髪型で似合う色が違うと知っていましたか?
あなたは普段、洋服を選ぶ際に何をポイントに選んでいるでしょうか。
実は、髪型によって似合う洋服の色が違うと知っていましたか?
なんとなく、色白の人は明るい色やパステルカラーが似合うと思いがちですよね。
しかし、黒髪なのか茶髪なのか、ショートなのかストレートなのかでも、似合う色って全然変わって来るんですよ。
今回は、髪型別の似合う色を紹介していきます。
基本は、「顔の面積が良く見える髪型」ほど、明るい色が似合う!
厚めの黒髪パッツン前髪にロングストレート、なんていうと、黒っぽいコーディネートや、モノトーンの落ち着いた色が似合います。
それは、髪の毛で顔を覆っている部分が多いからです。
逆に、明るい服を着たい人は、襟元や首を出す、ショートカットなどがおすすめです。
ショートカットだと、フェイスラインや首元までしっかり肌が見え、それだけで明るい印象になるからです。
また、おフェロメイクなどでは、前髪を薄くして、肌のツヤを出して、色っぽい顔を作る事で有名ですよね。
顔を髪で隠さず、肌を良く見せることで、肌ツヤが良く見えたり、肌の透明感が増したり、明るい色が似合いやすくなるんですよ。
ロングでも、レイヤーを入れたり、髪先の色を少し明るくすることで、明るい色の服が似合いやすくなります。
暗い髪色のロングヘア
髪が、鎖骨から胸のあたりまであるロングヘアは、ぱっと見たとき、頭の方に目線が行きやすくなり、ボリュームも大きいです。
ですので、トップスに髪と同じような紺や黒、茶などのダークカラーを着てしまうと、やぼったい暗い印象になってしまいます。
黒髪とダークカラーの服はとても相性が良いですが、トップスではなく、スカートやパンツなどの下半身か、またはジャケットやベルトだけのワンポイントにしましょう。
顔の印象が引き締まって見えているので、あと一つ、体のどこかに暗い色のアイテムを入れると、とてもよくバランスが取れます。
そのアイテムに合わせて、赤系ならバーガンディやワインレッド、青系ならインディゴ、緑系ならオリーブグリーンなど、少しトーンの低い色をチョイスすると良いでしょう。
明るすぎる色はNGです。
また、逆に、原色を取り入れるのも良いでしょう。
ショート~ミディアム
ショートやミディアムは、一番明るい色が似合う髪型です。
「白」「クリーム色」「黄色」「水色」「ピンク色」がとても似合います。
黒髪より、茶髪や明るめの髪にした方が、これらの色がさらに似合うようになります。
もっとパステルカラーが似合いたい、という場合は、髪の色を金髪に近い色にしたり、首元をもっとよく見せると、パステル系のグリーンやパープルなど、普段では合わせにくいような色もとても映えるようになります。
イメージで言うと、ペコ&りゅうちぇるのペコちゃんや渡辺直美さんが着るような原宿系のファッションですね。
そこまでいかなくとも、春色の洋服や、女の子らしい色のワンピースが良く似合うのもこの髪型の人達です。
背が高く、顔の印象がクール系でしたら、ショートやミディアムでも暗い色が似合うようになります。
ストレートヘア
あなたの髪が、ウェーブが無いまっすぐのストレートタイプなら、髪の長さに関係なく、一般的に、カッコいい印象のすっきりした色がとても似合います。
具体的に言うと、「黒」「紺」「白」「水色」「銀」「青」「ターコイズブルー」「エメラルドグリーン」などです。
ウェーブがかかっていると、顔の印象は柔らかくなります。しかし、特にパーマや癖が無い人で、根本から毛先まで一直線の人は、ハッキリして濁りやくすみの少ない色がよく似合うのです。
銀色が似合うのも、ストレートタイプの人ですので、ゴールドのアクセサリーよりもシルバーのアクセサリーを身に着けると良いでしょう。
ヘアカラーが明るい髪の方は、ゴールドでも場合によったらとても似合います。
パーマヘア
パーマやくせ毛で、顔の周りにウェーブのかかった髪がある人は、その曲線とバランスの取れた暖色系が似合うようになります。
温かみのある暖色のほか、明るい色、優しげに見える色も似合います。
「赤」「オレンジ」「黄色」「ピンク」「緑」「えんじ」「茶色」が、柔らかいパーマとつり合いが取れているのです。
また、毛量が多く、ヘアスタイル全体にボリュームがあるような人は、ゴールドやオレンジ系が良く似合います。
人に温かい印象を見せたい人は、ゆるいパーマと暖かい色味の服を着るようにしましょう。
茶髪
茶髪と一口に言っても、色々な茶髪がありますよね。
・黄色に近い茶髪
・金髪のような茶髪
上記の2つは、トーンが明るく黄色がかかった澄んだ色合いの服が良いです。
「クリーム色」「黄色」「ピンク色」「黄緑色」「白」などです。
・赤みの強い茶髪
・オレンジ色のような茶髪
上記の2つは、黄色がかっていて、なおかつトーンが濁っている「ブラウン」「マスタード」などの色がよく似合います。落ち着いたイメージの色ですね。
・赤紫のようにみえる茶髪
・光に当たると、ピンク色に見える茶髪
上記の2つのような色だと、黄色みを帯びている服よりも、赤やピンク、また青みが強い色が自然に見えるようになります。
何色の服でも似合う色の髪は?
さて、ここまで色々と紹介してきましたが、ではいったい何色でも似合う髪型や髪色は存在するのでしょうか。
なんでも似合うというのは残念ながらありませんが、日本人の肌色ともよく似合い、割と何色の服でも着こなせる色と髪型は、「こげ茶色でセミロングで、ストレート過ぎない髪型」と言えるでしょう。
明るい色の服を着たい場合は、髪をアップにして肌や首元をよく見せることができ、髪をおろせば、落ち着いた服の色もマッチします。
色々な服を着たいという人は、髪型を無難にすることで、比較的何にでも似合いやすくなるのです。
おわりに
いかがでしたか?
今のあなたの髪色や髪型に似合う色が、自分の理想の色ではなかったら、ヘアスタイルから変えてしまうのもよいかもしれませんね。
また、アクセサリーや小物でバランスを取りながら、合わない色の洋服を着ることもできます。
色々な服や小物を合わせて、あなたに似合うコーディネートをしてみてくださいね!