風に吹かれて、静電気で、ちょっと運動をして、気付いたら髪の毛が鳥の巣状態になっている経験ありませんか?
「すぐに髪が絡まって、ほどくのが大変!」「朝起きた時のブラッシングが一苦労」そんな人もたくさんいるかと思います。
かといって、無理やりダマを解こうとしても、かえって髪を傷めてしまいます。
こんな髪質にウンザリ!という人のために、髪が絡まりにくくなる方法、正しい絡まりの解き方、オススメのヘアケアシャンプーなど紹介していきます。
髪が絡まる原因はずばり2つ
髪が絡まりやすい人の特徴として、
- 髪質が柔らかく、ぺたっとしている
- カラー、パーマなどで髪(キューティクル)が傷んでいる
この2つが挙げられます。
髪の毛一本一本が細い、いわゆる”猫っ毛”と呼ばれる髪質の人は、髪にコシがなく、絡まりやすいタイプです。
また、髪質に関係なく、カラーやパーマで髪のキューティクルが剥がれて傷んでいる人も、絡まりやすくなります。
通常キューティクルは閉じているのですが、傷んでしまうと広がってしまいます。
その結果、キューティクルが開いてしまった髪から水分が抜けて髪が傷んでしまい、絡まりやすくなってしまうのです。
また、カラーやパーマをしていなくとも、髪のキューティクルは摩擦や静電気、暖房による乾燥やドライヤーの熱でダメージを負ってしまうこともあります。
さらに、お風呂の後に髪が濡れたまま寝てしまうと、髪が傷む大きな原因となるので、必ず乾かしてから寝るようにしましょう。
髪が絡まった時の応急処置
外出先など、シャンプーやトリートメントがすぐにできない状況の時に絡まってしまったらどうすればよいでしょうか。
ブラシで無理やり解こうとするのはNG!
余計に髪を傷めてしまい、絡まりやすくしてしまうので避けましょう。
すぐに直したい場合は、手ぐしでゆっくりと絡まりを解いていくのが一番です。
この時、手元にヘアケア用のオイルなどがあるとベターです。
オイルを少し手に取り、絡まった部分に馴染ませるようにして解いていきましょう。
髪がまるでお団子状態…カッチカチに固まってしまった髪の毛を解く方法
手ぐしや少量のオイルなどでの応急処置では歯が立たないほどに髪が絡まってしまった時は、トリートメントかオイルを絡まった部分にベタッとつけてしまいましょう。
少量では解けないので、たっぷりと全体を覆うようにつけてあげて下さい。
その状態のまま2,3分ほど置き、後はたっぷりのお湯で流します。
それでも解けないような酷い絡まりの時は、美容院に行って取ってもらう事をおススメします。
対応していないかもしれませんので、電話で相談してみましょう。
髪の絡まりを防ぐ方法
~普段のヘアケア編~
できれば、髪が絡まる前に予防しておきたいものですよね。
日常的に予防としてできるヘアケアとしては、
- ブラッシングを丁寧にする
- 静電気や摩擦などをおこさない
- シャンプーの前には必ずブラッシングをし、髪のもつれを解いておく
- ドライヤーを近くで当て過ぎない
- ハリやコシを出すシャンプーを使う
- 指通りが良くなるシャンプーを使う
- 寝る時は三つ編みにして寝る
ブラッシングを丁寧にするのはもちろん、髪にダメージをできるだけ与えないようにするのもポイントです。
夏なら紫外線、冬なら乾燥にも要注意。
特に冬場はマフラー、セーターなどの静電気でキューティクルが傷んでしまうので、静電気防止ケアもしておきましょう。
また、髪質そのものを改善する方法として、シャンプーやコンディショナーから変えるのも一つの方法です。
ハリ・コシが出るようなシャンプー、指通りが滑らかになるシャンプーと書かれた物を中心に選ぶと良いでしょう。
さらに、就寝時には三つ編みにして寝るのがおすすめ。
髪と枕が当たる面積を少なくし、摩擦を起こす箇所を少なくしてくれます。
~特別なケア編~
日常のヘアケアにプラスしたケアをする事で、もっと滑らかな髪を手に入れる事ができます。
- トリートメントorオイルパック
- ヘッドスパ
- 洗い流さないトリートメント
普段のシャンプー終わりに、髪の水気をよく切って、トリートメントを5分~10分ほどつけてパックしておくだけでも、髪は驚くほどサラツヤになります。
トリートメントでなくオイルを使うのもおすすめ。
髪に良いホホバオイルやアルガンオイル、ココナッツオイルでパックしてみて下さい。
それと合わせて頭皮マッサージをすると効果倍増です。
お風呂上りには就寝時の枕との摩擦を避けるために、洗い流さないトリートメントで髪を保護するのも忘れずに。
また、自宅や美容室でヘッドスパをするのも、髪の絡まりには効果的です。
頭皮の老廃物を取り除き、健康的な髪が生えてくるようになります。
髪の絡まり予防!おすすめシャンプー
~細い毛の方~
▲リマーユ ヘアシャンプー
細い毛の方用の、髪の絡まり防止シャンプーはリマーユがおすすめ。
髪質が柔らかく、すぐにフニャッぺたっとなってしまう人は、髪のコシが足りません。
リマーユは馬油が配合されているため、髪にコシを出し、頭皮から健康にしてくれます。
~ダメージヘアの方~
▲モイスト・ダイアン モイスト&シャイン オイルシャンプートリートメント
髪にダメージを負ってしまっている方向けの、髪の絡まり防止シャンプーはモイスト・ダイアンがおすすめ。
傷んでボロボロになったキューティクルを修復し、髪に潤いをあたえ、健康な髪に戻してくれます。
モロッカンアルガンオイル配合なので、高い保湿力が魅力。
髪の絡まりはブラシから直す!おすすめのブラシ・櫛
どんなブラシを使うかによっても、髪質が変わったり、お手入れのしやすさは変わってきます。
~ペタンコ髪におすすめのブラシ~
▲メイソンピアソン ハンディブリッスル
猪毛100%の髪に優しいクッションブラシです。
猫っ毛の人は、ボリュームアップさせるクッション付きのクッションブラシがおすすめ。
お高いですが、一生ものになると人気の一品です。
~ダメージヘアにおすすめの櫛~
▲つげの櫛
日本の伝統的な櫛ですが、こちらは静電気が起こらず、指通りが滑らかになります。
椿油を染み込ませて使用すると、絡まりを防いで艶のある髪に。
おわりに
髪は女性の命です。
もつれ・絡まりの無い、艶やかでコシのある美髪を目指しましょうね。