日焼けの原因といえば、ズバリ紫外線です。
紫外線はお肌にシミやシワを残すだけではなく、ニキビや肌荒れの原因にも関わっています。
そして、肌の老化をもたらす原因の9割は紫外線と言われているんです!
若い時は紫外線による肌トラブルが表れにくいですが、紫外線は徐々に蓄積されていくもの。
うっかり油断しているとお肌が大変なことになっているかも…。
そんな油断大敵な紫外線。
あなたはどんな対策をとっていますか?
紫外線がもたらす肌トラブル
紫外線の多い季節って?
紫外線は夏に限らず、一年中わたしたちに降り注いでいます。
特に、初夏の5月~7月が1番多く降り注いでいると言われています。6月は梅雨の季節ですが、晴れている日の紫外線の量は真夏とほぼ変わりません。なので、夏にだけ対策をするのではなく、一年中の対策をすると安心と言えます。
紫外線の種類
太陽からの光は「赤外線・可視光線・紫外線」の3種類です。
そして、肌にダメージを与える紫外線は「UV-A・UV-B・UV-C」の3つに分類されています。
そんな目に見えない光は、どのようなメカニズムで肌に影響を与えているのでしょう?
UV-A
普段、わたしたちが浴びている紫外線の約90%以上は、この「UV-A」と言われています。
UV-Aは、雨やくもり、天候に関係なく降り注いでいて、紫外線の中では最も害が少ないです。
しかし、害は少なくても浴びる量が多くなると、もちろん肌に悪影響が出てきます。なぜなら、UV-Aは真皮まで届いてしまうので、シワやたるみの原因になってしまうのです。これは紫外線による「光老化」とも呼ばれていて、皮膚の免疫力を下げてしまう原因にもなっています。また、UV-Aは紫外線から肌の細胞を守るために、肌を黒くするメラニンを作りだします。日焼けで肌が黒くなってしまうのは、UV-Aからお肌を守ろうとする働きによるものなんですね。
UV-B
このUV-Bは、オゾン層によって吸収されるので、わたしたちの肌には届かないものでした。しかし、近年ではオゾン層の破壊が進んでいる影響で、わたしたちの肌に少し届いています。
そんなUV-Bが多く降り注ぐ季節は、夏の晴れた日です。
UV-Aは真皮まで届きますが、UV-Bは肌の表皮までしか届きません。しかし、有害性はUV-Aに比べて100~1000倍強いと言われているんです。肌の乾燥、シワ、シミ、皮膚がんや白内障、免疫力の低下など病気と深く関わっています。また、太陽光を浴びてお肌が赤くなったり、水ぶくれができたり痛くなったりするのはこのUV-Bが原因です。
UV-C
UV-Cは、紫外線の中でもっとも有害です。
そんなUV-CはUV-Bと一緒で、オゾン層によって吸収されるので地上に降りそそいでいないと言われています。しかし、オゾン層の破壊によって標高の高い山頂などで確認されているのです。将来、わたしたちの肌に悪影響を与えることも否定できません。
紫外線が原因で起こる肌トラブル
シミ・ソバカス・色素沈着
一度浴びた紫外線の量が取り消せないように、長年浴びた紫外線はどんどん積み重なっていきます。それが時間の経過とともに、シミやソバカスとなって肌に出てくるのです。
保湿機能の低下
紫外線は、肌の保湿機能とバリア機能を低下させます。そのため、肌がカサついた状態になって肌荒れなどのトラブルが発生しやすくなります。保湿機能が低下するので、肌のたるみや乾燥の原因に。
「飲む日焼け止め」で紫外線から肌を守る
従来の紫外線対策といえば、
・日焼け止めクリームを塗る
・サングラスをかける
・日傘やストール、アームカバーなどの小物を使う
などが多かったと思います。
しかし、今の時代はサプリメントで紫外線と日焼け止めの対策ができるんです!
日焼け止めサプリの効果
紫外線による日焼けを軽減
飲む日焼け止めには「ニュートロックスサン」という成分が入っています。
これは、紫外線で発生する活性酸素を抑制して、日焼けで起こる炎症を軽減する作用があるのです。
シミ、シワの原因を抑制
紫外線を浴びると、シミの原因であるメラニンが大量に発生します。
飲む日焼け止めは、このメラニンを抑える働きが期待できるんです。
肌の酸化を抑制
飲む日焼け止めには、肌の酸化を抑える「抗酸化成分」が豊富に含まれています。
そのため、肌のくすみやシワを抑えてくれる働きが期待されています。
飲み続けることで効果アップ
日焼け止めサプリには、紫外線の影響を受けにくい身体づくりを手助けする「抗酸化力」を向上させる作用があります。
この抗酸化力は、飲み続けることで効果が高まるので、飲み続けていくことが大切です。
日焼け止めサプリの中には、美白効果のある成分も含まれているので、目的や希望に合わせて選ぶと良いですね。
日焼け止めクリームと日焼け止めサプリの違い
日焼け止め対策として使うクリームは、肌に直接塗って紫外線をブロックしていました。でも、クリームにはいくつか問題があるんです。
・汗や水で流れ落ちる
・お風呂でしっかり洗い落とす必要がある
・肌に合わないとヒリヒリしたり肌荒れすることもある
・クリームだとベタつきが気になる
・塗りすぎると皮膚呼吸がむずかしくなる
また、汗や水で落ちないウォータープルーフのクリームを使うと、お風呂に入って落とすことが難しいですよね。洗い残しがあると毛穴に汚れがたまり、毛穴が黒くなったり悪目立ちします。
サプリは飲むだけなので、このような問題はまったくありません。
日焼け止めクリームは「PA」と「+」の数が多いほど紫外線をよりカットしてくれますよね。しかし、飲む日焼け止めには「PA」や「SPF」のような記載がありません。それは、紫外線で受けたダメージを減らすことが目的だからです。
副作用はないの?
国産の飲む日焼け止めは、野菜や果物から抽出されたポリフェノールやビタミンなど、抗酸化物質だから副作用も健康被害の心配はありません。
ただ、「妊娠授乳中」や「アレルギー体質」などの場合は副作用の懸念があります。
なぜ副作用の懸念があるかというと、飲む日焼け止めには「ニュートロックスサン」という成分が入っています。これは、ローズマリーとシトラスから抽出される成分です。
ローズマリーが原因で、子宮刺激から流産を招く可能性があります。授乳中に関しても安全性の確認が行われていないので、この時期の摂取は控えましょう。
高血圧、鉄欠乏性貧血の方
ローズマリーは、高血圧を悪化させる可能性があります。また、鉄分の吸収が阻害され、鉄欠乏性貧血の悪化を招くこともあるので、これらの持病がある方は摂取を控えた方が良いです。
4歳未満の子ども
4歳未満の子どもの臓器は未発達です。サプリ自体が身体の負担になることがあるので、飲ませない方が安心といえます。
アレルギー体質
シトラスやローズマリーにアレルギーを持つ方もいるので、アレルギー体質の方は念のためかかりつけの医師に相談することをオススメします。
薬服用中
ローズマリーと服用中の薬によって薬の効きが悪くなることもあるので、心配な方は医師に相談してから併用してください。
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髪の毛も日焼け対策を!
髪は顔の2倍以上の紫外線量を浴びています。
紫外線は髪の毛のキューティクルをはがし、切れ毛や枝毛などのトラブルを引き起こします。さらに、髪の色の元であるメラニン色素も破壊するので、髪の色が抜けて赤茶色になることも。
そんな髪トラブルを防ぐアイテムとして「UVカットスプレー」がオススメ。
手が届きにくい後頭部にもムラなくカンタンに塗布できます。また、UVカットスプレーはミスト状になっているので、ヘアスタイルを崩しにくいのも嬉しいですね。
ナプラ ミーファ フレグランスUVスプレー
オススメは、ナプラから発売されている「ミーファ」のフレグランスUVスプレーです。
ミーファは6種類のオーガニックハーブエキスで保湿もしながらUVカットもできるUVスプレー。
また、4種類の香り(マグノリア、ミュゲ、オリエンタルジャスミン、クリア)からも選ぶことができるので、香水代わりに楽しむのもよいですね。
他にも髪の毛をいたわりながらUVカットできるスプレーや、虫よけ効果も備わったスプレーなども販売されていますよ。
自分の目的や用途に合ったUVカットスプレーを選んで、髪の毛も紫外線から守ってあげましょう!
食べ物からも紫外線対策ができる!
紫外線には、内側から食べ物でも対策をとりましょう。
紫外線によって出来たシミやそばかす、肌の老化を抑える食べ物を紹介します。
トマト
トマトには多くのリコピンが含まれています。リコピンは太陽から身を守る成分で、赤い果物すべてにこの成分が含まれています。また、トマトは加熱するとリコピンが増加するので、加熱調理する料理に加えてみてください。
他にもスイカやグレープフルーツはリコピンが豊富に含まれているので、デザート感覚で食べると良いですね。
さつまいも
野菜に含まれているオレンジ色素のβカロチンも、日焼け対策に効果があると言われています。βカロチンは、皮膚や粘膜を強くしてくれます。また、にんじんやカボチャもβカロチンが豊富です。
バナナ
バナナは抗酸化力が強く、特に熟したバナナは抗酸化成分が豊富です。スーパーなどで安く手軽に手に入るので、普段の生活に取り入れやすいですね。
魚
鮭、サバ、イワシ、ニシンなどに含まれているオメガ3脂肪酸は、日光から肌を守ってくれる効果があります。また、カニやエビにはアスタキサンチンという成分が含まれていて、強い抗酸化作用があることから紫外線対策にオススメです。
アーモンド
美容効果のあるビタミンEが豊富のアーモンドは、紫外線ダメージから肌を守り細胞の老化を防ぎます。コンビニやスーパーで少量から売られているので、休憩中やおやつに食べてみては?また、うなぎや赤ピーマンにもビタミンEが含まれています。
ダークチョコレート
カカオ70%以上あるダークチョコレートは、ポリフェノールやカテキンが含まれています。日焼けに対する耐性を強めてくれるダークチョコレートは、1日60グラムほど摂取すると良いと言われています。1かけでも効果があるので、少しずつ食べてみるのもよいですね。
緑茶
緑茶には、強力なポリフェノールである没食子酸エピガロカテキンが豊富です。この成分は日光による肌の老化を遅らせ、皮膚がんを予防してくれる力があります。この効果を得るためには、1日に2杯以上の緑茶を飲むとよいと言われています。
紫外線対策で避けたほうがいい食べ物
柑橘類などに含まれている「ソラレン」はシミの原因になると言われています。
主に、キウイ・オレンジ・グレープフルーツ・レモンなどの果物です。野菜では、セロリ・しそ・パセリ・きゅうりなどが挙げられます。紫外線対策をするのであれば、朝の外出前に食べるのは避けたいところです。
そして、アルコールを飲んで太陽にあたると、いつもより日焼けしやすくなるので気をつけましょう。
おわりに
いかがでしたか?
日焼けや紫外線からお肌を守るために、SPFの数値が大きい日焼け止めクリームを選んだりしていませんでしたか?
効果はあると思いますがお肌に負担がかかったり、お風呂で落とすのに手間がかかったりと大変なこともあったと思います。
でも、飲む日焼け止めサプリだったらそんな心配もいらないっていうことが嬉しいですよね。
飲む日焼け止めサプリは、飲み続けることで効果を発揮するもの。
紫外線からお肌を守るためには、飲む日焼け止めサプリ以外にもクリームやサングラス、UVカットスプレーなども一緒に使うと効果は高まると思いますよ。
また、食生活を野菜・果物・栄養素を意識した生活にするだけで、美肌やダイエット効果にもなるので実践してみてくださいね!