夜寝る前に、テレビやパソコンの前で、ホッと一息つきながら、ついつい甘い物を食べてしまう…。
コンビニにいくと、必ず余分に甘い物を買ってしまう…。
そんな習慣のある人はいませんか。
もしかすると、その砂糖や甘い物の食べ過ぎこそ、老ける原因になっているのかもしれませんよ。
甘い物の食べ過ぎはダイエットの敵だという意識はあっても、老化と関係があるという認識は、まだそれほど一般的ではありません。
でも、実は、私たちが老ける原因は、砂糖や甘い物の食べ過ぎにもあったのです。
砂糖や甘い物で老けるのはどうして?
それでは、具体的に、甘い物や砂糖を食べ過ぎると老ける理由について、簡単に説明しましょう。
甘い物や砂糖を取り過ぎると、私たちの血糖値は、急激に上昇します。
普段、食事から糖分を摂取している場合、血糖値はなだらかに上がっていくのが普通です。
急な血糖値の上げ下げを繰り返していると、私たちの身体は砂糖中毒に陥ってしまいます。
常に甘い物や砂糖を食べていないと、我慢ができないという状態ですね。
砂糖中毒になって、糖分が常にたくさん存在する状態が続くと、体内では、「糖化」現象のスピードが上がってしまいます。
糖化とは、体内のたんぱく質が糖分と結びついて起こるものです。
そして、この糖化のターゲットになりやすいのが、コラーゲンです。
コラーゲンは、まさに、若さを保つたんぱく質でしたね。
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元々、透明だったはずのコラーゲンが、糖化すると、黄色く変色してしまいます。
これが、肌のくすみの原因となり、お肌を老けてしまった印象にするのです。
さらに、この糖化でできあがったたんぱく質は、AGEsと呼ばれています。
このAGEsこそ、身体中の老化を進める物質です。
AGEsが身体中を蝕み、内臓やお肌の老化をどんどん進めていくのです。
老けるのはイヤ!砂糖や甘い物と上手く付き合っていこう!
このように、砂糖や甘い物は、私たちの身体とお肌を確実に老いへと向かわせます。
とはいうものの、新発売のスイーツを買ったり、お友達と甘い物を食べ歩いたりするのは、女性の貴重な楽しみの一つです。
どうしても、我慢ができない、という人は、毎日食べ続けるのではなく、一週間頑張った自分へのご褒美として、週末だけ食べる、といった工夫をすることが大切です。
また、自宅や職場に、砂糖の多いお菓子や甘い物を買い置きしていると、ついつい空いた時間に手を伸ばしてしまいがちです。
不要不急のお菓子はストックしない、ということを心掛けましょう。
砂糖や甘い物は食べる時間帯も重要です。
夜の10時から午前2時までは、成長ホルモンが分泌され、お肌もこの時間帯に再生されるといわれています。
ただ、この成長ホルモンは、血糖値によって、分泌量が変わるといわれています。
この時間帯に、血糖値が低くなければ、成長ホルモンの分泌量が制限されてしまいます。
寝る前に砂糖がたっぷり入ったお菓子や甘い物を食べるのは、絶対に避けましょうね。