毎日のヘアスタイリングにかかせないコテやアイロン。 
きつく巻くスタイルが廃れてきているとはいえ、ゆるふわカールで女の子らしさを演出したり、真っ直ぐストレートでできる女を演出したり、忙しい朝に寝癖を直したりと毎日欠かさず使っている方も多いのではないでしょうか? 
熱のダメージが気になるとはいえ、コテやアイロンを使うのを止めるわけにもいかずどうしてよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
しかし、髪は女の命という言葉もある通り髪を美しく保つことはいつも心がけたいですよね。
熱で髪がダメージを受ける理由
 
どうして熱で髪が傷んでしまうのでしょうか。 その理由を理解すれば髪をダメージから守る近道になります!
熱によるタンパク変性
髪はタンパク質でできています。
タンパク質は私たちの体を形作る主な成分の一つで、卵や魚、肉などにも含まれています。 
タンパク変性とは、熱などでタンパク質が変化してしまうことを指します。 
例えば、卵をゆでるとかたまってゆで卵になりますよね。 
お肉を焼けば固くなりだんだんと焦げていきますよね。 
同じように髪もだんだんと焦げていてしまいます。 
このようなたんぱく質変性は卵や肉のように元に戻ることはできません。 
つまり、一度傷んだ髪は元に戻ることができないです。 
そのためアイロンやコテの熱からいかにしてダメージを受けないようにするかが大切です!
水蒸気爆発
 
え?!爆発?!なんて思った方も多いのではないでしょうか。 
安心してください想像されたドカーーン!という爆発ではありません。 
皆さん経験があると思うのですが、髪を乾かしきっていなかったりヘアスミストをしたような、髪が湿った状態でアイロンをするとジュジュ―!とけむりが起きてしまったことはありませんか? 
これは髪の表面についている水が髪内部の必要な水分と一緒に水蒸気となって出ていてしまっていることのサインです。 
この時、髪内部の必要な水分が膨張し髪の組織を破壊して穴をたくさんつくって傷つけてしまいます。 
解決策としては、髪をしっかりと乾かしてヘアアイロンをすること。 
スタイリング剤を付けた後も髪が湿っているのなら一度ドライヤーで乾かしてから、コテやアイロンをつかうと良いでしょう。 
他の解決策としては水分の蒸発しない100度以下でアイロンをすることがあります。
プレスによる物理的ダメージ

 とくにストレートアイロンに言えることですが、まっすぐにしようとするあまり力をこめてアイロンをしていませんか? 
過度にプレスしたり、ひっぱりすぎたりすると髪の内部構造が壊れてダメージを受けてしまいます。 
ストレートにしているのは熱のおかげであってプレスによるものではありません。 
つまりアイロンで髪を優しくはさんで滑らせるだけで十分です。   
これらのようなダメージは修復することができません。 
ダメージケア商品であとから修復すうことは完全にはできないです。 
どのようにしてダメージから髪を守るかが重要です。
結局どんなスタイリング剤なら髪を守れるの?
 
髪がダメージを受ける理由については理解できたでしょうか? 
実際髪をダメージから守るには二種類の方法があります。
 一つ目はアイロンの熱を下げること。
当然髪にあたえる温度が低いほどダメージは少なくなります。 
具体的には100度~140度が望ましいでしょう。 
二つ目にスタイリング剤です。
アイロンの前に髪に熱から守るスタイリング剤をつけることでダメージを軽減してくれます。 
そこでタイプ別スタイリング剤を4種類ご紹介していきます。
その中でもちょっぴり高価のもの、プチプラなものの二つずつを紹介していくので参考にしてくださいね!
熱から保護するのならオイル
オイルタイプは熱から髪を保護する効果がとても高いです。 
パンにバターを塗って焼くとバターが焦げておいしいですよね。
中のパンは焦げつかずバターだけが焦げます。 
フライパンで料理をするときに油を敷いて焦げ付かないようにしますよね。 
このように髪にも焦げ付かないためのオイルを塗ってあげることが大切です。
ただし、オイルにはスタイルキープや髪を修復させる成分が含まれていないことが多いのでご注意ください。
ロレッタベースケアオイル
120ml 2600円 
ロレッタのベースケアオイルはさらっとしたつけごこちでべたつきが苦手な人でも使いやすいんです! 
バラの香りもスタイリングの際のテンションを上げてくれます。 
アイロン前はもちろんのこと、アウトバストリートメントとしてもつかえちゃうすぐれもの。 
美容師さんもおすすめするおすみつきです。
無印良品 ホホバオイル
100ml 1600円 
無印良品のホホバオイルはプチプライスなうえに豊富なサイズも魅力の一つ。 
シンプルで使いやすく、髪だけでなく顔やボディや頭皮にまで幅広く使えるんです。 
香りが無く香水やほかのヘアスプレーの邪魔をしないのも嬉しいポイント。 
50mlサイズならもち運びにも便利です。 
目安はショートヘアなら1滴、ロングヘアなら2滴なのでコスパバツグン!
保湿力&修復成分ならミルク
ミルクタイプには油分以外に保湿力の高い成分があり、髪の修復成分も多く入っています。 
髪のパサつきやダメージケアが気になる方にはツヤやまとまりのある質感を叶えてくれるミルクタイプがおススメです。 
ただし、油分が少ないため熱から髪を保護する効果は低くアイロン前には不向きです。 
アイロンやドライヤー前にはオイル、そのあとに髪をととのえるためにミルクを使用することをお勧めします。 
冬場の乾燥しがちな髪にも効果的です。
ジョンマスターオーガニック R&Aヘアミルク (ローズ&アプリコット)
118ml 4104円 
生命力が高く死なない木との異名を持つワサビノキからとれる成分など天然由来成分が傷んだ髪をしっかり補修して毛先まで潤います。 香りも良くヘアフレグランスとしての利用もできます。
ラサーナ 海藻ヘアミルク
120g 1800円
 フローラルな香り、バラの香りの2タイプが販売されています。 髪の広がりやパサつきを抑え紫外線から髪を守ってくれ、枝毛などのヘアダメージの修復もしてくれるんです。 
髪を巻いた後の毛先にまとまり感を出すために活躍してくれます。
熱を利用する洗い流さないトリートメントもおすすめ
ドライヤーやアイロンなどの熱によって髪の毛は傷んでしまいますが、ドライヤーの熱を利用して髪を保護・補修してくれる「洗い流さないトリートメント」もおすすめです。
中でもおすすめなのが、ミルクタイプの洗い流さないトリートメント「リシリッチ 利尻ヘアクリーム」です。
シリーズ累計50万本を売り上げている人気のトリートメントで、リピーターも多い商品。
無添加でノンシリコーンなのに髪がキシむことなく、使い続けるほどに髪がしっとりサラサラになりますよ。
髪に良いトリートメントを探している方は、利尻ヘアクリームがおすすめです。
リシリッチ 利尻ヘアクリーム
60ml 1458円 
50種類の美容液成分が髪のダメージをしっかり補修。 
指通りなめらかな髪に整え、若々しいボリュームとツヤのある髪に整えてくれます。 
使い方も簡単で、お風呂上りやお出かけの前に髪になじませるだけです。 
ベタつかないミルクタイプなので、使いやすく効果も実感しやすいと人気ですよ。
髪の補修にはミスト
ミストタイプは髪の補修成分が水に溶けているので髪への浸透力が高く有効的に髪を補修してくれます。 
同時に水分が多いためそのままアイロンをしてしまうと髪へ負担がかかってしまいます。 
そこで一度ドライヤーで乾かしてからアイロンをあてると良いでしょう。 
ミストタイプはスタイルキープにも優れており、熱によって固まるモノが多いのでミスト後は熱をくわえましょう。
 香りが含まれているヘアコロンとしても利用できるものも多く、香水代わりに香りを楽しむことができるのも特徴です。
ジルスチュアート リラックストリートメントヘアミスト
200ml 3024円 
キューティクル補修効果のあるヒアルロン酸誘導体を配合しており、つややかでさらさらな髪に。 
ジルスチュアートらしいキュートなパッケージに香水のように女の子らしい良い香りでその魅力にとりつかれてしまう女性は少なくありません。
マシェリ パーフェクトシャワー
250ml 810円
 熱や静電気から髪を守るねぐせ直しローション。 
嫌な臭いやたばこのにおいを寄せ付けない香料が配合されているのも嬉しいポイント。 
つめかえようもありドラッグストアで手に入るので手軽に使えるのがうれしいですよね。
最後の仕上げにスプレー
効果は主にオイルタイプと同じです。 
乾いた髪に使用することができ、手を汚さず髪全体にまんべんなくなじませることができるので手軽に使えます。 
スタイリングの仕上げにスプレーすることができるので、あまりスタイリング剤を使いたくない方にお勧めです。 
外出先でさっととりだしてパサついた髪に軽く吹きかければ、潤いや艶で髪が生き生きとしますよ!
ハホニコ ジュウロクユ ツヤスプレー
 180g 2200円 
16種類の植物と艶成分配合で髪に艶と指通り、潤いを与えます。 
髪を乾燥させない、保湿することを目的としているので髪の広がり、静電気も防いでくれるんです。 
お肌と同じく髪も乾燥は大敵なのでいつももしっかり保湿できるのはうれしいですよね!
柳屋 あんず油 髪つやつやスプレー
150g 720円 
人気のあんず油にスプレータイプがあることをご存知でしたか?? 
手を汚すことなく一瞬でつや髪を演出してくれる優れものです。 
髪となじませるためにスプレーした後にブラッシングするとより一層つややかな髪に仕上がります。
べっとりとした質感にならないようにはじめは少量からためしてみて!
おわりに
美しい髪になるためには正しい知識を持って熱のダメージから髪をきちんと保護することが大切です。 
4種類それぞれのスタイリング剤の用途を理解しておけばまわりより美髪に一歩リードできること間違いありません。 
人それぞれ髪の悩みに合わせたスタイリング剤を使用して、髪を保護するだけでなく髪を生まれ変わらせてしまいましょう!

  









































