あなたの肩こりがなくなると第一印象は1~2㌔痩せて見えるでしょう。
肩こりが悩みの方は本当にたくさんいて、私自身エステサロンで働いていますが、本当にたくさんの方が肩こりで悩まれていて全員が全員カルテの肩こりの蘭に○をつけて頂いていると言っても過言ではありません。
実際に整骨院に行ったり鍼灸院に行ったりして肩こりを改善しようとしている方もたくさんいらっしゃると思います。
肩こりと言っても原因は人それぞれで改善方法も人によって違ってきます。
だからプロに見てもらうことにより自分に一番あった方法が見つかります。
マッサージなどを受けると少し肩こりがましになったり痛みが取れたりすると思いますが、その後維持は出来ていますか??
維持していくのには必ず自分でのケアも大切になってきますので、下記を見て参考にしてみてください。
肩こりチェック
自分の身体を鏡で一度見てみて下さい。
左右の方の高さは同じですか??
少し盛り上がっていませんか??
もし、盛り上がっているとしたらその部分は固くありませんか??
それはもしかしたら肩こりかもしれません。
□鞄を持つ時は必ずどっちかで持つ癖がある
□立つときはどちらかに重心を乗せる癖がある
□猫背の姿勢が癖づいている
□パソコン・スマホを触る時間が多い
□パソコンの画面が真っ正面にない
□足を組んでいることがよくある
□ストレスが多い
□人によく気を遣い、優しいねと良く言われる
□朝起きてもなんとなく肩周りが固い
上記の項目にいくつ当てはまりましたか??
一つでも当てはまる事でも肩こりになっている可能性は大いにあります。
一見関係のなさそうな項目もあるよ?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、身体と性格はすべて繋がっていて人に気を遣う事や周りの目が気になるという事がきっかけで肩こりになる事もありますので、上記に一つでもチェックが入った方は要注意です。
肩こりで体重が1~2㌔多く見られる?!
実際に肩こりがある方はわかりやすいと思いますが、その凝っている固い部分がもしなくなったらどのように見えるでしょうか??
とてもすっきりして見えると思いませんか??
これからの季節肩周りも出やすくなり、露出が多くなりますよね。
そんな時に肩周り、鎖骨などの分厚さも気になると思います。
その分厚さがなくなると、人からの第一印象はとてもすっきりして見えます。
逆にとても細くて体重も軽いのに何故か太ってみられると言う方はもしかしたら肩こりが原因かもしれません。
体重の減量ばかりに意識を向けずに凝りを改善してすっきり見えるような身体作りをしていくことによりあなたにとって効率よくダイエットをしていく事が出来るかもしれません。
肩こりがあると太りやすい体質になる?!
更に肩こりは全身の代謝を下げてしまうことにも繋がります。
細胞には『白色脂肪細胞』という脂肪を溜め込む細胞と『褐色脂肪細胞』という脂肪を燃焼してくれる細胞の2種類があります。
白色脂肪細胞はお腹や太もも、二の腕など主に脂肪がつきやすいようなところに存在しますが、この脂肪を燃焼してくれる褐色脂肪細胞は首回りや肩甲骨の間、脇の下に存在しますので、この周辺が凝っていたり詰まっている状態だと上手く燃焼出来ない状態になります。
運動しなくても燃焼してくれる細胞なのに活性しにくい状態にあるのはとてももったいないですよね!
これが同じ生活をしていて同じものを食べているのに、太りやすい人太りにくい人に分かれていく原因の一つでもあります。
せっかくなにもしなくても燃焼してくれる細胞なので、しっかり肩こりを改善していき痩せやすい身体作りを目指していきましょう。
肩こり改善方法
トレーニング方法
まずはしっかり自分自身の筋肉を動かしていく事が大切になってきます!
筋肉はしっかり使って上げる事により伸縮し筋肉が活性化して血液循環が良くなり筋肉を鍛えていく事が出来ます。
- まず仰向けに寝転んだ状態で真横に手を広げます
- その手に1㌔程のダンベルを持ちそのまま肩から腕を上げて来て顔の前までダンベルを持ち上げます(この時に顔の上にダンベルが落ちてないように気をつけましょう)
- これを10回ほど繰り返します
この時にしっかり肩甲骨の間の筋肉が動いている状態を感じて動かすようにして下さい。
このトレーニングをする時にエクササイズ用ポールなどを使用する事によってより腕が開き筋肉をしっかり動かしていく事が出来ます。
トレーニングをしなくてもこの上に乗ってごろごろするだけでも肩回りの筋肉をストレッチしていったりほぐしていく事が出来るので時間がない方も仕事が終わってお家で少し乗るだけでも良いですね!
ヨガポーズ
これはヨガのポーズで魚のポーズと言います。
- まず仰向けになって両足を揃えます
- お尻の下に両手を敷き腕を背中の下へしまい込むような形を取ります
- そして、そのまま息を吐きながら肘を曲げて背中を押し上げるような形を取ると、肩甲骨の間の筋肉がぎゅーっとよるような感じになりますので、その状態で少しの間キープします。
(首に負担がかかりますので、出来るだけ頭で支えるようにせずしっかり肘で身体の体重を支えるようにしましょう。この時に首が痛い方は直ちにやめるようにしてください。)
ストレッチ
このストレッチはベタで良く見るストレッチ方法ですが、一番手っ取り早く効率的にストレッチしていくことが出来るので、仕事中30分に一回は行っておきたいストレッチです。
ずっと同じ姿勢でいることが最終的に肩こりへと繋がりますので、定期的にこまめに身体を動かす事がポイントです。
肩甲骨周りのストレッチも大切なのですが大胸筋のストレッチも入れておくと胸が広がり肩周りが柔軟に動くようになります。
- 肩と同じ高さの位置で壁に手をつきます
- そのまま身体を前方へ押し出すと大胸筋を伸ばす事が出来ます
この時に突っ張るような感覚や少し痛い感覚がある方は大胸筋も固まっている状態になりますので、大胸筋もしっかりほぐしていくことにより肩が後ろへ持っていきやすくなりますので、肩のストレッチと一緒に行うようにしましょう。
肩こりのツボ
天柱(てんちゅう)
このツボは後頭部の髪の毛の生え際の首に沿ってある太い筋の外側の位置にあるツボです。
パソコン作業などが多い方はこの部分がとても凝りやすくなりますので、この部分を刺激してあげるととても気持ちいいです。
風池(ふうち)
このツボは天柱よりも少し左右外側で少し上に行くと骨にぶつかります。
少しその辺りを触ってみて若干の痛みを感じる部分が風池です。
肩こりから頭痛がするような方におすすめのツボとなります。
凝り改善の食べ物
ビタミン・ミネラルなどをバランス良く食べる事が肩こり解消に繋がります。
その中でも特に意識して取っておくと良い食べ物をご紹介します。
ビタミンB1
ビタミンB郡は身体のエネルギーを作っていく上ではなくてはならない成分です。
その中でもビタミンB1は疲労回復にとても効果的な成分で、身体の中の糖質代謝も行ってくれる成分となります。
豚肉・大豆・チーズ・うなぎなどに含まれています。
カルシウム・マグネシウム・カリウム
筋肉と骨を生成していく上でとても大切な栄養素になります。
運動をしていく上での筋肉収縮や骨を丈夫にすることが筋疲労を緩和していく事に繋がります。
乳製品・バナナ・魚介類・ナッツ類に多く含まれます。
クエン酸
梅干しやレモンなどの酸っぱい食べ物に多く含まれる成分となります。
クエン酸は体内の脂質や糖質をエネルギー変換していく上で必須の成分となり、これが不足する事により凝りへと関係があると言われています。
ドラックストアなどで粉で売られているところもあるので、食事の中で取りにくい場合はこのようなものに頼るのも一つの方法でしょう。
少し酸っぱいですが、まずは一ヶ月間は続けてみる事をおすすめします。
おわりに
パソコン作業などが多い方や育児で赤ちゃんをだっこすることが多い方などは毎日肩こりと付き合っていかなければならないと思います。
肩こりは一日で出来るのではなく日々の積み重ねでどんどんひどくなってしまい、ついには自分ではどうしようもないくらいに凝る方もいらっしゃるでしょう。
でもそれも初めはなかったことです。
毎日の凝りを放っておくから大きなトラブルに繋がってしまいます。
そして、姿勢の悪い状態がキープされる事になります。
まず肩こりを改善する事に意識を向け始めると自然と姿勢も整って来て、日常から肩こりのしにくい身体になってきますので少し今日から意識してみてください。
整骨院などに行く事ももちろん良いですが、まずは自分で出来る事からやってみましょう。
こつこつ続ける事が自分の未来の身体を守る事に繋がります。