世の中いろいろなダイエット方法がありますよね。
これを食べたら痩せた!
こういう食べ方をすればいい!
基本、食べることで人間は太る訳で、いくら運動を頑張ったからといって、それ以上に吸収するものが多ければ太るのです。
最近、私は気づいたことがあって、お米を食べると太るという事実。
私は妊娠中、毎日夕方におにぎりを食べなければ気が済まず、毎日毎日シャケのおにぎりを食べ続けた結果、20キロも太るというあり得ない経験をしました。
現在は20キロより体重は無くなりましたが、太ることを考えると、やはりお米を食べることは避けてしまいがちです。
かといって、甘いものや肉や魚はよく食べますし、特に甘いコーヒーやチョコレートは食べ過ぎだと注意されるほど摂取していますが、体重が増えることはありません。
そんな中、TVで血液型別の食べたら太るもの、逆に痩せるもの、という企画を目にしました。
血液型で違う…それが事実であれば、いくらこれを食べたら痩せる!というダイエット方法を試したって、合う確率は4分の1しかないということになりますよね。
恐らく血液型によって、より吸収しやすい食べものとそうでないものがあるのでしょう。
これは知らなきゃ損!ということで、実際に調べてみることにしました。
ダダモ式血液型ダイエット
まぁこれはこれで“血液型ダイエット”なる名称がついてはいますが、アメリカの自然療法博士、ピーターダダモが編み出したダイエット法なのだそうです。
そもそもほとんどの食べ物に含まれているレクチンというたんぱく質がポイントとなっているようなのですが、このレクチンは種類によって血液型との相性があるようなのです。
レクチンというたんぱく質はそのほとんどが体外に排出されてしまいますが約5%程が糖と結合し血液中に脂肪として蓄積してしまう傾向にあるといいます。
これが血液型に合わないレクチンであると、体内に残る脂肪分が多くなってしまうため、太りやすいという結果を招いてしまいます。
このことから、血液型別に合う食べ物、合わない食べ物が分類されたようです。
なんと、ミランダカーやアンジェリーナジョリーなどの海外スターもこの方法を実践しているのだそうですよ。
A型さんの場合
日本人には最も多いとされているA型。
元々のA型のルーツは農耕民族だと言われています。
その為植物性の食べ物に適した体質だそうで胃腸の消化が弱いそうです。
なのでA型は野菜中心の食生活が身体に合っていると言えます。
A型の太りにくい食べ物
【野菜】ほうれん草、ブロッコリー、生姜、玉ねぎ、かぼちゃ、にんにく
【果物】ベリー類、パイナップル、サクランボ、レモン、グレープフルーツ
【魚】鮭、イワシ、さんま、サバ、タラ、キンメダイ
【豆類】黒豆、小豆、納豆、豆腐、味噌
【他】オリーブオイル、ピーナッツ、マスタード
A型の太りやすい食べ物
【肉】赤身肉(牛、羊)
【野菜】キャベツ、シイタケ、なす
【魚】鰻、エビ、イカ、ホタテ
【果物】バナナ、パパイヤ、マンゴー、ココナッツ
【他】乳製品、小麦製品、コーン、ごま油、マヨネーズ、ケチャップ
A型は生真面目で頑張り屋さん、日々頭を回転させている頭脳派な方が多いとされる血液型です。
その為、野菜中心のベジタブルな生活に切り替えた上、ヨガやストレッチ、水泳やウォーキング、ゴルフなどのゆったりと呼吸を整えるような運動をプラスすると効果が上がるそうです。
B型さんの場合
B型は他の血液型に比べて体内機能のシステムが優れているそうで、1番幅広く食べ物の種類が適しているとされています。
調べによると、B型には肥満の人が少ないそうですよ。
それだけ太りにくい体質だと言えるのがB型さんです。
B型の太りにくい食べ物
【肉】羊
【魚】イワシ、ひらめ、鮭
【乳製品】チーズ、スキンミルク、ヨーグルト、低脂肪ミルク、モッツアレラチーズ
【野菜】キャベツ、ピーマン、なす、サツマイモ、ブロッコリー、シイタケ、パセリ
【果物】バナナ、クランベリー、パイナップル、ブドウ
【他】緑茶、オリーブオイル、オートミール、ブラウンライス
B型の太りやすい食べ物
【肉】豚肉、鴨肉、ハム、ベーコン、チキン
【魚】鰻、カニ、カキ、エビ、エスカルゴ
【野菜】かぼちゃ、赤カブ、コーン、アボカド
【果物】ココナッツ、シナモン、柿
【他】ピーナッツ、ブルーチーズ、ごま油、コーンオイル、ゴマ、小麦製品、ベーグル、豆腐
B型は気分屋でマイペースだと世間では言われていますが、凝り性でもあるので気に入ったものを食べ続けるという傾向が多いようです。
牛肉やラム肉などの赤身肉はダイエット効果が高いので、お肉が大好きな方には嬉しい結果ではないでしょうか。
また、一生懸命頑張ることが苦手という人が多いB型は、何かをしながらの運動が長続きするそうです。音楽を聴きながら、テレビを見ながら、ストレッチやエアロバイクなどで楽しみながら運動を取り入れましょう。
O型さんの場合
人類はO型から始まったと言われるように、人類で最も多いとされるのがO型。
O型は狩猟生活の名残から、消化酵素が多く、胃酸の分泌が盛んであるため高タンパク質なものが適していると言われています。
また逆に、農耕、牧畜文化に食べられていたものが身体には合わないようです。
O型の太りにくい食べ物
【魚】はまち、鮭、カジキマグロ、いわし、海藻類
【野菜】ブロッコリー、チコリ、オクラ、長ネギ、玉ねぎ、かぼちゃ、サツマイモ、ほうれん草、かぶ
【果物】ベリー類、プルーン、イチジク
【他】オリーブオイル、ウォルナッツ
O型の太りやすい食べ物
【小麦製品】パン、ケーキ、パスタ
【野菜】カリフラワー、きゅうり、シイタケ、アボカド
【果物】梨、ココナッツ、オレンジ
【他】乳製品、カシューナッツ、ピスタチオ
おおらかでおおざっぱと言われてしまいがちなO型。
やはり食生活においても早食いやドカ食いを得意としている人が多いようです。
ですが集中力は人一倍あるとも言われているため、気になったことはしっかりと調べ上げ健康や運動に興味を持てばオタクと呼ばれるほどの結果が期待しやすいのが特徴でもあります。
O型は筋肉を鍛えると引き締まった綺麗な身体が出来やすいので、筋トレやボクシングなどの激しい運動が適しているそうですよ。
自分の好きなスポーツを見つけて、本格的に打ち込むのも早い結果が得られそうです。
AB型さんの場合
人類で1番最後に登場したと言われているAB型。
新しい血族であるためか、1番少ない血液型です。
体内システムも、A型、B型の2面性があり肉は食べられるけど、胃酸の分泌は少ないという少し複雑な構造になっているようです。
AB型の太りにくい食べ物
【大豆製品】味噌、納豆、豆腐
【魚】鮭、マグロ、さんま、サバ、いわし
【野菜】ほうれん草、シイタケ、ブロッコリー、にんにく
【果物】レモン、グレープフルーツ、ベリー類、ぶどう、スイカ
【他】低脂肪の乳製品
AB型の太りやすい食べ物
【肉】加工肉、鶏肉
【果物】バナナ、オレンジ、柿、ザクロ
【他】コーン製品、蕎麦、ごま、ヘーゼルナッツ
2面性があり道理的に物事を考える自由人と言われているAB型さんは信憑性のあるダイエットが向いているそうです。
運動に関してはA型よりも真面目に取り組む傾向が見られるので夢中になれるようなスポーツや精神を集中するような物も合っていると言えます。AB型は身体が冷えやすい体質の方が多いようなのでしっかりと身体が温まるようなスポーツはより効果が上がるとされています。
海外セレブは出産後に17キロ減量
血液型別のダイエット方内容は以上このような感じでした。
ご自分の血液型を見てみていかがでしたか??
私はA型なのですが、お米が太るとはどこにも書いていなかったので、謎が残ってしまいました。(笑)
好きな食べ物が太りにくい分類にあった場合は、よし!大丈夫だ!と納得する反面、好きなのに太りやすいと分かった食べ物に関しては正直ショックを隠しきれませんね。
嫌いではないけれど、野菜を積極的に摂らない私は、もう少し野菜を多く取り入れなければいけないな、なんて勉強になりましたが、あくまでも目安としてバランスよく献立に組み込んでいくということがダイエットの助けになりますよ、ということなのではないでしょうか。
お肉は絶対ダメ!!パンは絶対食べちゃダメ!!なんてことはありません。
あくまでも太りにくい、太りやすいという目安です。
というのも、このダイエット法に科学的な根拠はないという記事も多く存在しています。
ですが、ミランダカーは出産後にこのダイエット法で17キロ減量出来たという話もありますし、少し意識して食卓に取り入れてみるのもいいと思います。
でも結局は運動も大事
各血液型に適した運動方法も書かせていただきましたが、この血液型ダイエットは、食べ物とプラス運動という2つの項目から成り立っています。
やはり食べるだけではダメだし、食べないだけでもダメ。
バランスよく食べて適度な運動を行うというのは、健康的なダイエットを成功させるうえでも必須となります。
やはり、楽して痩せれるのかと言ったら現実は厳しいようです。
他のダイエットの目安に
キャベツダイエット、朝バナナダイエットなど1つの食材を食べ続けるようなダイエット法が多くありますよね。
1つ感じたのは、キャベツは太りやすいとなっているのにキャベツばっかり食べていては痩せないというのはあると思います。
レクチンが合う、合わないと分類されるのは研究結果で出ているわけですから、1度自分に合った食べ物を考慮してダイエット法を見極めるというのもいいかもしれません。
食事というのはなかなか難しいもので、特にここで上がったオリーブオイルやごま油のような、その料理には基本使うという食材が太るから絶対使わないというのも考えものです。
極端な制限はストレスの元にもなり兼ねないですし、ストレスもまた太る原因となる物なので、気軽な気持ちで摂りすぎない程度に抑えることをお勧めします。