皆さんはリキッドファンデーションやBBクリームなど使用される場合、何で塗られていますか?
指?スポンジ?筆?
今回ご紹介するのは、“スポンジ”
スポンジと言っても色んなものがありますが、今回ご紹介するスポンジは、【水に濡らして使うスポンジ】です。
何が良いの?濡らすスポンジの魅力とは
水で濡らしたスポンジは、肌とファンデーションをよりピタッと密着させてくれます。
また従来の乾いているスポンジとは違い、余分なファンデーションをスポンジが取り除きすぎない ( 吸い込みすぎない ) ので、ファンデーションを必要以上に消費しません。
必要なファンデーションはしっかり肌に残してくれるからカバー力はKEEPしたまま、しっかり肌に密着させ、崩れにくく、そして自然な艶が出て、仕上がりがとっても綺麗。
同じファンデーションでも、全然違う仕上がりになるんです。
濡らすスポンジの使い方
スポンジを、しっかり濡らします。
この時スポンジの表面だけでなく中までお水を含ませて、ぎゅっと絞ります。
メーカー、商品により度合いは違いますが、統一して言えることは濡らすことで柔らかくなりサイズが大きくなります。
リキッドファンデーション(BBクリーム)を使用する際は、肌の上にファンデーションを何点置きかした後、スポンジで伸ばしていきます。
特にカバーしたいところはリキッドを重ね付けしてスポンジで伸ばすのではなくタッピングすることでカバー力がUPします。
もしくは指で肌全体にファンデーションを適当に伸ばした後、スポンジで余分なファンデーションを取りつつ丁寧に伸ばしていきます。
コンシーラーを使う際も、同様にコンシーラーを乗せたところを濡らしたスポンジでタッピングしてカバーしていきます。
パウダーファンデーションや下地にも使えます。
似たようなものがたくさんあるけど結局どれがいいの?
メーカーや商品によって、柔らかさや、きめ細かさ、大きさが違いますので自分の求める形や柔らかさがどんなタイプなのか、色々使ってみるのが1番です。
元々このタイプのスポンジが人気になったキッカケとなったものが、ハリウッドの有名なメイクアップアーティストがプロデュースした【ビューティブレンダー】。
1つ20ドルとお値段もかなり高め。
スポンジ1つに2000円以上なんて、、と思ってしまいますが、それまでスポンジを濡らして使う概念がなかったベースメイクに革命!と言えるほど、使った人たちを虜にしていったのです。
ビューティブレンダーが人気になって以来、様々なメーカーから濡らして使うスポンジが発売されていきました。
特徴はそれぞれ違いますが、お値段も500~1000円くらいまでのものが多く、ビューティブレンダーは中々手が届かないという方は、まずプチプラのものから試してみるのがオススメです。
プチプラで試せるオススメスポンジ
プチプラスポンジ
リアルテクニクス
海外のブランドですが、ネットで購入することができます。
shopによって価格は違いますが、500~800円ほど。
単品より2個セット、4個セットの方が価格が安くなります。
弾力はあまりありませんが、柔らかさはこれまで使った中でNO.1。
個人的にはこれが1番好きです。
プチプラスポンジ
オリーブヤング
これは韓国の薬局オリーブヤングで買える青いスポンジです。
日本での購入は難しいので、お土産でお願いしました。弾力は割りとしっかりあり、柔らかさもあります。
表面のキメがとても細かく、クッションファンデーションのパフをモデルに作ったというだけあって、つるっとしています。
価格も日本円で約500円とお手頃です。
プチプラスポンジ
ROSYROSA ジェリータッチスポンジ
割りと小さめなスポンジが6個入りで480円です。
形も角ばっていて、目のキワや小鼻の脇など細かいところにフィットしやすいです。
日本ではバラエティショップやドラッグストアなどで幅広く取り扱っているので、購入しやすいです。
他にもたくさん販売されていますが、私が個人的に使用したものを中心にご紹介させて頂きました。
お手入れ方法
濡らして使うスポンジは、毎回使う前に濡らす必要がある為、その都度 洗います。
表面のファンデーション汚れが無くなるまで洗えば洗浄完了。
私はダイソーのスポンジ洗浄液で洗っていますが、毎日洗うとなるとコスパが気になるところ。
ダイソーの洗浄液は洗浄力が高く泡切れもいいのでオススメです。
スポンジの替え時はスポンジによって違いますが水含みが悪くなったり、表面にキズや穴が開いてきたら交換の目安です。
分かりやすいように、私の家にあるオリーブヤングのスポンジで見てみましょう
あえて書かなくても分かるかと思いますが、左が替え時のスポンジ。右が新品です。(どちらも水を含ませた状態です)
新品は写真だと写らないほどキメが細かくつるっとしていますが、使い古した左側はキメが粗くぼこぼこしています。
こうなるとスポンジがファンデーションを吸い込みすぎて必要以上にファンデーションを消費してしまいますし化粧ノリもあまりよくなくなってくるので、替え時です。
衛生的にも綺麗な状態で使うことが肌への負担も減り、仕上がりも綺麗になります。こまめに洗いましょう。
おわりに
これまでは、ツヤ肌、マット肌、カバー力、など自分の求める仕上がりのイメージに合わせてファンデーションや下地、コンシーラーを選ぶことが当たり前でした。
でも今は同じ化粧品でも使うツールで仕上がりのイメージを変えることが出来ます。
“何を使うか”ではなく”何で塗るか”が重要なのです。
それがこんなにも仕上がりに差が出るということを実際に使って知って頂きたいです。
今までスポンジを使ったことがなかった方、スポンジにあまり好印象のなかった方こそ、ぜひトライしてみて下さい。
濡らすことで、これまでスポンジのデメリットでもあった、ファンデーションを吸収しすぎてしまう、カバー力が劣る、(使い捨てだと)コスパが悪い、、これらを全て解決してくれると同時に、自然なツヤが出て、崩れにくく、厚塗り感のでないベースが完成します。
一度使えばやみつきになること間違いなしです!