嵐のように日本を渦巻いた〝韓国ブーム〟も今はすっかり落ち着きを取り戻した感じですが、今でも朝からは韓国ドラマが入れ替わり放送され、韓国アイドルや俳優たちに熱を上げ続けている人たちもまだ少なくはありません。
韓国の人は、背も高くスタイル抜群。
顔立ちも綺麗な人ばかり…というのはメディアの中での話で、韓国人だって、普通に日本人と同じです。
確かに、平均的な身長は日本人よりも高いです。
ですが、誰もが生まれつきモデルのようなプロモーションだった訳ではありません。
小さい人も、太っている人もいるし、目が小さい人も、鼻が低い人もいる。
だって同じ人間ですから。
それは世界中どこの国でも同じです。
では韓国は日本と何が違うのか。
それは美意識の高さだと思います。
美容院でイメージ通りにならなかったら自分で直す!
日本人の若者も、近年は美に対する意識が男女共に高くなりました。
男の子の中にも、女の子並みの美意識を持った人が増えているのも事実。
男性用の化粧品や、男性専門の美容院やエステ、脱毛サロンまでもが急激に増えています。
ですが、韓国の美意識の高さは桁違い。
まだまだ日本には負けていません。
私も数年前、韓国人のお客さまをたくさん担当させて頂いた時期がありました。
まさに韓国ブーム絶頂期。
日本に移り住む韓国人の数も軒並み増えていたのだと思います。
韓国の方を担当させて頂いて感じた事。
あまり日本の流行には乗らない、という事。
日本に住みながらも、自国の流行を必ずチェックしてます。
オーダーは韓国で流行っている髪型なんです。
カットも、カラーも、パーマも、スタイリングも…全て韓国流。
これはかなり勉強になりましたが、かなり苦労もしました。
1番驚いたのは、スタイリングは基本自分でする、ということ。
サロンを出る時は、自分が納得する状態でなければダメ。
スタイリングが気に入らなければ、ドライヤーもブラシも貸して!と言われます。
初めはびっくりしました。
日本人のように、思い通りにいかなくてもそのまま我慢して帰るなんてことはあり得ないのです。
私も心が折れそうになったこと…たくさんありました。
韓国の方は、はっきりものを言うので、叱られているような感覚になったりするのです。
実際は怒ってはいないことが多いのですが。笑
でも、美を追求する気持ちが高いことで注文も、意見も、文句もはっきり言うのです。
私の性格からすると、すごくやりがいを感じましたし、失敗しながらも、任せてもらえることに誇りを感じました。
この美意識は是非見習いたいと心から思ったこともよく覚えています。
この経験から、韓国についてかなり勉強しました。
言葉もそうですが、メイクやヘアの流行、ファッション、食べ物や習慣。
韓国の方にお話しを聞くことが多かったので、いろいろな発見がありました。
今日はそんな韓国の美の秘密を、改めてご紹介したいなと思います。
美意識の高さは男の人にあり
韓国の女性が美しくありたいと思うのは、男性の美意識が高いからだという説があります。
韓国ドラマを見て、その都度俳優さんに心を奪われるのは、韓国の男性が王子様並みの素質を兼ね備えているから。
日本人の女性は特に、ベタベタの少女漫画に出てくるような王子様に憧れを持つもの。
それに反して、日本の男の人は女性の気持ちに鈍感な人が多い…笑
そして、韓国は身体を鍛え上げる男性が多い!
日本とは違い、徴兵制度があるということもありますが、美しい筋肉にやられる女性は多いのではないでしょうか。
また、女性に対しての気遣いや思いやり、エスコートやサプライズ力はかなり高いそう。
これはドラマを見ているとよくわかりますが、恥ずかしくて見ていられない程の甘いシチュエーションはキュンキュンしてしまいますよね。
まぁ、韓国人男性の全員がそんな王子様ばかりではないのでしょうが、そんな王子様の恋愛ドラマが溢れ返る韓国の男性は女性に対して、恋愛に対しての知識はかなり高いのではないかと思います。
私の担当させて頂いている韓国のお客様の息子さんも、幼い頃からかっこよくなりたいという意識が高く、美容院にも月に1度、髪型にもかなりこだわりを持っていました。
驚いたのは女性に対しての接し方。
子どもとは思えないような優しい言葉やドキッとするような事をさらっと言って退けたり。
そんな男子が多い韓国、美意識の高い男子に好かれるためには誰よりも美しくなければいけない!という訳。
美というものの背景には、多かれ少なかれ異性への意識が隠れているものです。
よく見せたい、よく思われたいという美意識の秘密は美意識の高い男性にあると言っても過言ではありません。
一時の韓国ブームも、韓国の美しい男性に心を奪われた女性が続出したということなのですね。
日本の男性にも是非見習って欲しい部分は多いかもしれませんね(笑)
とはいえ、日本男児にも良いところはたくさんありますし、日本男児だって美しい女性に惹かれるのは同じです。
負けずに美を追求していきましょう!