あなたの着ていない衣類で世の中をよくする活動、『洋服ポスト』!

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あなたの着ていない衣類で世の中をよくする活動、『洋服ポスト』!

3月に入り、ショッピングをしていても、ピンクやイエローなどのキレイで明るい色のアイテムばかりが目にはいってくるようになりましたね。
ほんとうに春はもうすぐそこまで来ていると実感します。
街のレイアウトがなんとなく明るく生き生きとした色に変化してくると、俄然ソワソワしてくるのはきっと著者だけではないはず!
淡いイエローやブルーやホワイトカラーのアイテムは、見ているだけで心踊るものですよね。

そんな街の変化に合わせて、そろそろ衣替えを考えている方も多いのでは?
そこで今回紹介したいのが、『洋服ポスト』という活動について。

 

洋服ポストってなに?

この『洋服ポスト』って、いったいどんなものなのかを簡単に説明すると・・・

みなさんのクローゼットの中にも、最近めっきり出番が無くなってしまった衣類、きっとありますよね。
「まだまだ着られるけど、ちょっと流行遅れかも。」
「サイズが変わってもう着られないけど、高かったから捨てられない、っていうか、痩せたら着るし。(で、痩せない)」
「なんかテンションが上がって衝動買いしちゃったけど、家に帰って正気に戻ったら、着るシチュエーションが無いことに気づいた!」
とか。
理由はさまざまですが、このようなクローゼットの奥に眠っている衣類に、ふたたび活用される機会を生み出し、おまけに洋服を持っていくだけで社会をよくする活動に寄付までできる仕組み、それが『洋服ポスト』なんです。

そのシステムは、『洋服ポスト』の会場にまだ着られる衣類を持っていくだけ。
古着会社をとおして、世界各地の古着マーケットで販売され、世界のどこかで誰かがあなたの洋服をまた使ってくれるのです。

また、集まった衣類の重量にあわせて、社会をよくするための活動に支援金が寄付されるのも洋服ポストの特徴です。
寄付先の団体や活動は各地で開かれているそれぞれの洋服ポストごとに違うので、自分の共感できる活動に寄付をしている会場を選ぶなんてこともできるのです。

たとえば、『洋服ポスト・アークヒルズ』に衣類を持っていくと、1kgあたり7円が、東日本大震災で被災した方々が、自分たちのコミュニティを守りながら復興を目指している、岩手県陸前高田の『長洞元気村』に寄付されます。
集められた衣類は、NPO法人洋服ポストネットワーク協議会によって、株式会社原宿シカゴ(超有名な原宿の老舗古着屋さんです)に売却され、アジアを中心とする世界各地の古着マーケットで販売されます。

一方、「まだ着られる衣類」を集める『洋服ポスト』ですが、紛れ込んでしまったどうしても販売できない衣類も無駄にはなりません。
工業用雑巾や反毛材(断熱材などに使われます)などにちゃんと再利用されます。

 

洋服ポストの独自性

日本国内には、不要になった衣類を集めて、それを難民支援や発展途上国に寄付している団体は数多ありますよね。
では、それら団体と『洋服ポスト』は、果たしていったいどこが違うのかというと。

まず、発展途上国に対して闇雲に衣類を寄付するのではなく、途上国にある需要と日本国内の供給をマッチングさせて、貴重な資源である“衣類”を古着マーケットで流通販売させるという点です。
さらに、「自分の持っていった洋服が社会をよくするための寄付金になる」ということが、他にはないオリジナリティなんです。
洋服をお金に換えて、それを支援金として寄付することができるシステムは、『洋服ポスト』だけの取り組みです。

 

衣類のリサイクルの現状

日本国内では、家庭から出される古着をリユース・リサイクルする目的で、“資源ゴミ”として回収する自治体や独自に古着回収に取り組むファッションブランドもありますが、多くは“燃やせるゴミ”として焼却処分されています。
日本でリユース・リサイクルされる古着の割合は、10%から20%の間といわれています。
ドイツなどのリサイクル先進国と比較すると回収率はとても低く、残りの約80%の古着が「ゴミ」として処分されているのが実情。
まだまだ着られる洋服の多くが燃やされています。
ああ、モッタイナイ。

さらにそのゴミ焼却によるCO2の排出は、地球温暖化の大きな一因でもあります。
その「ゴミ」を少しでも減らすことができれば、地球の未来のためにもなりますよね。

断捨離ブームといわれる昨今ですが、まだまだモノで溢れ返った贅沢な日本。
使わないけど捨てるのはしのびない。
かといって、売ったところで二束三文。
そんな衣類やモノが、どこかの国の誰かさんの役に立つかもしれないのなら、私たちのクローゼットの中のあれやこれやを、気前よく『洋服ポスト』に投函してしまうのも、気分が良いかもしれませんよ。

春の訪れとともに、気持ちもクローゼットの中も軽やかになってみませんか?

では最後に『洋服ポスト』に投函できるモノと、『洋服ポスト』がおいてある場所などの情報が載っているサイトを貼っておくので、参考にしてみてください。

投函できるもの

まだ着られる衣類全般 着物・帯、下着、靴、サンダル、ベルト、帽子、バッグ、ぬいぐるみも可

▼洋服ポスト
http://www.yofukupost.net/

▼洋服ポストfacebook
http://www.facebook.com/YOFUKUPOST
最新情報がチェックできます。

Photo by Hillary Boles

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著者:Lier編集部

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