それは当然のことなのですが、いろいろと我慢することは増えてしまいます。
3.やりたいことを思い切り出来る
趣味に習い事、旅行など、時間もお金も自由に使えるのですから、やりたいと思うことを思い切りしていても、誰にも文句は言われません。
好きなアイドルを追っかけたり、美味しいものを食べ歩いたり、いろいろなイベントに参加したりと日頃のストレスや疲れを発散するにはとてもいいですよね。
これも1人だからこそできる贅沢です。
家に一緒に暮らす人がいると、やはりそれも制限されたり自粛しなければいけない場面が出てきます。
好きなだけ仕事が出来る
好きなことを仕事にしている人は特に、仕事が楽しくて仕方ないと思います。
わたしも仕事が大好きですので、結婚しても正社員から外れるつもりはさらさらなかったですし、子どもが出来た時にまず悩んだのは仕事ができなくなる事でした。
当時役職についていたのもあり、仕事から離れなければいけないことが悲しかったです。
今は女性も役職を持って責任のあるポジションで活躍する時代。
それゆえに仕事を辞めたくないという方も多いと思います。
スキルアップに繋がる
仕事に関することもそうですが、たくさんのいろいろな資格を取って、自分自身をスキルアップさせることができるのも未婚のうち。
結婚してからも資格は取れますが、やはり時間的な拘束も出てきますので家事と仕事と勉強となるとなかなか大変なものです。
資格はどれだけ持っていても邪魔にはなりません。
また歳を重ねていく上で役に立ってくれるものです。
1度しかない人生ですから、自分自身をスキルアップさせることに力を注ぐのも素敵ですよね。
結婚しなくてもいい理由 6割が未婚のままで良いと回答
ある調査で将来結婚しなくてもいいと考えている女性はおよそ6割もいたというデータがありました。
その理由を見ていきましょう。
自由でいたい
やはり好きなことを好きな時に、好きなだけやれるのは未婚だから。
お金も時間も自分の全てを束縛されたくないというのは人間なら誰もが感じることです。
その自由を我慢してまで一緒になろうと誓うのが結婚ですから、愛するパートナーよりも自由でいたい気持ちが勝つのであれば、好きなように生きるのも1つの素晴らしい人生です。
結婚に魅力を感じない
そもそも子どもの頃から、またある日を境に結婚というものへの憧れや魅力を感じなくなったというケースもあるようです。
そう思う理由は様々であるとは思いますが、全ての人が結婚に憧れを抱く訳ではないということです。
結婚したいと思う相手がいない
これは切実な理由ですね。
やはり一生を共にするパートナーですから、慎重になって当然だと思います。
本当に信頼し、心から愛せる人が見つかるといいですね。
結婚という形にこだわらないから
最近は、内縁の夫婦という形が多くなってきているようです。
生活は共にしても、籍は入れない。
籍を入れない事で、法律上の夫婦である縛りがないため、いつまでも恋人同士のような関係でいられるということです。
そばにいたい、一緒に生きていく、それ事態は何にも変わらないので、あえて結婚という形にこだわらないというのもステキな選択肢であると思います。
アラフォー未婚女性の実態 結婚してないけど幸せ!
結婚に興味はあるという人は、やはり『結婚した方が未婚より幸せなのかな』『今はいいけど将来後悔しないかな』という部分があると思います。
実際に未婚のままアラフォーを迎えた女性はどんな生活をしているのでしょうか。
仕事と年収 ~キャリアウーマンが多い
当たり前ですが未婚の女性がしている仕事は様々です。
ですがやはりガッチリ働けるという部分で、ある程度の年齢を重ねていくにつれ、役職や責任のあるポジションで働くキャリアウーマンは多いようです。
年収はやはり職業によりけりですが、年収100万という方もいれば、1500万ほどにもなる方もいるよう。
年収が上がれば上がるほど、自立した生活が送れる為に不自由はしなさそうですね。
それはそれでカッコいいなと思いますし、幸せな事ですよね。
自由を謳歌 ~趣味にアクティブ
趣味や習い事、旅行や好きなアイドルや歌手のライブ三昧など、自分の時間をめいいっぱい楽しむことは表情や行動を生き生きしたものへと導きます。
1人だからこそ叶う楽しみというのもたくさんあるのです。
それって幸せですよね。
恋愛は…4割の人は彼がいると回答
未婚女性の約4割の人は彼がいると回答したそうです。
やはり結婚にこだわらない理由はいろいろだと思いますが、お互いに納得して一緒に居られて幸せなら最高ですよね。
貯金は…
これは統計によるものではありませんが、女性が1人で余裕を持って老後までを生きていく為に必要なお金は約7500万ほどだそうです。
ゆとりのある老後を過ごす為には30歳から毎月、5万から10万ほどの貯金が必要、となる訳です。
自分だけを養えばOKなこと、ある程度の年齢になると役職や責任のあるポジションで働くことになる事を考えると月に5万から10万ほどの貯金も可能な額だと思います。
1人でも生きていける為の備えをしたいと思うならば、少しずつでも貯金をしていきましょう。
おわりに
女性が1人で生きていく。
わたしはそれも素晴らしい選択だと思います。
1人だとはいえ、みなさんにも大切な家族や仲間がいるはずで、本当に孤独な訳ではありません。
1度しかない人生。
悔いだけは残したくないですよね。
ここまで読んで、やっぱり一人は嫌だな…と思ったか、やっぱり1人って最高じゃん!と思ったか。
あなたはどちらだったでしょうか。
あなたらしく、最幸な人生を歩んでいってほしいなと思います。