年始の挨拶に。贈って喜ばれるお年賀・手土産の選び方とマナー

年始の挨拶に。贈って喜ばれるお年賀・手土産の選び方とマナー

年始、挨拶回りで仕事の取引先や目上の方にご挨拶に伺う人。
お正月を利用して、実家や義実家へ帰省する人へ。
手土産・お年賀の選び方や、おすすめの商品をご紹介します。

お年賀に何を贈るか、取引先へ贈る人や、旦那さんの実家へ贈る人はかなり悩むのではないでしょうか。
何を贈るべきか迷っている人は是非読んでみてください☆

もくじ

  1. お年賀・手土産にはお菓子が人気
  2. お年賀を選ぶ時に確認したいポイント
    賞味期限は長めのものがおすすめ
    冷蔵庫が使えるかどうかの確認を
    人数のチェックは必ず!
    仕事関係なら小分けのものがおすすめ
    食べにくい物や、食べる前に準備が必要なものは避ける
    スーパーでも買えるものはNG
    ライバル会社の品に注意!
  3. お年賀・手土産におすすめの品
  4. お年賀はいくらくらいのものを贈るべきか
  5. お年賀とは?
    直接会って、手渡しが基本
    お年賀を贈る正しい期間は1月1日~1月3日まで
    贈る相手は、今後も親しい人や良い関係を続けたい人
  6. おわりに
    もらって嬉しかった手土産と、無駄にしてしまった手土産

お年賀・手土産にはお菓子が人気


新年のあいさつに何を贈るかですが、ダントツで食べ物、とくに和菓子や洋菓子が人気です。
仕事関係になるとタオルなどの実用品もメジャーですが、社名の入ったタイルは実際のところ喜ばれているかはわかりません(苦笑)
食べ終わればあとに残らないお菓子はやはり一番オススメだと思います。
お酒が好きとあらかじめわかっているなら、ちょっと珍しかったり高級なお酒も喜ばれると思いますよ。

年始の挨拶に。贈って喜ばれるお年賀・手土産の選び方とマナー
天盃 ありがとうございます 麦焼酎恵那栗工房 良平堂 栗ひとつぶどら焼き廣榮堂本店 銘菓百選 岡山銘菓詰合せ ※高島屋限定

実用的なものは、使えれば便利で嬉しいですが、相手の趣味がわからないと使ってもらえなかったり処分に困らせてしまう可能性があることを念頭に置いておきましょう。
食品以外では、贈る相手にもよりますが、贈られた側が自分の好きなものを選べるカタログギフトも最近は人気のようです。

毎年悩む!お年賀を選ぶ時に確認したいポイント

考える女性
お年賀にかかわらず、人に何かを贈る時に大切な事は、自己満足で選ばないことだと思います。
例えば、甘いものが大好きな人は、有名店のお菓子を是非相手にも食べてもらいたい!と考えるかもしれません。
でも、相手もあなたと同じように甘いものが大好きとは限りません。

もちろん、相手の好みを深く知らない事もあると思います。
ですので、完璧でなくても構わないので、相手の普段の行動・家族・生活・持ち物の趣味などを考えて選ぶと良いでしょう。

歯が悪いおばあちゃんにかたいお煎餅はプレゼントしませんよね。
でも甘いものが苦手な若い男性には喜ばれるかもしれません。

飲み会であまりお酒を飲まない上司にワインはプレゼントしませんよね。
でもよく飲みに誘ってくれる先輩へなら喜んでもらえそうですよね。
彼女や奥さんが居る人なら二人で飲んでもらえるかも。

こんな風に、あの人なら喜ぶかな?使ってくれるかな?と考えながら選びましょう。

賞味期限は長めのものがおすすめ

緑の砂時計
もし食品を贈るなら、賞味期限は長めのものがおすすめです。
年始は何かと忙しいので、ゆっくりお菓子を食べる時間がとれないかもしれません。

また、少人数の家族で集まるだけなら、その場で食べられる生菓子でも良いと思いますが、親戚が沢山集まる場合はお年賀をお互いで贈り合い沢山もらう事も考えられます。
もし生菓子を複数もらってしまったら、食べるのが大変になってしまいます。

仕事関係の人へ贈る場合も同じです。
お年賀を贈るのがあなただけとは限らないので、なるべく日持ちするものを選びましょう。

冷蔵庫が使えるかどうかの確認を


これは仕事関係、とくに自分と違う部署や取引先へ贈る際に気を付けておくべきポイントです。
常温だと悪くなってしまうものや溶けてしまうもの、不味くなってしまうものはおすすめしません。
なぜなら、会社に冷蔵庫が無い場合もあるからです。

実家に集まる場合も、親戚皆が冷蔵品を持って来たら冷蔵庫がいっぱいになってしまいます。
お料理が得意なお母さんが、おもてなしの為に食材を沢山入れているかもしれません。
冷蔵庫があっても、すでに中がいっぱいということが無いとも限らないです。
なるべく常温でも平気な物のほうが良いと思います。

年始の挨拶に。贈って喜ばれるお年賀・手土産の選び方とマナー
ロンガ・フーズ クレープ詰合せLE CORDON BLEU マカロンアソート
冷蔵庫が使える事が予めわかっている場合はアイスやゼリーなど喜ばれると思います。
上の写真のスイーツは冷やして美味しい、個包装で皆で分けやすくおすすめです。

人数のチェックは必ず!


もしその場で「いただきましょうか」となった時に、人数分足りない!となったらかなり気まずいですよね。
その場に集まる人数のチェックは事前にしっかりしておくことです。
もしわからなければ、分けやすいものや個包装で数が沢山あるものを選ぶと良いでしょう。
仕事関係なら尚更、社員皆で分けられるものや、その場で配れるような形のものが良いです。

仕事関係なら小分けのものがおすすめ

ひとつ前のポイントと被りますが、上司や取引先など仕事の場で食べ物を渡すなら小分けに包装されているものが良いです。
社員に配りやすく、忙しくても仕事をしながらささっと食べることができるからです。

年始の挨拶に。贈って喜ばれるお年賀・手土産の選び方とマナー
YOKUMOKU(ヨックモック)クッキーアソート

食べにくい物や、食べる前に準備が必要なものは避ける


例えばホールのケーキやタルトなど。
カットしないと食べられないですよね。
友達や自分の実家への手土産なら良いと思いますが、仕事関係の人へお年賀としてホールケーキはちょっと迷惑になるかもしれません。
フルーツも、切り分けたりお皿やフォークが必要です。

スーパーやコンビニでも買えるものはNG

年末は誰しも忙しいものですが、その辺のスーパーでも買えるもので済ませるのはやめましょう。
受け取った方も(手軽に済まされたのかな…)と嫌な気持ちになりますし、最悪値段や買った場所まで知られてしまうかもしれません。

お年賀の品はデパートや有名店のものが良いです。
普段自分ではわざわざ買わないちょっと高級なものが喜ばれます。

ライバル会社の品に注意!

仕事関係では、食品に限らず、ライバル会社の製品に注意しましょう。
取引先にライバル社の品を贈ったらとても失礼です。

家族や親せきに、自社の製品を贈るのはとても良いと思います。
私の親戚にはソーセージやハムを製造する会社に勤める人が居て、毎年ハムの詰め合わせをくれます。
加工食品なので日持ちもして調理も簡単ですし、母もお肉好きの父もとても喜んでいます。

年始の挨拶に。贈って喜ばれるお年賀・手土産の選び方とマナー
サイボク 人気のウインナーセットKAISER カイザーベーコンのポトフセット(レシピ付)
ハムやソーセージなどの加工品は賞味期限も長く、調理も簡単でおすすめです。
お正月が明けて落ち着いてから家族で食べてもらえます。
若い男性やお子さんの居る家庭ならとくに喜ばれるのでは?と思います。

お年賀・手土産におすすめの品

仕事用にも自宅用にもおすすめ

銀座あけぼの それぞれ(6種)12袋

2,160円
日本古来の「和文様」をテーマにした、おかき・おせんべいの詰合せ。
個包装で日持ちもするので、仕事用にも自宅用にもおすすめの手土産だと思います。
甘いものが苦手な人もお煎餅なら食べられると思いますし、美味しく無難なチョイスだと思います。

 

お友達やご近所に

GRAMERCY NEWYORK(グラマシーニューヨーク)ニューヨークチーズケーキ

1,080円
クリームチーズ、マスカルポーネチーズなどの数種類のチーズがブレンドされたチーズケーキ。
小分けですし日持ちもします。
お値段的にもお友達やご近所への挨拶におすすめです。

 

お子さんがいるおうちに

KAISER(カイザーハム)ソーセージ・ウィンナー詰合せ

ソーセージ、フランク、ウィンナー5種類詰め合わせです。
ウインナー ソーセージは子供も好きな子が多いですし、調理が楽なのでママも嬉しいですよね。
お酒のおつまみとしても楽しめます。
賞味期限も長いですし、おすすめです。

 

男性や主婦の奥さんにおすすめ

人形町今半 やまと豚詰合せ

味付けがされたお肉の詰め合わせ。
切ったり味付けをしたりの作業が要らず、フライパンで焼くだけで贅沢なお肉を食卓に並べることが出来ます。
賞味期限も1、2週間と長めなので、お正月を明けて生活が落ち着いてから食べられます。
1袋が多すぎず少なすぎずといった量なので、一人暮らしの人でも家族がいるお家でも喜ばれるでしょう。
この記事を書く私、共働きの主婦目線からもおすすめの手土産です。

 

小袋で分けやすく長く楽しめる

豆富本舗 豆蔵 16袋入

2,700円
落花生・大豆・青豌豆・そら豆などいろいろな味付けが楽しめるお豆のセット。
選ぶのも楽しいですし、小袋なので皆で分けやすく、ちょっと小腹が空いたときにも食べられます。

気になる相場 お年賀はいくらくらいのものを贈るべきか

お金と電卓
お年賀の相場は、1,000円から5,000円くらいです。
実家の家族や気の置けない親戚、友人へは1,000円~3,000円程度で問題ありません。
ご近所へは1,000円くらいが良いでしょう。
あまり高すぎると逆に気を使わせてしまいますから。
仕事関係では3,000円~5,000円くらいが平均です。

お年賀とは?お世話になっている人へ、三が日に、手渡しで!

風呂敷に包んだ贈り物
今更ですが『お年賀』とは、新年のあいさつに添える手土産のことですが、昔は新しい年の神様(年神様)へのお供え物のことを言いました。
お正月のあいさつをして回る際、年神様をお迎えして祀る為のお供え物を、お互いに持参した習慣があり、それがいつしか現在の「新年のあいさつをする際に相手へ贈る手土産」という意味に変わったのです。

直接会って、手渡しが基本

お年賀は、原則直接持参するのが礼儀です。
新年の挨拶に添えるものですから、郵送ではなく手渡しで贈りましょう。

お年賀を贈る正しい期間は1月1日~1月3日まで

お年賀には、「今年もよろしくお願いします。」という良いお付き合いをお願いする気持ちが込められるものなので、1月1~3日の三が日にわたすのがマナーになります。
ただ、年明けの3日間だと、忙しくてどうしても直接会う都合がつかない場合もあると思います。
その場合は「松の内」と呼ばれる1月1日~1月7日までに贈れば大丈夫です。
※松の内は地方によってその期間が異なるので、事前にチェックしておきましょう。

ちなみに、松の内を過ぎると、お年賀ではなく『寒中見舞い』となります。
年末に繰り上げたり、松の内を過ぎてから贈ったりすることはないものなので、間違えないように注意しましょう。

贈る相手は、今後も親しい人や良い関係を続けたい人

親戚や家族、親しい人やお世話になった人、勤め先の上司など…。
今後も良いお付き合いを続けたいと思う人へ贈ると良いと思います。

おわりに


いかがでしたでしょうか。
私の実家はお正月に親戚が沢山集まるのですが、毎年いただくお年賀で楽しみにしているのが個包装で色んな味のおせんべいが楽しめるあられセットです。
そのお年賀をくれるのは、大手会社で働く“仕事のデキルおじさん”なのですが、取引先でも毎年評判で美味しいんだよ~と言って、毎年違う味のセットをくれるのです。
私達夫婦と私の実家へとそれぞれにくれるのですが、お母さんもお父さんも私の夫も、おじさんのあられセットが一番うれしいと言っています(笑)

小分けで食べやすい、飽きさせない味のチョイス、手間いらずで小腹が空いたときに食べられる、常温で賞味期限も長い。
この記事で紹介したイントがほぼチェックされたお年賀。
私は毎年、(流石デキル男、なんかカッコイイな…)と思うのです(笑)

逆に、私が過去もらって困ったのがフルーツです。
困ったというか、フルーツ自体は嬉しかったのですが皮をむくのが面倒で…。
そのうち食べようそのうち食べよう…と先延ばしにして冷蔵庫の中でダメにしてしまったのです。
年始は出掛けたり、外食したり、貰い物も多く…。
子供や家族が何人かいれば、おやつにでも食べたかもしれませんが、私は夫と共働き二人暮らしでおやつを食べる習慣もなく余計に食べる機会を逃してしまったんですよね…。
腐らせてしまった事に気づいたとき、せっかく選んでくれたのに…ととても申し訳ないきもちになりました。

勿論、フルーツを貰って嬉しい人も沢山居ると思います。
ただ、私の様な事もあるので、贈り物は無難なものをチョイスしたり、贈る相手のことを観察したりよく考えて選んでみてください。







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