ここ何年か、ボブスタイルが流行し続けていますが、最近では、切りっぱなしボブ、いわゆるおかっぱスタイルをしたがる女子が増えています。
切りっぱなしボブの代表として、最近テレビで見ない日はない滝沢カレンさんが挙げられますが、切りっぱなしにしたおかっぱをわざと外ハネにしてスタイリングするというのが今大人気になっています。
日頃わたしもサロンワークで、この切りっぱなしボブをオーダーされることが多いですが、と同時に幼くならないか?という相談も受けます。
はっきり言って切りっぱなしボブは、ただのおかっぱですから、なんらかのアレンジを加えてあげないとただのおかっぱです。
ボブは幼くなる法則
まずは先に、どういう状況が幼く見えてしまうのかを見ていきましょう。
- 顔が元々幼い
まずはこれ。
顔の作りはどうしようもないことになりますが、幼顔さんはやはり、おかっぱにすれば幼さを強調することになります。
- カラーをしていない
切りっぱなしボブ、ではなく、髪の毛の少ない小さなお子さんや、小学生は普通におかっぱで切ることも多くあります。
かなり昔は、おかっぱ頭の女の子が多かったですし、元々おかっぱは幼い子のする髪型というイメージが強いのかもしれません。
特に黒髪のおかっぱは、まさに日曜日のアニメの人気キャラクターのようであったり、某ラップのCMキャラクターであったりと、イメージされる子供が多々いるために幼い印象を与えてしまいがちです。
- 前髪が普通
目と眉の間で普通におろして切る前髪は、普通すぎておかっぱ感を強調します。
- ぱっつん前髪
さらにそれがぱっつんであったり、眉より上の長さだとすれば、個性的なおかっぱちゃんの代表的な髪型のようになります。
- 前髪の幅が広い
前髪の幅というのは結構重要でその幅が広くなればなるほど幼さが強調されます。
- ストレートのボブ
やはり動きがないと顔が強調される上、髪の毛にボリュームがないのでのっぺりした印象になりがちです。
- スタイリングをしない
スタイリングを全くしないのであれば、どうにも幼さを回避する方法はありません。
髪の毛に動きがなければ、おかっぱのカットラインがそのまま表現される為です。
子供っぽいボブをお洒落に見せるコツ
前髪は大人っぽく
顔が元々幼いというのは、カバーするにはやはり髪型やメイクなどの力が必要なのですが、髪型がおかっぱになるのであれば、前髪とスタイリング、あとはメイクに頼るしかありません。
前髪は長めで流す、もしくは無くした方がいいと思います。
そして外ハネでも良いですし、コテで全体に動きをつけるのもいいと思います。
幼さを回避したいのであれば、なるべく前髪は大人っぽくすることが重要です。
前髪が占める人の印象というのはかなり大きいのでぱっつんや普通の前髪は避けた方がいいと思います。
パーマやカラーをする
前髪は伸ばせない!すぐ切ってしまう!という方はカラーやパーマを使うのも一つの手です。
カラーは暗めがいいのであれば、なるべく主張する色味を使うと良いでしょう。
というのも、暗めのカラーというのは、元々自分が持っているベースの色に馴染んでしまうので、なるべく色を主張するような赤やピンク、バイオレットやオレンジというような濃い色味をチョイスするとカラーしている感がより出ていいと思います。
また、コテなどをうまく使えなかったり、短い場合ややりにくいという方は、パーマをかけてしまうのもいいと思います。
パーマをかけたからといってそれでよしではありませんが、まっすぐのままより動きが出ますので効果はあります。
動きは必須
外ハネのような少しの動きでも、あるとないとでは印象がかなり違ってきます。
幼いのが嫌なのであれば、毛先を遊ばせてあげることは重要です。
パーマをかければ、朝はスタイリング剤をつけるだけで良くなりますので毛先だけでも動きをつけてあげると手入れも簡単になります。
いろいろ楽しみたいのであれば、コテやアイロンを使って毎日違ったアレンジをするのも楽しいですね。
あえて幼いのもいい
何もせず切るだけだと幼いというより、子どもっぽくなってしまうのですが、わたし的には多少幼い感じを出すのも柔らかく女の子らしさが引き立つような気もします。
おかっぱに前髪も短く普通にカットしたけど、カラーは明るめのベージュやピンクをチョイスしたり、緩い動きを加えてあげれば子どもっぽいというよりは、可愛らしい感じに仕上がります。
自分には似合わない!と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、1度担当の美容師さんに相談してみるといいですよ。
おわりに
今流行りの切りっぱなしボブ。
チャレンジしたいけど悩んでいるという方。
子どもっぽくならない為の抜け道はいくつかあります。
美容師さんと相談しながら是非チャレンジしてみてくださいね。