モテたい!!!
そう思うのは誰でも一緒でしょう。
ではモテるためにはどうすれば良いと思いますか??
モテる為にどんなことをしますか??
恐らく多くの人は外見を磨く事から始めるのではないでしょうか。
例えば、髪型やメイク、服装を変える。
ダイエットをして痩せる。
エステや脱毛に通う。
身体を鍛える・・・などなど。
確かに人は見た目が7割といいますから、見た目改造は必須なのかもしれません。
私も35年生きてきまして、さらに見た目を作る美容師という仕事に就いています。
たくさんの男女を見てきましたし、たくさんの恋バナなるものも聞いてきました。
1つ思うのは、見た目にも好き嫌いがある。
ということ。
当たり前な話ですが、顔にもそれぞれ好みがあるように、髪型や服装、体つき、全てに好き好きがあるのです。
一生懸命外見を磨いてみても、それでモテるのかと言ったらまたそれは別の話になるのではないでしょうか。
ではモテるって一体どういう人のことを言うのか。
ただ異性からチヤホヤされるだけがモテる人とは言いません。
老若男女たくさんの人に愛される人。
それが真のモテる人です。
モテる人の特徴
確かに見た目は大事です。
でも着飾って頑張らなくてもいいと思います。
ただ、清潔感には気を使います。
人にいい印象を与えるためには“清潔感”は絶対に必要です。
例えば完璧な美男美女であったとしても、不潔な印象が相手に伝わってしまえば、人は不快感を感じるため、その人のことを素敵だとは思えませんよね。
服装や髪型、指の先に至るまで、日頃どれだけ手入れが出来ているかは重要なポイントだと思います。
よくテレビで話題になる芸能人。
とても顔がよいとは言えないなという人でも、すごく人気のある方ってたくさん見えますよね。
「見た目から入ると、うーんそんなに素敵には見えないけどなぁ。」
と思っていたのに、トーク番組のようなその方の「素」の部分が垣間見えると、あぁ、素敵!と胸がキュンとする。
そんな経験はないですか?
男女問わずですが、それはその人の持つ雰囲気に惹かれたんだということではないでしょうか。
ドラマではツンツンした役が多い俳優さんが、トーク番組では柔らかな雰囲気で話し方や笑い方、仕草などが優しい印象だったら、あぁいいな、素敵だなと感じるもの。
素敵だなとまではいかなくても、いい印象を持つはずなんです。
誰にでもいい印象を与える為には、いい雰囲気を持つということも大切です。
いい雰囲気
では雰囲気を良くする為にはどうしたらいいのでしょうか。
残念ながら、雰囲気というものは、外見からは出すことが出来ません。
いい雰囲気も悪い雰囲気も、それは人の内面からにじみ出るものであるのです。
なので、いい雰囲気を持ちたいと思うのならば、自分の内面を磨く必要があります。
では内面を磨くとは具体的にどのような事でしょうか。
内面を磨く
人のせいにしない
日常にはちょっとした事であっても腹の立つことや納得のいかない事、うまくいかない事も起こります。
例え相手が悪かった場合でも、自分にもなんらかの過失やそれを引き起こすきっかけがあったかもしれません。
なんでもかんでもだれかのせいにするのは、自分の成長や学びを妨げることになります。
もし本当に相手が悪いという場合でも、声を荒げたり、必要以上に責めたてたり、いつまでも根に持ったり、仕返しをするなんてことはしてはいけません。
穏便に冷静に解決をし、決着がついたらよしにします。
心にいつも恨みや憎しみのある人は幸せにはなれません。
人の悪口を言わない
口は災いの元と言います。
自分の口から発したことは取り消したり出来ません。
そして口から出る言葉には不思議な力が存在します。
いい言葉でも、悪い言葉でも、自分が発したことに向かって物事が進みやすくなります。
なので、幸せになりたい人は、幸せだと日頃から口にするくせをつけるといいそうです。
逆に、人の悪口や不平不満を言う人は、負のエネルギーを発する訳ですから、周りを不快にしますし、自分自身も幸せにはなれません。
いつも悪い言葉を発する人は顔つきにもそれが出てしまいます。
いつもしかめっ面をしている人は、決して雰囲気がいいとは言えないですよね。
感謝の気持ちを忘れない
人のせいにしたり、常に不平不満を言う人。
さらには誰かを陥れたり、わがままを言ったり、まわりに迷惑をかけるような人。
そんな人に共通するのは、感謝の気持ちがない、という事だと思います。
いつもどんなときも、生きていく上で、誰かと関わっていくこと、全て当たり前ではありません。
どんな小さな事でも、ありがたい、感謝しますと思いながら毎日を過ごさなくてはいけません。
ご飯が食べられる、寝る場所がある、五体満足である、愛する人がいる…全てありがとうです。
自分は1人で生きているというのは間違いです。
家族や周りの人以外にも、顔も知らない誰かと繋がりながら生活をしています。
みんなが知らず知らずのうちに、支え合って生きているのです。
それを忘れなければ、人に感謝が出来るようになります。
どんな人に対しても、嫌がらせをしてくる人にだって、反面教師でありがとうです。
だってその人のおかげでそんな人にならずに済むのですから。
そうやって考え方を変えていくと、人を憎んだり恨んだりしなくなってきます。
悪口だって自然と言わなくなります。
誰にでも何にでも感謝が出来る人はいつも心が穏やかです。
嘘はつかない
嘘は、心に罪悪感を植え付けてしまいます。
罪悪感を抱えている状態は、言葉や表情、雰囲気を曇らせてしまう原因になってしまいます。
例えば何か失敗をしてしまったとして、それを隠して嘘をついた時、周りにはうまく隠せても自分自身はそれを知っていますよね。
それから先はずっとその嘘への後ろめたさや、バレてしまうのではないかという恐怖が付きまとうわけです。
心から笑うことも難しくなってしまいます。
日頃から、どんな小さなことにも嘘はつかず、正直でいられることができるといいですね。
思いやりの気持ちをもつ
自分のことしか考えない、自己中心的な人は必ず誰かに不快な思いをさせてしまいます。
例えばすごく些細なことですが、風邪などで咳が出るのにマスクをしない人。
わたしはこれがかなり許せません。
他の人に移すためにわざとやっているのでしょうか。
風邪を引きたい人などいませんし、他人の咳はやはり気分がいいものではありません。
咳が出てしまうなら、マスクをするのはエチケットであり、思いやりではないでしょうか。
誰かに特別なにかをしなければいけないという事ではなく、常に誰かのことを考えて行動したり発言をするというのも立派な思いやりです。
自分さえ良ければいいという考え方はやはりよくないですよね。
小さな事にも気づけるようになる
気づける人はモテるといいますよね。
よく合コンなどの場で気づける女子をアピールしようなんていう話もありましたが、やはり小さなことにも気づける人というのは誰からも印象がよいと思います。
ちょっとした事であっても気づいてもらえた!という事は誰でもうれしいものです。
気づくというのは空気を読むという事も含まれていますし、気配りをするという意味合いも含まれています。
さらに細かいことを言えば少しの変化も察することが出来る。
髪型変えたの??その服素敵だねなんて変化に気づいてもらえるのは嬉しいものです。
こういった気づく人間になるためには、広い視野を持って常にアンテナを貼っておく必要があります。
大変なことかもしれませんが、そうして培った視野は必ず自分の為にもなるものです。
柔らかさを持つ
話し方、しぐさ、物腰が柔らかい人は一緒にいて心地よさを感じます。
その柔らかさも一種のいい雰囲気です。
いつもせかせかガチャガチャしている人と一緒にいるのはなんだか疲れてしまいますよね。
時には急ぐという要素も必要かとは思いますが、何をするにもどんな時でも柔らかい印象のある人と話したり過ごしたりするのはホット癒されるものです。
人はストレス社会にもまれて、日々たくさんの疲労を抱えています。
やはり求めるものは癒しでしょう。
疲れている時にいそいそせかせかされてしまうものは余計疲れる。
何にしても柔らかい雰囲気の人というのは好かれるものだと思います。
笑顔を絶やさない
日々たくさんの嫌なことがあって、凹んだり落ち込んだり泣けてしまったり・・・
いつも暗い表情になってしまうのも仕方がないかもしれません。
でもそうだとしても、外では笑顔を絶やさずにいると周りはパッと明るくなります。
あなたが笑顔でいることが誰かを笑顔にすることだってあるのです。
辛い日も悲しい日も、外では笑顔の自分でいる。
それも簡単なことではありませんが、笑顔でいることによって必ずいいことがあるはずです。
いつも誰かを幸せに出来る人であってください。
おわりに
なんかモテるというよりいい人になる為のポイントじゃん!って思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもこの内面から良い人というのは誰からも好かれる、いわゆるモテる人なのだと思います。
人を外見だけで推し量るのは若いうちだけ。
よく、結婚した相手は全然タイプではないという話を聞きますが、長い人生を共にするにはやはり一緒にいて心地いいという要素が絶対に必要だと思います。
いくら見た目が素敵でも、暴力を振るったりひどい言葉を吐いたりする人が本当に素敵な人だと言えるでしょうか。
まるで仙人のような仏様のような良い人になれとは言いません。
でもたくさんの人に愛される女性になってほしいので、心も綺麗に磨いてほしいなと強く思います。
心が美しい人には必ず素敵な出会いが待っているはずです。