職場の服装ってどこまで許される?
昔とは違って、今は制服が無かったり、カジュアルな服装でもOKという会社が増えてきましたよね。
中には、ジーンズ・スニーカー通勤でも大丈夫なんて企業もあるかもしれません。
しかし、大体のOLさんは、スーツかオフィスカジュアルな格好で仕事をしていることでしょう。
でも、オフィスカジュアルと一言で言っても、「これはダメでこれはオッケー」という線引きが難しいですよね。
襟が付いていないとダメ、シャツじゃないとダメなど、その会社によってもルールがあるかと思いますが、これだけは避けたい、仕事にNGな服装を紹介したいと思います。
1、ヨレヨレ、しわしわ、汚い服
普段の服でもそうですが、特に仕事の時は、上司や同僚、取引相手やお客さんと接しなければいけませんので、綺麗な服を着て、身だしなみをしっかりしておくことが一番大切です。
どんな綺麗で高級な服でも、シミが付いていたり、解れていたり、たたみジワがあったりすれば、一気にだらしなく見えてしまい、社会人としてふさわしくありません。
袖が解れていたら糸を切る、ボタンが取れたら縫う、シワができていたらアイロンをかける、シミがついていたら落とす、など、手入れを小まめにしておきましょう。
また、このような事を事前に防ぐためにも、出勤前に鏡で全身をチェックするのが大事です。
朝の忙しい時間帯でバタバタしている人が多いでしょうが、前と後ろだけパッと見れば、ストッキングが破れていた、なんて恥ずかしい思いもせずに済みます。
さらに、何回も洗濯していると、洗濯ヨレしてしまう事もあるでしょう。
洗濯ヨレを起こさない秘訣としては、お気に入りの服やオシャレ着は、手洗いをする、オシャレ着用の洗剤を使うなどが挙げられます。
服を大事に扱って、オフィスではいつでも綺麗に清潔でいられるようにしましょうね。
服もそうですが、爪や髪、靴も清潔に保ちましょう。
2、露出度の高い服
露出度の高くセクシーな服も会社では控えるべき服です。
以下のような洋服・服装は、オフィスには向きません。
- 下着が透ける素材
- キャミソール・タンクトップ
- ショートパンツ
- ミニスカート
- 大きなスリットの入ったスカート
- 胸元が大きく開いたトップス
- シャツのボタンを空けている
- たくさんのフリンジや石がついているネックレス
もしこのような服を選んでしまっていたら、「仕事ができなさそう」「信用できない」などの印象を与えかねません。
たとえあなたが優秀だとしても、露出度の高い服は一気に品を下げてしまいますよ。
3、カジュアルすぎる服
パーカー、デニム、チェックシャツ、スニーカーなどは、一般的にオフィス向きとは言えません。
特に許されていない限りは、運動ができるくらいの格好は避けるべきです。
その他にも、下記のような服だと、カジュアルすぎます。
- 彩度の高い服、派手な服
- サンダル
- Tシャツ
- ショートパンツ
- ブーツ
- デニムジャケット
- サイズの合わないダボっとした服
サイズが合わなくてもカジュアルに見えてしまうことがありますので、ジャストサイズの服をチョイスしましょうね。
4、ロゴや派手なプリントのTシャツ
TシャツはNG、でもカットソーならOK?など、トップスにおいても判断が曖昧になりがちですよね。
しかし、柄物や、ロゴが入っているもの、プリント柄のTシャツは避けるべきです。
無地のものでも、体に合っていなかったり、「ザ・Tシャツ」というような物は避けた方が良いかもしれません。
ドレープがついている、袖がパフスリーブになっている、ワンポイントにラインストーンが入っている等、少し上品なデザインのTシャツならOKでしょう。
また、素材もチェックするポイントです。
明らかにTシャツっぽい、綿やコットン系は避ける方が無難です。
逆に光沢の有る素材、ナイロンやポリエステルなどは高級感が出ますので、オフィス向きといえるでしょう。
タイプ別♪通勤にお勧めのコーデ
①フェミニン系
写真:ikka LOUNGE
◎気をつけるポイント
フェミニン系だと、どうしてもミニスカートが多くなってしまいます。
スカート丈に気をつけましょうね。
②キレイ系
写真:Soareak
写真:FREE’S MART/
◎気をつけるポイント
キレイ形は一見オフィスにピッタリのコーディネートですが、体のラインが見えやすかったり、セクシーになってしまいがちです。
また、服に合わせて香水もつけすぎてしまいがちですので、気をつけましょう。
③カジュアル系
写真:BLISS POINT
写真:BLISS POINT
◎気をつけるポイント
カジュアル系は、特にインフォーマルになりがちです。
適度にフォーマルを意識しながら自然なコーディネートになるように気をつけましょう。
首元に華やかなアクセサリーをあしらうだけでも、印象はパっと変わりますよ。
番外:香水のつけ過ぎ
自分が好きな香りだからと言って香水をつけすぎるのは止めましょう。
オフィスではもちろん、人と人が密着する通勤電車の中でも迷惑になります。
本来香水はすれ違ったとき、ふわっと香る程度が好ましいです。
もしくは、「あれ?今いい香りがした?」と相手に思わせるくらいが丁度良いのですよ。
香水にも間違っているつけ方がありますので、簡単におさらいしましょう。
NG
- 服の上からたくさんつける
→ファブリーズ感覚で撒くのは止めましょう! - よく香るように、手首につけてこする
→手首は太い血管が通っているため、温まりやすく強く香りすぎます。
また、こすると香りが潰れてしまい逆効果となってしまいます。 - 首元、耳の後ろにつける
→首元や耳の後ろは相手と距離が近くなり、かなり香りが鼻につきます。
たとえ少量でも、相手に不快感を与えかねません。
OK
- 香水を空間に撒いてそこをくぐる
→ほのかに体に香りがついて、優しい香りになります。 - 足首、ひざ裏に少量つける
→香水の香りは下から上に上がってきますので、足につけるのが丁度良いです。 - つける時はワンプッシュ
→香りが長持ちするようにと、たくさんつけてはいけません。
ワンプッシュが適量ですよ。
おわりに
職場の服装は学校や遊び、デートとは違い、線引きの曖昧なルールが存在します。
その職場ごとによって決まりがある事でしょうが、今回紹介したのは、どれも最低限のマナーです。
社会人として相応しいコーディネート・身だしなみになるように注意しましょうね。