爪がボコボコ凸凹して困っていませんか?
私もよく爪がボコボコになってしまいます。
でもキレイにツヤツヤな爪が伸びている時もあるんです。
一体なぜ、爪がボコボコになってしまうのか?
ネットで原因を検索してみると
・ストレス
・内臓が悪い
・水虫菌
などが原因だと書かれているサイトが多いです。
爪を見るとその人の健康状態がわかると言われていますよね。
確かにストレスや内臓が悪いせいもあるかもしれません。
でも私は自分の爪がボコボコな原因が体調不良と言われてもしっくりこなかったんです。
だって健康な爪とボコボコな爪、同時に存在してるんです。
そして、色々と観察を重ねた結果、ある結論に至りました。
手荒れ・乾燥・アトピーが原因ではないかと!
今日は爪がボコボコになってしまう原因と、対策法をご紹介します。
凸凹爪では見た目が悪いしネイルが楽しめない
爪がボコボコしていると見た目がよくありませんよね。
それにオシャレも楽しめません。
マニキュアを塗ろうとしても、爪の窪んだ部分に液が溜まりやすく、仕上がりがムラになってしまったり…。
ネイルサロンではボコボコ爪を滑らかに修正をしてくれるところもあるようですが、あまりに症状が酷いと施術をお断りされてしまいます。
オシャレを楽しむためにも、ツルツルの健康な爪にしたいですよね。
爪がでこぼこになる原因は乾燥や肌荒れでは?
私はボコボコの爪が出現するとき、大体キレイな爪が同時に存在しています。
キレイな爪とボコボコの爪を観察しているうちに気付きました。
ボコボコになっている爪の指は100%乾燥や肌荒れを起こしているんです!
- 乾燥していてカサカサ
- 小さい水泡がたくさんできている
- トビヒしている
- 赤く爛れてヒリヒリしている
- 痒みを伴っている
このような状態の指の爪がボコボコになっているんです!
そして、肌の荒れレベルと、爪の凸凹レベルは比例します!
ちょっとカサカサの時は爪の表面がざらつく程度のボコボコですが、水泡だらけでトビヒしてしまったり血が出たりの重傷の時は爪が陥没して柔らかく脆く伸びてきます。
ツルツル爪に欠かせない『甘皮』 凸凹爪には甘皮が無い!
爪がボコボコになっている指には、乾燥・手荒れ以外の特徴があります。
それは、甘皮が無くなっているということです!
上の写真を見てください。
どちらも人差し指と中指の写真です。
左は正常な爪の指、右がボコボコ爪な指。
ボコボコな爪には甘皮が無くなり、爪の生え際の皮膚が盛り上がっています。
これは私の中では大分軽度のボコボコです。
甘皮アリとナシのボコボコ具合は横から見れば一目瞭然!
甘皮について調べてみると、こんなことが分かりました!
実はとても大切!甘皮の役割
甘皮の下(爪が皮膚の下に入り込んだところ)には、爪根(そうこん)と爪母(そうぼ)という組織があります。
爪母は新しい爪を作り出す大事な部分なんです。
爪母が傷つくと爪が変形してしまい、爪母の傷が癒えるまでは正常な爪が生えてこなくなるそうです。
甘皮は爪と指の根元をしっかり繋いで固定することで、大事な爪母に細菌や異物が侵入しないよう防いでいるんです。
しかし、甘皮は皮膚細胞が角質化したものなので、肌荒れや乾燥によって角質に異常をきたした状態では甘皮が正常に作られなくなってしまうのだそう…。
甘皮が無い状態では、爪母が刺激に晒されやすく、新しくできた柔らかい爪も無防備な状態に…。
爪は十分な水分を得ることもできず、まっすぐ伸びることができません。
結果的に歪に歪んだボコボコ爪になってしまうということです。
甘皮が無くなると悪い事ばかり!
甘皮が無くなると、爪がボコボコになるだけではありません。
爪の根元の皮膚が盛り上がった状態はささくれになりやすいです。
さらに、不健康に柔らかい爪は割れやすく、二枚爪になりやすい状態です。
またひょう疽と言って、爪と皮膚の隙間に菌が入りやすく、化膿して腫れてしまう事もあります。
ささくれも二枚爪もひょう疽も、誰でも1度はなったことがあるのではないでしょうか?
見た目は大したことなさそうに見えますが、結構痛いですよね…。
凸凹爪になりやすい人の体質と生活習慣
ボコボコ爪になりやすい人は、ずばり
・肌が弱い人
・アトピー性皮膚炎の人
・主婦
です!
まず、アトピーの人はぼこぼこ爪になる場合が多いそうです。
今まで説明した通り、ボコボコ爪の原因は肌荒れや乾燥で甘皮がなくなてしまうことです。
アトピーの人は皮膚が乾燥しやすいので、指先がカサカサになりやすいからですよね。
加えてアトピーは痒みを伴うことが多いので、掻きむしってしまう事で爪母が刺激を受けたり、不衛生な爪先から菌が侵入したりしやすいことも原因だと考えられます。
そして、主婦もボコボコ爪になりやすいと考えられます。
原因は洗い物や料理などの家事です。
とくに洗い物を素手でしている主婦の人は、手が荒れている方が多いのではないでしょうか?
食器洗剤は油汚れをキレイ浮かして落としてくれますが、お皿の汚れと一緒に皮膚の脂も奪っていきます。
要するに手が乾燥しやすくなります。
料理も乾燥や肌荒れに繋がります。
何度も手を洗ったり、野菜やお肉の汁が肌を刺激するからです。
このような理由から、主婦でなくても、例えば飲食店や美容院、病院などで働いている人も、手を洗ったり食べ物や薬品に振れる頻度が高く手が荒れやすい=ボコボコ爪になりやすい人と言えます。
私は、アトピーであり主婦でもあります。
右手と左手だと、右手の方がボコボコ爪になりやすいです。
これは、私が右利きで洗い物をするときにスポンジを右手で握っているからだと思います。
そして、今までで一番ボコボコ爪が酷かったのが、飲食店でアルバイトをしていた時期の冬です!
あまりに指先が荒れすぎてしまい、皮膚科に行った時、お医者さんにこう言われました。
『しばらく家事を休んでください』と。
食器洗剤や食材の汁が肌荒れを酷くすると言われました。
爪をボコボコにしないためには…こまめなお手入れを
爪をボコボコにしない為には、手を乾燥させない・荒れさせないことです!
アトピーの人は体質なので、病院に通っても荒れさせないのは難しいという場合もあると思います。
仕事上仕方ないという人も居ると思います。
出来る範囲でケアしてみてください。
アトピーで飲食店バイト経験アリな主婦の私がしていた手荒れケアや、おすすめの商品をご紹介します。
①クリームで保湿をしっかり!
手を洗った後、洗い物や洗濯物を干した後、出先で乾燥を感じた時、お風呂上りや寝る前。
必ず保湿をします。
とくに洗い物をした後は、普通の石鹸手を洗いなおしてしっかり水気をタオルで拭き取ります。
そしてクリームで保湿をしてください。
クリームを塗ったら、できるだけ15分くらいは洗い流したり抜き取ったりしないでください。
肌がクリームの成分を吸収します。
まずダントツでおすすめしたいのが、アトピスマイルというクリームです。
おすすめクリーム
アトピスマイル
ドライスキン・乾燥肌の人のための薬用クリームです。
ライスパワーエキスNo.11配合。
ライスパワーNo.11とは、肌の内側からセラミドを増大させ、肌が水分を保つ力を改善する「皮膚水分保持能改善」効果が、医薬部外品として唯一認可された成分です。
➡レビューを見る
アトピスマイルは、とにかくカサカサに効きます!
白く粉っぽくなった皮膚がたちまちツヤツヤになる即効性もあり、大変おすすめです。
手はもちろん、顔にも体にもどこに使ってもOKですから、毎日のスキンケアに幅広く使えます。
赤ちゃんも使えるクリームなので、お子さんがいる方にもおすすめです。
また、無香料でサラサラなクリームだから日中もうっとおしくないのが高ポイントなクリームです!
あと役立つのがニベアとワセリンですね。
安定して保湿してくれますし、何より安く大容量なのが嬉しいです!
ニベアは油分が強く、塗った後日光に当たるとお肌が日焼けしやすい状態になることがあります。
屋内に居る時や寝る前の使用がおすすめです!
ワセリン
ワセリン
ワセリンはベタツキますが、乾燥気味の肌から水分の蒸発を防ぐのにはとても有効です。
アトピスマイルやニベアで保湿した後、上からワセリンを重ね、手袋をして寝るといいですよ!
手袋は100均ので布のでOKです!
指に水泡が出来てグジュグジュしている時も、患部にホコリなどゴミが付着するのを防いでくれます。
②家事、とくに洗い物は手袋を!
料理は素手で仕方がないかもしれませんが、お皿洗いは手袋をするのがおすすめです。
お皿洗いは日常生活の中で、手荒れの原因ナンバーワンだと私は思います。
100円ショップので構わないので、ゴム手袋を用意しましょう。
お皿洗い以外にも、お風呂・トイレ掃除、水拭き、洗濯など水や薬品を使う時にゴム手を使ってください。
ただ、あまりに手荒れが酷くなってしまっている人は、ゴム手袋のゴムにかぶれてしまう事があります。
ゴムは皮脂を奪いますからね…。
その場合はまず綿の下履き手袋をつけて、その上にゴム手袋をつけるようにしてください。
ゴム手袋の下に
敏感肌のための下ばき用綿手袋
300円前後。
ゴム手袋の下につけるインナー手袋です。
綿100%で、吸湿性に優れています。
ゴムかぶれ防止や、ゴム手袋のサイズ調整、ハンドクリームを塗った後の保湿や、就寝時の皮膚保護など色々な用途で使用できます。
敏感肌用の肌に優しいゴム手袋も販売されています。
自身の肌の状態に合わせて手袋を選んでください。
敏感肌用ゴム手袋
樹から生まれた手袋 リッチネ
250円前後。
環境に優しい低アレルゲン天然ゴム(セラテックス)を使用した手袋です。
柔軟性が高く、手もぴったりフィットして使いやすいです。
破れにくい素材なので長く使うことができます。
③入浴剤を入れて湯船につかる
お風呂はシャワーだけで済ませず、お湯につかるのがおすすめです。
この時、さら湯ではなく必ず入浴剤を入れてください。
さら湯は塩素のせいでお肌に刺激となることがあります。
入浴剤を入れることで塩素が和らぎます。
入浴剤は乾燥肌や敏感肌におすすめの保湿成分配合のものが良いです。
ドラッグストアで入浴剤売り場に行くと、パッケージに『乾燥肌に』『敏感なお肌に』などと大きく書かれたものが見つかると思います。
・セラミド
・ホホバ油
・スクワラン
・植物エキス
などが入っているものだと、アトピーなどカサカサ肌を潤してくれます。
私のおすすめはこちら↓
まず、乾燥性敏感専用の化粧品で有名なキュレルは、入浴剤も販売されていて、それがとてもおすすめです。
乾燥性敏感専用ブランドの入浴剤
キュレル 入浴剤
[医薬部外品]
乾燥性敏感肌のためのブランドから出ている入浴剤です。
潤浸保湿セラミド機能成分・ユーカリエキス配合。
カサつく肌にしっとり潤いを与え、お風呂上りの乾燥を防いでくれます。
赤ちゃんも安心です。
お湯は乳白色で香りはありません。
できれば安く済ませたいという人にはこちら↓
コスパで選ぶなら
アース製薬 バスロマン スキンケアセラミド
[医薬部外品]
保湿に欠かせないセラミドが配合された入浴剤です。
乾燥肌と敏感肌におすすめ。
さら湯のピリピリ感をやわらげる塩素除去成分配合。
ホワイトフローラルの香りで、お湯の色は白いにごり湯です。
ドラッグストアで600円前後、通販だと400円前後と安く買うことができます。
バスロマンは『スキンケア ミルクプロテイン』というものも、香りが良く私はお気に入りだったのですが、最近セラミド配合のこちらに乗り換えました。
甘いミルクの香りが好きな人は是非ミルクプロテインをお試しください。
コスパで選ぶなら
アース製薬 保湿入浴液ウルモア クリーミーローズ
セラミド、コラーゲン、吸着型ヒアルロン酸、ローヤルゼリー、シアバターなど保湿成分が沢山配合されています。
とろとろの白いにごり湯です。
こちらもドラッグストアで700円前後、通販なら500円前後で購入できます。
アトピーの人や、小さなお子さんが入る人にはこちらがおすすめです。↓
子供やアトピーに
アトピタ 薬用保湿入浴剤
[医薬部外品]
ヨモギエキス配合で、しっしんやあせもなどの肌トラブルを鎮めてくれます。
赤ちゃんでも安心の製品で、アトピーの赤ちゃんをもつママに人気のある入浴剤です。
抹茶のような粉末で、濁らず緑色のお湯になります。
独特な香りで好き嫌いが分かれるかもしれませんが、敏感な乾燥肌がしっとり保湿されるのでおすすめです。
1000円~1400円で購入できます。
アトピタは「マジでヤバい!」という皮膚状態の時にたまにお世話になってます。
私的にはお値段が…ちょっと高いのであまり買わないのですが、効果は良いです。
たかが入浴と思うかもしれませんが、湯船につかることは肌荒れにとても効果的です!
ただ入り方によっては逆に肌を乾燥させて、全身の痒みにつながってしまうかもしれません。
お湯の温度は38~40度程度でぬるめにしてください。
そして、お湯につかる時間は10~15分くらいです。
熱過ぎるお湯に皮膚がふやけるくらい長時間つかると、セラミドや皮脂が流れ出て奪われてしまうようです。
せっかくの入浴が逆効果にならないよう注意してください。
ネイルオイルで爪も保湿しましょう
上記の事に気を付けて生活をしていれば、徐々に手荒れがおさまり、甘皮も復活してくると思います。
甘皮が復活すれば、ボコボコな爪もまっすぐに変わってくるはずです。
すでに伸びてしまったボコボコな爪は、伸びきって爪きりで切れるところにくるまで我慢しなくればなりませんが、その日もいずれ訪れます。
こんな記事を書いている私自身も、少しばありキレイな爪の時期が続くと、つい気を抜いてしまいボコボコ爪が出現してしまいます…。
でもキレイな爪で居たいとは常に思ってはいるんです…。
根気よく、毎日ケアをして、頑張ってハンドケアを習慣化させましょう!
最後におすすめのネイルオイルをご紹介します。
ネイルオイルは塗るだけで乾燥した爪がツヤツヤになり、健康で丈夫な爪を作ることができます。
現在爪がボコボコ過ぎてネイルが出来ない人や、普段マニキュアをしない人におすすめです。