子供や女性は基本、もみあげというものがそんなにないものです。
身体全体にある毛というもの。
女性と男性では生えているもの、ないもの、とありますよね。
体毛は「性毛」と「無性毛」という2種類に分類されます。
そしてさらに性毛は、男女ともに生えている「両性毛」と、男性にしか生えてこない「男性毛」というものに分けられます。
脇毛、陰毛というような人間であれば必ず生えてくるものが両性毛。
ひげや胸毛という男性にしか生えてこないものは男性毛、という訳です。
髪の毛は基本男性ホルモンの影響は受けにくい(1部を除く)無性毛に分類されるのでもみあげは無性毛となるのですが、若干ひげと繋がる部分があるため、もみあげが濃い、薄いというタイプが出てくるようなのです。
女性でも稀にもみあげが濃いという人がいます。
そういった方は男性ホルモンが多く分泌されているのだと思われます。
濃いというか、長い人もいますね。
もう一つは襟足。
これも濃い薄い、長い短いという様々な形があります。
人からしたらそんなに気になるものではありません。
でも本人からしたらコンプレックスにも成り兼ねないほど悩みの種だったりします。
女性はムダ毛というものに敏感です。
毛が濃いというのはやはり誰でも嫌なものです。
なので各パーツいろいろな方法で除毛や脱毛をするわけです。
でももみあげや襟足ってどうやって処理するのだろう・・・?
あまり聞かないですよね。
今日はそんなもみあげと襟足についてのお話をしていこうと思います。
もみあげ、襟足とは?
さて、1つ間違えてほしくないのは髪の毛と体毛の違いです。
髪の毛を誤って処理してしまうと単なる刈り上げた状態になってしまいます。
生えかけはチクチクしてくるので少し格好悪くなってしまいます。
襟足、もみあげとはコレ↓↓↓
この産毛のような細い毛の部分です。
私はあまり気にしたことがありませんが、この襟足は処理してもいいかもしれませんね。(笑)
襟足の上にあるVの字 のラインと、襟足の右側のラインは髪の毛になります。
このラインは剃ったり切ったりしないようにお願いします。
本当に産毛のような細い毛が処理の対象です。
処理の方法
①自己処理
電気シェーバーで処理しましょう。
顔や首は特に、皮膚がとても薄いので刺激の多いカミソリはお勧め出来ません。
またカミソリは刺激によって皮膚が黒ずむ可能性もあるのでなるべく避けてください。
シェービングした後は必ず保湿を忘れないこと。
あとは肌が敏感になりやすい生理前後は処理を避けて行いましょう。
②理容院
残念ながら、美容院では原則シェービングは認められてはいません。
私たち美容師も近年は電気シェーバーであれば簡単にシェービングすることも可能になりました。
電気シェーバーであれば自己処理と何ら変わりない仕上がりです。
本格的に綺麗に処理したいのであれば理容師さんにお願いするのがいいと思います。
ついでに顔も綺麗にしてもらいましょう。
顔の産毛、もみあげや襟足もそうですが、処理することによって肌が明るく綺麗に見えます。
また、毛が無くなることで汚れやほこりなどが付着しにくくなるのでニキビなどの肌トラブルも軽減できるそうですよ。
理容師さんは国家資格をもってカミソリを扱うプロですので、1度足を運んで見るのもいいかもしれません。
③脱毛
襟足はもちろん、顔の脱毛をしている脱毛サロンへ行くのが1番綺麗に処理出来ると思います。
半永久的に生えてくることが無くなるので自己処理で肌を傷める心配もありません。
少々高額なお金と時間がかかってしまうというのが迷うポイントかもしれませんが、行く行くのことを考えれば綺麗に処理してしまうのはメリットではないかなと思います。
特に産毛が濃くて自己処理が大変という方や、襟足やもみあげのせいでしたい髪型に出来ないと悩んでいる方には断然脱毛がお勧めです。
初回はキャンペーンなどをしているサロンも多くあるので1度調べてみるといいでしょう。
中には産毛ではないという場合も・・・
稀に見えるのが、髪の毛が広い範囲生えてしまっているという場合もあります。
先ほどの写真のような細い毛ではなく、髪の毛がもみあげの位置、襟足の位置に侵入して生えているというケースです。
これは処理が出来ません。
はじめの方に書いたように、これを剃ってしまうと刈り上げになってしまうからです。
こういうケースでショートに切りたい、アップにアレンジしたいというのがなかなか難しい事があります。
やむを得ず剃ってしまう場合もありますが、基本的には襟足、もみあげの部分まで生えているぎりぎりの位置に合わせて切るしかないので思ったような髪型には出来ない事もあります。
この場合はよく担当の美容師さんに相談して頂いてベストな髪型を決めていただくのが1番だと思います。
間違っても自分で剃ってしまうというようなことのないように注意してくださいね。