食事で髪質改善は本当にできるの?食べ物と髪の毛の関係

食事で髪質改善は本当にできるの?食べ物と髪の毛の関係

髪の毛も身体の1部です。
髪の毛も食べ物から得る栄養から作られます。
髪の毛は基本タンパク質から出来ています。
食べ物から摂取したタンパク質を髪の毛に必要なアミノ酸に変える働きをするのは亜鉛やビタミンなどです。
しかしこれらの栄養素は体内では作られないため、やはり外部から摂取する必要があります。

栄養を効率よく吸収するには、やはりバランスの取れた食事をする事が一番です。
今日はその中でも、髪の毛に良いとされる栄養素と食べ物のお話をしようと思います。

髪の毛に必要な栄養素

タンパク質

大豆・豆乳の美容健康効果
髪の毛の主原料となっているのがこのタンパク質。
人が生きていくうえで必要な身体のパーツ、臓器、筋肉、皮膚、爪、血液、細胞、髪の毛などは全てタンパク質から出来ています。
大体1日に必要なたんぱく質の量は体重1kgに対して1gと言われていますので、体重50kgの人は1日に50gのタンパク質を摂取しなければなりません。
しかし、この摂取したタンパク質は生命に関わるものの順に吸収されるようになっているので、髪の毛というのは1番最後になってしまうのです。
なので髪の毛のタンパク質は不足しがちだと言えます。
育毛や発毛のためにタンパク質を摂取しようと思うならば、少し多めに摂取することをおすすめします。
ただ、タンパク質は動物性であるとコレステロールが溜まりやすくなってしまいますので、植物性のものを織り交ぜながらバランスよく摂取するのが理想的です。

動物性タンパク質を含む食べ物:卵、肉、魚、チーズ、牛乳
植物性タンパク質を含む食べ物:豆腐、ピーナッツなどの豆類

特に大豆タンパク質はアミノ酸代謝が良く、血中のコレステロールも下げてくれるので髪の毛にも身体にもおすすめです。

亜鉛

新鮮な生牡蠣料理
亜鉛は取り入れたタンパク質をアミノ酸に合成するために必要なミネラルです。
亜鉛は髪の毛に良いとしてサプリなんかも人気があるそうですが亜鉛だけを取り入れても髪の毛が生えてくるわけではありません。
亜鉛が効果を発揮するためにはタンパク質はもちろん、ビタミンなどの力も必要になってきます。
バランスのとれた食事の中に、亜鉛は不足しないように積極的に取り入れた方が良いと思います。

亜鉛を含む食べ物:牡蠣、豚レバー

亜鉛が含まれる食べ物は少ないのでサプリなどで摂取する方が多いようですが、ヨーグルトと一緒に摂取するとより吸収が良くなるそうです。
希少な栄養素ですし、外部から摂取するしかないものなので無駄なく吸収したいですね。

ビタミンA

たくさんの野菜と果物
ビタミンAは頭皮の細胞に防ぎ潤いを与え、乾燥を防ぎ髪の毛の成長の手助けをしてくれる栄養素です。

ビタミンAはを含む食べ物:鶏、牛、豚、緑黄色野菜、果物

ビタミンAはプロビタンAという成分とレチノールという成分が合わさって出来るもので、レチノールは主に鶏、牛、豚などの動物性の食品に、プロビタンAは緑黄色野菜や果物などの植物性の食品に多く含まれています。

ビタミンE

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ビタミンEは、血管を広げる作用があります。
血管を広げることによって多くの血液を頭皮に送り髪の毛に必要な栄養分を届けるという働きをしてくれます。
また、ビタミンEは抗酸化作用があるので細胞の老化を予防し、抜け毛や薄毛、白髪を防いでくれる髪の毛には必要な栄養素です。

ビタミンEが含む食べ物:ナッツ類、植物油、魚介類、アボカド、かぼちゃ

ゲルマニウム

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ゲルマニウムも人間の身体に必要なミネラルの1つです。
主に頭皮の新陳代謝を良くして栄養分を髪の毛に運ぶ役割をするという事で注目されています。
しかしゲルマニウムに関してはサプリメントなどで摂取してしまうと摂りすぎによって体調不良となる箇所が出てくるそうで食べ物から適度に取り入れるのが理想的です。

ゲルマニウムを含む食べ物:朝鮮人参、霊芝、ニンニク

ヨード

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ヨードとはヨウ素の事で人間にとって必要不可欠なミネラルのひとつとされていますが、主にヨードは甲状腺の成長を促すホルモンを分泌させる成分のひとつとして大きな役割を果たしている栄養素です。
日本人はあまりヨード不足にはならないと言われています。
過剰に摂取し過ぎることの方が多いのかもしれません。
何故ならヨードは、昆布やわかめ、ヒジキといった海藻に含まれており、これらは和食によく使われることからヨード不足にはなりにくいとされています。
髪の毛に海藻がいいというのはよく言われている事ではないでしょうか。

ヨードを含む食べ物:昆布、わかめ、ヒジキ

ヨードは三大栄養素である、糖質・脂質・たんぱく質の代謝を促し、成長や神経活動を活発にしてくれます。
代謝をよくすることで、皮膚・髪、爪を健康に保つという大切な働きをしているのです。

イソフラボン

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最後はイソフラボン。
これは女性ホルモンによく似た働きをするため、女性には欠かせない栄養素になりますが、このイソフラボンというのはポリフェノールの1種であります。
ポリフェノールというのは抗酸化作用、つまり老化防止の役割をしてくれるものです。
白髪や細毛の予防に役立つ他、イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、
男性ホルモンの過剰な分泌を抑制するようです。
髪の毛を健康に艶やかに育てる為には充分な女性ホルモンが必要になります。

イソフラボンを含む食べ物:納豆、豆乳、豆腐

イソフラボンは大豆製品から摂取する事が出来ますので積極的に取り入れたいですね。

おわりに

ロングヘアの女性
髪の毛に良い栄養素、たくさんありましたがどれも単体で取ればいいという訳ではありません。
髪の毛だけに限らず健康を維持するにはたくさんの栄養素をバランスよく取り入れなければいけません。
摂取し過ぎるのも良くない場合もありますし、どれかが偏ることも良くないです。
なかなかそれを調整するのは大変ですが、食事とは生きる上でとても大切なものであります。
意識的に体に良い食事を心がけていきたいものですね。







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