ハイトーンカラーを楽しむ上でのリスクと正しいケアの仕方♪

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ハイトーンカラーを楽しむ上でのリスクと正しいケアの仕方♪

ここ数年、ハイトーンカラーが主流になっています。
自分が元々持っている髪の毛の色素をブリーチ剤で脱色してから好きな色を乗せるというのが基本となっています。
そもそも日本人は赤味が強い毛の方が多いので、近年流行りのグレージュやブルージュなんかは綺麗に発色しません。
雑誌なんかで見かける綺麗なグレーやシルバー、薄いベージュのような色は、脱色をした上に染色をしたもので、毛質によって異なりますが、ブリーチも1度だけでなく2度3度と重ねるケースもあります。

ブリーチは髪の毛の中身を掻き出す働きをする

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美容院では当たり前のように、ブリーチというワードを使っていますが、ブリーチをしなければならないという言葉を投げかけた時に、ブリーチ=かなり傷む、という認識が先行しているがゆえに一瞬悩む方が多いなと感じます。

ブリーチは髪の色を抜くので、ブリーチする時間や回数によって、黒から白へと髪の色素を抜いていく薬剤です。
髪の毛はキューティクルといううろこ状の蓋を開けると、色素や水分、栄養分などが詰まっているのですが、基本的にカラー剤はこのキューティクルをこじ開けて中身を掻き出し、好きな色味を入れるという仕組み。
ブリーチ剤は、中身を掻き出すのみという働きをします。
元々髪の毛の中にある栄養分や水分まで外に追い出してしまうわけですから、髪の毛は当然、スカスカのダメージ毛と変化します。
真っ白にしたくて、ブリーチを何度も繰り返していくと、次第に髪の毛は溶けてちぎれるという結末を迎えます。
ブリーチで白くなった毛はもう二度と健康毛には戻りません。

また、ブリーチ剤はかなりのパワーがある薬剤ですので、頭皮につくと痛みを感じる方も中にはいます。
敏感肌など肌の弱い方においては、炎症やただれなど火傷のような大惨事を引き起こす可能性もあります。
なので、ブリーチをしたい時は、なるべく市販のものでセルフカラーをするのではなく、美容院でカウンセリングを受けてからプロにやってもらうことをお勧めします。

ハイトーンの髪にする前に確認すべきブリーチのデメリット

髪が傷んだ女性
先に、ブリーチをする際のデメリットをお話します。
ブリーチが完璧に綺麗に出来るのはやはり最初の1回だけです。
後に1、2カ月もすると、根元から地毛の黒い毛が生えてきます。
ハイトーンは、このプリンがかなり目立つので、すぐに気になってくるというデメリットがまず1つ。
そして、その根元を染める際に、毛先のブリーチが2回以上されている場合は根元の明るさが追いつかない為に、1回で綺麗なハイトーンには戻せないというデメリットが1つ。

ブリーチをしてから、カラー剤で好きな色味を入れても、ブリーチによってキューティクルが破壊されているので色持ちはかなり悪いです。
特に市販のシャンプーを使っているという場合は、1週間持たないと考えてください。
色味を楽しめる期間はかなり短いです。

あとはやはりダメージの部分で、髪を伸ばしていきたいという方にはあまりオススメはできません。
先程も書いたように、毛先が白くなった毛はもう健康な髪には戻りません。
相当なヘアケアと、使うものやサロンでの手入れの頻度を上げていけばまだ望みはあるでしょう。
現に、わたしのサロンでブリーチを重ねているお客様は、月1でトリートメントをしにみえます。
家で使うシャンプーやトリートメント、ベース剤やスタイリング剤も購入してくださっていますので、特に問題もなくハイトーンを楽しんで頂いています。
今よりもっともっと手入れが必要となるという事も忘れないでください。

ブリーチのメリット

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ではブリーチをする上でのメリットは何でしょうか。
これは、好きな色に出来る、という事でしょう。

わたし達が持つ元々の髪の毛の色素は、時にヘアカラーの妨害をします。
特にアジア系の人は色素が黒に近い為、濃い毛色の人が多いですよね。
その為ブリーチも1度ではなかなか色が抜けないというケースがよくあります。
わたし自身も、元々の毛の色が緑に近い黒なので、通常のヘアカラーをした場合に、反対色の赤やピンクは打ち消されてしまいます。
自分の毛の色によって、したくてもならない色というものが出てきてしまいます。
これを解決するのがブリーチ。
元々の髪の色をごっそり抜いてしまえば、どんな色にしても邪魔するものはなくなるのです。
憧れのブロンドヘアにだってなれちゃいます。
メリットとしてはこれだけです。
でも、発色の良いヘアカラーを楽しみたい、理想の髪色にしたい、という場合はブリーチをした上にヘアカラーをした方が断然仕上がりは綺麗ですよ。

ダブルカラーとは

ヘアカラー 毛染め カラーリング剤
ダブルカラーという名前、聞いたことあると思います。
先にブリーチをしてから、一度薬剤を洗い流して、またヘアカラーをいつものようにするという工程をダブルカラーと呼んでいます。
ブリーチを2回する場合はトリプルカラー。

美容院でハイトーンのカラーを相談したい場合に、ダブルカラーと言えば通用します。
ダブルカラーにかかる費用は、サロンによって全く違いますが、わたしのサロンでは、カラー料金を単純に2倍で頂くことになっています。
さらに、時間がかかってしまうという事は避けられません。
いつものカラーを2回、シャンプーも2回になるので、プラス40分から1時間はみてください。
美容院で長い時間座っているのはなかなか辛いものがありますが、理想のカラーを楽しみに乗り切っていただきたいなと思います。

ハイトーンカラーにした後のケア

ドライヤーで髪の毛を乾かす女性
ブリーチをすると、根元から生えてくる黒い部分がかなり目立つので、通常のヘアカラーよりも早いスパンで染め直す必要があります。
最低でも2カ月で根元だけをリタッチしていかないと、見た目に綺麗は保てません。

毛先に入れるカラーに関しては、美容院でまた色を入れ直すのもいいですし、最近ではハイトーン用のカラーシャンプーやカラートリートメントを使って自宅で色を入れ直すことも可能です。
美容院で綺麗に色をつけても、割と早めに色が退色してしまいますので、好きな色のシャンプーやトリートメントを持っておくのもおススメです。

あとは必ずホームケアと、サロンでも出来る限りトリートメントでケアをしましょう。
ブリーチをした髪の毛はかなりデリケートな状態です。
濡れたまま、半乾きで過ごすのは避け、なるべく早くドライヤーで乾かすこと。
乾かす前やアイロン、コテを使うときは、必ず熱から髪の毛を守るアウトバストリートメントを使用すること。
そして、外へ出る際はUVから髪の毛を守る為、スタイリング剤などを必ずつけるように心がけてください。

カラーシャンプーを使う時の注意点

シャンプーをする女性
カラーシャンプーを使用するにあたり、いくつか注意点があります。

髪のダメージケアはできない

カラーシャンプーは色を入れるというのが目的ですので、ダメージを補修するような働きはしません。
洗い上がりがきしむという声も多いようですが、中には質感を良くするオイルなどが配合されたものなどもあるそうです。
ダメージケアをしたい場合にカラーシャンプーは向きませんので注意しましょう。

サロンでのカラーに影響することがある

カラーシャンプーを日常的に使用すると、色素が蓄積されるのでより発色は良くなるとは思いますが、いざ美容院で色を変えたいと思った時に残留したカラーシャンプーの色素が邪魔をする可能性があります。
その場合、毛先にまたブリーチ剤を使用しなければならなくなるケースも考えられますし、そうなると毛先のダメージは絶大なものになってしまう可能性も大となります。

わたしの感覚ですと、美容院でカラーをしてから2週間後くらいから、次美容院へ行くまで週1回ペースでカラーシャンプーを使用する程度で充分かなと思います。
また、美容院でカラーをする1週間前は、カラーシャンプーは控えていただけると助かります。

カラートリートメントを使うと尚良し

濡れた髪の毛
トリートメントもシャンプーと目的は同じなのですが、カラートリートメントはカラーシャンプーより濃く発色させる事が出来るので、カラートリートメントは実際にサロンでも使用したりしています。
カラートリートメントはシャンプーをした後に、通常のトリートメントと同じ感覚で髪の毛になじませ、時間を置いて流すという簡単なもの。
トリートメントですので、ある程度は髪の質感も良く仕上がります。

ただカラーシャンプー同様に注意点もあるので、次の事を確認してください。

手や爪など色がつきやすい

手や、お風呂場など、飛んでしまった場合は速やかに洗い流さなければ色がついてしまうので注意が必要です。
手や爪など、しばらく取れなくなってしまいますので、手袋をつけて塗布することをお勧めします。

たいした補修効果はなし

やはりカラーリングがメインとなりますので、ダメージ補修には向きません。
ダメージケアはまた別日にダメージケア専用のトリートメントを使ってください。

美容院へ行く前は使用しない

おそらくシャンプーより、髪の毛に色がつきやすい為、近々カラーしに美容院へ行くという場合はしばらく使用は控えてください。
カラートリートメントの色素が強く残る場合、思い通りの髪色にはなりにくいです。

毎日は使わない

わたしも業務用のムラサキトリートメントを使っていますが、わたしはカラーリング後2週間経った後、週に一度のペースで使います。
ムラサキの場合は色が抜けた後の黄ばみを抑えるという為のものになりますので、ムラサキシャンプーやトリートメントの場合はそのくらいのペースで充分です。

おわりに


ハイトーンにしてみたい。
流行りに敏感な人は1度はしてみたいなと思うことでしょう。
ハイトーンにすれば、思い通りに好きな髪色を楽しめますし、オシャレ度はぐんとアップします。

ハイトーンだけに限ったことではないですが、オシャレを楽しむ為にはそれなりのリスクもありますし、今まで以上にケアをするなどの努力も必要ということは忘れないようにしてください。
いくらオシャレにしてみても、髪の毛自体がぼろぼろだったらせっかくのかわいいカラーリングが台無しになってしまいます。
オシャレを極めたいのであれば、常日頃から美しい状態を保っていくことが大切です。
手入れも含めてかわいいハイトーンを楽しんでくださいね。

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。







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