初めての出産の時お友達からもらう出産祝い。
出産祝いを貰ったママの多くは、例えその贈り物が使えなかったり、欲しいものと違ったとしても「贈ってくれた気持ちが嬉しい」と答えます。
ただ、使えなかった事が申し訳ないという気持ちは感じてしまうようです。
お祝いはどんなものでも気持ちがこもっていれば素敵な品です。
しかし『使えない・困ってしまった』という事になりやすい品も存在します。
今回は、「申し訳ないけど使えなかった」「気持ちは嬉しいけどちょっと困ってしまった」となりやすい出産祝いを紹介したいと思います。
大事なお友達にお祝いの気持ちを贈るのですから、相手に使ってもらえて心から喜んでもらえて、数年経っても思い出して貰えるくらいに特別な贈り物となったら嬉しいですね。
※この記事は実際にママ達へ聞き込みをした結果を元に書いています。
気持ちは嬉しいけど使えなかった・困った出産祝い
①ベビーベッド
ベビーベッドはとても可愛いですが、場所をとるものです。
ベッドを置いた分確実に部屋が狭くなるので、置き場に困ってしまう可能性大。
また、他の家具のテイストや相手の趣味に合った物を選ばなくてはならないところも難易度が高いところです。
さらに、ベビーベッドは処分が大変な上に使う期間も短いです。
長くても半年くらいしか使わなかったという意見が多数。
添い寝がないと寝てくれないなど、赤ちゃんによってはほぼ使えない事もあります。
②ハイチェア
これもほぼベビーベッドと同じ理由で相手を困らせてしまう可能性が高いものです。
1つあれば十分なので、被ってしまった時も困ってしまうでしょう。
イスを贈るならローチェアの方が良いと思います。
とくに、床に置いた時はソファーにしたり、食事ができたり、1つでいくつかの用途に使えるようなイスがおすすめです。
ローチェアとしてもハイチェアとしても使えて、車ならお泊りなどにも持っていけるおすすめのイスがあるのでよろしけれこちらの記事もご覧ください。
③ベビーカー
ベビーカーは値段も機能もピンキリ。
産後に実際乗せてみたりして、ママが一番使いやすいと思った物を買うので、敢えてギフトで贈ることは無いと思います。
色やフォルムの好みもありますし、1台あれば十分です。
④ベビーバス
ベビーバスは使う期間は短いですが、意外と「あってよかった」と言われているアイテムです。
ただ、使わなくなった後の処分などを考えると、敢えて選ばなくても良いかなと思います。
洗面台をベビーバス代わりにするからいらないという人も居ます。
⑤抱っこひも
抱っこひもはママや赤ちゃんの体型によって使いやすさが変わってくるものです。
試着必須と言えるアイテムで、試着していたとしても実際使ってみたらイマイチという事が多いです。
ママのファッションの一部にもなるので、色や柄の好みにも左右されます。
これは完全にサプライズギフト向きではないアイテムです。
⑥おむつ専用ゴミ箱
排泄物のにおいを外に漏らさないという便利対策グッズです。
あれば使うかもしれませんが、専用のビニール袋が必要だったりして維持費がかかるものもあります。
自分自身で買ってみたけど、結局は無くても良かったかも…というママも多数。
マンションではゴミの収集日以外でもゴミ出しOKというところも増えているので、敢えて贈らなくてもいいかなと思います。
⑦マザーズバッグ・ママのファッション雑貨
マザーバッグは、斜め掛けが良い・肩掛けが良いなどの好みや使いやすさがあるので選ぶのが難しいアイテムです。
ファッションの一部にもなるものですし、毎日のように使う必須アイテムなので、ママ自身が自分で選ぶのが一番良いでしょう。
万が一使い勝手が悪かったり趣味に合わなくても、よく会う友達同士だと「会った時使ってないと悪いかな…」と気をつかわせてしまう可能性があります。
マザーバッグに限らず、ママが身に着けるもの系はあまりおすすめしません。
やはりセンスや好みが分かれるものなので。
⑧哺乳瓶・哺乳瓶ケース・粉ミルク
母乳派かミルク派かによって左右されます。
完全母乳だとしたら全く使わないものとなってしまいます。
哺乳瓶ケースは割と貰う確率が高いギフトのようですね。
そんなにいくつも必要ないので、数人から貰ってあまり使えなかったという声が。
結局バッグに入れてしまうから不要、哺乳瓶ケースに入れると嵩張ってバッグに入らないので使わないとうママが結構多いです。
⑨オムツポーチ
これも貰う確率が高いギフトのようです。
私の妹(一児のママ)は、初めての出産祝いで4人からいただいたそう。
オムツポーチは使いはしますが、洋服のように頻繁に変えることが無いのでいくつも要らないとう意見が多いです。
でもマザーバッグと同様に「使ってるとこ見せないと悪いかな…」という気持ちから、わざわざチェンジして使ったという人も。
被る可能性が高いと言う点で難易度が高いギフトかもしれませんね。
⑩ファーストシューズ
赤ちゃんが初めて履く靴のことで、ヨーロッパではファーストシューズを玄関に飾っておくとそのお家は幸せになると言われています。
この初めてのお靴は「記念だしやっぱりママである自分が選んであげたい」という意見が多いです。
「初めて」って色々な場面で貴重なイベントですもんね。
私も、友達の娘ちゃんが4歳になった頃、子供も一緒にディズニーランドどう?と友人に声をかけた事があるのですが。「ディズニーランドはまだ行ったことなくて初めてになるから、初めは家族で連れて行きたいんだ(> <)」と言われたことがあります。
私は子供が居ないのでつい気軽に誘ってしまったのですが、言われてみて「確かにその方が良いよね(フムフム)」と思いました。
話が逸れましたが、ファーストシューズでなくても、靴はサイズが分かっていたとしても、フィット感など実際に履いてみないと合うかわからないものです。
ギフトにするにはかなり難しい品になるでしょう。
大きいものとママの身に着けるものを贈るのは難しい
①~⑩を見ると、大型のベビーグッズとママが身に着けるものは選ぶのが難しいことがわかります。
もちろん、事前にリクエストを聞いていたり、贈りたいんだけど大丈夫?と断りを入れていて、相手もそれを望んでいるなら贈ってOKです。
中には今回のリストに入っているものも「私はすごくうれしい!」と思うママも居ますから、相手の生活や話に合わせて選んでください。
「何が欲しい?」と聞くより「要らないものはある?」の方が答えやすい
リクエストを聞く時は「何が欲しい?」と聞くより「要らないものはある?」という聞き方の方が良いと思います。
何が欲しいか聞かれても、予算などを気にして本音を言えない人の方が多いでしょう。
それよりは、「出産祝いを贈りたいと思ってるんだけど、もう揃えてあるものとか不要なものを教えてくれる?」と聞いた方が相手も正直に答えやすいと思います。