夏でも身体が冷えていたり、冬になると身体が冷え過ぎてしんどくなったりする方は多いと思います。
冷えの原因はたくさんありますし、人それぞれです。
でも、そもそも血液の循環が悪い状態だと冷えは改善しにくいです。
自分の体を触った時に冷たい!と感じた事はありますか?
お風呂にしっかり浸かったのに少し時間が経ったら身体が冷える感じがした事はありますか??
この状態では血液循環は決していい状態とは言えないでしょう。
では、どうやってふくらはぎをケアして血液循環を良くしていけば良いのかを見ていきましょう。
第二の心臓とは??
心臓は一定のリズムで収縮と弛緩を繰り返し、身体の血液を全身に送り出す役割を担っています。
酸素や栄養がしっかり含まれた血液がそれぞれの臓器や細胞に運ばれていき、いらなくなった老廃物もしっかり循環させる事によりそれぞれの臓器が処理して汗や尿、便などでしっかり排出されていくようになります。
このように全身の血液のポンプの役割をしているのです。
しかし、下半身になると心臓からも遠くなるのでなかなか心臓一つのポンプでは補いきれないところもあります。
それを第二の心臓と言われている『ふくらはぎ』がその役割を果たしてくれます。
下半身には約70%もの血液や体液が集中していると言われています。
しかし、下半身には血液を作り出したり老廃物を処理したりする内臓は存在しません。
ですので、下半身に溜まってしまった血液や老廃物をしっかり上半身に送り返して処理していく必要があります。
その為には第二の心臓と言われているふくらはぎをしっかり活用して上半身に血液や老廃物を押し返していく必要があります。
血液循環が悪くなっている方の特徴
血液循環が悪いといっても自分の状態がまずはどのくらいかを見ていきましょう。
- 夕方になると靴下やズボンの跡がくっきりしている
- 足が冷えやすい
- 一日に歩く時間は30分以内
- お風呂に入ってもシャワーのみ
- 日頃から疲れやすい
- 肩こりが慢性的にある
- 寝る時間がいつも0時を過ぎている
- 朝すっきり起きれない
- パソコンやスマホをよく触る
- 魚やお肉など赤身のものをあまり食べない
- 好き嫌いが多い etc…
半数以上にチェックが入った方は血液循環が悪くなってしまっている状態になります。
特に上3つの項目に2つ以上のチェックが入った方はふくらはぎをしっかり動かしていき血液循環を良くしていく必要があります。
では、ふくらはぎという第二のポンプをしっかり機能させて全身の巡りを良くする為にケアする方法をご紹介していきます。
ふくらはぎのケア方法
私自身エステサロンや人の身体に関係するお仕事をしていますが、大半の女性の方の悩みの一つが『むくみ』です。
このむくみこそがふくらはぎの柔軟さを失わせてしまい、血流が悪くなってしまう原因となります。
夕方になると足がむくんでいる…朝起きると手がむくんで指輪が取れない…お酒を飲んだ翌日は顔がむくむ…などなどむくみ方は本当に人それぞれですが、大半の方が何かしらの原因の『むくみ』で悩んでいる人が多いです。
そして、この一日で溜まってしまったむくみをしっかり取り除いていくことが大切になってきます。
むくみを放っておくから身体の滞りに繋がりますし、滞る事によってセルライトの原因になり、体重増加、サイズの増加に繋がっていきます。
では、ふくらはぎのむくみの対策方法をご紹介していきます。
マッサージをする
むくみを取るならやはりマッサージはとても有効的な方法です。
マッサージをするというとどこか面倒に感じる方も多いかもしれませんが、揉むだけで十分なんです。
歩き過ぎたり、その日座りっ放しだとふくらはぎが疲れたりしますよね??
そんな時に痛くなるところや疲れてくるところは人それぞれです。
ですので、自分の中で触って気持ちいいところをほぐせば良いのです。
足が疲れたりしたら自然と靴を脱いで土踏まずのところに何か当てたくなったりしませんか??
それは身体が自然とその部分に刺激を求めている状態です。
自分が触って気持ちいいなと感じるところを中心にほぐしていけば、周りの固くなってしまっている筋肉がほぐれてくるのがわかりますので、まずは全体的に触って気持ちいいところを探しましょう。
そして、更に効果的にマッサージを行いたい方はむくみに効果的なマッサージクリームなどを使用しても良いでしょう。
クラランス
ボディフィット
内容量:200㎖
参考価格:8,640円(税込)
この商品はセルライトなどの脂肪にアプローチをかけていく事の出来るボディ化粧品になります。
新植物成分のマルメロリーフを配合していてこの成分がしつこいセルライトケアをしてくれます。
セルライトは一度出来てしまうと運動・食事などのセルフケアでは落ちにくいと言われていますので、まずは今以上にセルライトの肥大化を防いでいく必要があります。
マッサージの時に違うクリームを塗るのであれば効率よくこのクリーム状ジェルを使用してみてはいかがでしょうか??
ヒールを履くのはなるべく避ける
最近のヒールでもとても履きやすくなっていて普段でもヒールを履く方も多いと思います。
しかし、ヒールを履いている状態のふくらはぎは常に筋肉に力が入った状態になってしまっています。
筋肉を使っているからいいんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、筋肉は力が入って緩んでを繰り返していくことで血流が流れて柔らかい筋肉が作り出されていきます。
常に力が入った状態になると血流が悪くなる事は想像出来ると思います。
だから、ヒールを履くとふくらはぎが疲れてしまうのです。
仕事的にヒールを履いていないといけない方も多いかと思います。
もし、可能であれば移動中やヒールを履かなくてもいい場面などはなるべく運動靴などぺったんこの靴を履くようにしましょう。
この時にしっかりかかとから足を振り下ろして地面を蹴ってしっかり歩く事によりふくらはぎを動かしていく事が出来ますので、大きく股を開いて歩いていくようにしましょう。
ゆっくりお風呂に浸かる
毎日シャワーで済ましていませんか??
お風呂に浸かる事は手っ取り早く身体全体の血流を良くし、老廃物を排出していく事が出来る自宅で出来る最高のデトックス方法とも言われています。
こんな簡単なデトックスをしない訳にはいきません。
半身浴など様々な入浴方法があると思いますが、39度くらいのお湯にしっかり浸かる事をおすすめします。
熱いお湯に浸かってしっかり汗を出すのが好きな方も多いでしょう。
しかし、筋肉は熱すぎるお湯に入る事によって収縮してしまいます。
そうなると上手く血液循環が出来なくなってしまいます。
交感神経も活発になってしまい、夜の眠りが浅くなってしまう事にも繋がります。
ですので、なるべく自分の体温に近い温度で入浴することが筋肉を緩めて血液循環を良くしていく方法なのです。
この時に塩など入れると更にデトックス効果が上がりますので、一度試してみてください。
遠赤外線のサポーターなど履いて寝る
サポーターやむくみ取りの靴下を履いて寝ている方も多いと思いますが、どんなものを履いていますか??
圧をかけてむくみを取るようなものを履いたまま寝ていませんか??
それでは、身体が上手く循環するのを阻止している状態になります。
圧が強いものを履くのがだめな訳ではありません。
一時的にそれを履いてむくみを取るのも一つの方法ですが、寝る直前ではずすようにしましょう。
もし、寝ている間もサポーターを使用しておきたいのであれば身体にフィットするだけのような布で、更に遠赤外線などの効果があると更に良いでしょう。
遠赤外線の効果があると自分の体温で血流を良くしていく事が出来ますので自然な流れでむくみをケアしてく事ができます。
一度下記のようなものを使用してみてはいかがでしょうか??
足の裏の筋肉をほぐす
ふくらはぎの循環を良くするのに足の裏は関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、足の裏の筋肉が固くなってくるとふくらはぎの筋肉も固くなってしまいます。
逆に言うとふくらはぎの筋肉が固くなると足の裏も固くなってしまうという事です。
ヒールを履くと両方の筋肉を固くしてしまうのでやはりなるべく履かない方がいいでしょう。
自分で押しただけではなかかな気持ちよくないかもしれないので、ゴルフボールを踏んでみたり、家族の人に足の裏を踏んでもらうのも良いかもしれませんね!
おわりに
ふくらはぎのケアをしっかりしておくことが全身の巡りを良くしていくという事をお分かり頂けましたでしょうか??
むくみは1週間溜めてその分をエステで解消する事は出来ません。
溜めている間に脂肪肥大しセルライトになる可能性もあります。
ですので、その日その日のケアがとても大切なものになってきます。
ケアするのが面倒臭いと言う方も上記の中の一つだけでもいいので、どれか続けてみてください。
今までなにもしていなかった方は変化を大きく感じて頂けると思います。
そして、ふくらはぎの流れがどんどん良くなって来て疲れにくくなり全身の巡りが良くなっていく事を感じて頂けると思います。