コルテックスの差?剛毛を柔らかく髪質改善することは可能なの?

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コルテックスの差?剛毛を柔らかく髪質改善することは可能なの?

剛毛・・・いくらそうでも剛毛という名前からして嫌なものですよね。
毛が太くて固いという方は、ヘアスタイルを作るうえでもなかなか思うようにいかなかったり、まとまらない、広がる、扱いにくいといった悩みが多いのです。

私は全く逆で、自分の息子よりも細い軟毛であります。
軟毛は軟毛でペタンコになってしまったりダメージを受けやすかったり、それはそれで悩みはありますが、剛毛の人からすればそんな悩みはたいしたことではないでしょう。
男性にも剛毛という人は多くいますが、髪の毛を短く切ってしまえば伸びるまではさほど気になりません。
しかし女性はそうはいきません。
女性であるなら誰もがさらさらの髪の毛に憧れるものです。
針金のように硬い髪の毛は悲しくなるほど悩みの種だというのは事実でしょう。
今日は剛毛の仕組みについてのお話と、剛毛を少しでも手入れしやすくするためのアドバイスをさせていただこうと思います。

剛毛とは


髪の毛内部は簡単にいうとお寿司の海苔巻きのような構造になっています。
中心にくる具の部分が髪の毛の芯であるメデュラという場所です。
それを取り囲むご飯の部分はコルテックス。
外側の海苔はキューティクルです。
題名にあるように剛毛はこのコルテックス、そしてキューティクルが関係しています。
そもそも髪の毛というものはたんぱく質から出来ていますが、たんぱく質といってもケラチンという硬い種類のタンパク質で作られているのです。
肌や内臓などはコラーゲンというたんぱく質で出来ていますがこれは柔らかいたんぱく質です。
ケラチンは主に髪の毛や爪に使われているものです。
このケラチン、海苔巻きでいうとご飯粒になります。
剛毛の場合このご飯粒がぎっしり詰まっているイメージです。
ぎゅうぎゅうにご飯が詰まっていれば海苔巻きもしっかりしますよね。
逆にご飯がスカスカだったら、ふにゃふにゃの海苔巻きになるでしょう。
分かりやすく言うと、こういう事です。
もう一つはキューティクル。
キューティクルはうろこ状になっているのですがこのうろこの数が多ければ多いほど剛毛になってしまいます。
髪の毛単体としてみれば強くて頑丈な健康な髪の毛です。
それはとてもいいことなのです。
ですが、これだけ頑丈な髪の毛は薬液の反応がかなり悪いためにカラーリングやパーマなどが作用しにくいというデメリットもあります。
パーマや縮毛矯正で何とか扱いやすくしようと試みてもなかなか上手くいかないのが現状なのです。

剛毛を少しでも扱いやすくするためには

髪の毛を梳かす女性
とんでもないことを言うと、ダメージを受けると多少手入れがしやすい。
こんなことは美容師がいう事ではないかもしれませんが、実際多少ダメージを受けた髪の毛の方が施術もしやすいという現実があります。
キューティクルが剥がれて内部が流出した状態をダメージと呼ぶので、剛毛の場合そのダメージの状態がちょうどいいのかもしれません。
だからといって髪の毛をわざと傷ませるのは絶対にしてはいけません。
ダメージは進行しますので、1度傷ませてしまうとどんどんと加速してしまい、逆に手に負えない状態を作り出しかねません。
多少ですが、定期的にカラーやパーマを繰り返していくとそれなりに納まるようになる可能性もあることはあります。
剛毛の場合、なかなか薬が反応しないことから、カラーやパーマが思い通りにいかず、途中で断念してしまうことも多くありません。
諦めずに定期的に美容院へ通ってカラーやパーマをする、その際にきちんとカットをすればそれなりに扱いやすい状態はキープ出来るのではないでしょうか。
放置してしまうのが1番良くありません。
扱いにくいなら尚のことマメに手入れをされるといいと思います。
もう一つはシャンプー。
剛毛の場合、あまり優しすぎるシャンプー剤はかえって髪の毛を硬くしてしまう恐れがあります。
一般的にゴワつきを感じるようなシャンプー、例としてはノンシリコンシャンプーなどは不向きかもしてません。
髪質を改善したい場合はアミノ酸系の髪質にあったものを使うという事が大前提です。
頭皮用のマイルドなものや洗浄成分が優しすぎるものは普通毛であってもキシミやゴワツキが出てしまいます。
剛毛の方は余計に扱いにくさを感じてしまう原因になってしまうので注意してください。
本当に髪質を改善したいという場合は美容院で自分に合ったものを選んでもらうのが1番の方法です。
トリートメントも重要です。
仕上がりのタイプとして柔らかさが出るものや納まりを良くするタイプのものを選びましょう。

おわりに

ゆるふわヘア
剛毛を何とかしようという場合、1番の近道は髪質を改善出来る可能性が高いシャンプーにこだわることだと思います。
シャンプーは毎日髪の毛に使用する物ですのでより多く髪の毛にアプローチ出来ます。
実際良いシャンプーは髪質改善の効果は高いです。
長い目で見て使い続けることが大切です。
あとはマメにメンテナンスをしましょう。
カラーやパーマを楽しみながらもう量だけでも少しづつ調整することによって髪の毛が苦になることは軽減できるはずです。
よく剛毛だからストレートをするという方もいらっしゃいますが、私的にはストレートはクセがない限りあまりしない方がいい気がします。
ストレートによって直線的なイメージが出てくると硬さが強調されてしまい、柔らかさがない感じになってしまうのです。
毛先を軽く動かす程度のパーマで柔らかさを表現するのも1つの方法ですよ。
絶対にどうにもならないという事はありません。
諦めずに1度美容師さんに相談してみてください。

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著者:joy

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ライターのjoyです。
美容歴17年目になる現役美容師です。
メイクの講師資格も持っています。
医療化粧品の仕事にも携わりながら美とは何かを日々追及しています。
プライベートでは心臓疾患、発達障害を抱えている小学生の息子と日々格闘中のシングルマザーです。
皆さんと一緒に子供の気持ちについても考えていけたらなと思っています。
家事、子育て、仕事を掛け持ちしている多くの女性が日々輝けるようお手伝いをさせてください。







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